2017年05月02日

5月2日 高校野球観戦記 その1

5月2日

春の高校野球北奥地区予選 森山球場第1試合
黒沢尻北 10−0 岩谷堂 (6回コールド)

好機に連打をまとめた黒沢尻北が、じわじわと得点を積み重ねて引き離す展開となりました。

<黒沢尻北>
・投手
藤原明星 1回〜5回
常時セットポジションから、重心を低く落としつつ機敏に上体を回転させて鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をバランス良くミックスして打たせて取る投球を見せました。
ピンチではキレの良い変化球をコーナーに決め、あと1本を許しませんでした。
斎藤佑樹投手に似たフォームで、体の開きを抑えようという意識はうかがえましたが、もっと下半身の体重移動を生かして体動の勢いをボールに乗せられるようになれば、球威はグンと増してくると思います。

高橋大翔 6回〜7回
常時セットポジションから、大きく上体をひねって回転力を効かせて腕を振る右下手。
球威で押すタイプではありませんが、アンダースロー特有の浮き上がるような速球と大きく曲がる変化球で打者のタイミングを外す投球が持ち味のようです。

・打線
上位下位に関わらず、甘いコースは思いっきり引っ張る打撃を見せました。
ツーアウトからでも長打で点をもぎ取る攻撃でしたね。

加納伊吹基 右投右打
巻き込むように思いっきり引っ張った打球が、風にも乗ってレフトポール際場外へのホームランとなりました。

佐藤龍生 右投左打
リストが強く、コンパクトに捕らえた打球でも球足が速いですね。
俊足で野球センスが高そうですし、楽しみな2年生です。

・守備
問題なし。


<岩谷堂>
・投手
阿部瑞希 1回〜5回
ゆったりとした始動から、上体の開きを抑えるようにやや上体をひねり、体の回転とともに勢い良く腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、糸を引くような速球と落差のある変化球との緩急を生かして打たせて取る投球が持ち味のようです。

菊地一輝 6回
ゆったりとした始動から、やや担ぐように振りかぶって勢い良く腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球主体に打たせて取る投球が持ち味のようです。

・打線
再三の好機にあと1本が出ませんでした。
変化球にタイミングが合わなかったのが課題でしょう。

・守備
バウンドを合わせ損なって弾いたり、中継プレーでもたついて打者走者をホームまで返してしまうなど、もったいないミスで余計な点を与えてしまいました。

posted by ティト at 19:42| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月1日 高校野球観戦記 その3

5月1日

春の高校野球一関地区予選 一関球場第3試合
一関一 7−0 大東 (8回コールド)

先制後にガッチリ守ってリードを保った一関一が、終盤のまとめ打ちで一気に勝負を決めました。

<一関一>
・投手
佐藤大起 先発完投
全身をバランス良く使う体動から、鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
マウンド経験が豊富で、走者が出ても慌てませんし、制球も安定していました。
ナイスピッチングでしたね。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

・打線
初回に2点を先制した後はなかなか連打が出ない展開でしたが、8回に相手のミスに乗じて一気に畳みかけました。

・守備
問題なし。

半田登和貴 二塁手
瞬発力があってすばしっこく、安打性の当たりに再三追いついていました。
捕球と送球も安定していましましたね。


<大東>
・投手
後藤貫太 1回〜7回
左腕でしっかりとリードを取り、体の回転とともに勢い良く投げ込む右スリークォーター。
伸びのある速球と大きく曲がる変化球で打たせて取る投球を見せました。
立ち上がりに制球を乱し、四死球を連発してしまいましたが、尻上がりに調子を上げて力のあるボールがコーナーに決まるようになりました。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

千葉瑛太 8回
全身をいっぱいに使うフォームから、勢い良く腕を振り下ろす右上手。
球威で圧倒的なする感じではありませんが、伸びのある速球主体に打たせて取る投球が持ち味のようです。
躍動感があるのが長所ですね。

・打線
ここぞで1本が出ず、ホームが遠かった印象です。
要所で三振も多く取られてしまいました。

・守備
終盤、捕れそうな打球を安打にしたり、悪送球などで余計な失点につながりました。

posted by ティト at 00:13| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月1日 高校野球観戦記 その2

5月1日

春の高校野球一関地区予選 一関球場第2試合
千厩 3−2 一関二

1点を争う息詰まる投手戦。
要所でミスが出た一関ニの隙を見逃さなかった千厩が、互角の接戦を制しました。

<千厩>
・投手
千葉英太 先発完投
機敏な体動から、全身をバネのように使って勢い良く投げ込む右上手。
威力十分の速球と切れ味抜群の変化球をビシビシと投げ込む管理人注目の本格派です。
今シーズンなるべく早く見たいと思っていましたが、今日見られて本当に良かったと幸せを感じられるほどのパフォーマンスの高さを見せていただきました。
ひと冬越えて瞬発力が増し、球威も確実に増していますし、正常進化を遂げているといった感じです。
この投手については、手直しすべき部分がほとんどなく、いかにパワーアップしていけるかに主にポイントが絞られているでしょうね。
あえてアドバイスをするとすれば、チェンジアップを習得して緩急を生かすことと、カットボールやツーシームでバットの芯を外す投球を志向できれば、さらに死角のない投手になれると思います。
レベル的には、たとえば甲子園でも好投できる投手だと管理人は思っています。
速球の球速は、目測で最速140km台中盤〜後半。

・打線
緩い変化球に泳いでしまうスイングが目立ちました。
なかなか会心の当たりがない展開で迎えた9回に連打で逆転した集中力は見事です。

・守備
問題なし。


<一関二>
・投手
小山倖之介 先発完投
常時セットポジションから、ゆったりと振りかぶって勢い良く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打者のタイミングを外す投球を見せました。
ゆったりとした体動から力強く腕を振ってくるので、打者目線で速球には球威をかなり感じるだろうと思います。
変化球を投げる時にやや力が抜けてしまうのが課題でしょうか。
ポテンシャルの高さは一見してわかりました。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

・打線
連打連打とはいきませんでしたが、相手エースの威力のあるボールに対してもフルスイングで対抗していたことに感心しました。
全体的に迫力を感じましたし、冬場のウエートトレーニングに注力したであろうことが見て取れました。

・守備
ゲッツーを焦ってのもったいない捕球ミスから先制点を許してしまったのが非常に痛かったですし、捕れそうな飛球を転倒で三塁打にしてしまったのももったいなかったですね。

posted by ティト at 00:01| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月01日

5月1日 高校野球観戦記 その1

5月1日

春の高校野球一関地区予選 一関球場第1試合
一関修紅 7−0 花泉 (7回コールド)

相手のミスに乗じて点を積み重ねた一関修紅が、ガッチリと守って盤石の試合運びを見せました。

<一関修紅>
・投手
熊谷駿 1回〜6回
常時セットポジションから、やや担ぐように大きく振りかぶって上体の倒し込みを生かしながら腕を振り下ろす左上手。球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球主体に落差のある変化球を交えて打者のタイミングを外す投球が持ち味のようです。
下半身の体重移動が不足し、体動の勢いがボールに乗り移っていないのが気になりましたが、上体の筋力が強そうで、腕をしっかりと振れるのが長所ですね。

青木麦 7回
ゆったりとした始動から、体の開きを抑えつつコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良く投げ込みます。
まだ1年生で、フォームを確認しながら慎重に投げている感じですが、筋力の強さ葉見て取れました。
今後の成長に期待いたします。

・打線
盗塁を絡めつつ、好機に効率良く安打が出てじわじわと点を積み重ねました。

・守備
問題なし。


<花泉>
・投手
今野洸 先発完投
ゆったりとした始動から、機敏に体重移動しながら力強く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球をグイグイ投げ込む本格派タイプです。
胸の張りがやや不十分で手先で押し出すような違和感がありますが、リストが相当強く、スナップスローのような感じでも威力のあるボールがビシビシと決まっていました。
躍動感があって体に力がありそうですし、少しずつ微修正でフォームの角を取ってパワーロスを減らしていけば、ボールにウエートが乗るようになり、かなりの成長を見込める2年生です。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

・打線
2安打に封じられ、貴重な走者が牽制で刺されるなど、リズムをつかめないままにイニングが進んでしまった感じです。

・守備
もったいない悪送球やイージーな捕球ミスを連発し、余計な失点を繰り返してしまいました。

posted by ティト at 23:53| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月28日

4月28日 高校野球観戦記 その2

4月28日

春の高校野球盛岡地区予選 県営球場第2試合
盛岡三 5−1 岩手

盛岡三が2安打で岩手は3安打でしたが、スコアは5−1で盛岡三の勝利。
四死球を好機につなげる盛岡三のしたたかさが光りました。

<盛岡三>
・投手
西舘洸希 先発完投
常時セットポジションから、上体の回転とともにしなやかに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良く投げ込みます。
8割位の力で制球重視で投げている感じで、まだまだ余力十分に見えました。
今後の成長が楽しみな2年生です。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

・打線
ボールをしっかりと見極め、四球を狙いながら攻撃を組み立てるしたたかなスタイル。
2安打で5得点は、選球眼でもぎ取った得点といってもいいでしょう。
ボール球を早打ちして投手を助けるような雑な打撃は決してしないチームだと思います。

・守備
もったいない悪送球から失点につながったのは反省点ですが、そのほかは問題なし。
内外野とも軽快でした。

小島奎人 三塁手
打球への反応が速く、安打性の打球を再三さばいていました。


<岩手>
・投手
佐々木尚哉 1回〜6回
常時セットポジションから、ダイナミックに体を使って鋭く腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球を低めに集めます。
胸の張りを意識できていますし、躍動感を投球に生かせているのが好印象。
余計な四死球からの失点は気になりましたが、動作が機敏で、センスの良さは一見してわかりました。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

三光楼源治 7回
ゆったりとした始動から、体の開きを抑えつつコンパクトに腕を振る左スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、糸を引くような速球と大きく曲がり落ちる変化球との緩急で打者のタイミングをハス投球が持ち味のようです。
余計な四死球でピンチを招いてしまったのは反省材料でしょう。

山口大輝 8回〜9回
ゆったりとした始動から、やや担ぐように振りかぶって鋭くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と
鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
躍動感があって体動に勢いがあるのは好印象ですが、やはり余計な四球でピンチを招いたのが反省材料です。
本職は野手のようですが、機敏性があって投手センスの良さも感じさせる管理人好みの2年生です。

・打線
なかなか安打が出ない展開で、ビッグチャンスをつかめないままにイニングが進んでしまいました。

・守備
細かいミスはありましたが、概ね問題なし。

posted by ティト at 23:33| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4月28日 高校野球観戦記 その1

4月28日

春の高校野球盛岡地区予選 県営球場第1試合
盛岡市立 8−0 盛岡北

好機で長打が出た盛岡市立が、じわじわとリードを広げていく展開でした。

<盛岡市立>
・投手
高橋吏玖 先発完投
ゆったりとした始動から、やや担ぐように振りかぶって勢い良く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と大きく曲がり落ちる変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
下半身の体重移動が不足しているのが気になりましたが、地肩が相当強そうで、腕の振りには力感がありますね。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

・打線
要所で長打が飛び出し、効率良く点をもぎ取りました。

古澤礼 右投右打
速球を巻き込むように引っ張り、レフトポール際にライナー性の3ランホームランを放ちました。

・守備
軽快な動きで好守を連発していました。

遠藤航 遊撃手
打球への体の寄せが素早いですし、グラブタッチが柔らかくて球際にも強いです。

岩嵜武瑠 中堅手
俊足で守備範囲の広さが光りました。
打球へ最短距離で到達する守備センスも良です。


<盛岡北>
・投手
本堂賢輝 先発完投
ゆったりとした始動から、素早く前方へ体重移動しながらしなやかに腕を振る左上手。
伸びのある速球とブレーキの効いた落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
パワフルさはまだ不足していますが、機敏性があるのが長所で、かつフォームに大きな欠点はなく、筋力アップに比例して球威アップしていきそうな楽しみな2年生です。

・打線
安打は出るものの、単打の散発となり、一気に点をもぎ取るような展開にはなりませんてした。

・守備
難しいバウンドをモノにできない場面はありましたが、概ね問題なし。

posted by ティト at 23:20| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月02日

練習試合情報求めます

新年度が始まり、春の大会へ向けて各チームが始動していることでしょう。

毎度のお願いとなりますが、ブログ更新にあたっての情報収集のため、練習試合情報を求めております。
練習試合の日程情報を提供してもよいと考えていらっしゃる方は、管理人までメールしていただれば非常に助かります。
当ブログの情報充実のため、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

情報提供いただいた方には、可能なかぎり観戦記を送信します。(必ず観戦できるわけではないことはご了承願います。)
指導者、選手、ご父兄からのメール大歓迎です。

下記をクリックで、管理人にメールできます。

管理人へメールこちらをクリック


※携帯電話で、迷惑メール対策のためにドメイン指定の設定をされている方は、お手数ですが、hotmail.co.jpを指定に加えてくださいませ。

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2017年04月01日

盛大附属 準々決勝

3月29日

センバツ準々決勝
履正社 8−1 盛大附属


結果としては完敗でしょう。

守備のミスから先制点を許し、大量失点につながってしまったのが非常に痛かったですね。
たらればを言えばキリがありませんが、5回の守備が勝敗の分岐点だったと思います。

敗北は悔しいですが、盛大附属にとっては、手ごたえと課題が見つかったお宝満載のセンバツでしたね。

投手陣は、余計な四死球から失点してしまったのが課題でしょうし、一方では、落ちる変化球が全国レベルの打者にも有効で、要所で三振を量産できる自信を得たことでしょう。
大舞台を経験した多士済々の投手陣の成長は大いに見込めます。

打線は、フルスイングからの長打力が威力を発揮しました。
対戦相手目線で、非常に恐ろしさを感じさせる強力打線だと思いますし、そういうイメージを全国に植え付けることができたことも収穫です。
真ん中勝負で大丈夫などと感じたチームはおそらくないでしょう。
盛大附属打線を抑えるためには、1試合を通して厳しいコースを突き続けなければなりませんし、相手バッテリーや守備陣へ与えるストレスは相当なものであることは間違いありません。
「強打の盛大附属」のイメージは、ファンの心の中にも確実に浸透しています。
課題としては、過信ではないのでしょうが、ボール球に手を出す早打ちが目立ってしまったことでしょうか。
少々のボール球でも安打にできる自信はあるのかもしれませんが、履正社戦では、早いカウントから難しいコースに手を出して早々に打ち取られる場面が目立ちました。
履正社の竹田投手が素晴らしかったのはその通りですが、何でもかんでも打ちに行く流れができてしまった感がありました。
早打ちで難しいコースを安打にする結果オーライの打撃ではなく、粘りながら失投を見逃さない確実性を追求していけば、さらに死角のない打線へと成長できると思います。

守備は、センバツを通して好守もミスもありました。
概ねよく守っていたと思いますが、イージーミスというのはやはり目立ってしまうものですよね。
打撃優先のチーム作りが持ち味のようですし、管理人も、守備練習に時間をかけ過ぎるのはもったいないと思う人間です。
いかに短時間で上達を志向していくかにこだわって夏へ備えていただきたいです。

盛大附属は、全国制覇に現実として手が届くチームだと思っていますし、ベスト8でおめでとうとはあえて言いません。
今後のさらなる成長に期待いたします。

posted by ティト at 23:14| 岩手 ☁| Comment(22) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月25日

盛大附属 センバツ2回戦

3月25日

センバツ2回戦
盛大附属 5−1 智辯学園

盛大附属 ベスト8進出です!!

管理人は岩手から離れており、この試合はテレビで断片的にしか見られませんでしたので、詳細な感想記載は差し控えたいと思います。

初戦で悔しい途中降板となった三浦瑞樹投手が、1失点完投の見事な投球内容でしたね。
チェンジアップとスライダーが低めにしっかりと決まっていた印象です。

打線は、好投手が相手でも5点は取れる底力があります。
本当に頼もしいです。

次戦の相手は履正社。
昨秋の神宮大会王者ですし、優勝候補最右翼と評される強豪です。
苦しい戦いとなるでしょうが、上り調子の盛大附属にとって、勝てない相手はいません。
歴史を作っていただきましょう☆

posted by ティト at 21:35| 岩手 ☁| Comment(18) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

不来方 センバツ初戦

3月24日

センバツ1回戦
静岡 12−3 不来方


正直に言って完敗ですが、随所に好プレーがあり、夏への手ごたえを感じさせる煌きは見せてもらいました。

エースの小比類巻圭汰投手は、それほど悪い調子ではなかったように見えましたが、厳しいコースを狙いすぎての四死球が多く、常に走者を背負う展開となってしまいました。
本来は、ストライク先行で打たせて取るタイプで、飄々と完投するタイプですが、空振りを狙う変化球を見極められ、球数がかなり増えてしまった印象です。
ただし、これは相手打線が素晴らしかったのだと思います。
投球動作の速い小比類巻投手を初見で捕らえるのは容易ではないはずですが、甲子園で勝てるチームの底力を見せつけられました。

打線は、9安打3得点。
大会屈指の左腕と呼ばれる相手エースの池谷投手に対しても臆することなく、フルスイングを貫きましたね。
高校野球は、大振りせずにコツコツ当てるのが良いとされる風潮がありますが、金属バットの特性や、ウエートトレーニングの浸透などもありますので、パワフルなフルスイングで一挙に点をもぎ取る野球を身上とするチームが増えてきています。
不来方もそのトレンドに沿ったチーム作りをしてきたことがうかがえました。
力強さはありましたが、ボール球を空振りしての三振が多かったのは反省材料でしょう。
甲子園で勝つためには、力強さに加え、ボールの見極めが大事です。
四球をうまくもらいながら畳みかけることができれば、得点能力はさらに高まってくるはずです。

守備は、全体的に出足が悪く、球際をうまくモノにできない場面が目立ちました。
練習の大半を打撃に費やしたとのことですが、出足については意識の問題が大きいと思いますし、相手野手の出足の良さを見て貴重な勉強の機会となったはずです。
強烈な打球を好捕する場面もあり、大舞台での集中力については及第点といった感じではないでしょうか。
守備は短時間でも上達できる分野でもあるので、これからの成長を楽しみにしています。

とにもかくにも、甲子園で得た経験というのは、何物にも代えがたいものであると思います。
ファンとして、不来方の進化の過程を追いかけていきたいですね。

posted by ティト at 01:45| 岩手 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月21日

盛大附属 センバツ初戦

3月20日

センバツ1回戦
盛大附属 10−9 高岡商 (延長10回サヨナラ)


取っては取られる、逆転しては逆転される、ヒリつくような試合展開でしたが、盛大附属は見事に初戦突破です。
いやあしかし、甲子園での盛大附属の試合は、心臓に負荷がかかる展開の連続ですね・・・。
寿命が縮まる思いですが、勝利の喜びは何よりの精神安定剤です。

打線は、15安打10得点。
センバツでの県勢初の二桁得点です。
春夏両方で二桁得点を記録しましたね。
点数もさることながら、内容が素晴らしく、感心しながら見ていました。
まず、各打者ともしっかりと踏み込んでいます。
外角を強く弾き返せる押しの強いスイングですし、内角の厳しいコースはファールで逃れていました。
2ストライクまではホームラン狙いのフルスイングで、追い込まれるとミート中心で低めの変化球もうまくすくってくる感じで、場面に応じたメリハリがありました。
より欠点の少ない打線に進化しているように思います。
松田夏生選手のホームランは、低めの変化球をうまくすくい上げましたね。
植田拓選手のスイングスピードの速さは際立っていました。
バットの芯を外れても強い打球を放てるスラッガーです。
比嘉賢伸選手も一冬越えて格段にパワーアップした感じです。

投手陣は、9失点ではさすがに取られすぎでしょう。
先発の三浦瑞樹投手は、昨年と比べて球威は上がりましたが、速球で勝負しすぎましたし、余計な四死球も多すぎました。
県大会では球威で抑え込むスタイルが通用するかもしれませんが、甲子園では球種を読まれればフルスイングでミートされてしまいます。
全体的には、厳しいコースが決まらず、甘いコースを思いきり狙われてしまった印象です。
ストライクゾーンが辛かったこともありますが、狙ったコースにボールが決まらなかったことは事実でしょう。
140kmを投げられる筋力があることはわかりましたので、あとは制球力に磨きをかけられれば、そう簡単に攻略できない投手に成長できると思います。

平松竜也投手は、非常に躍動感があり、球威も十分でしたね。
甲子園で145kmは見事です。
速球だけではなく、変化球を投げる時にも腕の振りが緩まないので、要所で三振を取れる切れ味がありました。
失点はありましたが、堂々とした投げっぷりで、次戦への手応えをつかめた内容だったのではないでしょうか。

守備は、大きな乱れはなく、アウトにできる打球を確実にアウトにしていました。
正直かなり心配していましたが、合格点を与えてもいいと思います。
要所で失点に絡むミスが出た高岡商との差が勝敗として現れましたね。
臼井春貴右翼手のレーザービームは素晴らしいの一言です。

2回戦の相手は智辯学園。
優勝候補の一角ですし、苦戦は予想されますが、全国制覇のためには乗り越えなければならない相手です。
万全のコンディションでぶつかっていきましょう!!

posted by ティト at 00:13| 岩手 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月15日

第89回選抜高等学校野球大会 組み合わせ

センバツの組み合わせが決まりました。

盛大附属の初戦の相手は高岡商。
不来方の初戦の相手は静岡。

全国大会で戦う相手は全て強敵です。
苦しい戦いは当然予想されますが、冬の鍛錬の成果を発揮する絶好の機会です。
岩手勢の2連勝を期待いたします。

組み合わせ表は、下記リンクにてご確認くださいませ。


2017センバツ 組み合わせこちらをクリック

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2017年01月28日

第89回選抜高等学校野球大会 出場チーム決定

皆さんもご存知のとおり、今年のセンバツの出場チームが決定しました。

岩手からは、盛大附属と不来方の2チームが出場することとなり、喜び2倍ですね。🎵

盛大附属は、秋の東北大会準優勝ですので、文句なしの選出でしょう。
豊富な投手陣と強力打線を備えていますし、全国で十分に勝ち進める戦力だと思っています。
管理人はかなり期待しています。
何を期待しているか。
もちろん全国制覇です!

不来方は、秋の東北大会では初戦敗退でしたが、21世紀枠での選出となりました。
管理人は21世紀枠制度自体に反対の立場ですが、一方で、その制度が存在している限りは徹底的に利用すべきだとも思っています。
主催者や選考委員に正式に選ばれての出場ですので、堂々と甲子園の舞台で躍動していただきたいです。
秋は、エースの小比類巻圭汰投手が大車輪の活躍を見せました。
一冬越えて、打線と守備がどれだけ進化したのか楽しみです。
まずは初出場初勝利をつかんでいただきましょう。


センバツ出場チーム一覧は、下記リンクにてご確認くださいませ。

2017センバツ 出場チーム一覧こちらをクリック

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2017年01月04日

新年

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

しばらくブログをさぼってしまい、久しぶりの更新となってしまいました。
管理人にとって必要な心身のリフレッシュに充てさせていただきましたので、どうかご容赦くださいませ。

今月は、センバツ出場チームの選考発表がありますし、ワクワク気分が日に日に増してきそうです。

また、2016年度の岩手球児進路先情報が未更新でしたので、そちらも近々アップする予定です。

posted by ティト at 00:50| 岩手 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月21日

2016 ドラフト会議

今年のドラフト会議が10月20日に行われました。

岩手からは、富士大の小野泰己投手が阪神の2位、花巻東の千葉耕太投手が楽天の育成1位で指名されました。

小野投手は、1度だけ生観戦したことがありますが、威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球でぐいぐい押す本格派タイプという印象です。
速球は、最速150kmを超えるとのこと。
日本ハムの大谷翔平投手と同い年ですし、阪神では藤浪晋太郎もいますね。
ライバルと切磋琢磨しながら活躍していただきたいです。

千葉投手は、長身の本格派右腕で、バッティングにも才能が溢れるいわゆる二刀流プレーヤーです。
プロではおそらく投手1本で勝負するのではないかなあと予想します。
千葉投手は、先輩の菊池雄星投手や大谷翔平投手の高校時代に似て、柔軟性あるゆったりとしたフォームが特長です。
体の回転としなやかな腕の振りだけで150km超の威力のある速球を投げた上記2名の先輩ほどの球威はありませんが、体に秘めたパワーは決して劣っていません。
そもそも、雄星投手も大谷投手も、機敏性と躍動感を備えるのにはプロに入ってからかなり時間がかかりましたし、プロ入り当初は鳴り物入りながらなかなか活躍できませんでした。
千葉投手の場合も、いかに機敏性と躍動感を意識できるかにかかっています。
私が指導者であれば、ぜひ育ててみたい魅惑の逸材です。


私がブログを始めてから、毎年のように岩手からプロ選手が生まれ、管理人冥利に尽きる思いです。
岩手球児が一人でも多くプロ選手への夢を叶えることが、管理人の喜びでもあります。
プロのスカウトからもっともっと興味を持っていただけるようなブログ運営を心がけていきたいと思います。

まずは、体調不安を解消できるよう、健康管理に努めます・・・。

posted by ティト at 00:40| 岩手 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月20日

秋の東北大会 閉幕

しばらく更新できないでいましたが、秋の高校野球東北大会が閉幕しました。
結果は周知のとおり、盛大附属が準優勝。
不来方と花巻東は残念ながら初戦敗退となりました。

準優勝の盛大附属は、来春のセンバツ切符が手に入ると期待していいでしょう。
ファンとしても希望を持ってオフシーズンを迎えられますね。

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2016年10月07日

第69回秋季東北地区高等学校野球大会 組み合わせ

来春のセンバツへの最終関門である秋の高校野球東北大会が来週開幕します。
岩手からの出場チームは、盛大附属、不来方、花巻東の3チームです。

神宮枠や21世紀枠という特別枠もあるにはありますが、まずはこの東北大会で決勝まで進むことがセンバツ切符を手に入れるための最善手です。
県勢によるワンツーフィニッシュを期待しましょう☆

組み合わせ表は、下記リンクにてご確認くださいませ。

2016秋の高校野球東北大会 組み合わせこちらをクリック

posted by ティト at 23:12| 岩手 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月03日

10月3日 高校野球観戦記 その2

10月3日

国体硬式野球準々決勝 花巻球場第2試合
履正社 8−1 木更津総合 (7回コールド)

じわじわと得点を積み重ねてリードを広げていく履正社が、木更津総合の反撃を最小得点に封じる盤石の試合運びを見せました。
履正社の寺島成輝投手と木更津総合の早川隆久投手の登板を見られないうちに試合が終わってしまい、心残りのある管理人です。

<履正社>
・投手
山口裕次郎 先発完投
ゆったりと大きく振りかぶり、軸足でタメを作った後に体の回転を生かして腕を振る左スリークォーター。
クロスファイア気味の威力のある速球と鋭く曲がる変化球でフルスイングを封じる投球が持ち味です。
リストがかなり強そうですが、やや手首をこねるように投げているのが気になりました。
もっと胸の張りを意識して反発力を生かせるようになれば、さらにウエートが乗って球威も増してくると思います。
資質の高さは十分に見て取れました。
速球の球速は、最速138kmの表示。

・打線
強く振り回すというよりは、甘いコースをコンパクトに確実に捕らえる打撃が目立ちました。
野手の間を抜けるライナー性の打球が多かった印象です。
ここぞの好機では強振してきますし、選球眼も非常に良いですね。
夏の甲子園で優勝候補に挙げられたチームの底力は十分に感じました。

若林将平 右投右打
低めの速球を上手くすくって左中間へのサヨナラ2ランホームランを放ちました。
芯で完璧に捕えたライナー性の素晴らしい打球でした。

・守備
問題なし。
無失策で危なげがなかったです。
アウトにできる打球を確実にさばく安定感が光りました。


<木更津総合>
・投手
武田大慶 1回〜4回
グラブを頭上で構える独特のセットポジションから、蹴り足と上体の倒し込みを生かして力強く腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外す投球が持ち味のようです。
球威で圧倒する感じではありませんが、躍動感を投球に乗せていますので、球速以上に打者の手元で食い込んでくるボールを投げられますね。
速球の球速は、最速133kmの表示。

佐々木駿 5回〜6回
常時セットポジションから、グラブと右手を下に下ろしてから担ぐように振りかぶって力強く腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球と緩急二種類の変化球をテンポ良く投げ込みます。
動作が機敏で小気味よい投手ですね。
速球の球速は、最速139kmの表示。

山下輝 7回
ゆったりとした始動から、力強く上体を倒しこんで勢いよく腕を振り下ろす左上手。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で押す本格派タイプです。
本職が野手のようで、やや肩肘が硬くアーム式の投法になっているのが気になりましたが、力感があって筋力がかなり強そうです。
速球の球速は、最速136kmの表示。

・打線
安打が散発気味で、もうひと押しができませんでした。
強振する打者は少なく、長打力を売り物にするチームではない印象を受けました。

・守備
強い打球を捕球できない場面はありましたが、野手の動き自体は問題なし。
無駄な動きがなく、スッと打球に体を寄せて流れるように送球していました。

posted by ティト at 20:16| 岩手 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10月3日 高校野球観戦記 その1

10月3日

国体硬式野球準々決勝 花巻球場第1試合
鳴門 12−11 作新学院

お互い取っては取られる壮絶な打撃戦。
強い打球が飛び交う展開に管理人も大興奮。
管理人が今年生観戦した中では最もレベルの高い試合でした。

<鳴門>
・投手
中山晶量 1回〜3回
ゆったりとした始動から、体を開かずにスムーズに振りかぶってしなやかに腕を振り下ろす右上手。
威力十分の緩急二種類の変化球で押す本格派です。
長身をバランス良く使えていますし、資質の高さは一目瞭然ですね。
機敏性が増せばさらに球威が増してくると思います。
プロを狙えるレベルだと感じました。
速球の球速は、最速141kmの表示。

尾崎海晴 4回〜5回
常時セットポジションから、機敏に体を回転させて鋭く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で押す本格派タイプです。
体動に力感がありますし、地肩が相当強い投手だと思います。
もっと胸の張りを意識できれば、反発力が生きてさらに球威が増してくるでしょう。
速球の球速は、最速137kmの表示。

松本凌斗 6回
常時セットポジションから、軸足でタメを作りつつ蹴り足を生かして勢いよく腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球でグイグイ押す本格派タイプです。
体動の勢いをボールに乗せる管理人好みの力投型ですね。
速球の球速は、最速136kmの表示。

河野竜生 6回途中〜9回
ゆったりとした始動から、軸足でタメを作りながら重心を落とし、素早く体を回転させながら鋭く腕を振る左スリークォーター。
膝を大きく曲げてグッと重心を落とす独特のセットポジションも特徴的。
威力十分の速球と多彩な変化球で三振を取れる本格派です。
今夏の甲子園でも大活躍したお馴染みのサウスポーですね。
機敏性を生かし、パワーロスなく最小限の動作でボールに力を乗せられる技術を持っているようです。
プロレベルの投手ですし、卒業後の活躍が楽しみです。
速球の球速は、最速143kmの表示。

・打線
夏の甲子園で盛大附属から大量点を奪った迫力は健在ですね。
あわやコールド負けもあるかと思われる劣勢の展開から逆転勝利をもぎ取った底力は驚異的です。
盛大附属はこの強いチームと激戦を繰り広げたんですね〜☆

手束海斗 右投右打
140kmを超える速球を思いっきり引っ張り、弾丸ライナーでレフトスタンドへ2ランホームランを叩き込みました。
岩手ではなかなか見られないような火の出るような強烈な当たりのホームランでしたね。

佐原雄大 右投右打
やや振り遅れながら、ライトスタンド最前列に滞空時間の長い3ランホームランを放ちました。
追い風がない中でああいうホームランはなかなか打てるものではありません。
高校生離れした腕力の持ち主でしょう。

・守備
全体的には軽快でさすがによく鍛えられていますね。
もう少しで捕れそうな外野頭上の飛球を逃してしまったのは惜しかったですが、大崩れはしそうにないレベルの高さは十分に見て取れました。

佐原雄大 捕手
軽々と投げているように見えて矢のような勢いの送球に目を引かれました。


<作新学院>
・投手
宇賀神陸玖 1回〜4回途中
常時セットポジションから、軸足で十分にタメを作りつつ勢いよく腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と多彩な変化球で打者に的を絞らせない投球が持ち味のようです。
球威で圧倒する感じではないのですが、速球と変化球とのバランスの良い配球が意識されており、同じ球種一辺倒とならない強みがありますね。
時折投げるドロンとした緩い変化球も有効でした。
一関学院の大竹樹希也投手に似たフォームと投球スタイルで、安定感も抜群の投手です。
速球の球速は、最速133kmの表示。

入江大生 4回途中〜6回
ピンと背筋の伸びた綺麗なフォームから、鞭のようにしなやかにかつ爆発的に腕を振り下ろす右上手。
威力十分の速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派です。
肩肘の支点がしっかりと生きており、腕のしなりが素晴らしいですね。
十分にプロを狙える投手ではないでしょうか。
速球の球速は、最速143kmの表示。

今井達也 7回〜8回
常時セットポジションから、軸足に十分にウエートを乗せ、蹴り足を生かして爆発的に腕を振る右上手。
威力抜群の速球と切れ味抜群の速球で三振を量産する本格派です。
甲子園優勝投手ですし、野球ファンで知らない人はおそらくいないでしょう。
管理人も、この投手を生観戦する機会を待望していました。
念願叶って見ることができましたが、本当に素晴らしい投手ですね。
躍動感がありながら、体の軸がブレないように制御できる体幹の強さに感心しました。
上体を大きく捻らず、体重移動に乗せて捕手へ向かって真っ直ぐ腕を振っていますね。
パワーロスが少ない投球フォームというのは、まさにこれだと思いました。
また、腕の振りの速さは、管理人が今まで見た投手の中でも最高レベル。
すっかり見とれてしまいました。
守備のミスや振り逃げなどがあって大量失点となりましたが、評価が下がる内容ではありませんでした。
おそらくドラフト1位で指名される投手ではないでしょうか。
速球の球速は、最速152kmの表示。

・打線
夏の甲子園優勝チームに相応しい迫力がありました。
序盤は打ち損じが多かったように思いますが、スイングの力感がハンパないですね。
芯を食えば長打を連発する打線だと思います。
打球が非常に速いですし、凡退の飛球でも滞空時間の長いものが多かったです。
中盤以降は、相手好投手を攻略し、大量点を奪いました。
全国制覇を成し遂げるためには、このチームに劣らない打線を作り上げなければならないんだろうなあと思いながら観戦した管理人です。

入江大生 右投右打
140kmを超える速球に負けない力強いスイングからの火の出るようなライナーに驚きました。
ゴルフのようなグンと伸びる左中間への当たりに、観客から感嘆の声が出ていましたね。

・守備
各野手とも、打球へ向かう瞬発力、安定したグラブさばき、ビシッとした送球の全てを備えていました。
しかし、ゲッツーコースの打球をトンネルした後に大量失点となり、痛恨の逆転負けにつながってしまいました。

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2016年09月19日

9月19日 高校野球観戦記 その2

9月19日

秋の高校野球県大会準々決勝 森山球場第2試合
花巻農 5−3 一関学院

小刻みに点を取る一関学院に対し、好機で安打をまとめる花巻農が打ち勝ちました。
県大会では毎回優勝争いに絡む強豪一関学院を破った花巻農の勝負強さに感心の管理人です。

<花巻農>
・投手
及川尚輝 先発完投
ゆったりとした始動から、ややアウトステップ気味に踏み出して体の回転を効かせて投げる左スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、しっかりと抑えの効いた速球と落差のある変化球との緩急で打者のタイミングを外す投球が持ち味です。
クロスファイアーの軌道でボールが決まるので、かなり打ちづらい投手だと思います。
軽々と力のあるボールを投げられますし、ポテンシャルの高さに興味を持ちました。
もっと躍動感を投球に乗せられるようになれば、本格派として成長できるのではないかと感じた管理人です。

・打線
好球必打で積極的に振りにいくスタイル。
好機に安打をまとめられましたし、鋭い打球も多かった印象です。
盗塁連続失敗はありましたが、ほぼ会心の試合運びと言ってもいいでしょう。

・守備
細かいミスはありましたが、ピンチでも慌てず、球際をしっかりとモノにする集中力の高さが光りました。

鈴木稀葵 遊撃手
ボディバランスが良く、打球に素早く体を寄せてきますし、球際にも強いですね。
送球も安定しています。
野球センスの高さが一見してわかりました。


<一関学院>
・投手
天笠葵 1回〜6回途中
ゆったりとした始動から、トルネード気味に上体を捻った後に鋭くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、糸を引くような伸びのある速球と緩急二種類の変化球をバランス良くミックスします。
時折サイド気味に腕を振るなど、打者に的を絞らせない投球を意識しているようでした。
常に低めにボールが集まるのは長所ですね。
制球が良くてテンポも良く、野手としては守りやすい投手でしょう。
やや手先で押し出すように投げる傾向がありますので、もっと胸の張りを意識して反発力を生かす感覚をつかんでもらいたいと思います。

滝田丞 6回途中〜9回
ゆったりとした始動から、上体をトルネード気味に捻った後に勢い良く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球主体に押す本格派タイプです。
力感があって小気味良い投球が持ち味の1年生ですね。
落差のある緩い変化球だけでなく、鋭い変化球を習得できれば、三振を量産できる投手に成長できると思います。
将来楽しみな好素材でしょう。
速球の球速は、最速132kmの表示。

・打線
頻繁に走者を出しましたが、盗塁失敗やバント失敗など、たたみかけることができずにイニングが進む焦れる展開。
中盤までは仕掛けが早い傾向で、有利なカウントを作るなどの工夫が見られませんでした。
最終回に粘りを見せましたが、コントロールに苦しんでいる相手投手の高めのボールに手を出す凡打でゲームセット。
不完全燃焼だったと思いますが、負けるべくして負けた試合という印象です。
甘いコースであれば巻き込むように強振する、厳しいコースであればファールで逃れるという使い分けができず、バランスを崩しながら食らいついて当てにいくようなバッティングが多くなっていました。
追い込まれることを恐れるのではなく、追い込まれても思い切って強振できる自信を備えるチームとなって来春を迎えていただきたいと思います。

・守備
イージーなファールフライの落球が1つあった以外は特段問題なし。
守備からリズムを作ることはできていました。

夷塚郁斗 遊撃手
打球への反応が速く、グラブさばきも安定しています。
そう簡単にミスは出そうにない雰囲気がありました。

齋藤優乃 捕手
フットワークの軽快さと送球動作の速さが際立ちます。
強肩ですし、盗塁を容易には許さない捕手でしょう。

posted by ティト at 17:23| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする