2018年05月03日

5月2日 高校野球観戦記 その2

5月2日

春の高校野球沿岸南地区予選 住田球場第3試合
高田 8−6 釜石商工

激しい点の取り合いとなる接戦。
ここぞの好機に連打でつないだ高田が、粘る釜石商工を振り切りっての逆転勝利となりました。

<高田>
・投手
三川泰暉 1回〜2回
ゆったりとした始動から、上体を捻って足を勢い良く上げて力強く腕を振る右横手。
伸びのある速球と横滑りする変化球でグイグイ押す投球が持ち味です。
調子はそれほど悪いとは思いませんでしたが、走者を出した後にやや制球が乱れ、押し出し等で余計な点を与えてしまいました。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

菅野友翔 3回〜7回途中
ゆったりと振りかぶり、背筋をピンと伸ばした後に素早くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で押す本格派タイプです。
軽々と投げている感じですが、なかなか威力のあるボールが決まっていました。
本職は野手のようですが、ポテンシャルは相当高いと思います。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

村上敏希 7回途中〜9回
常時セットポジションから素早く前へ体重移動し、スムーズにコンパクトに腕を振る左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
パワーロスの少ないフォームで制球が良いので、大崩れしそうにない安定感が光りました。

打線
点を取られた後に連打ですぐに追いついたのは見事でした。
上位下位の切れ目がなく、どこからでもチャンスを作れそうな打線だと思います。

菊田大夢 右投右打
前の打者が敬遠された二度の打席で、ともに外野の頭を越す長打を放って打点を稼ぎました。
2ストライクに追い込まれても鋭くスイングできる集中力は見事でしたね。

守備
序盤に捕球ミスや悪送球などが重なって相手に先行されてしまいました。
その後は乱れなくピンチを凌ぎ、打線の奮起を呼び込んでの会心の逆転勝利となりましたね。

蒲生潤 遊撃手
瞬発力があって打球への反応が速く、守備範囲の広さが光りました。


<釜石商工>
・投手
鎌田尚人 先発完投
ゆったりとした始動から、重心をグッと落としながらスムーズに体重移動して勢い良く腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球でグイグイ押す本格派タイプです。
管理人が特になし期待している投手のうちの一人で、順調にパワーが増していて嬉しくなりました。
ピンチで粘りきれずに失点してしまいましたが、ポテンシャルの高さは十分に見せてくれたように思います。
速球の球速は、目測で最速130km台後半。

打線
4点を先制してペースを握るかと思いましたが、その後は再三の好機で点をなかなか取りきれないもどかしい展開となりました。
非常に痛い敗戦だったと思いますが、これが春の地区予選でよかったと切り替えて次の試合に生かしていただきたいと思います。

守備
大きなミスはありませんでしたが、捕れそうな打球を捕れない場面があり、球運をモノにできなかった感じです。

posted by ティト at 01:08| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月2日 高校野球観戦記 その1

5月2日

春の高校野球沿岸南地区予選 住田球場第2試合
釜石 7−0 大槌 (8回コールド)

先制して中盤に突き放す展開を作った釜石が、堅い守りで大槌に得点を許しませんでした。

<釜石>
・投手
小笠原光星 先発完投
ゆったりとした始動から、上体をややひねって反発力を生かしながら勢い良く腕を振る右上手。
伸びのある速球主体に押す投球を見せました。
機敏性があって小気味の良さが持ち味ですね。
昨秋と比べて変化球が鋭くなっており、要所で三振を狙えると思います。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

打線
積極的に盗塁を仕掛け、押せ押せムードで攻め立てていました。
タイムリー安打がなかなか出なかったのが反省材料でしょうか。

守備
問題なし。


<大槌>
・投手
谷池功貴 1回〜6回途中
ゆったりとした始動から、上体の回転を生かしながらしなやかに腕を振る右横手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と横に曲がる変化球で打者のタイミングを外していました。
ナチュラルに動くボールでバットの芯を外す投球も持ち味のようです。
機敏性がやや不足していますが、肘と手首が柔らかく、球持ちが良いのが長所ですね。

植田基希 6回途中〜8回途中
ゆったりとした始動から、素早い体の回転を生かして鋭くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
ストンと落ちる変化球が非常に有効で、これがコーナーに決まればかなり打ちづらいでしょう。
まだ線は細いですが、機敏で野球センスの良さそうな1年生です。

打線
好機はありましたが、相手投手の球威にやや押され、連打が出なかった感じです。

守備
全体的に出足が遅れる傾向があり、捕れそうな打球が安打になったり、アウトになってもギリギリのプレーになる場面が目立ちました。

posted by ティト at 00:51| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月30日

4月30日 高校野球観戦記 その2

4月30日

春の高校野球花巻地区予選 花巻球場第2試合
花巻南 15−0 紫波総合 (5回コールド)

花巻南の打線が爆発。
ビッグイニングでリードを広げ、ガッチリと守る盤石の試合運びでした。

<花巻南>
・投手
藤原桐真 1回〜5回途中
常時セットポジションからゆったりと始動し、重心を落としてタメを作ってからコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球主体で5回を1安打のみに抑えました。
昨年から活躍している投手で、管理人も期待している投手の1人ですが、昨年と比べて球威の面であまり伸びていないのが不満です。
手首をこねるように投げていて、そこがパワーロスにつながっているように見えました。
体全体のパワーがあって身体能力の高い投手ですので、もっと胸を張る意識を持って肘の支点と反発力を生かせるようになれば、ボールにスムーズにパワーが伝わってグンと球威が増してくるでしょう。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

千田健太朗 5回
体の開きを抑え、素早く上体を回転させて鋭く腕を振り下ろす右上手。
打者1人のみであまり見られませんでしたが、伸びのある速球で打者を打ち取りました。

打線
全体的に迫力を感じましたし、冬場のウエートトレーニングに注力してきたであろうことがうかがえます。
タイミングを外されて打ち損じても野手の間に持っていく押しの強さと、芯を捕らえれば軽々と長打になりそうな雰囲気もありました。

藤原宗大 右投右打
ちょっとタイミングが外れても外野の頭上を越せる長打力がありますね。
センターバックスクリーンへの特大のホームランがありましたが、これもフルスイングというよりは、うまく右足で溜めて合わせたようなスイングでした。
相当な腕力の持ち主でしょう。

守備
問題なし。
ライトゴロも決め、集中力の高さを見せました。

藤原宗大 捕手
強肩を生かした鋭い送球が魅力。
腕力が強く、キャッチングも力強いですね。


<紫波総合>
・投手
才川一郎 1回〜4回
ゆったりと振りかぶり、踏み足を確かめるように丁寧に投げ込む右上手。
球威はそれほどない感じですが、速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外しながら打たせて取る投球を見せました。

打線
相手投手の球威にやや押され、好機をつかむまで至らずに試合が終わってしまった感じでしょう。

守備
出足が遅れる傾向があるのが気になりました。
アウトにできる打球を安打にしてしまう場面があったのがもったいなかったですね。
見て素早く動き出して瞬発的に打球へ向かうイメージをもっと養う必要があると感じました。

posted by ティト at 23:05| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4月30日 高校野球観戦記 その1

4月30日

春の高校野球花巻地区予選 花巻球場第1試合
花北青雲 9−2 遠野 (8回コールド)

3回からの観戦です。
序盤に大量点を奪って優位に立った花北青雲が、中盤の遠野の反撃を2点に凌いでの快勝となりました。

<花北青雲>
・投手
工藤遼 〜7回
常時セットポジションから、体重をグッと落としてタメを作りつつ鋭くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で打たせて取る投球を見せました。
走者を出した後にやや制球を乱してしまったのが反省材料ですが、身のこなしがしなやかで野球センスの良さが見て取れました。
もっと大胆に体重移動を利用して躍動感をボールに乗せることができれば、球威はまだまだ増すと思います。

上條瑛滉 8回
常時セットポジションから、スムーズに体重移動しながらしなやかに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭い変化球をテンポ良く投げ込みます。
パワーロスの少ないバランスの良いフォームなので、筋力アップが球威アップに直結するタイプですし、今後の成長が楽しみな2年生ですね。

打線
好球必打で序盤に大量点を取りましたが、中盤以降はは難しいボールに手を出しての当たり損ねが多く、淡泊にイニングが進む場面が目立ってしまった印象です。

宮川颯斗 左投左打
速球を思いっきり引っ張ってライトスタンドへライナー性のホームランを放ちました。

守備
待って捕ろうとしての細かい捕球ミスが多く、余計な失点がありました。


<遠野>
・投手
畑山太亮 〜3回途中
ゆったりとした始動から、素早く振りかぶって力強く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球主体に打たせて取る投球が持ち味のようです。
あまり長く見られませんでしたが、胸の張りを意識できているのが好印象の2年生です。

佐々木千宙 3回途中〜8回途中
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって鋭くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、重そうな速球と落差のある変化球をバランス良くミックスして打たせて取る投球を見せました。
機敏性はやや不足していますが、上体の倒し込みを利用してボールにウエートを乗せられているのは長所ですね。

打線
好機は頻繁に作りましたが、ここぞでたたみかけることができずにビッグイニングとはなりませんでした。

守備
捕球ミスや悪送球で余計な失点やピンチを広げる場面がありました。
序盤の大量失点が非常に痛かったですね。

posted by ティト at 22:44| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月29日

4月28日 高校野球観戦記 その2

4月28日

春の高校野球盛岡地区予選 雫石球場第2試合
盛岡三 13−3 盛岡南 (5回コールド)

相手ミスから連打につなげて大量点を奪った盛岡三が、逆転して一気に勝負を決めました。

<盛岡三>
・投手
岩渕航大 1回〜5回
ゆったりとした始動から、体の回転を生かして円盤を投げるように腕を振る右横手。
球威で押すタイプではありませんが、浮き上がるような速球と緩急二種類の変化球との緩急で打者のタイミングを外す投球を見せました。
肘が柔らかくて手首が遅れて出てくるのが特長の2年生です。

打線
ボールは見極めつつ、甘いコースはしっかりと狙いにいきました。
相手のミスを見逃さずにビッグイニングを作ったのは見事です。

守備
もったいない悪送球で失点してしまったのが反省材料でしょう。
全体的には軽快に動けていたと思います。


<盛岡南>
・投手
奥野義広 1回〜5回途中
常時セットポジションから、素早く上体を倒し込みつつコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をミックスして打者の体勢を崩す投球が持ち味のようです。
今日は、先頭打者を四球で歩かせてしまったのが反省材料でしょう。

廣瀬奨 5回
全身を使って投げ下ろす左上手。
伸びのある速球主体に落差のある変化球を交える投球でした。
少ししか見られませんでしたが、力感を生かせているのが長所のサウスポーですね。


打線
うまく安打をつなげて点を取りましたが、逆転した後にさらにもうひと押しできていれば、試合展開は大きく変わっていただろうと思いました。

守備
フィルダースチョイスや落球などのミスが重なり、一挙に失点して逆転されてしまったのが非常に痛かったですね。
風が強くて守りにくい天候とはいえ、イージーミスが続いてやや集中力に欠けていたように見えましたので、次戦への課題としていただきたいです。

posted by ティト at 00:01| 岩手 | Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月28日

4月28日 高校野球観戦記 その1

4月28日

春の高校野球盛岡地区予選 雫石球場第1試合
盛岡北 1−0 盛岡商

息詰まる投手戦。
再三のピンチを凌いだ盛岡北が、初回の1点を守りきるいわゆるスミイチの勝利となりました。

<盛岡北>
・投手
高橋佑輔 先発完投
素早くスムーズに始動し、しなやかにコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と鋭く曲がり落ちる変化球を低めに集めます。
制球が良く、変化球が低めにしっかりと決まるので、非常に安定感がありますね。
機敏で野球センスの良さも見て取れました。

打線
なかなか連打が出ない展開でしたが、初回に奪った1点を守りきる会心の試合でしたね。

守備
風の強い守りにくい天候でしたが、球際をしっかりとモノにできたのが大きいでしょう。
ここぞの難しい打球をしっかりとさばいていました。


<盛岡商>
・投手
新谷天馬 先発完投
大きく振りかぶるゆったりとした始動から、体全体を使ってダイナミックに投げ下ろすひ左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
昨春に見て資質の高さを確認していましたが、大きく進化していて嬉しくなりました。
体全体を使って局所に負荷をかけないフォームを身につけられていますので、力感を生かしながら余力を残せています。
昨春はスタミナが課題だと思いましたが、完投能力を備えた大黒柱に成長していますね。
筋力アップが球威に直結するタイプの投手ですし、これからのさらなる成長も確実視できる逸材だと思います。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

打線
好機を再三つかむものの、あと一本が出ない焦れる展開が続きました。
相手の好守備で本塁タッチアウトもありました。

守備
細かい捕球ミスはありましたが、概ねよく守れていたと思います。

posted by ティト at 23:52| 岩手 | Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月22日

4月22日 社会人野球観戦記 その2

4月22日

社会人野球岩手県知事旗大会決勝 森山球場第3試合
トヨタ自動車東日本 5−0 JR盛岡

打力に勝るトヨタ自動車東日本が先行し、堅い守りでJR盛岡の反撃を封じました。

<トヨタ自動車東日本>
・投手
阿世知暢 先発完投
打者に背を向けるような独特の常時セットポジションから、スムーズに体を回転させて鋭くコンパクトに腕を振る横手気味の右スリークォーター。
糸を引くような伸びのある速球と横滑りする変化球で打者にフルスイングさせない投球が持ち味です。
大きく外れるようなボールが少なく、四隅をビシビシ突く見事な投球でした。
速球の球速は、最速136kmの表示。

打線
全体的に力感があり、各選手とも冬期間にバットを相当振り込んできたであろうことをうかがわせます。
凡打でも鋭い打球が多かったです。

大谷龍太 右投右打
初球の145kmの速球をドンピシャのタイミングで捕らえ、打った瞬間にわかるレフトスタンドへの場外ホームランを放ちました。
ヤマを張ってもそう簡単に打てるものではありませんし、まさに目が覚めるような強烈な打球に感服です。

守備
問題なし。
難しい打球をうまくさばけない場面が何度かあったことだけは反省材料です。


<JR盛岡>
・投手
河内山拓樹 1回〜5回
準決勝に続いての連投です。
初球の145kmの速球をホームランにされてしまいましたが、その後慌てることなく、変化球をうまく使って打者の体勢を崩す投球を見せました。
球種が増えようで、小さく動くツーシームかカットボール系の変化球でバットの芯を外す投球述を習得しつつありますね。
回を経るごとに球威が落ちていましたし、連投はきつかったと思いますが、8割位の力での制球重視の投球を意識しながら投げていたように見えました。

斉藤洋輔 6回
常時セットポジションから、足を前に踏み込むように小さく上げて鋭くコンパクトに腕を振る左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球とのコンビネーションで打者にマトヲ絞らせない投球が持ち味です。
ストンと落ちる変化球が非常に有効でこれがコーナーに決まればかなり打ちづらそうです。

伊藤 7回〜8回
常時セットポジションからゆったりと振りかぶり、スムーズに前方へ体重移動しながらコンパクトかつしなやかに腕を振る右上手。
伸びのある速球主体に鋭く曲がり落ちる変化球で打者の体勢を崩す投球を見せました。
制球が良く、機敏で野球センスの良さそうな投手ですね。

打線
送りバントを多用してスコアリングポジションに走者を何度も送るものの、要所での相手の好守もあり、ホームが遠かった感じです。

守備
牽制悪送球やちょっとした捕球ミスで走者を先に進めてピンチを広げてしまったのが痛かったですね。

posted by ティト at 22:42| 岩手 | Comment(1) | 社会人野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4月22日 社会人野球観戦記 その1

4月22日

社会人野球岩手県知事旗大会準決勝 森山球場第2試合
JR盛岡 1−0 水沢駒形野球倶楽部

球場到着が遅れ、8回裏の途中からの観戦です。
全体的な試合内容はわかりませんので、見ることができた投手のみ感想記載いたします。

<JR盛岡>
・投手
河内山拓樹 
常時セットポジションから、スムーズな体重移動と爆発的な腕の振りが特長の県内屈指の本格派右腕です。
威力のある速球と緩急二種類の変化球で三振を奪っていました。
何回からの登板かわかりませんが、試合終盤でも140Km台の球速が出ていましたので、体力が向上しているのでしょうね。
変化球もしっかりとコーナーに決まっていましたし、投手としての総合力はより一層高まっているように見えました。


<水沢駒形野球俱楽部>
・投手
及川政樹 
ゆったりとした始動から、素早くグローブを抱えてコンパクトに腕を振る右上手。
管理人はこの投手のピッチングを本当に久しぶりに見ました。
岩手21赤べこ野球軍団所属時に見た時以来ですから、もしかすると10年ぶりぐらいかもしれません。
本格派で鳴らした赤べこ時代と比べると、球威がやや落ちているのが気になりましたが、落差のある変化球をうまく使っていたのが印象的です。
ブランクがあるのかもしれませんし、これから急ピッチで仕上がっていくのかもしれません。

宮崎涼太 
軸足でしっかりとタメを作った後、素早くグラブを抱えてコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と多彩な変化球をコーナーへ散らせて打者に的を絞らせない投球を見せました。

posted by ティト at 22:20| 岩手 | Comment(0) | 社会人野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月03日

花巻東 準々決勝

4月1日

センバツ準々決勝
大阪桐蔭 19−0 花巻東

まさに完敗です。
投打ともに力の差を見せつけられる試合となりました。

大阪桐蔭と花巻東の選手達の動きを見て決定的に違っているのは、体重移動を利用できているかどうかです。
花巻東の選手は、投手も打者も体の回転にこだわりすぎている感じで、下半身を使った体重移動がほぼ全員不十分です。
投手陣はみな、トルネード気味に上体をひねってから投げていますが、それが反発力につながっていません。
いわゆるトルネード投法は、力感や反発力につなげるために取り入れる投法であり、体重移動を犠牲にして上体だけをひねっても投球エネルギーの向上にはつながらないでしょう。
打者もまた、あまり踏み込まず、上体の回転に頼ったスイングになっています。
その結果、立ち遅れが目立ち、相手投手の力のあるボールに差し込まれる場面が多かった印象です。

投手にしても打者にしても、野球は、前方へエネルギーを伝える競技であることを意識して取り組まなければなりません。
大阪桐蔭の投手陣は、下半身を使った力強い体重移動と大胆な上体の倒しこみを利用して前方へエネルギーを伝えられていますし、打者陣も、下半身で力強く踏み込み、その勢いを利用して思い切り振りこんできます。
敵ながら素晴らしいチームだなあと感嘆した管理人です。

全国制覇を成し遂げるためには、今までの取り組みだけでは不十分なことが目に見えたわけですし、これからの練習方法の見直しが躍進につながります。
全国ベスト8は素晴らしい成績ですが、まだまだ伸びるチームだと確信していますので、期待するがゆえの厳しいコメントになったことをご容赦ください。

今年の岩手の夏が素晴らしいものとなることを期待しています。

posted by ティト at 01:29| 岩手 | Comment(5) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月31日

花巻東 センバツ3回戦

3月31日

センバツ3回戦
花巻東 1−0 彦根東 (延長10回サヨナラ)

またもや心臓バクバクのひりつくような接戦。
9回までノーヒットノーランに封じられる苦しい展開でしたが、延長のチャンスをしっかりとモノにして見事にベスト8進出を決めました。

今日は、1回途中からスクランブル登板した伊藤翼投手のナイスピッチングにお見事の一言です。
花巻東投手陣特有の体重移動の不足があり、躍動感もやや物足りない感じはしましたが、サイド気味の右スリークォーターからの伸びのある速球と切れの良い変化球がコーナーにビシビシと決まり、相手打線に的を絞らせませんでしたね。
緊張する甲子園の大舞台で、ストライクをポンポン取れるメンタルの強さを見せつけてくれました。
ピンチは何度かありましたが、制球は終始安定しており、大量点を取られそうな雰囲気はまったくなかったように思います。
今日は本当に、「伊藤投手ありがとう」というのが多くの岩手のファンの気持ちでしょうね。

打線は、彦根東の増居翔太投手の前に沈黙し、点を取るどころか走者を出すのも一苦労の状態でした。
9回の2死2・3塁のサヨナラの好機を逃した時は、タイブレークまで行きそうな予感がしましたが、延長10回に無死満塁の好機をつかみ、しっかりと決めてくれましたね。
10回の先頭バッター紺野留斗選手のこの試合初ヒットがチームに勢いを与えてくれたように思います。
増居投手のショックもありありで、バントをさせる場面で制球を乱し、四球をもらえたことも大きかったです。
また逆にバントをさせようとボールを置きにきたところをバスターに切り替えて安打をつなげられたのも、采配を含めた花巻東のしたたかさの表れでしょう。

守備は、野手陣がすっかり甲子園の雰囲気に慣れ、抜群の安定感で投手を守り立ててくれました。
岩手県勢の甲子園に関して、管理人が長年今まで見た中で守備面では最も素晴らしい試合だったと今回言ってしまいましょう。
内外野とも好プレーの連続でした。
菅野豪琉中堅手のダイビングキャッチは素晴らしかったですね。

準々決勝の相手は、大阪桐蔭です。
優勝候補筆頭の呼び声高い強豪ですね。
厳しい戦いは当然予想されますが、ここを乗り切れば全国制覇がはっきりと見えてくるはずです。
120%の力を出すしかありません!!

posted by ティト at 23:54| 岩手 | Comment(4) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする