花巻東 11−2 高田 (7回コールド)
序盤に先行を許しながら、好調な打線が爆発した花巻東が一挙逆転で快勝。
花巻東の先発は吉田陵投手。
ゆったりとしたフォームから、伸びのある速球と大きく曲がり落ちる変化球を投げ下ろす長身の左上手です。
体のバランスは良いのですが、力感が不足し、管理人的にはちょっと物足りないと感じました。
期待しているので厳しいことをあえて言わせていただきますが、130km前後の速球と緩い変化球だけでは、甲子園で強豪チームを抑えるという観点からすると心許ない感じです。
もっともっと爆発力が必要でしょうね。
体重移動がゆったりし過ぎ、体動の勢いを殺いでしまっているのが気になりました。
課題は、昨年までの菊池雄星投手と同様、機敏性と躍動感でしょう。
腕が遅れて出てくるタイプで、球持ちの良さが最大の長所。
ポテンシャルの高い大型左腕ですので、大いに期待しています。
高田の先発は三浦颯投手。
腕を鞭のように使い、威力十分の速球とキレの良い変化球をコーナーに投げ分ける本格派の右横手です。
円盤を投げるようなイメージで腕をしなやかに使えますので、フォロースルーがしっかりと効いています。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤〜後半。
制球も良いので、大崩れはしない投手でしょうね。
けん制が巧みで、クイックも非常に機敏。
この投手を機動力で崩すのは容易ではないでしょう。
今日はムキになって速球を続けたところを花巻東打線に捕らえられましたが、ポテンシャルの高さは十分に見せてくれました。
4回からは佐々木康人投手が登板。
体の回転を効かせ、伸びのある速球と鋭い変化球を勢い良く投げ込む左スリークォーターです。
速球の球速は、目測で最速130km台前半でしょうか。
躍動感はありますが、今日はボールの抑えが効かない傾向があり、ストライクとボールがはっきりしていました。
小気味の良い投手なので、今後の成長を楽しみにしたい2年生です。
打線は、花巻東の好調さが光りました。
頻繁に安打が出て、長打も多かった印象です。
センバツで何人もの好投手と対戦した経験が生きていますね。
良いピッチングをしていた三浦投手を攻略し、予想以上の打線の力に脱帽の管理人です。
佐々木大樹選手は、目の覚めるような弾丸ライナーでフェンス直撃。
チーム待望の長距離ヒッターでしょう。
センバツでも大活躍の佐藤涼平選手は、狙って四球を取れる選手ですね。
今日もしつこくカットした末の3死球。
本当にいやらしい選手です。
川村悠真選手と猿川拓朗選手も鋭いスイングを見せていました。
高田は、2点に封じられたものの、なかなか力強い打線だと思いました。
各選手の打球は速く、甘いボールは確実に捕らえてきます。
速球には滅法強そうな印象を受けました。
守備は、花巻東が磐石の動きを見せました。
特に言うことなしです。
高田は、内野が焦って悪送球というパターンが多かったような気がします。
今大会は、菊池雄星投手と猿川拓朗投手を温存しながらもコールド進撃を続ける花巻東の底力が目立ちますね。
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