2016年07月29日

夏の県大会閉幕

夏の高校野球県大会が閉幕しました。
球児とともに管理人も全力で駆け抜けたつもりですので、体力回復のために少しブログを休んでおりました。

周知のとおり、甲子園切符をつかんだのは盛大附属。
盛大附属の選手の皆さん、本当におめでとうございます。
まずはゆっくり休んでくださいと言いたいところですが、甲子園へ向け、そんなことも言っていられません。

今大会を見た範囲で、気付いたことをいくつか書いてみます。

優勝した盛大附属ですが、投攻守にバランス良くまとまったチームだと思います。
投手陣は、坪田伸祐投手、三浦瑞樹投手、井上涼平投手の3本柱を主体に甲子園で戦うこととなるでしょう。

坪田投手は、春に見て絶対に大きく伸びる投手だと思っていましたが、期待どおりに進化しています。
躍動感をボールに乗せられるようになっていますし、球威が着実にアップしています。
実はこのブログを見てくれていたりして(笑)。
まだ余力を残して県大会を終えたように見えますので、もう一度トレーニングで追い込み、回復した状態で甲子園を迎えられればいいのかなあと思います。
145km以上の速球を投げられる状態になっていれば、変化球のキレも自然に上がっていることでしょう。

三浦投手は、春は力強さよりも柔らかさが目立っていましたが、夏にはパワーピッチャーに進化していましたね。
管理人の予想を超える大幅な成長を見せてくれました。
坪田投手同様、躍動感がアップし、体動の勢いをボールに乗せる感覚を会得したような感じです。
体全体で投げられるようになっていますので、疲れているように見えても球威が落ちない投手になっています。
甲子園では、速球に頼る投球はできないと思いますので、カウントを取れる今より速いスライダーと、右打者の外角へ逃げるシンカー系の球種を習得できれば心強いです。

井上投手は、春より球威は増したものの、上体の力に頼って投げるフォームが改善されていないのが気になります。
スタミナの浪費が激しい感じです。
今からフォームを修正するのは難しいと思いますので、短いイニングでもいいので力を出し切れるようなトレーニングをしていただきたいです。
決勝のように、3イニングをしっかり抑える投球ができれば非常に心強いです。
ポテンシャルはピカイチですし、この投手の活躍がチームの浮沈のカギを握っているような気がしています。
甲子園では、140km以上の速球と落差のある変化球で三振を量産してもらいましょう。

打線は、はっきり言って期待大です。
誰が見ても振りが鋭く、まさに上位下位切れ目のない打線と言ってもいいでしょう。
投手陣の打撃がいまひとつなのが気になりますが、それ以外は全体的に素晴らしいです。
岩手県勢初の二桁得点を狙える布陣だと管理人は思っています。
不安な点を挙げるとすると、踏み込みがちょっと甘いところでしょうか。
外角のボールをバットの先で引っかけるバッティングを繰り返してしまうのがこのチームの負けパターンで、しっかりと踏み込んで巻き込むようなバッティングができれば大量得点です。
内角の厳しいコースはファウルでいいので、いかにしっかりと踏み込めるかが重要ポイントとなるでしょう。

守備は、穴も特段見られませんし、あえて大きく練習時間を割く必要はないように見えます。
アウトにできる打球を確実にさばく。
当たり前ですが、これに尽きるでしょう。
県大会では、伊藤勇貴捕手のクレバーなリードが光りました。
球審がストライクと判定するぎりぎりのコースをしっかりと把握できていたように思います。
甲子園では、外角のストライクゾーンがかなり広くなる傾向がありますし、その場合はそこをしっかりと把握できるかが最重要となってきます。

なにはともあれ、盛大附属の甲子園での快進撃を楽しみにしています。



甲子園関連以外の話題としては、今年は2年生の好投手を大勢見ることができました。
千厩の千葉英太投手、久慈工の中村彪投手、黒沢尻工の岩崎颯人投手の3人は、140km以上の球速を記録しています。
花巻東の佐藤眞生投手もおそらく140kmオーバーでしょう。
盛大附属の三浦瑞樹投手も周知のとおりの好投手。
そのほか、久慈の高柳涼投手、大野の林下勝也投手、不来方の小比類巻圭汰投手、専大北上の廣田涼投手、一関一の坂本寛太郎朗投手などもセンス抜群です。
今夏ベンチ入りしていない中で、管理人が目を付けている投手もいます。
また、管理人が確認できていない好投手も必ずいるでしょう。
ひそかに、来年は過去最高の好投手目白押し大会になるのではないかなあと期待しているところです。

posted by ティト at 23:25| 岩手 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月24日

7月24日 高校野球観戦記

7月24日

夏の高校野球県大会決勝 県営球場
盛大附属 1−0 一関学院

岩手の頂点を決める戦い。
お互いピンチを凌ぎ、ホームが遠い展開の中、本当に紙一重の球運の差で、盛大附属が甲子園への切符をつかみ取りました。

<盛大附属>
・投手
井上涼平 1回〜3回
ゆったりとした始動から、しっかりとタメを作りつつ上体の倒し込みとともに鋭くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
威力のある速球と緩急二種類の変化球をコーナーに投げ分けます。
緊張する大舞台で無失点の好投を見せましたね。
速球の球速は、最速137kmの表示。

三浦瑞樹 4回〜9回
特長は先日記載のとおり。
連投の疲れはあるはずですが、全身を使って力強く腕を振りました。
今大会を通じて最も成長した投手でしょう。
速球の球速は、最速137kmの表示。

・打線
前半の好機をタッチアウトなどでモノにできず、点を取れない焦りから振り回す打撃になってしまいました。
本来の選球眼の良さを発揮できませんでしたね。
本当に苦しい試合をどうにかモノにできたという感じでしょう。

石橋泰成 右投左打
8回の痛烈なライトオーバーの2塁打でチームの勝利を呼び込みました。
まさに火の出るような当たりでしたね。

・守備
打球を待ってバウンドを合わせ損なう場面がありましたし、イージーな悪送球もありました。
投手の踏ん張りに感謝でしょうね。


<一関学院>
・投手
大竹樹希哉 先発完投
特長は昨日記載のとおり。
連投の疲れが見え、本来の球威ではありませんでしたが、力がうまく抜けている感じで、コーナーワークは冴えているように見えました。
強打の相手打線の連打を封じましたし、三年間の集大成ともいえるナイスピッチングだったと思います。
卒業後の活躍を楽しみにいたします。
速球の球速は、最速131kmの表示。

・打線
頻繁に安打は出るのですが、なかなかあと1本が出ない展開。
機動力を使って揺さぶるものの、盗塁失敗やバスターの失敗など、なかなか思うように作戦が決まりませんでした。

・守備
とにかく送球が鋭いです。
本塁や三塁でタッチアウトという場面がありました。
素晴らしい守備力です。
8回にわずかな綻びから失点してしまいましたが、大会を通じて抜群の安定感を発揮していたと思います。

佐藤俊輝 左翼手
定位置やや後ろから矢のようなダイレクト送球でタッチアップの走者がホームタッチアウト。
甲子園でもなかなか見られないようなビッグプレーだと思います。

posted by ティト at 22:58| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月23日 高校野球観戦記 その2

7月23日

夏の高校野球県大会準決勝 県営球場第2試合
盛大附属 13−3 専大北上 (8回コールド)

好機で安打がつながった盛大附属が、二桁得点で攻め立てて勝負を決めました。

<盛大附属>
・投手
三浦瑞樹 1回〜7回途中
特長は先日記載のとおり。
余計な四死球はありましたが、概ね低めのコースに決まっていましたし、ボールに力がありました。
要所で三振を取れましたし、ナイスピッチングだったと思います。
速球の球速は、最速135kmの表示。

坪田伸祐 7回途中〜8回
全身を使うバランスの良いフォームから、しなやかに力強く腕を振る右上手。
威力十分の速球と緩急二種類の変化球で三振を取れる本格派タイプです。
春からまた力感が増したようで、球威で打者をねじ伏せました。
躍動感をボールに乗せられる投手に成長していますね。
速球の球速は、最速141kmの表示。

・打線
しっかりと四球を選べますし、甘いコースは強振して厳しいコースはコンパクトにミートしてきます。
選球眼の良さが際立っていましたね。
全国でも通用するであろう得点能力の高さを見せてくれました。

・守備
好プレーが出ていましたし、概ね安定していました。
パスボールの失点や、飛び出した走者を刺すのにもたついての失点は、やや集中力を欠いたものに見えましたので、明日の決勝へ向けてより一層気を引き締めていただきたいと思います。


<専大北上>
・投手
廣田涼 1回〜7回
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動してしなやかに腕を振る右スリークォーター。
糸を引くような伸びのある速球と緩急二種類の変化球をコーナーに投げ分ける投球が持ち味です。
まだ線が細く、力感はそれほどありませんが、体が柔らかそうですし、フォロースルーがしっかりと効いているのが特長ですね。
筋力アップでまだまだ伸びそうですし、今後の飛躍が楽しみな2年生です。
速球の球速は、最速132kmの表示。

小野壮一朗 8回
特長は先日記載のとおり。
緊張で明らかに腕がよく振れておらず、四球連発となってしまいました。
まだ1年生ですし、今日の悔しさを今後の成長につなげてもらいたいです。

小野仁 8回
機敏な体動から、蹴り足を生かして爆発的に腕を振る右上手。
威力のある速球主体にグイグイ押す本格派タイプです。
ピンチでのスクランブル登板でしたので、指先感覚の調整が不十分だったのか、四死球を連発してしまいました。
球威はありましたし、ポテンシャルの高さは十分に見て取れました。
速球の球速は、最速134kmの表示。

上柿政也 8回
特長は先日記載のとおり。
大ピンチでの登板でしたが、うまく打たせて凌ぎました。
見事な火消しだったと思います。

・打線
各打者の振りは鋭く、強い当たりは多かったように思います。
好機でなかなか安打が続かず、点を取れないでいるうちにリードを広げられる展開になってしまいました。

・守備
待って捕球しようとしてバウンドを合わせ損ねたり、捕れそうな打球を安打にしてしまう場面がありました。
飛球の落球も非常に痛かったです。
ピンチの連続で守備時間が長くなってしまったためか、集中力がやや切れてしまった感じです。

posted by ティト at 00:02| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月23日

7月23日 高校野球観戦記 その1

7月23日

夏の高校野球県大会準決勝 県営球場第1試合
一関学院 3−2 一関工

取って取られるシーソーゲームを一関学院が制しました。

<一関学院>
・投手
大竹樹希哉 1回〜6回
機敏な動作から、上体の倒し込みとともに思いっきり腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で三振を取れるタイプです。
ウエートをしっかり乗せて投げていますので、球速以上に打者の手元でボールが食い込んでくる球質ですね。
本来力投型ですが、力の加減が上手くなり、ここぞの場面でのみ全力投球といった感じですので、スタミナの浪費は最小限に抑えられています。
総合力の高い投手に成長しているように思います。
速球の球速は、最速133kmの表示。

佐々木蓮 7回〜9回
機敏に体を回転させ、しなやかに腕を振る右横手。
伸びのある速球と大きく曲がる変化球との緩急で打者のタイミングを外します。
春に見た時よりも躍動感が増しており、ボールにウエートが乗るようになってきました。
制球が良く、大崩れしない安定感も光ります。

・打線
いつもどおり、好球必打のストロングスタイル。
とにかく振って打って点をもぎ取るチームですね。
もっと落ち着いてじっくり攻めた方がいいと思わないわけではありませんが、これが一関学院のスタイルでしょうし、この積極的な打撃で岩手の頂点を目指していただきたいと思います。

・守備
問題なし。
安打性の当たりを何度もアウトにしていましたし、内外野ともに穴が見当たりません。
まさに計算できる守備力です。


<一関工>
・投手
千葉健志 1回〜5回
上体をトルネード気味に捻り、回転とともに勢い良く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良くコーナーに投げ分ける投球が持ち味です。
地肩が強く、軽々と力のあるボールを投げ込みますが、今日はボールのバラつきが目立ちました。
投手と4番打者を兼任していますし、疲れは相当あったと思います。
その中でも、変化球をうまく使って打たせて取り、試合を作る能力の高さは見せてくれました。
まだ2年生ですし、これからまだまだ進化できる逸材です。
速球の球速は、最速131kmの表示。

千葉英斗 6回〜8回
特長は先日記載のとおり。
制球が良く、非常にテンポの良い投球を見せました。
強力打線を相手に無失点。
3年間の努力が凝縮されていましたね。

・打線
フルスイング野球を貫きました。
三振は多くなりましたが、好投手相手にも臆するところはなかったように思います。
2年生強打者もいますし、新チームにも期待します。

佐藤瑞来 右投左打
右へ左へ大きな当たりを放っていました。
今大会を通じて大きく成長した2年生です。

・守備
中継プレーの乱れがやや目立ちましたが、概ねよく守っていたように思います。
春から安定感は大幅に増しており、努力の跡は十分に見て取れました。

posted by ティト at 23:45| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月21日

7月21日 高校野球観戦記 その2

7月21日

夏の高校野球県大会準々決勝 花巻球場第2試合
盛大附属 14−0 高田 (5回コールド)

盛大附属の強力打線が炸裂。
長打攻勢で次々と得点を加えていきました。。

<盛大附属>
・投手
三浦瑞樹 1回〜4回
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動させながらしなやかに腕を振る左上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で的を絞らせない投球が持ち味です。
春からまた力感を増したようですね。
パワーロスの少ないフォームに躍動感がプラスされてきました。
もう少しグラブをしっかり抱えて反発力を生かせれば、もっと勢いのよいボールを投げられると思います。
見る度に進化している楽しみな2年生です。
速球の球速は、最速137kmの表示。

斎藤真輝 5回
ゆったりとした始動から、上体の倒し込みとともに力強く腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球とブレーキの効いた変化球を投げ込みます。
制球の良さが持ち味ですね。

・打線
ツーアウトからでも長打で点を取れる強力打線です。
甘いコースをしっかり仕留める各打者の打撃に感心しました。

伊藤勇貴 右投右打
速球をコンパクトに鋭く捕らえてレフトスタンドへ運びました。
全打席安打で、当たりに当たっていましたね。

小原大河 右投左打
体の回転を生かしたスイングで外野の間を鋭く抜く打球を放っていました。
ボールを捕らえる勘の良さが目立っていましたね。

植田拓 右投右打
自打球を当てて足を引きずっていたので心配ですが、少々振り遅れても右中間フェンス近くまで打球を運ぶ押しの強いスイングを見せていました。

・守備
問題なし。


<高田>
・投手
千田雄大 1回〜3回途中、5回
特長は先日記載のとおり。
金ヶ崎との延長15回の熱戦で200球以上投げ、間違いなく疲れていたと思いますが、力のあるボールを投げ込んでいました。
ツーアウトを取ってから安打をつながれて粘れませんでしたが、これは相手がうまく打った感じで、それほど悪い内容ではなかったように思います。
三年間の想いはしっかりと伝わってきました。
まだまだ伸びる逸材ですので、卒業後も野球を是非続けていただきたいです。
速球の球速は、最速135kmの表示。

水野夏樹 3回途中〜4回途中
機敏な体動から、やや担ぐように上体を捻りつつ勢い良く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と大きく曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
スナップがかなり強そうで、軽々と力のあるボールを投げていますが、もっと胸の張りを意識して反発力を利用できるようになれば、球威はさらに増してくるでしょう。
今日はボール球を見極められ、ストライクを取りにいく甘いコースを狙い打たれました。
これを今後の糧とし、成長を楽しみにしたい2年生です。
速球の球速は、最速132kmの表示。

吉田恵大 4回途中〜5回途中
機敏な体動から、素早く体を回転させて鋭く腕を振る右横手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と横滑りする変化球で打たせて取る投球を見せました。
うまく打たれてしまいましたが、コースはしっかりと突けていたように思います。

・打線
ファーストストライクを安易に振らない待球戦法。
四球で走者を出しましたが、好機で安打が出ず、得点に至りませんでした。

・守備
飛球の目測を誤って外野の頭上を越える先制タイムリー安打を許してしまったのが非常に痛かったです。
その後は相手打線にのびのび打たれてしまった感じです。

posted by ティト at 18:12| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月21日 高校野球観戦記 その1

7月21日

夏の高校野球県大会準々決勝 花巻球場第1試合
一関工 3−2 千厩

ベスト8に相応しい、レベルの高い息詰まる接戦。
相手守備のミスで先制して優位に立った一関工が、千厩の執念の粘りを振り切って勝利をつかみました。
ウイニングボールを捕球した選手が直後に倒れるなど、両チームとも死力を尽くした戦いでした。

<一関工>
・投手
菅原英斗 先発完投
ゆったりとした始動から、やや上体を捻ってタメを作りつつスムーズに腕を振る左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と緩急二種類の変化球で打者に的を絞らせない投球が持ち味です。
走者を背負ってもあと1本を許さない粘りの投球が光りました。

・打線
好投手相手に三振を多く喫してしまいましたが、1番から9番までフルスイングは徹底されていました。
芯で捕らえれば外野深くまで持っていくだろうという迫力があり、鋭い打球も多かったです。

・守備
野手の動きは悪くありませんでしたが、イージーな捕球ミスが目立ちました。
最終回は緊張でガチガチになっているように見えましたが、どうにか守りきったという内容です。
この接戦をモノにした経験は大きいでしょう。


<千厩>
・投手
千葉英太 先発完投
特長は先日記載のとおり。
今日は速球でグイグイ押すというよりは、変化球を多投して打者の体勢を崩す投球を見せました。
この投手の長所の一つとして、変化球投球時も腕を思いっきり振れるところがあります。
速球と同じ躍動感で投げてきますので、打者としてはなかなか見極められるものではありません。
追い込まれれば三振のリスクが高まるだけに、早打ちせざるを得なくなるわけです。
現時点でも相当な完成度の高さを誇りますが、左打者の外角へ逃げる変化球を習得できれば、より死角のない投手になると思います。
学習能力の高い投手ですので、これからどこまで成長するのか本当に楽しみです。
全国屈指の完全無欠の投手を目指していただきたいと思います。
今日は連投の影響で間違いなく疲労が残っていたと思いますが、その中でも持てる力を出し切る魂のこもったピッチングを見せてくれました。
速球の球速は、最速138kmの表示。

・打線
長打コースで走者が転倒して単打になった後に連打が出るなど、球運に恵まれなかった印象。
ホームランは出ましたが、全体的に相手投手の緩い変化球を打ちあぐね、凡フライが多かったです。

金野大成 右投左打
変化球をうまく溜めてすくい上げ、綺麗な放物線のライトスタンドへのホームランを放ちました。

・守備
序盤に好プレーを連発しましたが、4回に捕球ミスと悪送球が重なり、2点を先制されたのが非常に痛かったです。
9回にはボークでのもったいない失点もありました。
わずかな綻びが勝敗に直結する試合となりました。

posted by ティト at 17:51| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月19日

7月19日 高校野球観戦記 その2

7月19日

夏の高校野球県大会4回戦 花巻球場第2試合
黒沢尻工 9−1 一戸

小刻みに得点を加えていく黒沢尻工が、ガッチリと守りつつリードをジリジリと広げていく展開でした。

<黒沢尻工>
・投手
柳澤隆大 1回〜8回途中
特長は先日記載のとおり。
連打でピンチを迎える場面はありましたが、制球が良く、自滅は考えづらい投手ですね。
速球の球速は、最速132kmの表示。

岩崎颯人 8回途中〜9回
特長は先日記載のとおり。
ピンチでの登板だったのでやや力んでボールが上ずりましたが、球威でねじ伏せました。
速球中心の投球でしたが、小さく鋭く曲がり落ちる変化球もキレが良いですね。
速球の球速は、最速140kmの表示。
力を込めて最後の打者を三振に取った速球で、140km投手の仲間入りです。
まだ線が細い感じですが、フォームバランスは良く、筋力を増せばまだまだ球威は増してくるでしょう。。
千厩の千葉英太投手、久慈工の中村彪投手に匹敵するポテンシャルを持つ2年生です。

・打線
エンドランを多用する戦術で、じわじわと得点を積み重ねました。
ホームスチールエンドランもあって驚きました。

・守備
問題なし。
非常に安定していますね。


<一戸>
・投手
土川拓哉 先発完投
常時セットポジションから、機敏に体を動かして重心を落としつつスムーズに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打たせて取る投球が持ち味です。
小刻みに失点してしまいましたが、大ピンチは凌ぎ、ビッグイニングは防いでいました。
速球の球速は、最速130kmの表示。

・打線
しぶとく安打をつないで好機をつかむものの、一気にたたみかけることができなかった感じです。
終盤のビッグチャンスにもあと1本が出ませんでした。

・守備
初回に捕球ミスと悪送球が重なって先制を許してしまったのが痛かったです。
9回にも悪送球から決定的な点を許してしまいました。

posted by ティト at 19:23| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月19日 高校野球観戦記 その1

7月19日

夏の高校野球県大会4回戦 花巻球場第1試合
金ヶ崎 2−2 高田 (延長15回引き分け)

両チームとも一歩も譲らない白熱した接戦。
凌いで凌いだ末に引き分けとなりました。

<金ヶ崎>
・投手
及川竜樹 先発完投
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動してしなやかに腕を振る左上手。
球威で押すタイプではありませんが、しっかりと抑えの効いた速球とキレの良い変化球をコーナーに散らして打たせて取る投球が持ち味です。
相手打線は待球戦法で終盤の疲れを待っていたようですが、飄々と15回を投げ切り、最後まで乱れませんでした。
走者が出ても慌てませんし、メンタルの相当強い投手だと思います。

・打線
ファーストストライクを狙いにいく積極的な攻撃スタイル。
頻繁に安打は出ましたが、要所で低めのボール球に手を出してあと1本が出なかった感じです。
好機で走者が飛び出し、けん制で刺されたのももったいなかったですね。
ヤマを張って闇雲に振りにいく雑なスイングも見られましたので、再戦に向けて修正が必要でしょう。

・守備
全体的に待って捕球しようとしているのが気になりました。
土のグラウンドはイレギュラーバウンドが多いので、早く捕球して余裕を持って送球につなげるのが基本です。
悪送球から許した失点も非常に痛かったです。


<高田>
・投手
千田雄大 先発完投
特長は先日記載のとおり。
立ち上がりにやや制球を乱して2点を先制されたのが痛かったですが、それ以降はナイスピッチングでした。
左打者の外角へ逃げるシンカーかカットボール系の変化球は非常に有効だったように思います。
再三のピンチを凌いだ精神力に拍手です。
速球の球速は、最速137kmの表示。

・打線
じっくりとボールを見極めて甘いコースを狙いにいきました。
ただし、要所での見逃しが多かった印象です。
待球戦法にこだわり過ぎて初球の絶好球を安易に見逃していましたし、終盤は各打者が焦り、打つポイントが後ろにズレている感じで、始動が遅れてフルスイングができなかったように見えました。

・守備
問題なし。
細かいミスはありましたが、要所でガッチリと守り切りました。
サヨナラのピンチを何度も迎えましたが、しっかりと集中していましたね。

posted by ティト at 19:14| 岩手 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月16日

7月16日 高校野球観戦記 その3

7月16日

夏の高校野球県大会3回戦 花巻球場第3試合
不来方 5−1 大東

小刻みに得点を加えた不来方が、ガッチリと守って大東の得点を最終回の1点のみに封じました。

<不来方>
・投手
小比類巻圭汰 先発完投
ゆったりと始動した後、機敏に体を動かして鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
糸を引くような伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球を低めに集める投球が持ち味です。
モーションが速く、打者目線でタイミングを合わせづらい投手だと思います。
春に見た時よりも力感が増している感じですね。
動作が機敏で野球センスの良さが光る2年生です。
速球の球速は、最速130kmの表示。

・打線
再三の好機があり、押せ押せムードは作れていました。
ただし、ここぞでたたみ込んで大量点を奪えなかったのは次戦への課題でしょう。

・守備
問題なし。


<大東>
・投手
菊地洸太 1回〜6回
ゆったりとした始動から、やや担ぐように上体を捻りつつ力強く腕を振り下ろす右上手。
長身から投げ下ろす重そうな速球と落差のある変化球に角度があるのが特長です。
もっと蹴り足と上体の倒し込みを生かせるようになれば、さらに素晴らしい投手に成長できると思います。

鈴木叶 7回〜9回
機敏な体動から、担ぐように上体を捻って勢い良く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
爆発的に腕を振れますし、躍動感があって管理人好みの力投型ですね。
今後の成長が楽しみな2年生です。
速球の球速は、最速130kmの表示。

・打線
何度か好機はありましたが、安打が散発で、なかなかビッグチャンスをつかめませんでした。
凡フライをかなり打たされてしまった印象です。
9回に奪った意地の1点は、新チームに必ずつながると思います。

・守備
何でもない飛球を落としてしまったり、ゴロを待って弾いてしまったリ、余計なピンチを招いてしまいました。
ワイルドピッチの失点も非常に痛かったです。

posted by ティト at 20:23| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月16日 高校野球観戦記 その2

7月16日

夏の高校野球県大会3回戦 花巻球場第2試合
高田 9−2 伊保内 (7回コールド)

強力打線でじわじわと点をもぎ取る高田が、食らいつく伊保内の反撃を凌ぎながら引き離す展開でした。

<高田>
・投手
千田雄大 先発完投
ゆったりとした始動から、大きく振りかぶって力強く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をグイグイ投げ込みます。
時折投げるカットボール系の小さい変化球も効果的です。
左足を踏み出してからリリースされるまで通常よりワンテンポ遅れる感じの変則的なタイミングを持つ投手ですね。
春からさらにパワーを増したようで、力強いボールがビシビシと決まっていました。
速球の球速は、最速138kmの表示。

・打線
各選手の振りが力強く、鋭い打球も多かったように思います。

佐々木貫太 右投左打
速球を思いっきり引っ張ってライトスタンドへのホームラン。
見事な先頭打者ホームランでした。

・守備
問題なし。


<伊保内>
・投手
柾切澤和弥 1回〜4回途中
特長は先日記載のとおり。
先頭打者ホームランは打たれてしまいましたが、伸びのある速球とキレの良い変化球がコーナーに投げ分けられていました。
まだ2年生ですので、力感が増してくれば楽しみです。

橋山翔 4回途中〜7回
特長は先日記載のとおり。
先日は速球主体の投球でしたが、今日はキレの良い変化球をうまく使っていました。
制球が良いですし、フォームのパワーロスもありません。
この投手は大きく伸びると思います。
非常に楽しみな1年生です。
速球の球速は、最速131kmの表示。

・打線
コンパクトに捕らえて鋭い安打は出ていました。
好投手相手にしっかりと食らいついていきましたが、連打が出ずに大量点に至らなかった感じです。

・守備
イージーな捕球ミスや、待って捕ろうとしてバウンドが変わってしまうなど、もったいないプレーが目立ちました。

posted by ティト at 20:13| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする