2018年05月20日

5月20日 高校野球観戦記

5月20日

春の高校野球県大会1回戦 森山球場第2試合
盛岡三 16−9 大東 (7回コールド)

所用があったため、6回からの観戦です。
激しい点の取り合いで、いわゆるノーガードの打撃戦といった印象。
終盤にミスを連発した大東の隙に乗じた盛岡三が、この試合を象徴するビッグイニングを一気にモノにして勝負を決めました。

<盛岡三>
・投手
上野正嗣 〜6回途中
ゆったりとした始動から、肩を後方にひねった後にしなやかに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打者のタイミングを外す投球が持ち味のようです。
少ししか見られませんでしたが、肩肘の柔軟性が抜群で、腕が遅れて出てくるのが特長ですね。
今日は制球がいまひとつで、四球を出して走者を溜めてしまいました。
長身ですし、力感が増せば楽しみな大型投手です。

西舘洸希 6回途中〜7回
常時セットポジションから、軸足でタメを作った後に力強く腕を振り下ろす右上手。
威力十分の速球と緩急二種類の変化球でグイグイ押す本格派タイプです。
変化球を見せた後に速球をズバッと投げ込む投球で、打者に目を慣れさせないような投球術を身に着けていますね。
管理人が特に期待している投手ですが、昨年よりもパワーも着実に増していて、順調に進化しているようで嬉しくなりました。
速球の球速は、最速143kmの表示。

打線
早いカウントからでも甘いボールを逃さずに強振していたのが印象的です。
昨年まではファーストストライクを安易に振らない待球戦法でしたが、攻撃スタイルのモデルチェンジが図られているようです。

守備
細かい捕球ミスはありましたが、連携プレーなどは機敏ですし、概ね問題なしです。


<大東>
・投手
菅原慎 〜7回途中
常時セットポジションから、体の開きを抑えるようにグローブをしっかりと抱えてからコンパクトに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
ワンバウンドになる変化球が振り逃げになったりワイルドピッチになったりで、球運をモノにできなかった感じです。
機敏性をもっと意識して体動の勢いを利用する投球をできるようになれば楽しみな2年生です。

打線
カウントに関わらず、好球必打の積極的なスタイルです。
7点差を一時追いついた粘りはお見事。
逆転を狙ったスクイズが失敗した後に押せ押せムードが止まってしまったのが、今日の勝敗の分かれ目だったように思います。

守備
同点の7回に四死球や捕球ミスを連発し、あっという間の7失点でコールドとなってしまいました。
攻撃面で素晴らしい粘りを見せただけに、勝負どころの終盤でのミスの連発は本当にもったいなかったですね。
これが春でよかったと、夏へ向けての反省材料にしていただきたいです。

posted by ティト at 21:56| 岩手 ☀| Comment(1) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月14日

第65回春季東北地区高等学校野球岩手県大会 組み合わせ

ちょっと更新のタイミングが遅れましたが、春の高校野球県大会の組み合わせが決まりました。
本番の夏へ向け、貴重な公式戦の機会となる大会です。

各チームとも、夏のシード権と東北大会切符の獲得を目指してがむしゃらに勝利を目指すはずです。
管理人も、なるべく多くの試合を観戦したいと思っています。

組み合わせ表は、下記をクリックしてご確認くださいませ。


2018春 県大会.jpg

クリックで拡大
posted by ティト at 22:42| 岩手 ☀| Comment(2) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月07日

5月6日 高校野球観戦記 その2

5月6日

春の高校野球一関地区予選 一関球場第2試合
一関一 9−5 一関工 (延長12回)

両チームとも点を取り合うシーソーゲーム。
延長12回までもつれこんだ試合は、待球戦法で四球を多くもぎ取った一関一に軍配が上がりました。

<一関一>
・投手
門間渓介 1回〜2回途中
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動しながら鋭く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
しっかりと胸の張りを意識して反発力を生かせていますし、肘の支点も利用できており、欠点の少ないフォームが特長ですね。
筋力アップが球威アップに直結するタイプの楽しみな2年生です。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

齋藤和輝 2回途中〜7回
重心をグッと落としたセットポジションから、左肩で壁を作って体の開きを抑えつつ腕をしなやかに振る右スリークォーター。
伸びのある速球と落差のある変化球で打者にフルスイングさせない投球を見せました。
腕が鞭のように振られて遅れて出てくるので、ボールの出どころが見づらく、かなり打ちづらい投手でしょう。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

小岩優介 8回〜12回
常時セットポジションから、軸足でタメを作りつつ担ぐように振りかぶって力強く腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球と緩急二種類の変化球で押す本格派タイプです。
軽々と投げている感じでも球威がありますし、余力はまだまだ十分でしょう。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤。

打線
じっくりとボールを見極めながら甘いコースを辛抱強く狙い打つスタイル。
際どいコースに容易には手を出してこないので、相手にとってはいやらしいスタイルですが、要所での見逃し三振が目立ったのは今後の課題でしょう。
今日の球審はストライクゾーンが狭く、待球戦法が功を奏しましたが、厳しいコースのストライクをどう捕らえるかを次戦への課題としていただきたいです。

守備
悪送球や、打球を後ろへ逸らすなどのイージーミスがありました。
全体的には軽快に動けていたように思います。


<一関工>
・投手
熊谷柊汰 1回〜6回
ゆったりとした始動から、円盤を投げるようにスムーズに体を回転させながらしなやかに腕を振る右横手。
伸びのある速球と横滑りする変化球をコーナーに投げ分けます。
ボールが低めに集まるので、非常に安定感があります。
もっと躍動感が出てくればますます楽しみです。

新田凜 7回
ゆったりとした始動から、手首を体の後ろに隠すようにひねってから勢い良く投げ込む左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で押す投球を見せました。
ボールの質自体はそれほど悪くなかったのですが、ボール先行の後にストライクを取りにいく甘いコースを狙い打たれてしまった印象です。

天笠蓮 8回〜12回
ゆったりとした始動から、しっかりと体を回転させてスムーズに腕を振る右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球を制球良く淡々と投げ込みます。
重心が安定して軸がブレないので、安定して力のあるボールが決まっていました。
大崩れしづらい勝てるタイプの投手だと思います。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

打線
全体的に振りが鋭く、迫力がありました。
凡打でも強い当たりが多かったです。
基本的にウエイトはせず、カウントに関わらずに好球必打を貫いてきますね。
ただし、フルスイングできないタイミングでも無理に合わせにいくようなバッティングが目立ったのは要改善でしょう。

守備
問題なし。

posted by ティト at 00:51| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月6日 高校野球観戦記 その1

5月6日

春の高校野球一関地区予選 一関球場第1試合
一関学院 5−4 大東

1回途中からの観戦です。
先制して優位に試合を進める大東に対し、8回に貴重な長打が飛び出して逆転した一関学院が、息詰まる接戦を制しました。

<一関学院>
・投手
岩渕希望 1回〜2回
ゆったりとした始動から、素早く前に踏み出して鋭くコンパクトに腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
あまりじっくりと見られませんでしたが、オーソドックスな左上手という印象で、もっと筋力アップすれば球威が増すだろうと思いながら見ていました。
また次回に確認してみたい2年生です。

佐藤勇矢 3回〜6回途中
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって力強くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球とブレーキの効いた変化球との緩急で打者を抑え込む投球を見せました。
胸の張りは意識されていますが、上体の倒し込みが不足しているので、もうひとつボールにウエートが乗り切っていないのが改善ポイントでしょうか。
地肩が強そうでポテンシャルの高さは感じましたので、躍動感をボールに乗せられるようになれば非常に楽しみです。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

滝川恵介 6回途中〜9回
素早く踏み出し、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
ストンと落ちる変化球は非常に有効なウイニングショットですね。
腕の振りはしなやかですが、上体の倒し込みが不足してボールにウエートが乗り切っていないのが気になりましました。
腕で投げるのではなく、体全体で投げるイメージを会得できれば、相当進化できるであろう2年生です。

打線
相手の四死球や、ラッキーな安打によって勝利はつかみましたが、甲子園で勝利を狙うチームとしては、会心の逆転勝利とは言い難い内容だったと思います。
毎年思うことですが、打ち気満々過ぎてコースを絞れていないのが、淡白な攻撃となる原因です。
打撃におけるシンプルかつ究極の目標は、甘いコースをミスショットなく捕らえることであり、バットに当たるからといって難しいボールを追いかけていては、確率が悪くなるのは当然のことでしょう。
打てそうなボールを打つという言葉の前に、確実にという言葉を付け加える意識を持てれば、劇的に変われるはずです。
期待しているがゆえの厳しいコメントをご容赦ください。

守備
送球を一瞬迷ってオールセーフにしてしまうもったいないプレーが続いての余計な失点がありました。
全体的には非常に軽快ですし、春の時点での守備レベルの高さは申し分なしだと思います。

夷塚郁斗 遊撃手
ダッシュして捕ってすぐ投げる機敏な動きを見せました。
守備範囲の広さや送球の強さはアマチュア超のレベルなので、皆さんにも是非見て欲しいと思うような素晴らしい選手です。

幸田風揮 中堅手
左中間寄りの安打に対してうまくホーム方向へ体重移動できるように捕球して力強いバックホーム送球。
ヒットになった瞬間は1点入るだろうと思いましたが、悠々のアウトに感心しました。


<大東>
・投手
菅原慎 1回〜4回
ゆったりとした始動から、踏み足とグラブの抱え込み意識しながら丁寧に投げ込む左上手。
球威で押すタイプではありませんが、重そうな速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
もっと機敏性を意識して体動の勢いをボールに乗せられれば、球威はグンと増すと思います。
今日は四死球で余計なピンチを作ってしまったのが反省点でしょう。

芳賀宥 5回〜8回
ゆったりと振りかぶった後、蹴り足を生かしながら爆発的に腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭い変化球をグイグイ投げ込みます。
体動の勢いをボールに乗せて投げてきますので、球速以上に打者の手元でボールが食い込んでくる球質だと思います。
管理人好みの非常に小気味の良い投手ですね。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

打線
甘いコースに来る速球は確実に強振してくる的を絞った攻撃を見せました。
相手を大きく上回る14安打を浴びせましたが、ここぞで畳みかけることができず、もうひとつ点を取りきれなかった印象です。
ただし、今日見せた攻撃スタイルの方向性は素晴らしいと思いました。

守備
終盤、捕れそうな打球をさばけずに喫した失点が非常に痛かったですね。
勝ちパターンをモノにできなかった痛恨の敗戦だと思いますが、この悔しさが必ず進化につながると思います。

posted by ティト at 00:40| 岩手 ☁| Comment(1) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月03日

5月2日 高校野球観戦記 その2

5月2日

春の高校野球沿岸南地区予選 住田球場第3試合
高田 8−6 釜石商工

激しい点の取り合いとなる接戦。
ここぞの好機に連打でつないだ高田が、粘る釜石商工を振り切りっての逆転勝利となりました。

<高田>
・投手
三川泰暉 1回〜2回
ゆったりとした始動から、上体を捻って足を勢い良く上げて力強く腕を振る右横手。
伸びのある速球と横滑りする変化球でグイグイ押す投球が持ち味です。
調子はそれほど悪いとは思いませんでしたが、走者を出した後にやや制球が乱れ、押し出し等で余計な点を与えてしまいました。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

菅野友翔 3回〜7回途中
ゆったりと振りかぶり、背筋をピンと伸ばした後に素早くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で押す本格派タイプです。
軽々と投げている感じですが、なかなか威力のあるボールが決まっていました。
本職は野手のようですが、ポテンシャルは相当高いと思います。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

村上敏希 7回途中〜9回
常時セットポジションから素早く前へ体重移動し、スムーズにコンパクトに腕を振る左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
パワーロスの少ないフォームで制球が良いので、大崩れしそうにない安定感が光りました。

打線
点を取られた後に連打ですぐに追いついたのは見事でした。
上位下位の切れ目がなく、どこからでもチャンスを作れそうな打線だと思います。

菊田大夢 右投右打
前の打者が敬遠された二度の打席で、ともに外野の頭を越す長打を放って打点を稼ぎました。
2ストライクに追い込まれても鋭くスイングできる集中力は見事でしたね。

守備
序盤に捕球ミスや悪送球などが重なって相手に先行されてしまいました。
その後は乱れなくピンチを凌ぎ、打線の奮起を呼び込んでの会心の逆転勝利となりましたね。

蒲生潤 遊撃手
瞬発力があって打球への反応が速く、守備範囲の広さが光りました。


<釜石商工>
・投手
鎌田尚人 先発完投
ゆったりとした始動から、重心をグッと落としながらスムーズに体重移動して勢い良く腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球でグイグイ押す本格派タイプです。
管理人が特になし期待している投手のうちの一人で、順調にパワーが増していて嬉しくなりました。
ピンチで粘りきれずに失点してしまいましたが、ポテンシャルの高さは十分に見せてくれたように思います。
速球の球速は、目測で最速130km台後半。

打線
4点を先制してペースを握るかと思いましたが、その後は再三の好機で点をなかなか取りきれないもどかしい展開となりました。
非常に痛い敗戦だったと思いますが、これが春の地区予選でよかったと切り替えて次の試合に生かしていただきたいと思います。

守備
大きなミスはありませんでしたが、捕れそうな打球を捕れない場面があり、球運をモノにできなかった感じです。

posted by ティト at 01:08| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月2日 高校野球観戦記 その1

5月2日

春の高校野球沿岸南地区予選 住田球場第2試合
釜石 7−0 大槌 (8回コールド)

先制して中盤に突き放す展開を作った釜石が、堅い守りで大槌に得点を許しませんでした。

<釜石>
・投手
小笠原光星 先発完投
ゆったりとした始動から、上体をややひねって反発力を生かしながら勢い良く腕を振る右上手。
伸びのある速球主体に押す投球を見せました。
機敏性があって小気味の良さが持ち味ですね。
昨秋と比べて変化球が鋭くなっており、要所で三振を狙えると思います。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

打線
積極的に盗塁を仕掛け、押せ押せムードで攻め立てていました。
タイムリー安打がなかなか出なかったのが反省材料でしょうか。

守備
問題なし。


<大槌>
・投手
谷池功貴 1回〜6回途中
ゆったりとした始動から、上体の回転を生かしながらしなやかに腕を振る右横手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と横に曲がる変化球で打者のタイミングを外していました。
ナチュラルに動くボールでバットの芯を外す投球も持ち味のようです。
機敏性がやや不足していますが、肘と手首が柔らかく、球持ちが良いのが長所ですね。

植田基希 6回途中〜8回途中
ゆったりとした始動から、素早い体の回転を生かして鋭くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
ストンと落ちる変化球が非常に有効で、これがコーナーに決まればかなり打ちづらいでしょう。
まだ線は細いですが、機敏で野球センスの良さそうな1年生です。

打線
好機はありましたが、相手投手の球威にやや押され、連打が出なかった感じです。

守備
全体的に出足が遅れる傾向があり、捕れそうな打球が安打になったり、アウトになってもギリギリのプレーになる場面が目立ちました。

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2018年04月30日

4月30日 高校野球観戦記 その2

4月30日

春の高校野球花巻地区予選 花巻球場第2試合
花巻南 15−0 紫波総合 (5回コールド)

花巻南の打線が爆発。
ビッグイニングでリードを広げ、ガッチリと守る盤石の試合運びでした。

<花巻南>
・投手
藤原桐真 1回〜5回途中
常時セットポジションからゆったりと始動し、重心を落としてタメを作ってからコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球主体で5回を1安打のみに抑えました。
昨年から活躍している投手で、管理人も期待している投手の1人ですが、昨年と比べて球威の面であまり伸びていないのが不満です。
手首をこねるように投げていて、そこがパワーロスにつながっているように見えました。
体全体のパワーがあって身体能力の高い投手ですので、もっと胸を張る意識を持って肘の支点と反発力を生かせるようになれば、ボールにスムーズにパワーが伝わってグンと球威が増してくるでしょう。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

千田健太朗 5回
体の開きを抑え、素早く上体を回転させて鋭く腕を振り下ろす右上手。
打者1人のみであまり見られませんでしたが、伸びのある速球で打者を打ち取りました。

打線
全体的に迫力を感じましたし、冬場のウエートトレーニングに注力してきたであろうことがうかがえます。
タイミングを外されて打ち損じても野手の間に持っていく押しの強さと、芯を捕らえれば軽々と長打になりそうな雰囲気もありました。

藤原宗大 右投右打
ちょっとタイミングが外れても外野の頭上を越せる長打力がありますね。
センターバックスクリーンへの特大のホームランがありましたが、これもフルスイングというよりは、うまく右足で溜めて合わせたようなスイングでした。
相当な腕力の持ち主でしょう。

守備
問題なし。
ライトゴロも決め、集中力の高さを見せました。

藤原宗大 捕手
強肩を生かした鋭い送球が魅力。
腕力が強く、キャッチングも力強いですね。


<紫波総合>
・投手
才川一郎 1回〜4回
ゆったりと振りかぶり、踏み足を確かめるように丁寧に投げ込む右上手。
球威はそれほどない感じですが、速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外しながら打たせて取る投球を見せました。

打線
相手投手の球威にやや押され、好機をつかむまで至らずに試合が終わってしまった感じでしょう。

守備
出足が遅れる傾向があるのが気になりました。
アウトにできる打球を安打にしてしまう場面があったのがもったいなかったですね。
見て素早く動き出して瞬発的に打球へ向かうイメージをもっと養う必要があると感じました。

posted by ティト at 23:05| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4月30日 高校野球観戦記 その1

4月30日

春の高校野球花巻地区予選 花巻球場第1試合
花北青雲 9−2 遠野 (8回コールド)

3回からの観戦です。
序盤に大量点を奪って優位に立った花北青雲が、中盤の遠野の反撃を2点に凌いでの快勝となりました。

<花北青雲>
・投手
工藤遼 〜7回
常時セットポジションから、体重をグッと落としてタメを作りつつ鋭くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で打たせて取る投球を見せました。
走者を出した後にやや制球を乱してしまったのが反省材料ですが、身のこなしがしなやかで野球センスの良さが見て取れました。
もっと大胆に体重移動を利用して躍動感をボールに乗せることができれば、球威はまだまだ増すと思います。

上條瑛滉 8回
常時セットポジションから、スムーズに体重移動しながらしなやかに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭い変化球をテンポ良く投げ込みます。
パワーロスの少ないバランスの良いフォームなので、筋力アップが球威アップに直結するタイプですし、今後の成長が楽しみな2年生ですね。

打線
好球必打で序盤に大量点を取りましたが、中盤以降はは難しいボールに手を出しての当たり損ねが多く、淡泊にイニングが進む場面が目立ってしまった印象です。

宮川颯斗 左投左打
速球を思いっきり引っ張ってライトスタンドへライナー性のホームランを放ちました。

守備
待って捕ろうとしての細かい捕球ミスが多く、余計な失点がありました。


<遠野>
・投手
畑山太亮 〜3回途中
ゆったりとした始動から、素早く振りかぶって力強く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球主体に打たせて取る投球が持ち味のようです。
あまり長く見られませんでしたが、胸の張りを意識できているのが好印象の2年生です。

佐々木千宙 3回途中〜8回途中
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって鋭くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、重そうな速球と落差のある変化球をバランス良くミックスして打たせて取る投球を見せました。
機敏性はやや不足していますが、上体の倒し込みを利用してボールにウエートを乗せられているのは長所ですね。

打線
好機は頻繁に作りましたが、ここぞでたたみかけることができずにビッグイニングとはなりませんでした。

守備
捕球ミスや悪送球で余計な失点やピンチを広げる場面がありました。
序盤の大量失点が非常に痛かったですね。

posted by ティト at 22:44| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月29日

4月28日 高校野球観戦記 その2

4月28日

春の高校野球盛岡地区予選 雫石球場第2試合
盛岡三 13−3 盛岡南 (5回コールド)

相手ミスから連打につなげて大量点を奪った盛岡三が、逆転して一気に勝負を決めました。

<盛岡三>
・投手
岩渕航大 1回〜5回
ゆったりとした始動から、体の回転を生かして円盤を投げるように腕を振る右横手。
球威で押すタイプではありませんが、浮き上がるような速球と緩急二種類の変化球との緩急で打者のタイミングを外す投球を見せました。
肘が柔らかくて手首が遅れて出てくるのが特長の2年生です。

打線
ボールは見極めつつ、甘いコースはしっかりと狙いにいきました。
相手のミスを見逃さずにビッグイニングを作ったのは見事です。

守備
もったいない悪送球で失点してしまったのが反省材料でしょう。
全体的には軽快に動けていたと思います。


<盛岡南>
・投手
奥野義広 1回〜5回途中
常時セットポジションから、素早く上体を倒し込みつつコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をミックスして打者の体勢を崩す投球が持ち味のようです。
今日は、先頭打者を四球で歩かせてしまったのが反省材料でしょう。

廣瀬奨 5回
全身を使って投げ下ろす左上手。
伸びのある速球主体に落差のある変化球を交える投球でした。
少ししか見られませんでしたが、力感を生かせているのが長所のサウスポーですね。


打線
うまく安打をつなげて点を取りましたが、逆転した後にさらにもうひと押しできていれば、試合展開は大きく変わっていただろうと思いました。

守備
フィルダースチョイスや落球などのミスが重なり、一挙に失点して逆転されてしまったのが非常に痛かったですね。
風が強くて守りにくい天候とはいえ、イージーミスが続いてやや集中力に欠けていたように見えましたので、次戦への課題としていただきたいです。

posted by ティト at 00:01| 岩手 | Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月28日

4月28日 高校野球観戦記 その1

4月28日

春の高校野球盛岡地区予選 雫石球場第1試合
盛岡北 1−0 盛岡商

息詰まる投手戦。
再三のピンチを凌いだ盛岡北が、初回の1点を守りきるいわゆるスミイチの勝利となりました。

<盛岡北>
・投手
高橋佑輔 先発完投
素早くスムーズに始動し、しなやかにコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と鋭く曲がり落ちる変化球を低めに集めます。
制球が良く、変化球が低めにしっかりと決まるので、非常に安定感がありますね。
機敏で野球センスの良さも見て取れました。

打線
なかなか連打が出ない展開でしたが、初回に奪った1点を守りきる会心の試合でしたね。

守備
風の強い守りにくい天候でしたが、球際をしっかりとモノにできたのが大きいでしょう。
ここぞの難しい打球をしっかりとさばいていました。


<盛岡商>
・投手
新谷天馬 先発完投
大きく振りかぶるゆったりとした始動から、体全体を使ってダイナミックに投げ下ろすひ左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
昨春に見て資質の高さを確認していましたが、大きく進化していて嬉しくなりました。
体全体を使って局所に負荷をかけないフォームを身につけられていますので、力感を生かしながら余力を残せています。
昨春はスタミナが課題だと思いましたが、完投能力を備えた大黒柱に成長していますね。
筋力アップが球威に直結するタイプの投手ですし、これからのさらなる成長も確実視できる逸材だと思います。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

打線
好機を再三つかむものの、あと一本が出ない焦れる展開が続きました。
相手の好守備で本塁タッチアウトもありました。

守備
細かい捕球ミスはありましたが、概ねよく守れていたと思います。

posted by ティト at 23:52| 岩手 | Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月03日

花巻東 準々決勝

4月1日

センバツ準々決勝
大阪桐蔭 19−0 花巻東

まさに完敗です。
投打ともに力の差を見せつけられる試合となりました。

大阪桐蔭と花巻東の選手達の動きを見て決定的に違っているのは、体重移動を利用できているかどうかです。
花巻東の選手は、投手も打者も体の回転にこだわりすぎている感じで、下半身を使った体重移動がほぼ全員不十分です。
投手陣はみな、トルネード気味に上体をひねってから投げていますが、それが反発力につながっていません。
いわゆるトルネード投法は、力感や反発力につなげるために取り入れる投法であり、体重移動を犠牲にして上体だけをひねっても投球エネルギーの向上にはつながらないでしょう。
打者もまた、あまり踏み込まず、上体の回転に頼ったスイングになっています。
その結果、立ち遅れが目立ち、相手投手の力のあるボールに差し込まれる場面が多かった印象です。

投手にしても打者にしても、野球は、前方へエネルギーを伝える競技であることを意識して取り組まなければなりません。
大阪桐蔭の投手陣は、下半身を使った力強い体重移動と大胆な上体の倒しこみを利用して前方へエネルギーを伝えられていますし、打者陣も、下半身で力強く踏み込み、その勢いを利用して思い切り振りこんできます。
敵ながら素晴らしいチームだなあと感嘆した管理人です。

全国制覇を成し遂げるためには、今までの取り組みだけでは不十分なことが目に見えたわけですし、これからの練習方法の見直しが躍進につながります。
全国ベスト8は素晴らしい成績ですが、まだまだ伸びるチームだと確信していますので、期待するがゆえの厳しいコメントになったことをご容赦ください。

今年の岩手の夏が素晴らしいものとなることを期待しています。

posted by ティト at 01:29| 岩手 | Comment(5) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月31日

花巻東 センバツ3回戦

3月31日

センバツ3回戦
花巻東 1−0 彦根東 (延長10回サヨナラ)

またもや心臓バクバクのひりつくような接戦。
9回までノーヒットノーランに封じられる苦しい展開でしたが、延長のチャンスをしっかりとモノにして見事にベスト8進出を決めました。

今日は、1回途中からスクランブル登板した伊藤翼投手のナイスピッチングにお見事の一言です。
花巻東投手陣特有の体重移動の不足があり、躍動感もやや物足りない感じはしましたが、サイド気味の右スリークォーターからの伸びのある速球と切れの良い変化球がコーナーにビシビシと決まり、相手打線に的を絞らせませんでしたね。
緊張する甲子園の大舞台で、ストライクをポンポン取れるメンタルの強さを見せつけてくれました。
ピンチは何度かありましたが、制球は終始安定しており、大量点を取られそうな雰囲気はまったくなかったように思います。
今日は本当に、「伊藤投手ありがとう」というのが多くの岩手のファンの気持ちでしょうね。

打線は、彦根東の増居翔太投手の前に沈黙し、点を取るどころか走者を出すのも一苦労の状態でした。
9回の2死2・3塁のサヨナラの好機を逃した時は、タイブレークまで行きそうな予感がしましたが、延長10回に無死満塁の好機をつかみ、しっかりと決めてくれましたね。
10回の先頭バッター紺野留斗選手のこの試合初ヒットがチームに勢いを与えてくれたように思います。
増居投手のショックもありありで、バントをさせる場面で制球を乱し、四球をもらえたことも大きかったです。
また逆にバントをさせようとボールを置きにきたところをバスターに切り替えて安打をつなげられたのも、采配を含めた花巻東のしたたかさの表れでしょう。

守備は、野手陣がすっかり甲子園の雰囲気に慣れ、抜群の安定感で投手を守り立ててくれました。
岩手県勢の甲子園に関して、管理人が長年今まで見た中で守備面では最も素晴らしい試合だったと今回言ってしまいましょう。
内外野とも好プレーの連続でした。
菅野豪琉中堅手のダイビングキャッチは素晴らしかったですね。

準々決勝の相手は、大阪桐蔭です。
優勝候補筆頭の呼び声高い強豪ですね。
厳しい戦いは当然予想されますが、ここを乗り切れば全国制覇がはっきりと見えてくるはずです。
120%の力を出すしかありません!!

posted by ティト at 23:54| 岩手 | Comment(4) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月28日

花巻東の次の相手

花巻東の3回戦の相手は、彦根東に決まりました。

慶應との試合を見ましたが、投手が非常に素晴らしいですね。
彦根東の増居翔太投手は、四球がやや多かったものの、要所では力のあるボールをコーナーへビシビシ決めていました。
体を開かず、スムーズな体重移動と肘の支点を生かして投げるフォームですので、局所に負担がかからず、スタミナ切れもおそらく起こしづらいでしょう。
岩手の投手の参考になるフォームです。
特に、体重移動をあまり使わずに体の回転にこだわって投げる傾向のある花巻東の投手陣にとって、間近で見るお手本になると思います。
速球の威力も変化球のキレも素晴らしいですし、花巻東の攻撃陣としても大量点はそう簡単には狙えないかもしれません。
低めの変化球をしっかりと見逃し、ストライクを取りにくる速球を狙い打つような形にしていきたいですね。

彦根東の打線は、それほど迫力は感じませんでしたが、低めの変化球に全く手を出さないのが印象的でした。
花巻東の投手陣としては、変化球でストライクを取れる投球を展開する必要があるでしょう。

総合的な実力は、花巻東と彦根東は拮抗しているように感じましたので、守備のミスには要注意です。
持ち前の集中力を発揮して勝利をつかみ取りましょう!!

posted by ティト at 23:34| 岩手 | Comment(4) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月26日

花巻東 センバツ初戦

3月26日

センバツ2回戦
花巻東 5−3 東邦

優勝候補の一角と前評判の高い強豪東邦を破る見事な勝利!!
9回のピンチでは寿命が縮まるようなヒヤヒヤな展開でしたが、よく勝ち切ってくれましたね。

まず、今日の勝因は、田中大樹投手の投打にわたる大活躍に尽きるでしょう。
一冬越えて球威があまり増していないのが管理人的に不満ではありますが、変化球のキレと精度が大きく増していました。
右打者の外角に逃げるスクリュー系の変化球の効果が絶大で、強打の東邦打線にフルスイングを許さずに終始翻弄していたように思います。
四球でピンチを招く場面もありましたが、決定的な連打は許さないナイスピッチングでしたね。
150球を投げた疲労はあるはずですので、ゆっくりと休養して次戦に備えていただきたいです。

打線は、好機で一気に畳みかけられなかったのが課題ですが、相手のミスを見逃さずに着々と点を積み重ねて主導権を握ることはできたと思います。
田中大樹投手は、自分を助ける2安打3打点の大活躍でした。
パワーバッターではない感じですが、相手の投球にシンクロしてスムーズに抜群のタイミングでボールを捕らえられる打撃センスの持ち主ですね。
打線全体的には、なかなか連打が出ずに焦れる展開でしたが、低めのボール球を概ね見逃すことができていましたので、四球を取れましたし、そこから得点につなげることができました。
相手守備の乱れと四球で好機は多かったので、このような展開ではもっと点が取れたのではないかなあとは思いましたが、これは次戦への課題としていただきましょう。

守備は、立ち上がりはやや硬い感じで出足が遅れる場面が見られましたが、すぐに甲子園の雰囲気に慣れたようで、大きなミスなく概ねよく守ったと評価できるのではないかなあと思います。
9回には、三塁線の難しいバウンドを藤森晃希三塁手がうまくさばき、相手の追い上げムードを断ち切って勝利を大きく引き寄せました。

花巻東の3回戦の相手は、彦根東と慶應の勝者となります。

posted by ティト at 23:29| 岩手 ☀| Comment(5) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月16日

第90回記念選抜高等学校野球大会 組み合わせ

センバツの組み合わせが決まりました。

花巻東の初戦の相手は東邦。
甲子園常連の強豪ですね。
昨秋の打撃成績や投手成績を見ても素晴らしく、間違いなく強いチームでしょう。

厳しい戦いは当然予想されますが、岩手の厳冬を乗り越えながらの鍛錬の成果を発揮する絶好の機会です。
勝って全国を驚かせてやりましょう。

組み合わせ表は、下記リンクにてご確認くださはませ。

2018センバツ 組み合わせこちらをクリック

posted by ティト at 23:34| 岩手 ☁| Comment(5) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月28日

2018センバツ 出場チーム決定

周知のとおり、今年のセンバツの出場チームが発表されました。

我々岩手の高校野球ファンにとっては、花巻東が順当に選ばれたことにまずは安堵といったところでしょうか。

花巻東の選手達は、センバツに当然出場して勝ち上がるための準備をこの冬季間に積み重ねてきているのでしょうし、正式に出場が決まったことで、モチベーションはさらに高まっていることでしょう。

厳しい寒さが続く今年の冬ですが、選手にとってもファンにとっても春の訪れが本当に楽しみですね♪

出場チーム一覧は、下記リンクにてご確認くださいませ。

2018センバツ 出場チーム一覧こちらをクリック

posted by ティト at 00:40| 岩手 ☁| Comment(3) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月21日

久しぶりの更新

皆様、お久しぶりです。
最近、管理人は仕事の関係で帰宅できないことが多々あり、更新もすっかり滞ってしまいました。
そういった状態が年末まで続くことになることから、ブログが小休止状態になってしまうことをご容赦ください。

更新はしばらくしていませんでしたが、岩手の野球関係では嬉しいニュースがありましたね。

まず、花巻東が秋の高校野球東北大会で準優勝し、来春のセンバツ出場が濃厚になりました。
新チーム始動直後の花巻東は、練習試合の成績が芳しくないとの情報でしたし、公式戦でも苦しい展開の試合が続いていましたが、堅実かつ着実に進化していきました。
課題を克服できる学習能力の高さを発揮し、それが結果として表われた見事な快進撃だったと思います。
ただし、選手のポテンシャルはまだまだ開花していないと管理人は思っています。
東北大会準優勝を反省として捉え、全国制覇できるまでのさらなる成長を期待いたします。

プロ野球に目を向けると、今年のドラフト会議で、盛大附属の比嘉賢伸選手が巨人の育成1位で指名されました。
比嘉選手は、盛大附属の春夏連続甲子園ベスト8に大きく貢献した走攻守3拍子揃った遊撃手です。
プロ側にはもう少し高い順位で指名してもらいたかった思いはありますが、第一にプロ野球選手への夢を叶えた比嘉選手を心から祝福いたします。
本人の努力次第でのし上がれるのがプロの世界だと思いますので、是非とも1軍でプレーする姿を見せてくださいね。
人間的にもナイスガイと評判ですし、プロの世界で成功するよう、より一層応援したくなる選手です。

最後にもう1つプロの話題ですが、花巻東出身の大谷翔平選手が、いよいよ大リーグへの挑戦を表明しましたね。
まだ正式に移籍が決定したわけではありませんが、来シーズンは、メジャーリーガー大谷選手の勇姿を見られそうです。
大谷選手が日本ハムに入団した時、日本一のプロ野球選手を目指してほしいと、このブログで書いた記憶があります。
人それぞれの考えはあるのでしょうが、管理人は、大谷選手が投打で日本一のプロ野球選手に成長したと思っています。
次は、日本では未知の領域となる世界一のプロ野球選手への挑戦でしょう。
簡単な道のりではないことは当然でしょうが、多くのファンが世界一と認めるプロ野球選手になってください。
なれる選手です。
その道のりを岩手から応援いたします。

posted by ティト at 02:14| 岩手 ☁| Comment(2) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月19日

9月19日 高校野球観戦記 その3

9月19日

秋の高校野球県大会2回戦 花巻球場第3試合
盛岡工 18−7 盛岡一 (6回コールド)

両チームとも好機で安打がつながる激しい打撃戦。
序盤の一気呵成の攻撃で優位に立った盛岡工が、盛岡一の粘り強い反撃に遭いながらも押せ押せムードで得点を積み重ねました。

<盛岡工>
・投手
田屋裕人 1回〜2回、4回〜6回
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって素早くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
スライダーのキレが良く、要所で空振りを取れるのが強みですね。
胸の張りが不十分で、手投げのようになってしまっているのが課題でしょうか。
地肩はかなり強そうで、ボールにウエートが乗るフォームをしっかりと追求していけば、大きく進化できる投手だと思います。
速球の球速は、最速134kmの表示。

佐藤凱 3回
ゆったりとした始動から、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
守備の乱れで気落ちしたのか、決め球が甘く、大事にストライクを取りに行くような甘いコースを打たれてしまった感じです。

小比類巻壮汰 3回
重心をグッと落としながら前へ体重移動しつつ、勢い良く腕を振る右横手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球主体に打たせて取る投球が持ち味のようです。
勢いづいた相手打線に安打をまとめられたものの、ボールの抑えはしっかりと効いていました。

・打線
相手守備に乱れはありましたが、好機で安打をまとめられる集中力の高さを発揮しました。
打線に切れ目がなく、どこからでも好機を作れそうですね。

・守備
強い打球でしたが捕れる打球を後ろに逸らし、その後にビッグイニングを作られてしまいました。
1つのミスが致命傷になる怖さを勝ちゲームで勉強できたことは大きいでしょうね。


<盛岡一>
・投手
阿部陽来 1回
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって上体の倒し込みを生かして投げる右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
立ち上がりに甘いコースを狙い打たれた感じですが、機敏で運動神経の良さそうな1年生ですね。

鮫ノ口航太 2回〜4回途中
ゆったりとした始動から、体全体を使って勢い良く腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
今日はボールがやや荒れ気味で、四死球やワイルドピッチが目立ちましまし、カウントを苦しくした後の甘いコースを狙い打たれてしまった感じです。

上山隆平 4回途中〜6回
常時セットポジションから、ゆったりと振りかぶってスムーズに体重移動しながらコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
力感はまだ不足していますが、腕の振りはしなやかで、これからまだまだ伸びそうな1年生です。

・打線
大量失点のビハインドに怯まず、思い切りよく振って安打をつないでいきました。
6回までに10安打7点の攻撃力は素晴らしいですが、失点が大き過ぎましたね。

・守備
ホームへ早く投げようと焦って悪送球にしてしまい、その後にビッグイニングを作られてしまったのが非常に痛かったですね。
序盤の大量失点で極めて苦しい展開になってしまった感じです。

posted by ティト at 20:49| 岩手 ☔| Comment(1) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9月19日 高校野球観戦記 その2

9月19日

秋の高校野球県大会2回戦 花巻球場第2試合
盛大附属 8−2 水沢商

相手守備のミスに乗じて安打をうまくまとめた盛大附属が、3人の継投でカッチリと守ってリードを広げる展開でした。

<盛大附属>
・投手
平賀康介 1回〜5回
特長は先日記載のとおり。
制球の良さが持ち味で安定感がありますが、もっと上体の倒しこみを意識してボールにウエートを乗せる感覚を会得できれば、球威はさらに増してくると思います。
速球の球速は、最速134kmの表示。

阿部秀俊 6回〜7回
特長は先日記載のとおり。
制球が良く、危なげのない投球でしたが、もう一段レベルアップするためには、もっと下半身の体重移動と上体の倒し込みを意識して体動の勢いをボールに乗せることが不可欠でしょう。

木内優成 8回〜9回
特長は先日記載のとおり。
地肩の強さは見て取れますが、もっと胸の張りを意識して反発力を生かせるようになれば、素晴らしい投手に成長できると思います。
またまだ余力のありそうな楽しみな1年生です。
速球の球速は、最速132kmの表示。

・打線
11安打は出ましたが、前チームのような迫力ある強烈な打球というのはほとんどなかったように思います。
相手の守備のミスが多く、そこにつけ込むしたたかさはありましたが、打ち勝ったという試合ではなかったです。
試合経験不足があると思いますので、これからの進化に期待いたします。

・守備
細かいミスはありましたが、全体的には軽快さが光りました。


<水沢商>
・投手
遠藤那也 先発完投
ゆったりとした始動から、ダイナミックに振りかぶって力強く腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をグイグイ投げ込みます。
筋力が強そうで、体重移動でパワーをボールに伝えられているのも好印象です。
もっと機敏性が増せば、その分が球威にストレートに反映されるタイプだと思います。
速球の球速は、最速132kmの表示。

・打線
前半に連打が出ましたが、中盤以降は打線が沈黙しました。
相手の継投に目先をかわされてしまった感じでしょう。

・守備
立ち上がりに捕球ミスや悪送球が連鎖して失った3点が非常に痛かったです。
失点の大半に守備のミスが絡んでしまい、投手をもり立てることができませんでした。

posted by ティト at 20:36| 岩手 ☔| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9月19日 高校野球観戦記 その1

9月19日

秋の高校野球県大会2回戦 花巻球場第1試合
水沢 2−1 専大北上

1点を争う互角の好ゲーム。
機動力で点をもぎ取った水沢が、再三のピンチを凌いで逃げ切りました。

<水沢>
・投手
高橋侑也 先発完投
ゆったりとした始動から、スムーズに振りかぶって勢い良く腕を振る右上手。
威力のある速球と緩急二種類の変化球で三振を取れる本格派タイプです。
胸の張りがやや不十分ですが、地肩が抜群に強く、パワフルに腕を振れるのが特長ですね。
時折余計な四球を出すのが気になりましたが、ここぞのピンチでギアチェンジするメリハリのある投球を見せました。
速球の球速は、最速138kmの表示。

・打線
エンドランがよく決まり、効率良く点を取ることができました。
俊足の選手が揃っていますね。

・守備
問題なし。
要所での好プレーが光りました。


<専大北上>
・投手
齋藤翔輝 1回〜5回
ゆったりとした始動から、体の開きを抑えるように軸足でタメを作りつつコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球主体に落差のある変化球をミックスして打たせて取る投球を見せました。
牽制が苦手のような感じで、牽制球は一度も投げず、走者が出るとクイックだけを気にして投げているようでした。
1年生ですがパワーがありそうですし、マウンド経験を経るごとに進化していく投手でしょう。
速球の球速は、最速130kmの表示。

松田佳一郎 6回
ゆったりと振りかぶり、スムーズに体重移動しながらしなやかに腕を振る左上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
力感がやや不足している感じですが、フォームバランスは良く、筋力アップとともに球威が増してくるタイプだと思います。

愛木修平 7回〜8回
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動しつつ鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
威力のある速球主体に押す投球を見せました。
フォームバランスが良く、筋力アップが球威アップに直結するタイプだと思います。
速球の球速は、最速135kmの表示。

・打線
好機はありましたが、あと1本を封じられました。
バントがなかなか決まらなかったのも痛かったですね。

・守備
問題なし。

posted by ティト at 19:43| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする