2016年07月16日

7月16日 高校野球観戦記 その1

7月16日

夏の高校野球県大会3回戦 花巻球場第1試合
専大北上 9−2 軽米 (8回コールド)

小刻みに得点を加えていく専大北上が先行し、じわじわと引き離す展開でした。

<専大北上>
・投手
上柿政也 1回〜6回
ゆったりとした始動から、軸足でタメを十分に作りつつ腕を真上から振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
全体的なフォームバランスは悪くないですが、機敏性が不足し、体動の勢いがボールに乗り移っていないのが課題でしょう。
蹴り足と上体の倒し込みをもっと意識できれば、大きく進化できる投手だと思います。
今後楽しみな2年生です。

中嶋祐太 7回
常時セットポジションから、軸足でタメを作りつつ勢い良く腕を振る左上手。
伸びのある速球主体に落差のある変化球を交える投球スタイルですね。
まだ1年生とのことで、力感が増してくれば楽しみです。

小野壮一朗 8回
常時セットポジションから、重心を落として体重移動しながら勢い良く腕を振る横手気味の右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
躍動感があって管理人好みの力投型ですね。
まだ一年生ということで、今後の飛躍か楽しみです。
速球の球速は、最速131kmの表示。

・打線
緩いボールにタイミングが合わない場面は目立たましたが、しっかりと振り切って力で安打を積み重ねました。

佐々木龍樹 右投右打
高めを思いっきり引っ張ってレフトスタンドへのホームラン。
まだ一年生とのことで、今後のさらなる進化が楽しみです。

熊谷真人 右投左打
スローボールをしっかりと溜めて右中間最深部へのホームラン。
しっかりと体を回転させてフォロースルーも美しいスイングです。

・守備
何でもない場面での悪送球連発はありましたが、そのほかは問題なし。

高橋裕 捕手
矢のような送球が際立つ強肩捕手。
一塁への悪送球は反省材料ですが、走者は容易には走れないでしょう。


<軽米>
・投手
畑林佑海 先発完投
左手をグラブから早く離した状態でタメを作り、コンパクトに腕を振る左上手。
ドロンとした緩い変化球を多投して打者のタイミングを外す技巧派タイプです。

・打線
四球などを絡めて走者は出すのですが、安打がいまひとつつながらず、ビッグチャンスをつかめないままにイニングが進んでしまいました。
7回に抑えられればコールドという場面で2点をもぎ取った執念は見事です。

・守備
イージーな捕球ミスでの余計な失点が痛かったです。
出足の悪さでアウトにできる打球を安打にしてしまう場面も目立ちました。

posted by ティト at 20:05| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月15日

7月15日 高校野球観戦記 その3

7月15日

夏の高校野球県大会3回戦 花巻球場第3試合
盛岡四 2−1 久慈工 (9回サヨナラ)

1点を争う緊迫した投手戦。
先行した盛岡四に対し、9回二死から追い付く久慈工。
どちらにも勝たせてあげたい熱戦は、9回裏のサヨナラホームランで盛岡四が制しました。

<盛岡四>
・投手
引屋敷亮 先発完投
ゆったりとした始動から、重心を落として体重移動しつつ、スムーズに腕を振る右横手。
伸びのある速球とキレの良い変化球をコーナーに投げ分けて打者にフルスイングさせない投球が持ち味です。
前に見た時よりもフォームのパワーロスが少なくなっており、制球が良くなっていますね。
速球の球速は、最速130kmの表示。

・打線
好球必打のストロングスタイル。
甘いコースは外野深くに持っていく迫力がありましたが、有利なカウントから難しい変化球を引っ掛けるバッティングがやや目立ちました。

照井諒真 右投右打
9回裏の先頭バッターで、変化球をうまく懐に引き込んで左中間最深部にサヨナラ決着となるホームランを放ちました。
変化球攻めを読み、ヤマを張って力強く振り切りましたね。

・守備
好プレーを連発していましたし、よく集中していたように思います。
猛暑の中、息詰まる展開で、プレッシャーをはねのけてしっかりと守り切りました。


<久慈工>
・投手
中村彪 先発完投
特長は先日記載のとおり。
今日はかなり気合いが入っており、前半からビュンビュン飛ばすピッチング。
二試合目に登板した同学年の千葉英太投手に勝るとも劣らない才能を見せつけましたね。
中村投手の場合は、全身をいっぱいに使っている感じではないのですが、とにかく地肩の強さがずば抜けているのだと思います。
全身を上手く使って体動の勢いをボールに乗せられるようになれば、全国でも屈指の投手に成長できそうなポテンシャルを感じさせてくれました。
今日の悔しさを進化につなげていただきたいと思います。
速球の球速は、最速142kmの表示。

・打線
頻繁に走者を賑わせましたが、あと1本というところで盆フライを上げたり三振を取られたりで、なかなか点を取れない展開が続きました。
一塁ベースを踏み損ねて長打コースが単打になってしまったのももったいなかったです。
9回にあと一人で完封負けという場面で点をもぎ取った執念は、新チームに必ず生かされるだろうと感じた管理人です。

・守備
捕れそうなフライを捕れなかった場面はありましたが、概ねよく守っていました。
まさに凌ぎ合いといった感じの好ゲームだったように思います。

posted by ティト at 19:37| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月15日 高校野球観戦記 その2

7月15日

夏の高校野球県大会3回戦 花巻球場第2試合
千厩 6−3 宮古工

猛暑の熱戦。
取られたらすぐに取り返し、終盤で突き放した千厩が、粘る宮古工を振り切りました。
体調を崩した選手の治療等で、非常に長い試合となりましたし、相当な消耗戦になったと思います。
管理人もかなりバテました。。

<千厩>
・投手
村上周太郎 1回
左足をゆっくり上げながら軸足で十分にタメを作りつつ、素早く振りかぶって鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球を投げ込みます。
ガッチリとした体格ながら、動作の機敏さが特長ですね。
速球の球速は、最速130kmの表示。

千葉英太 1回途中〜9回
全身をしなやかに使うバランスの良いフォームから、スムーズに鋭く腕を振る右スリークォーター。
威力十分の速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派です。
体全体が鞭のようにしなる感じで、体動の勢いも反発力も効いている理想的なフォームだと思います。
筋力アップとともに、これからさらに球威が増してくるでしょう。
チェンジアップやスプリット系の変化球を習得できれば、バットに当てるのも困難なレベルの投手に成長できると思います。
岩手を代表する投手になることが確実な2年生でしょう。
速球の球速は、最速141kmの表示。

・打線
強く振り切るスイングが徹底されている感じです。
強い打球が多かったように思います。
ここぞのビッグチャンスであと1本が出なかったのは次戦への反省材料でしょう。

・守備
イージーなフライを落球して余計なピンチを招く場面はありましたが、概ね安定して守っていました。


<宮古工>
・投手
妙川優雅 1回〜6回途中
ゆったりとした始動から、素早く体を回転させつつ鋭くに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で打者に的を絞らせない投球が持ち味です。
マウンド経験豊富な投手で、制球は良く大崩れしない安定感が光ります。
6回途中に足を痛めたようで、治療後に出てきたものの、明らかに足を引きずった状態で、後続打者を抑えられずに降板となりました。
速球の球速は、最速134kmの表示。

佐々木翔矢 6回途中〜8回途中
担ぐように振りかぶり、コンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、落差のある変化球主体に打たせて取る投球を見せました

八木卓朗 8回
素早く振りかぶり、勢い良く腕を振る左上手。
球威で押すタイプではありませんが、速球と落差のある変化球を低めに集めて打たせて取る投球が持ち味です。
ピンチでのスクランブル登板でしたので、やや手元が狂う場面がありましたが、安打を許さずにピンチを凌ぎました。

・打線
振り切るというよりは、ボールにバットを強くぶつけるという感じでミートに徹する打撃を見せました。
好機は何度もありましたが、要所で三振を取られ、大量点奪取には至りませんでした。

・守備
振り逃げから失点につながってしまったのはもったいなかったです。
全体的に待って捕る傾向があり、バウンドを合わせ損なって弾いたり、捕れそうな打球に追いつけない場面がありました。

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7月15日 高校野球観戦記 その1

7月15日

夏の高校野球県大会3回戦 花巻球場第1試合
盛岡三 8−1 花巻北 (7回コールド)

6回途中からの観戦です。
じわじわと得点を積み重ねた盛岡三が、花巻北の反撃を最小失点に抑えて7回で試合を決めました。

<盛岡三>
・投手
鹿内晃輝 〜7回
常時セットポジションから、機敏に振りかぶってコンパクトに鋭く腕を振る右上手。
伸びのある速球主体にテンポ良く打たせて取る投球が持ち味です。
前の試合でイニング途中に体調が悪くなったようで心配していましたが、問題ないようですね。
速球の球速は、最速134kmの表示。

・打線
あまり見られなかったため、詳細感想は記載できませんが、13安打でしたので、好機はかなり多かったのではないでしょうか。

・守備
詳細感想なし。
失策数は0でした。


<花巻北>
・投手
松田理暉 〜7回
素早く体を回転させ、コンパクトに腕を振る横手気味のスリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、大きく曲がる変化球をうまく使って打者のタイミングを外す投球が持ち味です。

・打線
管理人が見たのは7回の攻撃のみでしたので、詳細感想の記載は控えます。
安打数は3安打でした。

・守備
詳細感想なし。
失策数は0でした。

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2016年07月13日

7月13日 高校野球観戦記 その2

7月13日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第2試合
伊保内 5−2 盛岡商 (延長10回)

お互いピンチを凌ぎ合い、1点を争う互角の接戦。
リードされては追いつき、延長でついにリードを奪った伊保内が、前評判の高い盛岡商を打ち破りました。

<伊保内>
・投手
高橋広大 1回〜3回
常時セットポジションから、コンパクトに振りかぶって鋭く腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味です。
上体の倒し込みがやや不足していますが、地肩の強さは見て取れました。

橋山翔 4回〜9回
常時セットポジションから、スムーズに体重移動しながらしなやかに腕を振る右上手。
伸びのある速球主体に押す投球を見せました。
ボールにしっかりと抑えが効いていますし、落差のある変化球も低めに決まっていました。
まだ一年生ですが、フォームが綺麗で完成度の高さが光ります。
今後の成長が楽しみですね。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

柾切山和弥 10回
ゆったりとした始動から、体の回転とともにしなやかに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と曲がりの大きい変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
肩肘が柔らかそうで、腕が遅れて出てくる球持ちの良さが特長ですね。
力感が増せば楽しみな2年生です。

・打線
振り回さず、ミートに徹するバッティング。
本格派投手に対し、しつこく食らいつく攻撃で好機を何度もつかみました。
バントが決まらなかったり、ライナーで走者が飛び出してしまうなど、要所でのミスが痛かったですが、延長10回二死走者なしからしぶとく安打をつないで勝負を決める得点を奪いました。
他のチームにも参考になるバッティングだと思います。

・守備
待って捕球しようとしてバウンドを合わせ損なったり、ゴロを弾いてしまったりのミスがありました。
次戦への反省材料でしょう。


<盛岡商>
・投手
佐々木大和 1回〜9回途中
ゆったりとした始動から、大きく振りかぶって勢い良く腕を振る右スリークォーター。
伸びある速球と緩急二種類の変化球で三振を取れる本格派タイプです。
県内屈指の速球派ですが、八割位の力で投げることが意識されており、完投や連投を視野に入れていることがうかがえました。
地肩が相当強く、ここぞで力を込める速球は威力十分ですが、今日は要所で三振を奪う本来の迫力が不足していたように感じました。
もっと胸を張って肘の支点を生かせるようになれば、さらに素晴らしい投手に成長できると思います。
卒業後も野球を是非続けていただきたいです。
速球の球速は、目測で最速140km前後。

久保柊平 9回途中〜10回
機敏な体動から、上体の倒し込みとともに勢い良く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をバランス良くミックスして打者に的を絞らせない投球を見せました。
しっかりとブレーキの効いた変化球はかなり打ちづらそうです。
フォームバランスの良い今後楽しみな2年生です。

・打線
なかなか安打がつながらず、好機で点を取りきれなかった印象です。
常にリードする展開で優位に試合を進めていましたが、もうひと押しができずに勝負を決めきれませんでした。

・守備
何でもないゴロをトンネルしたり弾いたりしてしまう場面がありました。
余計なピンチを招いての失点で、相手を勢いづかせてしまった感じです。

posted by ティト at 17:17| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月13日 高校野球観戦記 その1

7月13日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第1試合
黒沢尻工 7−1 紫波総合

1−1の同点で迎えた終盤、守備のミスが出た紫波総合の隙を見逃さず、黒沢尻工が一挙に点を加えて引き離しました。

<黒沢尻工>
・投手
柳澤隆大 1回〜9回途中
常時セットポジションから、軸足でタメを作りつつスムーズに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球を制球良く投げ込みます。
春に見た時は横手投げのフォームでしたが、変更したようですね。
球威アップと縦の変化球を意識してのフォーム変更だろうと推測します。
制球は安定しており、失点した回以外は危なげのない投球だったように思います。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

岩崎颯人 9回
常時セットポジションから、全身をしなやかに使ってスムーズに腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球主体にグイグイ押す本格派タイプです。
背筋がピンと伸びた美しいフォームが特長で、正統派の本格派といった感じです。
管理人が特に期待している2年生で、岩手を代表する投手に成長できる逸材だと思っています。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤〜後半。

・打線
毎回の好機にひと押しできず、焦れるような展開が続きました。
終盤に相手のミスに乗じて連打を浴びせた迫力は素晴らしいと思います。

・守備
再三の好プレーでピンチの目を積みました。
全体的に野手の動きが軽快で、よく鍛えられていますね。

高橋祐貴 捕手
矢のような送球が魅力の強肩捕手。
チーム内には同じく好捕手の高橋幸翼選手もおり、捕手のレベルは非常に高いですね。


<紫波総合>
・投手
佐藤諒也 1回〜7回途中、8回
常時セットポジションから、、上体をやや捻った後に素早く回転させてコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球とブレーキの効いた変化球をバランス良くミックスして打たせて取る投球を見せました。
春に見た時に比べ、躍動感が目減りしている印象ですが、投球後にバランスを崩すことがなくなり、制球力もアップしている感じです。
メジャーリーガーのような以前の力投スタイルが個人的には好みでしたが、安定感は確実に増していると思います。

冨山貴行 7回
常時セットポジションから、上体の倒し込みを生かしてスムーズに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打たせて取る投球を見せました。
ストライク先行でテンポの良い投球でしたね。

・打線
なかなか連打が出ない展開でしたが、粘りに粘って四球を取るなど、食らいついて点をもぎ取ったのは見事です。
選手の試合にかける執念は十分に伝わりました。

・守備
飛球の目測を誤ったり、中継プレーでもたついてしまうなど、もったいないミスがあって終盤の大量失点につながってしまいました。
再三のピンチを凌いで同点で終盤を迎えていただけに、本当に惜しい試合だと感じました。

posted by ティト at 16:40| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月11日

7月11日 高校野球観戦記 その3

7月11日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第3試合
水沢商 10−7 水沢一

春の地区予選代表決定戦と同じカードとなり、展開も似たように壮絶なシーソーゲーム。
両チームとも14安打ずつで、取っては取られる打撃戦でした。
どちらも勝たせたいような互角の試合でしたが、ホームラン2本を放った水沢商が、二桁得点で水沢一を振り切り、春のリベンジを果たしました。

<水沢商>
・投手
遠藤魁斗 先発完投
機敏な始動から、下半身でしっかりと体重移動しつつ勢い良く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と曲がりの大きい変化球をテンポ良く投げ込みます。
躍動感があって体重移動の勢いをボールに伝えられているのが好印象です。
荒削りですが、胸の張りと脇の締めをもっと意識できれば、素晴らしい投手に成長できると思います。
壮絶な試合展開で、気温も暑くて相当疲れていたと思いますが、終盤にギアを入れ直して9回を投げきったメンタルの強さは、賞賛に値するでしょう。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

・打線
ファーストストライクを積極的に打って出るスタイル。
毎回のように好機をつかんで攻め立て、大量点を奪ったのは見事です。

菅原佑斗 右投右打
速球を思いっきり引っ張ってレフトスタンドへライナー性のソロホームランを放ちました。

遠藤魁斗 右投右打
やや高めの甘いボールを思いっきり引っ張ってレフトスタンドへの2ランホームラン。
自らを助ける9回の貴重なホームランでした。

・守備
追いついた飛球を落としてしまうなど、もったいないミスから失点してしまいました。
全体的に大きな乱れはなかったものの、大量失点は次戦への課題でしょう。


<水沢一>
・投手
加藤駿大 1回〜8回
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶって力強く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある返上との緩急を生かす投球スタイルですね。
前に見た時よりもフォームの角が取れてパワーロスが少なくなっている感じです。
今後の進化を楽しみにしたい2年生です。
速球の球速は、目測で最速130km台前後。

千田正輝 9回
機敏な体動から、スムーズに体重移動してコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外す投球が持ち味です。
春に見た時よりも脇の締めが意識されており、ボールにウエートが乗ってきています。
手痛いホームランを打たれてしまいましたが、進化した姿を見せてもらいました。

高橋勇人 9回
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶって勢い良く腕を振り下ろす右上手。
打者1人のみの投球でしたので、詳細な特長はつかめませんでしたが、伸びのある速球と落差のある変化球を投げていました。

・打線
しっかりとボールを見極めて甘いコースを捕らえる打撃を見せました。
外野の間を抜く鋭い打球が多かったです。
地区予選で対戦経験があるとはいえ、好投手相手によく打つなあという印象を持ちました。

・守備
序盤にもったいない悪送球で失った失点が非常に痛かったです。
その後もリズムに乗れず、結果的に大量失点を喫してしまいました。

posted by ティト at 20:54| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月11日 高校野球観戦記 その2

7月11日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第2試合
久慈工 11−5 宮古商

両チーム合わせて32安打が飛び交う激しい乱打戦。
中盤までに大量リードを奪った久慈工に対し、宮古商が終盤に猛反撃。
最終回にダメを押した久慈工が、粘る宮古商を振り切りました。

<久慈工>
・投手
中村彪 先発完投
ゆったりとした始動から、体の回転を効かせながら力強く腕を振り下ろす右上手。
管理人期待の2年生です。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で打者に的を絞らせない投球を見せました。
今日は八割位の力で投げてここぞで力を込めるスタイルでしたね。
暑くてスタミナを浪費しやすい天候でしたので、球威の落ちた終盤にやや打たれましたが、9回を粘りきりました。
もっと胸を張る意識で反発力を利用できるようになれば、球威はまだまだ増してくるでしょう。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

・打線
好球必打の積極的な攻撃スタイル。
頻繁に安打が出て押せ押せムードが作れていたと思います。

・守備
フライの目測を誤ったり、何でもない場面での悪送球などで余計なピンチを招いてしまったのは反省材料でしょう。


<宮古商>
・投手
星川太一 1回〜4回
ゆったりとした始動から、体の回転を確かめながら丁寧に投げる右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打者に的を絞らせない投球が持ち味です。
やや下半身の体重移動が不足していますが、長身で体に力がありそうで、ポテンシャルの高さは見て取れました。

舘洞諒 5回
機敏に振りかぶり、コンパクトに腕を振る右上手。
球威です押すタイプではありませんが、落差のある変化球を使って打者のタイミングを外す投球が持ち味です。

赤間海斗 6回〜9回
機敏な体動から、全身をバランス良く使って腕を振る左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球との緩急を生かす投球スタイルです。
ストライク先行でテンポの良い投球を見せました。

・打線
ファーストストライクを積極的に狙うストロングスタイル。
中盤以降に安打をまとめてじわじわと追いすがった迫力は見事でした。

・守備
序盤にもったいない悪送球で先制点を許してしまったのも非常に痛かったです。
全体的に待って捕る傾向がありました。

posted by ティト at 20:40| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月11日 高校野球観戦記 その1

7月11日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第1試合
盛岡三 5−4 花北青雲 (延長11回サヨナラ)

4点を先制した花北青雲と、中盤に追いついた盛岡三の激しいせめぎ合い。
延長11回裏一死満塁、3ボール1ストタイクからの際どいコースがボール判定となり、サヨナラで盛岡三に勝利の軍配が上がりました。

<盛岡三>
・投手
上野正嗣 1回〜3回
ゆったりとした始動から、上体をやや後方に捻りつつスムーズに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、しっかりと抑えの効いた速球と落差のある変化球との緩急を生かして打たせて取る投球を見せました。
まだ一年生ですので、力感が増してくれば今後楽しみです。

鹿内晃輝 4回
常時セットポジションから、素早く担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球主体に押す投球を見せました。
良い投球を見せていましたが、イニング途中で体調を崩したようで、1イニングのみで降板となりました。

臼澤悠太郎 5回〜11回
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって思い切り腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
本職は野手ですが、動作が非常に機敏で野球センス抜群ですね。
ピンチにはキレの良いスライダーの連投で打者にフルスイングさせませんでした。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

・打線
ファーストストライクを安易に打ちにいかない待球戦法。
ただし、甘いボールも安易に見逃す傾向がありました。

・守備
問題なし。

佐々木知 中堅手
一歩目のスタートが速く、最短距離で打球へ向かう勘の良さが光りました。


<花北青雲>
・投手
高橋佑弥 1回〜5回途中
常時セットポジションから、素早く体を回転させて鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
ストライク先行で小気味よい投球を見せました。

野中大輔 5回途中〜11回途中
やや上体を捻り、機敏に体を回転させて投げる右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球をコーナーに散らして打たせて取る投球が持ち味です。
非常に粘り強い投球でピンチを凌いでいました。
サヨナラとなった押し出しのボールも、ギリギリの非常に良いコースでしたが、判定は無情にもボール。
力は出し切ったのではないかと思います。

・打線
積極的に打って出るストロングスタイル。
力で点をもぎ取った面はありましたが、ボール球に手を出しての空振りも目立ちました。
タッチアップのスタートを焦ってダブルプレーになるなど、非常にもったいないミスで勝機を逃してしまった感じです。

・守備
無理にホームに投げて悪送球となり、そこから一気に同点に追いつかれてしまったのは非常に痛かったです。
待って捕球しようとしてのお手玉もありました。

posted by ティト at 20:30| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月10日

7月10日 社会人野球観戦記

7月10日

全日本クラブ選手権岩手予選決勝 江刺球場第3試合
オール江刺 5−0 水沢駒形野球倶楽部

高校野球観戦後に駆けつけ、4回からの観戦です。
序盤、中盤、終盤と理想的に点をもぎ取ったオール江刺が、強打の水沢駒形野球倶楽部を零封しての見事な優勝でした。
この結果により、第一代表がオール江刺、第二代表が水沢駒形野球倶楽部となり、東北大会を戦うことと決まりました。

<オール江刺>
・投手
河内山拓樹 先発完投
特長は先週記載のとおり。
今日は八割位の力で制球重視の投球。
ボールにはしっかりと抑えが効いていました。
ここぞの時にだけ力を込め、ストライク先行の勝てる投球を徹底しましたね。
速球の球速は、目測で最速140km前後。

・打線
ここぞで安打が出て効率良く点を奪った印象です。

・守備
強い打球を後ろに弾いてしまう場面はありましたが、概ね問題なし。


<水沢駒形野球倶楽部>
・投手
馬場敏次 1回〜6回
常時セットポジションから、スムーズに体重移動して鋭くコンパクトに腕を振る横手気味の右スリークォーター。
伸びのある速球と多彩な変化球をコーナーに散りばめます。
マウンド経験豊富な投手ですし、大崩れしそうにない安定感が光ります。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

松本利隆 7回〜9回
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動してしなやかに腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で打者のタイミングを外します。
この投手もマウンド経験豊富で、けん制などの技術も非常に巧みです。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

・打線
際どいコースを見極めたりファールで粘ったりのしたたかさは見えましたが、打ち崩すまでには至りませんでした。
各打者のスイングの力感自体は、県内屈指のレベルでしょう。

・守備
細かい捕球ミスがあり、余計な失点もありました。
野手の動き自体は軽快で素晴らしいです。

posted by ティト at 17:58| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会人野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする