2017年07月13日

7月13日 高校野球観戦記 その1

7月13日

夏の高校野球県大会3回戦 花巻球場第1試合
花北青雲 2−1 遠野 (延長10回サヨナラ)

6回からの観戦です。
両チームともピンチを凌ぎ合う緊迫した展開で延長に突入し、最後に点をもぎ取ったのは花北青雲でした。

<花北青雲>
・投手
工藤翔大 〜6回
機敏な体動から、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球を低めに集めて打たせて取る投球を見せました。

佐々木健也 7回
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球とストンと落ちる変化球で打たせて取る投球を見せました。

瀬川悠維 8回〜10回
ゆったりとした始動から、スムーズに前へ体重移動しながらしなやかに腕を振る右上手。
糸を引くような伸びのある速球と緩急二種類の変化球で打者に的を絞らせない投球を見せました。
柔軟性があって球持ちが良く、身体のバランスが非常に良いですね。
制球も良く、大崩れしそうにない安定感が光ります。
力感がやや不足している感じですが、ポテンシャルの高さは見て取れました。

・打線
再三の好機でもうひと押しできず、焦れる展開でしたが、延長10回のサヨナラタイムリーで勝負を決めました。

・守備
捕球ミスと悪送球が重なって余計な点を与えてしまいました。

武藤聖弥 中堅手
センターからの好返球での見事なタッチアウト。
相手の逆転を封じたこのプレーが、チームに勝利を呼び込んだと思います。


<遠野>
・投手
畑山太亮 〜8回途中
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動しつつコンパクトにから振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球とキレの良い変化球を制球良く投げ込んで打たせて取る投球を見せました。
まだ1年生ですが、マウンドさばきが落ち着いており、ポンポンとストライク先行で飄々と打者を打ち取っていくのが印象的でした。
パワーが増して球威も増してくれば非常に楽しみです。

小嶋侑 8回途中〜9回途中
素早く振りかぶってしなやかに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で空振りを取れるタイプです。
大きく曲がり落ちる変化球の有効度が高く、打者の体勢を崩していました。

菅田輝樹 9回〜10回途中
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶった後に爆発的に腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をグイグイ投げ込みます。
胸の張りが不十分で身体がやや硬そうですが、地肩と筋力がかなり強そうで、勢い良く投げられるのが長所だと思います。

・打線
なかなか好機で連打が出ない中、逆転を狙った走者がホームタッチアウトになるなど、球運に恵まれなかった印象です。

・守備
問題なし。

posted by ティト at 22:28| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月11日

7月11日 高校野球観戦記 その3

7月11日

夏の高校野球県大会2回戦 花巻球場第3試合
盛岡三 12−0 盛岡商 (5回コールド)

投打に実力を発揮した盛岡三が、相手に付け入る隙を与えない試合運びで完封しました。

<盛岡三>
・投手
鹿内晃輝 1回〜4回
常時セットポジションから、力強く上体を倒しこんで鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
威力のある速球主体に落差のある変化球を交えて三振を取れる本格派です。
筋力がかなり強そうで思いっきり腕を振れますし、ポテンシャルの高さは一見してわかりました。
速球の球速は、最速138kmの表示。

西舘洸希 5回
常時セットポジションから、上体の回転とともにしなやかに腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球と落差のある変化球をテンポ良く投げ込む本格派です。
軽々と投げている感じですが、安定して力のある速球が決まっていました。
まだまだ余力十分に見えますし、今後の成長が非常に楽しみな2年生の逸材です。
速球の球速は、最速139kmの表示。

・打線
各打者がバッターボックスの内角寄りかつ後ろ寄りで構え、ボールをしっかりと見極めて狙い球が来たら振り、来なければ振らないというシンプルなスタイルです。
早いカウントから何でもかんでも手を出すことは決してしないチームでしょう。
無駄球を追いかけないわけですから、四球を狙いながら攻撃を組み立てることができるので、非常に効果的な戦術です。
今日は、有利なカウントを作って甘いコースを狙い打ちできていました。
ボール球を早打ちして投手を助けるような雑な打撃をしてしまうチームは、盛岡三の試合を見れば、おおいに参考になるはずです。
点差が開いても容赦なく盗塁を決め、貪欲に点を狙う隙のなさも素晴らしいですね。

高橋由伸 右投右打
速球をドンピシャで捕らえ、レフトポール際場外へ特大のホームランを放ちました。
完璧に投球を読み切ったようなスイングでしたね。

佐々木莉己 右投左打
前進守備のセンターオーバーの当たりで、俊足を飛ばして3ランホームランとなりました。

・守備
問題なし。


<盛岡商>
・投手
久保柊平 1回〜3回途中、4回
ゆったりとした始動から、しっかりとした上体の倒し込みとともにスムーズに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
腕の振りがしなやかでフォロースルーがしていますので、速球は球速以上に伸びてくる感じですし、変化球のキレも素晴らしいですね。
今日は、際どいコースを見極められてストライクを取りに行く甘いコースを狙い打たれてしまった感じです。
速球の球速は、最速130kmの表示。

新谷天馬 3回途中〜4回途中
ゆったりとした始動から、担ぐようにしっかりと振りかぶってから力強く腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で三振を取れるタイプですね。
管理人が期待している2年生の1人で、前に見た時よりも機敏性と躍動感が増しています。
フォームバランスが良く、ポテンシャルの高い貴重な本格派サウスポーなので、今日打たれたことを忘れず、打者を圧倒できる球威を身に着けていただきたいです。

・打線
相手投手の球威にやや押され、安打をつなぐことができなかった感じです。

・守備
捕れるライナーを落球したり、プレッシャーのかかる場面でのワイルドピッチなど、常に守勢に立たされてしまった感じです。
ランニングホームランを許してしまったのも非常に痛かったですね。

posted by ティト at 20:34| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月11日  高校野球観戦記 その2

7月11日

夏の高校野球県大会2回戦 花巻球場第2試合
岩谷堂 3−2 一関高専 (延長11回サヨナラ)

両チームともなかなか好機をモノにできない展開。
怪我人が複数出る消耗戦を制したのは岩谷堂でした。

<岩谷堂>
・投手
阿部瑞希 先発完投
ゆったりとした始動から、上体の開きを抑えるようにやや上体をひねり、体の回転とともに勢い良く腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、糸を引くような速球と落差のある変化球との緩急を生かして打たせて取る投球を見せました。

・打線
毎回走者を出して攻めたてましたが、再三の好機をモノにできず、フラストレーションが溜まる展開だったと思います。
9回にあと1人で敗退というところまで追い込まれながら追いつき、その勢いで延長戦をモノにしました。

・守備
ワイルドピッチ1つあった以外は問題なし。

菊地一輝 左翼手
レフトオーバーの長打となりそうな当たりを背走してダイビングキャッチ。
スーパープレーでチームのピンチを救いました。


<一関高専>
・投手
千田一輝 1回〜4回
常時セットポジションから、ゆったりと振りかぶってしなやかに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、角度のある抑えの効いた速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。

鈴木潤季 5回〜11回途中
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良く投げ込んで打たせて取る投球を見せました。
よく粘りましたし、延長サヨナラ負けは責められないでしょう。

・打線
初回に幸先よく2点を先制しましたが、その後、好機をつかみながら追加点を取れず、9回で決められなかったのが勝敗のポイントだったと思います。

・守備
悪送球やトンネルなどで余計な失点がありました。
1点を争う接戦でしたので、これが結果的に命取りになってしまった感じです。

posted by ティト at 20:23| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月11日 高校野球観戦記 その1

7月11日

夏の高校野球県大会2回戦 花巻球場第1試合
宮古 11−4 種市 (8回コールド)

先行して優位に立った宮古がじわじわと点を積み重ね、中盤以降の種市の反撃を凌いで勝ちきりました。

<宮古>
・投手
三浦悠人 先発完投
常時セットポジションから、重心をしっかりと落としてスムーズに体重移動しながらコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球を低目に集める丹念な投球を見せました。
キレの良い変化球の精度が高く、いつでもストライクを取れるのが強みです。
安定感抜群の2年生ですね。

・打線
頻繁に安打が出て得点を積み重ねました。
先制、中押し、ダメ押しという感じで押せ押せムードを作れていたと思います。

・守備
ゴロの処理をもたつく場面があり、余計な失点につながりました。
全体的には軽快に動けていたと思います。


<種市>
・投手
平島拓海 1回〜3回途中
常時セットポジションから、重心をグッと落として蹴り足を利用しつつコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。

松川奏楽 3回途中〜4回
ゆったりとした始動から、大きく振りかぶって上体の倒し込みとともに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球に落差のある変化球をうまくミックスしながら打たせて取る投球を見せました。

大西翔真 5回〜8回途中
ゆったりとした始動から、上体をグッとかがめて回転力を生かして投げるサイド気味の右スリークォーター。
伸びのある速球と横滑りする変化球でバットの芯を外す投球が持ち味のようです。
ボールにしっかりとウエートを乗せて投げていますし、地肩もかなり強そうですね。

・打線
好機で安打が出て効率良く点を取れたと思います。
一気にたたみ込むことはできず、逆転までのもうひと押しはできませんでした。

・守備
ワイルドピッチで余計な失点を重ねてしまったのが痛かったですね。
イージーフライを捕れない場面もあり、打たせて取る投手陣をもり立てられなかった感じです。

posted by ティト at 20:12| 岩手 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月10日

7月10日 高校野球観戦記 その3

7月10日

夏の高校野球県大会2回戦 花巻球場第3試合
高田 11−0 一戸 (5回コールド)

初回の猛攻で優位に立った高田が、守っては被安打1の完封勝利となりました。

<高田>
・投手
水野夏樹 先発完投
ゆったりとした始動から、しっかりとグラブを抱えて回転力を生かして投げる右上手。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
今日は速球主体にテンポ良く打者を打ち取っていきました。
速球の球速は、最速133kmの表示。

・打線
初回に相手守備のミスを見逃さずにたたみかけ、一挙に9点を奪った集中力は見事でした。
最高の形での発進ではないでしょうか。

・守備
パスボール1つ以外は問題なし。


<一戸>
・投手
久保田優斗 1回
ゆったりとした始動から、上体をやや後方へ捻ってタメを作ってからしなやかに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良く投げ込みます。
それほど悪いピッチングではないように見えましたが、自らのバント処理のミスなどもあり、傷口を広げた後に安打を打たれてしまいました。

土川将樹 1回途中〜4回
ゆったりと始動し、機敏に体を回転させてコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
本職が野手のようで、スナップスローのような感じで投げていますね。
まだ1年生ですが、動作が機敏で運動神経が良さそうなので、今後の成長に期待いたします。

・打線
初回の9失点でペースを失い、4回まで1人の走者も出せずに淡泊にイニングが進んでしまいました。
5回に好機をつかんだものの、あと1本は封じられた感じです。

・守備
立ち上がりにバント処理のミスを連発し、その隙にたたみかけられて重い失点を背負ってしまったのが非常に痛かったですね。

posted by ティト at 20:35| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月10日 高校野球観戦記 その2

7月10日

夏の高校野球県大会2回戦 花巻球場第2試合
花巻北 7−5 宮古商

取っては取られる激しい打撃戦。
機動力を絡めて効率良く点を奪った花巻北が、終盤に逆転して逃げ切りました。

<花巻北>
・投手
畠山大空 1回〜6回途中
ゆったりとした始動から、重心を落として上体の回転とともに投げる右下手。
球威で押すタイプではありませんが、球持ちが良く、タイミングを合わせづらいのが特長です。
制球の良い技巧派2年生ですね。

佐々木健 6回途中〜9回
常時セットポジションから、勢い良く体を回転させて力強くコンパクトに腕を振る右上手。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派です。
機敏性と躍動感のある管理人好みの力投型ですね。
フォームに癖もなく、筋力アップが球威アップに直結するタイプだと思います。
管理人の要チェックリストに入っている2年生で、順調に成長していて嬉しくなりました。
速球の球速は、最速138kmの表示。

・打線
好機に安打がつながり、しぶとく点をもぎ取りました。
盗塁もうまく絡めることができましたね。

・守備
フライの目測を誤って安打にしてしまい、余計な失点につながりました。
相手に主導権を渡してしまう展開でしたが、打戦の奮起で逆転勝利をおさめました。


<宮古商>
・投手
舘洞諒 1回〜7回途中
常時セットポジションから、素早く体を回転させて担ぐように振りかぶってから勢い良く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良くグイグイ投げ込みます。
胸の張りは不十分ですが、躍動感を投球に生かせているのは好印象。
機敏で運動神経が良さが見て取れました。
速球の球速は、最速130kmの表示。

星川大地 7回途中〜9回
ゆったりとした始動から、上体をやや捻って勢い良く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球主体に押す投球を見せました。
体格に恵まれて筋力がありそうですし、まだまだ成長できそうな投手です。
速球の球速は、最速132kmの表示。

・打線
頻繁に安打が出て好機をつかみました。
2度リードしましたが、あとひと押しで大量点を取れるという場面で点を取りきれなかったのが勝敗に結びついた感じです。

・守備
捕球ミスと悪送球が連鎖してしまい、余計な点を与えてしまいました。
終盤の勝負どころでもミスから失点し、逆転を許してしまいました。

posted by ティト at 20:24| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月10日 高校野球観戦記 その1

7月10日

夏の高校野球県大会2回戦 花巻球場第1試合
千厩 7−0 金ヶ崎 (7回コールド)

2回途中からの観戦です。
好機に効率良く点を積み重ねた千厩が、ピンチもしっかりと凌いで無失点の快勝をつかみました。

<千厩>
・投手
千葉英太 1回〜6回
機敏な体動から、全身をバネのように使って勢い良く投げ込む右スリークォーター。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を量産する本格派です。
今まで何度も書いていますが、この投手については、手直しすべき部分がほとんどなく、いかにパワーアップしていけるかだけが進化ポイントでしょう。
また、今まで見てきて管理人が思ったのは、コンディション調整に対する意識の高さが素晴らしい投手なので、寒くても暑くても高レベルのパフォーマンスを発揮できることが実は1番の強みです。
こういう投手は、他人からあれこれ言われなくても成長できると思うので、とこへ行っても活躍できる投手だと太鼓判を押します。
育てて伸ばせる投手と自ら伸びる投手がいるはずですが、千葉投手は間違いなく後者でしょう。
速球の球速は、最速142kmの表示。

・打線
得点機に安打がつながり、取れる時に点を取れたのが勝因ですね。

金野大成 右投左打
腰の座った重厚感のあるスイングには迫力がありました。
球足が非常に速いですね。

・守備
ゴロ処理に余裕を持ち過ぎて安打にしてしまったり、バント処理で焦って捕り損ねたりで、余計なピンチを招いてしまいましたが、あと1本は許しませんでした。


<金ヶ崎>
・投手
千葉元輝 1回〜7回途中
ゆったりとしたした始動から、全身をしなやかに使って鋭く腕を振る左スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れるのが魅力です。
腕の振りが鞭のようにしなやかなのも特長で、球持ちが良く、打者の手元で速球が伸びてくる球質ですが、今日は体が重そうな感じで、本来の躍動感がなく、球威がいまひとつでした。
酷暑の夏のコンディション作りは本当に難しいのだと思います。
ポテンシャルは素晴らしいので、卒業後も野球を続けていただきたいです。

樋口達哉 7回
ゆったりとした始動から、上体をやや捻り、体の回転とともにコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と変化球を低めに集めて打たせて取る投球を見せました。

・打線
好機はありましたが、あと1本を封じられました。
2回の一死満塁をモノにできなかったことが、勝敗の分かれ目になったと思います。

・守備
バント処理の悪送球でピンチを広げての余計な失点がありました。
相手エースが好投手なので、1点1点が重くのしかかり、攻撃の焦りにもつながってしまいました。

posted by ティト at 20:03| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月09日

7月9日 高校野球観戦記 その2

7月9日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第3試合
盛岡中央 14−2 大槌 (6回コールド)

盛岡中央の強打が炸裂。
好機で安打をまとめてビッグイニングを作る展開でした。

<盛岡中央>
・投手
石澤優馬 1回〜3回
ゆったりとした始動から大きく振りかぶり、スムーズに体重移動してしなやかに腕を振る左スリークォーター。
球威で圧倒する感じではありませんが、糸を引くような伸びのある速球主体に打たせて取る投球を見せました。
走者が出ないと、ポンポンとテンポ良く投げ込む小気味良さがありますね。
もっと力感と躍動感が出てくれば楽しみな2年生です。

石澤拓人 4回〜6回
常時セットポジションからゆったりと振りかぶり、軸足でタメを作ってからコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と落差のある変化球とのコンビネーションで打たせて取る投球を見せました。
機敏性はやや不足していますが、上体の倒し込みは生きており、今後の進化が期待できる2年生です。

・打線
相手のミスを逃さす一気にたたみ込む集中力を見せました。
15安打14得点は素晴らしい結果でしょう。
変化球を引っかける打撃が目立ったことだけが反省材料だと思います。

・守備
問題なし。


<大槌>
・投手
藤原勇気 1回〜5回途中、6回
常時セットポジションから、素早く上体を倒し込みながら爆発的に腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
瞬発力がありますし、地肩がかなり強そうですね。
春に見た時よりも変化球の精度が高まっていて進化を確認できました。

谷地功貴 5回途中〜6回途中
ゆったりとした始動から、素早く体を回転させつつコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外す投球が持ち味です。
本職が野手のようで、スナップスローのようにリストを使って投げていますね。
もっと下半身の体重移動を利用できれば楽しみな2年生です。

・打線
速球には振り負けずに弾き返して2点をもぎ取りましたが、変化球に泳いでしまう場面が目立ちました。

・守備
ライナーの目測を誤って先制を許し、相手に主導権を渡してしまった感じです。
その後もイージーな捕球ミスや悪送球が目立ち、大量失点につながってしまいました。
ミスが致命傷となる夏の怖さが出てしまった試合だと思います。

posted by ティト at 19:19| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月9日 高校野球観戦記 その1

7月9日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第2試合
水沢工 7−4 久慈工

投打にレベルの高い見応えのある接戦。
久慈工の本格派エースを攻略した水沢工が、逆転で勝利をつかみました。

<水沢工>
・投手
菊地智己 1回〜6回
常時セットポジションから、体全体をいっぱいに使って思いっきり腕を振る右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で三振を取れる本格派タイプです。
速球も変化球も腕を強く振れるので、球速以上に打者の手元に食い込んでくる球質ですね。
ボールが見極めづらいようで、ワンバウンドの変化球で面白いように空振りを取れていました。
動作が機敏ですし、運動神経の良さが見て取れました。
後のことは考えずに常に全力投球している感じで、管理人好みの高校球児らしい力投派です。
速球の球速は、最速133kmの表示。

千田悠人 7回〜9回
ゆったりとした始動から、素早く上体を捻って鋭く腕を振る右横手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外します。
上体を一度アンダースローのようにかがめてから再び上体を起こして投げる変則的なフォームか特長で、打者としてはタイミングを合わせづらく、かなり打ちづらい投手だと思います。

・打線
相手エースの速球対策に力を入れていたようで、140km級の速球に力負けしていませんでしたね。
変化球にタイミングが合わない場面はありましたが、速球に絞ってフルスイングしていたのが印象的でした。
たとえば、20年前であれば、高校生が140kmの速球を完璧に弾き返すなど、そうそう考えられませんでした。
時代が大きく変わったんだなあと改めて実感した管理人です。

・守備
イージーな場面での悪送球で逆転を許してしまったのが非常に痛かったですね。
9回にトンネルで失点して追い上げられたのも反省材料でしょう。
要所でゲッツーをしっかりと取れたのが勝利につながりました。


<久慈工>
・投手
中村彪 1回〜9回途中
ゆったりとした始動から、大きく振りかぶって勢い良く腕を振る右上手。
威力のある速球と多彩な変化球で三振を取れる本格派です。
完投や連投を意識して8割位の力で投げるのを基本としつつ、要所で全力を使う投球術を見せました。
昨年からの課題として、胸の張りが不十分で反発力をいまひとつ生かしきれていないのが気になりました。
球速がばらつくのは、自然の反発力を使わずに自分の筋力に頼っているからでしょう。
それでも球威のあるボールを投げられるわけですから、抜群の地肩の強さを持っているのだと思います。
管理人はこういうタイプの素材を育成してみたいです。
フォームを微修正するだけで劇的に進化できる逸材であることは間違いありません。
卒業後も是非とも野球を続けていただきたいと思います。
速球の球速は、最速142kmの表示。

大澤泰輝 9回
1球のみの登板だったので、詳細な特長は記載できません。
担ぐように振りかぶって腕を振り下ろす左上手です。

・打線
相手エースが好投手なのて、なかなか的を絞れずに苦しみましたが、当てに行かずにフルスイングを貫き、要所での長打が得点に結びつく場面もありました。
ただし、難しいボールを追いかけてしまい、ワンバウンドになるボールを相当数空振りしてしまったのがもったいなかったですね。

・守備
好プレーは多かったですが、9回の悪送球で許した失点が決定的な失点となり、気落ちしてさらなる失点につながってしまいました。

中村廉 中堅手
前に出てくる瞬発力が鋭く、安打性の当たりを好捕してピンチの芽を積んでいました。

posted by ティト at 19:09| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月08日

7月8日 高校野球観戦記 その3

7月8日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第3試合
大船渡 5−3 盛岡北

先制して小刻みに点を加えていく大船渡に対し、終盤に盛岡北が追い上げて息詰まる接戦に。
最後に本格派1年生投手を投入して盛岡北の反撃ムードを断ち切った大船渡が、僅少差の勝負をモノにしました。
大船渡の1年生佐々木朗希投手は、ドラフト1位でプロへ進める投手だと管理人は感じたので、ファンの皆さんも、そしてプロのスカウトの皆さんも是非注目してくださいね。

<大船渡>
・投手
前川瞳眞 1回〜5回
常時セットポジションから、やや担ぐように振りかぶった後に鋭くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
機敏で野球センスの高さがうかがえました。

佐藤健一郎 6回〜8回途中
常時セットポジションから、全身をバランス良く使ってしなやかに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭い変化球で三振を取れる本格派タイプです。
球持ちが良く、リリースタイミングに優れていますので、球速以上に打者の手元に食い込む球質だと思います。
下半身の体重移動をもっと大胆に意識して体動の勢いをボールに乗せられるようになれば、球威もグンと増してくるでしょう。
ポテンシャルの高さがひと目でわかる楽しみな2年生です。
速球の球速は、最速131kmの表示。

佐々木朗希 8回途中〜9回
常時セットポジションからゆったりと始動し、体の回転を効かせて力強く腕を振る右スリークォーター。
威力十分の速球主体にグイグイ押す投球を見せました。
変化球を投げる時に力が抜けるのが課題ですが、とにかく素晴らしい球威の持ち主です。
そして、まだ1年生ということに驚いた管理人。
1年時の大谷翔平投手を見た時以来の衝撃です。
完成度はまだまだですが、間違いなくプロを狙える魅惑の逸材でしょう。
今日森山球場に来て本当によかったと大満足の管理人です。
是非とも大事に育てていただきたいと思います。
速球の球速は、最速147kmの表示。

・打線
頻繁に安打が出て塁を賑わせました。
小刻みに点を取れましたが、スクイズ失敗などもあり、もうひと押しできなかった印象です。

・守備
野手の動き自体は悪くありませんが、もったいない悪送球が多かったですね。
クリーンヒットはそれほど打たれていないのに再三のピンチを招いてしまった印象です。


<盛岡北>
・投手
吉岡大地 1回〜4回
常時セットポジションから、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球をバランス良くミックスして打たせて取る投球を見せました。

新井涼介 5回〜8回
ゆったりとした始動から、やや上体を捻ってタメを作った後に力強く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と落差のある変化球とのコンビネーションで打たせて取る投球を見せました。
長身ですが、機敏に体を動かせるのが長所です。
変化球を投げる時に力が抜けてしまうのが課題ですが、将来性のある投手だと思います。

本堂賢輝 9回
ゆったりとした始動から、素早く前方へ体重移動しながらしなやかに腕を振る左上手。
伸びのある速球とブレーキの効いた落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
パワフルさはまだ不足していますが、機敏性があるのが長所で、かつフォームに大きな欠点はなく、筋力アップに比例して球威アップしていきそうな楽しみな2年生です。

・打線
相手守備のミスに安打を絡めて点を奪いましたが、あと1本というところで決めきれませんでした。

・守備
イージーな落球や悪送球、ゲッツーを取れるタイミングで取れなかったりなど、痛いミスがあり、再三のピンチを招いてしまいました。

posted by ティト at 19:15| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする