2017年08月29日

8月29日 高校野球観戦記 その1

8月29日

秋の高校野球盛岡地区予選 県営球場第1試合
盛岡四 5−4 盛岡市立 (延長10回サヨナラ)

2回からの観戦です。
どんどん振って安打を積み重ねる盛岡四と、じっくりとボールを見極めながらしぶとく好機を作る盛岡市立とで、対照的な攻撃スタイルで点をもぎ取る接戦となりましたが、16安打を浴びせた盛岡四が、打力で勝利をつかみました。

<盛岡四>
・投手
田村裕之 1回〜4回途中
ゆったりとした始動から、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振る左上手。
球威で押すタイプではありませんが、糸を引くような速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
スナップが効いていますし、腕の振りはしなやかですが、機敏性と躍動感が不足しているので、体動の勢いがボールに乗り移っていないのが課題でしょうか。
フィールディングも含め、瞬発的に動く癖をつけられれば、球威もグンと増してくると思います。

菊地芳 4回途中〜8回
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
ストライク先行で安定感があり、丹念に打たせて取るナイスピッチングでした。
今後の成長が楽しみな1年生です。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

高見怜人 9回〜10回
ゆったりとした始動から、スムーズに振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
立ち上がりに与えた死球が失点につながりましたが、ボール自体はなかなか力がありました。
今後の成長が楽しみな1年生です。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

・打線
カウントを整えることはあまり考えず、好球必打でどんどん振りに行く積極スタイル。
安打は頻繁に出ますが、四球を絡めるようなしたたかさがないので、安打数と得点数との効率があまりよくない印象です。
バントでもボール球に無理に手を出してしまっていますし、とにかく選球眼が課題であることは一目瞭然だと思います。

・守備
好捕はありましたが、送球につながる捕球体勢の作り方が全体的にいまひとつで、ビシッと投げることができずに間一髪セーフという場面が目立ちました。


<盛岡市立>
・投手
四月朔日隆徳 1回〜4回
ゆったりとした始動から、鋭く体を回転させて勢い良く腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
キレの良いスライダーでストライクを容易に取れるのが強みでしょう。
ピンチを迎えてもあと一本はなかなか許さないナイスピッチングでした。
今後が楽しみな1年生です。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

細川晃太朗 5回〜10回途中
ゆったりと振りかぶり、タメを充分に作ってから鋭く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球でグイグイ押す本格派タイプです。
力感があって筋力が強そうで、ポテンシャルの高さは一見してわかりました。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

・打線
2ストライクまで安易に振らない感じの待球戦法。
いつでもストライクを取れるような投手は別として、高校野球では待球戦法は非常に有効なんですよね。
5安打で4点をもぎ取る効率の良さを見せましたが、要所での見逃し三振や、追い込まれてからの当てるバッティングが目立ち、いまひとつ攻めきれなかった印象です。

・守備
ベースカバーに入らずに進塁を許してしまったのはいただけませんが、野手の動き自体は軽快です。
雨で芝生で滑って捕れそうな打球を捕れなかったり、振り逃げが失点に絡んでしまうなど、球運をモノにできなかった部分もありました。

古澤礼 捕手
走者の盗塁意欲を削ぐ矢のような送球が魅力の強肩捕手ですね。

posted by ティト at 21:21| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月26日

8月25日 高校野球観戦記 その2

8月25日

秋の高校野球沿岸南地区予選 住田球場第2試合
高田 2−1 大船渡東

両チームともピンチをしのぎ合う展開。
エースの力投で最小失点で守りきった高田が勝利をつかみました。

<高田>
・投手
三川泰暉 先発完投
ゆったりとした始動から、上体を捻って足を勢い良く上げて力強く腕を振る右横手。
伸びのある速球と横滑りする変化球でグイグイ押す投球を見せました。
大きく外れるボールが少なく、変化球も厳しいコースに投げられるのが特長でしょう。

・打線
じっくりとボールを見極めつつ、甘いコースを辛抱強く待つスタイル。
好機は何度もつかみましたが、なかなか連打が出ませんでした。
試合には勝ちましたが、焦れるような展開だったと思います。

・守備
問題なし。


<大船渡東>
・投手
千葉陸弥 1回〜5回
ゆったりとした始動から、素早く体を回転させてコンパクトに腕を振る横手気味の右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と横滑りする変化球でバットの芯を外す投球を見せました。
しっかりと四隅を突けていましたし、安定感は抜群でした。

菅野洸 6回〜8回
ゆったりと振りかぶり、しっかりとタメを作った後に力強く腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある変化球と落差のある変化球に角度がある長身投手です。
立ち上がりに制球を乱し、ボール先行から置きに行く苦しい投球になってしまいました。
尻上がりにボールの抑えが効いて安定してきましたし、軽々と伸びのある速球を投げられるのはポテンシャルの高さの表れでしょう。

・打線
好球必打で積極的に振っていくスタイル。
今夏ベスト4の前チームと比べれば、まだまだ迫力は不足していますが、チームスタイルは継承しているようですね。
頻繁に安打が出て好機をつかみましたが、あと一本を押しきれなかったのが今後の課題になると思います。

・守備
問題なし。

posted by ティト at 03:07| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8月25日 高校野球観戦記 その1

8月25日

秋の高校野球沿岸南地区予選 住田球場第1試合
大船渡 3−2 釜石商工

両チームともなかなか好機をモノにしきれない展開でしたが、小刻みな継投で相手打線の目先をかわした大船渡が、互角の接戦を制しました。

<大船渡>
・投手
柴田晃輔 1回〜6回
ゆったりとした始動から、しっかりと体の回転を効かせて投げる右下手。
球威はそれほどありませんが、抑えの効いた速球をコーナーに散らして打たせて取る投球を見せました。
走者を出してからが粘り強く、あと一本を許さないナイスピッチングでしたね。

岩渕大空 7回
常時セットポジションから、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振る右上手。
立ち上がり、指にボールがかかりすぎてしまっている感じで、速球がワンバウンドしてしまう場面が目立ちました。
ストライクを取るために、手先で置きに行くような感じになってしまいました。

佐藤健一郎 8回
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振る右投スリークォーター。
伸びのある速球の鋭く曲がり落ちる変化球をバランス良くミックスします。
左足を踏み出してから腕が遅れて振られてくる感じで、なかなかタイミングを合わせづらそうですね。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

塩口一 9回
常時セットポジションから、下半身でスムーズに体重移動しつつコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
ボールに抑えが効いているので安定感がありますね。
牽制で最後のアウトを取ったのは見事でした。

・打線
ホームランで先制しましたが、好機をつかんだ後の連打がなかなか出ず、いまひとつ点を取りきれなかった印象です。

尾形海渡 右投左打
速球を思いっきり引っ張ってライトポール際へのホームラン。
体がコマのように綺麗に回転するのが特長ですね。

・守備
問題なし。


<釜石商工>
・投手
鎌田尚人 先発完投
ゆったりとした始動から、上体をやや捻ってタメを作りつつ、勢い良く腕を振り下ろす右下上手。
威力のある速球と緩急二種類の変化球でグイグイ押す本格派タイプです。
管理人が特になし期待している投手のうちの一人で、順調にパワーが増していますね。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤〜後半。

・打線
相手先発投手の浮き上がるような速球を打つのに苦しみ、フルスイングできないままにイニングが進んでしまいました。
ボールを見て引き付けようとし過ぎている感じで、ほとんど立ち遅れてしまって逆方向への力のない打球となってしまいました。

・守備
問題なし。

posted by ティト at 03:00| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月20日

盛大附属 準々決勝

8月20日

夏の甲子園準々決勝
花咲徳栄 10−1 盛大附属

正直言って完敗です。

投手の制球力、打者の選球眼、守備の軽快感の全てで花咲徳栄の実力が上でした。
選手のポテンシャル自体は引けを取らないと思いましたが、それをフルに発揮していたのが花咲徳栄でした。

投手は、全ての球種で四隅でストライクを取れること。
打者は、低めのボールになる変化球を振らないこと。
これができないと全国制覇もできないと改めて実感しました。

それでも、全国ベスト8という結果は素晴らしいの一言です。
国体出場も決定しました。
今夏の経験は新チームにも必ずつながっていくでしょう。

盛大附属の選手の皆さん、今年の岩手の野球界を盛り上げてくれてありがとうございます。
管理人にとっても熱狂の日々となる素晴らしい夏となりました。

posted by ティト at 23:47| 岩手 ☁| Comment(5) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

盛大附属 甲子園3回戦

8月19日

夏の甲子園3回戦
盛大附属 12−7 済美 (延長10回)

3勝の壁突破! ベスト8進出
壮絶な打ち合いとなりましたが、見事に打ち勝ってくれました。

先発の平松竜也投手は、この試合でも四球が多く、ピンチを招く場面が目立ちました。
走者を溜めて満塁ホームランを打たれてしまうなど、苦しい投球になってしまい、一時降板しましたが、9回から再登板した後は、うまく力が抜けて打たせて取る投球を見せてくれました。
救援登板の三浦瑞樹投手は、ソロホームランは打たれましたが、制球が安定していましたね。
甲子園のマウンドでも落ち着いており、今までの経験がばっちりと生きている感じです。

打線は、期待通りの長打力を発揮して大量点を奪いました。
満塁ホームランを放った小林吉伸選手は、今夏最も成長した選手ですね。
俊足を生かすすばしっこさだけではなく、強打者としての地位をしっかりと築き上げてきました。
ミートセンスがあるので、簡単には凡退せず、見ていて期待感の高い選手です。
植田拓選手は、いつ猛打が爆発するかと待っていましたが、ついにやってくれました。
9回の同点ホームラン、10回の3ランホームランは、甲子園の最深部に叩き込む見事な一発でしたね。
岩手最強打者から全国最強打者へ、しっかりと足跡を残していただきたいと思います。
三浦奨選手の俊足も貢献度大です。
2塁から1ヒットで高確率でホームインできる走力は頼もしいですね。
林一樹選手も勝負強さを発揮し、調子は上向きだと思います。
全体的に、一戦経るごとに打線の力強さを増しているのが好材料でしょう。

守備が崩れていないのも心強いです。
甲子園の強豪チーム相手に打たれるのはしょうがないので、いかにミスで余計な点を与えないかが重要なポイントになってきます。

さあ、次はベスト8。
相手は花咲徳栄です。
印象としては、本格派投手と強力打線を持つ強敵ですね。
実は、ベスト8に勝ち残ったチームの中では、最も戦力が充実しているチームではないかと思っています。
盛大附属が100%以上の力を発揮しなければ倒せない相手だろうと感じています。

進化を続ける盛大附属の真価を是非とも見せていただきましょう!

posted by ティト at 01:16| 岩手 ☔| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月17日

盛大附属 甲子園2回戦

8月16日

夏の甲子園2回戦
盛大附属 6−3 松商学園

やりました♪
盗塁を積極的に狙う松商学園の機動力にピンチの連続でしたが、リードを保ちつつ決定打を許さずに逃げ切りましたね。

先発の三浦瑞樹投手は、県大会ではやや不調に見えましたが、甲子園ではまずまずの状態に仕上げてきました。
本来の躍動感と球威が戻ってきましたので、速球主体でも相手打線をしっかりと抑えることができましたね。
ちょっと気になるのが、変化球でストライクがなかなか取れなかったことです。
全国レベルの打者を打ち取るには、とにかく的を絞らせずにフルスイングをさせないことに尽きますので、次戦までの調整を期待いたします。
平松竜也投手は、初戦同様、球威はあったものの、余計な四死球でピンチを招く場面が目立ちました。
本来、ここまで四死球を出す投手ではないですし、ストライク先行であればそうそう打たれる投手でもないです。
自信を持ってキャッチャーミットめがけて腕を振っていただきたいです。

打線は、相手投手の緩急を使った投球術に苦しみましたが、低めに外れる変化球を概ねしっかりと見送ることができたことが勝利につながりました。
どういうタイプの投手からも点をもぎ取れる打線の底力は素晴らしいと思います。
比嘉賢伸選手のライトスタンドへのホームランは、ドンピシャで捕らえた見事な当たりでしたね。

守備も概ねよく守れていたと思います。
技術的に向上したというよりも、メンタル面での成長が著しいのでしょう。
慌てず粛々とアウトを積み重ねるような安定感がにじみ出てくるようになりましたね。

盛大附属の3回戦の相手は、済美です。
印象としては、盛大附属のチームカラーに近い打撃のチームという感じでしょうか。
力と力のぶつかり合いになりそうです。

甲子園3勝の壁を是非とも突破してもらいましょう!

posted by ティト at 01:34| 岩手 ☁| Comment(2) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月10日

盛大附属 甲子園初戦

8月9日

夏の甲子園1回戦
盛大附属 4−1 作新学院

前年覇者を破る見事な勝利!!
またもや寿命が縮まるような接戦でしたが、県勢の勝利がファンにとっての特効薬です。

平松竜也投手は、四死球が多かったのが誤算でしたが、県大会の疲れが癒え、球威は抜群でした。
作新学院打線をねじ伏せるようなパワフルさを発揮しましたね。

打線は、もっと点を取れると期待していましたが、相手投手のコーナーワークが素晴らしく、なかなか好機で畳みかけることができませんでした。
それでも、各打者とも大舞台に物おじせずにフルスイングできていましたし、次戦での大爆発に期待できる迫力は見せていたように思います。
比嘉賢伸選手のセンターフェンス直撃の2塁打は素晴らしい当たりでしたね。

実は一番心配していた守備ですが、無失策はお見事。
盛大附属は、甲子園では守備の乱れから大量失点するパターンが多かったわけですが、今大会はしっかりと仕上げてきましたね。
この調子であれば、今後も視界良好でしょう。

盛大附属の2回戦の相手は、松商学園と決まりました。
甲子園常連の強敵ですが、きっと好勝負になるはずです。
楽しみに待ちましょう。

posted by ティト at 03:06| 岩手 ☔| Comment(2) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月07日

第99回全国高等学校野球選手権大会 組み合わせ

ちょっとタイミング遅れの更新です。
周知のとおり、夏の甲子園の組み合わせが決まりました。

岩手のファンにとっての関心事である、盛大附属の初戦の相手は、なんと、昨年覇者の作新学院となりました。
スポーツ新聞等を見ると、作新学院は優勝候補の一角のようです。
昨秋の岩手国体で、管理人は作新学院の試合を見ましたが、はっきり言って驚くほど強かったです。
昨年のチームと同等もしくはそれ以上のチーム力を持っているとすれば、盛大附属にとって相当厳しい戦いになるのは間違いないでしょう。
しかし、全国制覇を狙う盛大附属にとっては乗り越えなくてはならない相手です。

当然のことですが、アウトにできる打球をしっかりとさばいて余計な失点を防ぎ、強力打線が持ち前の長打力を発揮すれば、勝利がグッと近づくはずです。
開幕を楽しみにしましょう。

組み合わせ表は、下記リンクにてご確認くださいませ。

2017夏の甲子園 組み合わせこちらをクリック

posted by ティト at 00:56| 岩手 ☀| Comment(2) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月24日

7月24日 高校野球観戦記

7月24日

夏の高校野球県大会決勝 県営球場
盛大附属 9−0 久慈

今年の岩手の高校野球の頂点を決める一戦。
投打に力強さを発揮した盛大附属が、長打攻勢で大量点を奪ってガッチリと守り切りました。

<盛大附属>
・投手
平松竜也 1回〜6回
特長は先日記載のとおり。
今日は速球に本来の球威を欠いていましたが、変化球の精度が高く、面白いように空振りを取れましたね。
まずはゆっくり休み、甲子園までに疲れを十分に取っていただきたいと思います。
速球の球速は、最速142kmの表示。

三浦瑞樹 7回〜9回
ゆったりとした始動から、軸足にタメを作りつつ勢い良く腕を振る左上手。
伸びのある速球と多彩な変化球で三振を取れる本格派タイプです。
前に見た時と比べ、上体の倒しこみが不足しているような感じで、球威が目減りしているように見えたのが気になりました。
経験十分な投手なので、甲子園での大活躍を期待いたします。
速球の球速は、最速134kmの表示。

・打線
中盤までなかなか安打がつながらず、強力打線で押せ押せムードという感じにはなりませんでしたが、ここぞの一発長打で点をもぎ取りました。
やはり長打というのは、膠着した局面を打開できますし、この魅力は、県内では盛大附属特有のものでしょう。

松田夏生 右投右打
速球を思いっきり引っ張ってレフトポール直撃のホームランを放ちました。
フルスイングが功を奏したバッティングでしたね。
全打席安打でしたし、当たりに当たっていました。

植田拓 右投右打
左中間へ2本のホームラン。
1本目は、外角低めの難しいコースを強引に引っ張る力で持っていったホームラン。
2本目は、甘いコースを見逃さず、打った瞬間にわかる特大の一発でした。
この選手は全国屈指の強打者ですので、甘いコースは確実に長打にできる底力がありますね。

・守備
問題なし。


<久慈>
・投手
宇部堅人 1回〜7回途中
特長は先日記載のとおり。
速球も変化球も四隅に決まったいましたし、バットの芯を外す投球ができていたように思います。
点を取られてしまったのは、相手がよく打ったと言うべきでしょう。
昨年から今年にかけて大きく成長した投手で、努力に努力を重ねたことが十分に伝わってきました。

高柳涼 7回
特長は先日記載のとおり。
ボールの抑えがなかなか効かず、ストライクを取るために手先で投げてしまっているのが気になりました。
筋力が強く、ポテンシャルは十分ですので、しっかりと鍛えて育ててみたくなる逸材です。

中田夢人 8回
特長は先日記載のとおり。
全身を使って思いっきり投げていますので、球速以上に打者の手元に食い込んでくる球質ですね。
やや荒れ球気味ですが、それも長所でしょう。
今後も楽しみな2年生です。

・打線
中盤まで速球狙いのままなかなか速球が来ず、変化球を空振りしての三振を繰り返してしまいました。
好機はありましたが、やはり要所で三振を取られ、ホームが遠かった印象です。

・守備
問題なし。
深めに守る内野守備が功を奏していました。

posted by ティト at 21:42| 岩手 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月21日

7月21日 高校野球観戦記 その2

7月21日

夏の高校野球県大会準決勝 県営球場第2試合
久慈 6−4 大船渡東

激しい点の取り合いで、実力伯仲のシーソーゲーム。
ここぞの好機をモノにした久慈が、大船渡東の追撃をかわして逃げ切りました。

<久慈>
・投手
宇部堅人 1回〜4回
ゆったりとした始動から、背筋をピンと伸ばしてバランスを保ちつつしなやかに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、しっかりと抑えの効いた伸びのある速球と落差のある変化球を四隅に集めて打たせて取る投球を見せました。
持ち味は出せていたように思いましたが、逆転の3ランホームランを喫したのが痛恨の1球となってしまった感じです。

高柳涼 5回〜9回途中
ゆったりとした始動から、上体を捻ってタメを作った後に力強く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をグイグイ投げ込む本格派タイプです。
力むと高めに浮いてしまい、ストライクとボールがはっきりしてしまう傾向はありましたが、スライダーでカウントを稼げたので、打者に的は絞らせませんでした。
結果的にとらえどころのない投球になりましたね。
速球の球速は、最速137kmの表示。

中田夢人 9回
素早く振りかぶり、コンパクトに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球主体に打たせて取る投球を見せました。
一死満塁の大ピンチでの登板でしたが、腕をしっかりと振って打者を抑えましたね。

・打線
走者が出た後の集中力で安打をつなげたことが勝利に結びつきました。
狙い球を絞ってミート重視の打撃を見せましたね。

高柳涼 右投左打
速球を完璧に振り抜いてライトスタンドへライナー性の2ランホームランを放ちました。
フォロースルーの効いた素晴らしいスイングでしたね。

・守備
問題なし。
ノーミスで抜群の集中力を発揮していたと思います。
接戦を制し、決勝へ向けて上げ潮ムードでしょう。

宇名澤裕真 捕手
盗塁を許さず、相手の攻撃に勢いを与えませんでした。
投手陣が制球に苦しむ中でも、一辺倒の球種にならないようにうまくリードしていましたし、ワンバウンドもうまく止めていたと思います。


<大船渡東>
・投手
岩城大夢 1回〜6回途中
ゆったりとした始動から、重心をグッと落として担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で的を絞らせない投球を見せました。
ストンと落ちる変化球が非常に有効で、これがコーナーに決まると打者はなかなかフルスイングできないでしょう。
今日の内容は悪くなかったと思いますが、ピンチで粘りきれず、要所でタイムリーをうまく打たれてしまった感じです。

佐藤飛勇 6回途中〜8回
ゆったりとした始動から、重心をグッと落としてタメを作りつつコンパクトに腕を振る右下手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と大きく曲がる変化球をバランス良くミックスして打者のタイミングを外す投球を見せました。
制球が良く、大崩れしそうにない安定感のある投球だったと思います。

・打線
頻繁に走者が出て攻め立てましたが、ここぞの連打が出ずに点を取りきれなかった印象です。
盗塁失敗やホームタッチアウトなどがあり、8回と9回の一死満塁をモノにできず、球運をつかみ取ることができなかった感じでしょう。

志田芳樹 右投右打
低めをうまくすくい上げてレフトスタンドへ3ランホームランを放ちました。
強振したというよりは、コンパクトにミートした打球がスタンドまで届いたという感じでした。

・守備
捕球ミスと悪送球の連発で逆転を許してしまったのが非常に痛かったですね。
四球と守備のミスが確実に失点に絡んでしまった感じで、いつの間にか6点も取られてしまったという試合内容でした。

posted by ティト at 17:09| 岩手 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする