2016年07月13日

7月13日 高校野球観戦記 その1

7月13日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第1試合
黒沢尻工 7−1 紫波総合

1−1の同点で迎えた終盤、守備のミスが出た紫波総合の隙を見逃さず、黒沢尻工が一挙に点を加えて引き離しました。

<黒沢尻工>
・投手
柳澤隆大 1回〜9回途中
常時セットポジションから、軸足でタメを作りつつスムーズに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球を制球良く投げ込みます。
春に見た時は横手投げのフォームでしたが、変更したようですね。
球威アップと縦の変化球を意識してのフォーム変更だろうと推測します。
制球は安定しており、失点した回以外は危なげのない投球だったように思います。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

岩崎颯人 9回
常時セットポジションから、全身をしなやかに使ってスムーズに腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球主体にグイグイ押す本格派タイプです。
背筋がピンと伸びた美しいフォームが特長で、正統派の本格派といった感じです。
管理人が特に期待している2年生で、岩手を代表する投手に成長できる逸材だと思っています。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤〜後半。

・打線
毎回の好機にひと押しできず、焦れるような展開が続きました。
終盤に相手のミスに乗じて連打を浴びせた迫力は素晴らしいと思います。

・守備
再三の好プレーでピンチの目を積みました。
全体的に野手の動きが軽快で、よく鍛えられていますね。

高橋祐貴 捕手
矢のような送球が魅力の強肩捕手。
チーム内には同じく好捕手の高橋幸翼選手もおり、捕手のレベルは非常に高いですね。


<紫波総合>
・投手
佐藤諒也 1回〜7回途中、8回
常時セットポジションから、、上体をやや捻った後に素早く回転させてコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球とブレーキの効いた変化球をバランス良くミックスして打たせて取る投球を見せました。
春に見た時に比べ、躍動感が目減りしている印象ですが、投球後にバランスを崩すことがなくなり、制球力もアップしている感じです。
メジャーリーガーのような以前の力投スタイルが個人的には好みでしたが、安定感は確実に増していると思います。

冨山貴行 7回
常時セットポジションから、上体の倒し込みを生かしてスムーズに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打たせて取る投球を見せました。
ストライク先行でテンポの良い投球でしたね。

・打線
なかなか連打が出ない展開でしたが、粘りに粘って四球を取るなど、食らいついて点をもぎ取ったのは見事です。
選手の試合にかける執念は十分に伝わりました。

・守備
飛球の目測を誤ったり、中継プレーでもたついてしまうなど、もったいないミスがあって終盤の大量失点につながってしまいました。
再三のピンチを凌いで同点で終盤を迎えていただけに、本当に惜しい試合だと感じました。

posted by ティト at 16:40| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月11日

7月11日 高校野球観戦記 その3

7月11日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第3試合
水沢商 10−7 水沢一

春の地区予選代表決定戦と同じカードとなり、展開も似たように壮絶なシーソーゲーム。
両チームとも14安打ずつで、取っては取られる打撃戦でした。
どちらも勝たせたいような互角の試合でしたが、ホームラン2本を放った水沢商が、二桁得点で水沢一を振り切り、春のリベンジを果たしました。

<水沢商>
・投手
遠藤魁斗 先発完投
機敏な始動から、下半身でしっかりと体重移動しつつ勢い良く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と曲がりの大きい変化球をテンポ良く投げ込みます。
躍動感があって体重移動の勢いをボールに伝えられているのが好印象です。
荒削りですが、胸の張りと脇の締めをもっと意識できれば、素晴らしい投手に成長できると思います。
壮絶な試合展開で、気温も暑くて相当疲れていたと思いますが、終盤にギアを入れ直して9回を投げきったメンタルの強さは、賞賛に値するでしょう。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

・打線
ファーストストライクを積極的に打って出るスタイル。
毎回のように好機をつかんで攻め立て、大量点を奪ったのは見事です。

菅原佑斗 右投右打
速球を思いっきり引っ張ってレフトスタンドへライナー性のソロホームランを放ちました。

遠藤魁斗 右投右打
やや高めの甘いボールを思いっきり引っ張ってレフトスタンドへの2ランホームラン。
自らを助ける9回の貴重なホームランでした。

・守備
追いついた飛球を落としてしまうなど、もったいないミスから失点してしまいました。
全体的に大きな乱れはなかったものの、大量失点は次戦への課題でしょう。


<水沢一>
・投手
加藤駿大 1回〜8回
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶって力強く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある返上との緩急を生かす投球スタイルですね。
前に見た時よりもフォームの角が取れてパワーロスが少なくなっている感じです。
今後の進化を楽しみにしたい2年生です。
速球の球速は、目測で最速130km台前後。

千田正輝 9回
機敏な体動から、スムーズに体重移動してコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外す投球が持ち味です。
春に見た時よりも脇の締めが意識されており、ボールにウエートが乗ってきています。
手痛いホームランを打たれてしまいましたが、進化した姿を見せてもらいました。

高橋勇人 9回
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶって勢い良く腕を振り下ろす右上手。
打者1人のみの投球でしたので、詳細な特長はつかめませんでしたが、伸びのある速球と落差のある変化球を投げていました。

・打線
しっかりとボールを見極めて甘いコースを捕らえる打撃を見せました。
外野の間を抜く鋭い打球が多かったです。
地区予選で対戦経験があるとはいえ、好投手相手によく打つなあという印象を持ちました。

・守備
序盤にもったいない悪送球で失った失点が非常に痛かったです。
その後もリズムに乗れず、結果的に大量失点を喫してしまいました。

posted by ティト at 20:54| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月11日 高校野球観戦記 その2

7月11日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第2試合
久慈工 11−5 宮古商

両チーム合わせて32安打が飛び交う激しい乱打戦。
中盤までに大量リードを奪った久慈工に対し、宮古商が終盤に猛反撃。
最終回にダメを押した久慈工が、粘る宮古商を振り切りました。

<久慈工>
・投手
中村彪 先発完投
ゆったりとした始動から、体の回転を効かせながら力強く腕を振り下ろす右上手。
管理人期待の2年生です。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で打者に的を絞らせない投球を見せました。
今日は八割位の力で投げてここぞで力を込めるスタイルでしたね。
暑くてスタミナを浪費しやすい天候でしたので、球威の落ちた終盤にやや打たれましたが、9回を粘りきりました。
もっと胸を張る意識で反発力を利用できるようになれば、球威はまだまだ増してくるでしょう。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

・打線
好球必打の積極的な攻撃スタイル。
頻繁に安打が出て押せ押せムードが作れていたと思います。

・守備
フライの目測を誤ったり、何でもない場面での悪送球などで余計なピンチを招いてしまったのは反省材料でしょう。


<宮古商>
・投手
星川太一 1回〜4回
ゆったりとした始動から、体の回転を確かめながら丁寧に投げる右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打者に的を絞らせない投球が持ち味です。
やや下半身の体重移動が不足していますが、長身で体に力がありそうで、ポテンシャルの高さは見て取れました。

舘洞諒 5回
機敏に振りかぶり、コンパクトに腕を振る右上手。
球威です押すタイプではありませんが、落差のある変化球を使って打者のタイミングを外す投球が持ち味です。

赤間海斗 6回〜9回
機敏な体動から、全身をバランス良く使って腕を振る左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球との緩急を生かす投球スタイルです。
ストライク先行でテンポの良い投球を見せました。

・打線
ファーストストライクを積極的に狙うストロングスタイル。
中盤以降に安打をまとめてじわじわと追いすがった迫力は見事でした。

・守備
序盤にもったいない悪送球で先制点を許してしまったのも非常に痛かったです。
全体的に待って捕る傾向がありました。

posted by ティト at 20:40| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月11日 高校野球観戦記 その1

7月11日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第1試合
盛岡三 5−4 花北青雲 (延長11回サヨナラ)

4点を先制した花北青雲と、中盤に追いついた盛岡三の激しいせめぎ合い。
延長11回裏一死満塁、3ボール1ストタイクからの際どいコースがボール判定となり、サヨナラで盛岡三に勝利の軍配が上がりました。

<盛岡三>
・投手
上野正嗣 1回〜3回
ゆったりとした始動から、上体をやや後方に捻りつつスムーズに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、しっかりと抑えの効いた速球と落差のある変化球との緩急を生かして打たせて取る投球を見せました。
まだ一年生ですので、力感が増してくれば今後楽しみです。

鹿内晃輝 4回
常時セットポジションから、素早く担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球主体に押す投球を見せました。
良い投球を見せていましたが、イニング途中で体調を崩したようで、1イニングのみで降板となりました。

臼澤悠太郎 5回〜11回
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって思い切り腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
本職は野手ですが、動作が非常に機敏で野球センス抜群ですね。
ピンチにはキレの良いスライダーの連投で打者にフルスイングさせませんでした。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

・打線
ファーストストライクを安易に打ちにいかない待球戦法。
ただし、甘いボールも安易に見逃す傾向がありました。

・守備
問題なし。

佐々木知 中堅手
一歩目のスタートが速く、最短距離で打球へ向かう勘の良さが光りました。


<花北青雲>
・投手
高橋佑弥 1回〜5回途中
常時セットポジションから、素早く体を回転させて鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
ストライク先行で小気味よい投球を見せました。

野中大輔 5回途中〜11回途中
やや上体を捻り、機敏に体を回転させて投げる右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球をコーナーに散らして打たせて取る投球が持ち味です。
非常に粘り強い投球でピンチを凌いでいました。
サヨナラとなった押し出しのボールも、ギリギリの非常に良いコースでしたが、判定は無情にもボール。
力は出し切ったのではないかと思います。

・打線
積極的に打って出るストロングスタイル。
力で点をもぎ取った面はありましたが、ボール球に手を出しての空振りも目立ちました。
タッチアップのスタートを焦ってダブルプレーになるなど、非常にもったいないミスで勝機を逃してしまった感じです。

・守備
無理にホームに投げて悪送球となり、そこから一気に同点に追いつかれてしまったのは非常に痛かったです。
待って捕球しようとしてのお手玉もありました。

posted by ティト at 20:30| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月10日

7月10日 高校野球観戦記 その2

7月10日

夏の高校野球県大会1回戦 森山球場第2試合
盛岡農 10−0 北上翔南 (5回コールド)

序盤から点を次々に加えていった盛岡農が、相手に付け入る隙を与えずに勝負を決めました。

<盛岡農>
・投手
滝沢拓真 1回〜3回
ゆったりと振りかぶり、上体をトルネード気味に捻ってから力強く腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球を制球良く投げ込みます。
機敏性がやや不足していますが、地肩が強くて投球バランスも良く、ポテンシャルの高さは一見してわかりました。

阿部翔汰 4回〜5回
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって鋭く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取っていました。
本職が野手のようですが、重心をしっかりと落として下半身を使って投げていたのは好印象です。

・打線
四球や相手守備のミスに乗じ、機動力を絡めてしたたかに点を加えていきました。
少ない安打で大量点を奪う理想的な展開だったように思います。

・守備
問題なし。


<北上翔南>
・投手
近江亮輔 1回〜5回途中
ゆったりとした始動から、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打たせて取る投球が持ち味です。
下半身の体重移動は不足気味ですが、地肩の強さは見て取れました。

・打線
走者をなかなか出せないままにイニングが進んでしまった感じです。

・守備
全体的に送球の鋭さが欠けていたように思います。
先の塁を次々に奪われてしまう感じで、防戦一方の展開になってしまいました。

posted by ティト at 17:37| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月10日 高校野球観戦記 その1

7月10日

夏の高校野球県大会1回戦 森山球場第1試合
盛岡工 4−0 花巻農

先制、中押し、ダメ押しといった感じでじわじわと得点を積み重ねた盛岡工が、エースの力投で完封勝利をつかみました。

<盛岡工>
・投手
安保成 先発完投
常時セットポジションの機敏な体動から、勢い良く腕を振る右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で三振を取れる本格派タイプです。
躍動感があって体動の勢いをボールに伝えられるのが長所ですね。
奪三振数は、10は優に超えていたと思います。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤〜後半。

・打線
積極的に盗塁を仕掛け、先の塁へ走者を進めて1点ずつもぎ取りにいきました。
ここぞでもうひと押し連打できなかったのが次戦への課題でしょう。

・守備
イージーなトンネルが1つあった以外は問題なし。


<花巻農>
・投手
佐々木隆也 先発完投
ゆったりとした始動から、上体の回転とともにコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球とキレの良い変化球で打たせて取る投球を見せました。

・打線
好機はつかむものの、要所で三振を取られ、ホームが遠かった印象です。
三振を恐れるあまり、難しいボールにも安易に手を出してしまう悪循環で、連打を封じられてしまいました。

・守備
問題なし。

鈴木稀葵 遊撃手
打球への体の寄せ方が巧みで、捕球した時には送球姿勢が整っています。
踏ん張って投げられる体幹の強さも備えていますね。
安打性の打球への反応も良く、勘の良さが光る2年生です。

posted by ティト at 17:26| 岩手 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月07日

2016注目チームI

注目チーム紹介もいよいよ最終回です。
今回は複数のチームをまとめて紹介する形となります。


まず、今春センバツに出場し、1勝を挙げた釜石は、制球力のあるエースが失点を最小限に抑え、上位下位切れ目のない打線がしぶとく得点を積み重ねる勝負強いチームです。
岩間大投手は、下半身でしっかりと体重移動し、上体の倒し込みとともに爆発的に腕を振る力投型の右上手。
最速130km台の速球と多彩な変化球で三振を取れる本格派タイプです。
鋭く曲がり落ちる変化球とチェンジアップの精度が高く、打者に容易にはフルスイングさせない投球術が光ります。
春は、岩間投手の登板がなく、サウスポーの佐々木尚人投手が全試合を一人で投げ切りました。
夏は2枚看板で勝負することとなりそうです。
打線は、センター中心に鋭くコンパクトに弾き返す打撃を徹底します。
一気に大量点を奪う爆発力には欠けていますが、手堅くバントで送り、1点ずつじわじわと得点を奪います。
センバツでのセンターオーバータイムリーが印象深い奥村颯吾選手は、好機に強く、センター方向へ強い打球を放ちます。
菊池勇貴選手は、チーム一の長打力を誇るパワーヒッターで、ここぞの一発が期待できます。
佐々木航太選手は、バットコントロール抜群で、難しいコースもミートする打撃センスを発揮します。
やや目立つ守備のミスでの失点をどれだけ減らせるかが、春夏連続甲子園出場への試金石でしょう。

盛岡四は、投攻守に高レベルでまとまった好チームで、総合力の高さが光ります。
引屋敷亮投手は、機敏な体動から、糸を引くような綺麗な速球とキレの良い変化球をコーナーに集める右横手。
制球力が向上し、大崩れしそうにない安定感が備わっています。
高村陽汰投手は、低い重心で体重移動しつつスムーズに腕を振る右上手で、伸びのある速球と緩急2種類の変化球で打たせて取ります。
打線は、力のある打者が複数揃う陣容です。
富岡奬選手は、腰の座った重厚なスイングからの長打力が魅力の強打者です。
照井諒真選手は、外野の間を鋭く抜く打球を連発するポイントゲッターです。
山ア龍弥選手は、ミートセンス抜群の好打者で、広角にライナー性の当たりを連発します。
千田智選手は、瞬発力があり、俊足が際立つリードオフマンです。
佐藤響紀選手は、やや好不調はあるものの、ここぞでの長打が期待できる強打者です。
守備は、一冬越えて安定感が大きく向上し、余計な失点が減っている印象です。
内外野ともにすばしっこい選手が揃い、守備範囲の広さが光ります。
小田中佳文遊撃手は、瞬発力があり、打球への体の寄せが俊敏ですね。

専大北上は、投打ともにセンス抜群の選手を揃え、ポテンシャルの高さはピカイチでしょう。
廣田涼投手は、体全体をしなやかに使ってスムーズに腕を振る右スリークォーター。
130km台の糸を引くような伸びのある速球に威力がある2年生エースです。
高橋京也投手は、体の回転を生かして鋭くコンパクトに腕を振る右上手で、伸びのある速球に将来性を感じる2年生です。
上柿政也投手は、真上から投げ下ろす右上手で、伸びのある速球と落差のある変化球に角度を感じさせる2年生です。
小野壮一郎投手は、重心を落として上体をかがめながら勢いよく腕を振る右スリークォーターで、将来有望な1年生です。
打線は、上位下位切れ目がなく、強い打球も多いですが、春はここぞの場面でいまひとつ点を取りきれなかった印象です。
熊谷真人選手は、昨年から活躍している強打者で、体の回転を生かしてバットにボールを綺麗に乗せる打法が特長。
フォロースルーがしっかりしており、広角に長打を放ちます。
菊池奏汰選手は、投球を待つ姿勢が良く、しっかりと引き付けて鋭く捕える確実性の高い打撃を見せます。
ずば抜けた俊足も光るリードオフマンですね。
守備は、全体的に軽快ですが、時折ミスを連発してしまうメンタル面が課題です。
橋裕捕手は、フットワークが軽快な動ける捕手です。
相手打者のスイングを見ながらの弱点を突くリードも光ります。

黒沢尻工は、投攻守に隙がなく、総合力の高いチームですね。
柳澤隆大投手は、体の回転を生かしながらスムーズに腕を振る右横手。
球威で押すタイプではないものの、伸びのある速球とキレの良い変化球をコーナーに投げ分けます。
昨年と比べてフォームが滑らかになって制球力が向上し、大崩れしない投手に成長しています。
岩崎颯人投手は、全身をしなやかに使い、スムーズに腕を振り下ろして最速130km台後半の速球でグイグイ押す右上手。
背筋がピンと伸びた美しいフォームで、正当派の本格派といった感じの将来性抜群の2年生ですね。
打線は、大物打ちはいないものの、選球眼が良く、少ない好機をモノにするスタイルです。
橋幸翼選手は、下位打順ながら、意外性のある長打力を発揮するポイントゲッターです。
菅原大夢選手は、選球眼の良さと抜群のバットコントロールが際立つ好打者。
まだ1年生ということで、将来が楽しみな逸材です。
守備は、華麗というよりは手堅さが光り、アウトにできる打球を確実にさばく安定感で、大量失点を防ぎます。
佐藤一真三塁手は、軽快な足さばきと柔らかいグラブタッチ、スムーズな送球と、安定した守備を見せます。
橋幸翼捕手は、ピンチでの間の取り方が巧みで視野が広く、強肩も魅力です。

他にも楽しみなチームはたくさんあり、本格派のエースと強力打線を誇る盛岡工、本格派2枚看板を含めた多彩な投手陣を擁する水沢、分厚い選手層で投打ともに戦力急上昇中の盛岡中央、今大会屈指の本格派右腕を擁する盛岡商、多彩な投手陣と機動力野球の福岡、好投手を複数擁して打線も活発な大船渡、ポテンシャルの高い本格派投手を複数揃える大東、マウンド経験豊富なエースと切れ目のない打線を持つ花北青雲、投打にポテンシャルの高い選手を揃える一関一、機敏でセンスの良い選手を揃えて層の厚い盛岡三、本格派2枚看板の活躍に期待大の久慈など、シード校を脅かす力は十分持っています。
また、多彩な投手陣と思いきり良く振ってくる打線を持つ岩手、取られたら取り返す活発な打線を持つ宮古商、本格派2年生エースを擁する久慈工、本格派エースと打線にも力のある水沢工、多彩な投手陣の継投で失点を最小限に抑える花巻農、上位下位切れ目のない打線で得点能力の高い水沢一、安定感のある投手陣と粘り強い打線の宮古、好打者揃いの黒沢尻北、球威のあるエースを擁する遠野緑峰、マウンド経験豊富なエースが安定感を発揮する宮古工、強力打線が魅力の盛岡市立、機動力野球と堅い守備力の花巻北など、要チェックのチーム目白押しです。

まだまだ取り上げるべき好チームはあるかと思われますが、管理人の情報不足もあり、ここで打ち止めとさせていただきます。
皆さんおすすめのチームがありましたら、是非教えてください。


前々から少しずつ準備はしているのですが、注目チーム紹介と注目選手のリストアップは、毎年大会前ギリギリセーフの状態です。
注目チームシリーズは、単体で10チーム以上取り上げる予定はあったものの、今年は8チームの紹介となりました。
もっと多くのチームを取り上げたい気持ちはありますが、なにぶん、時間的にいっぱいいっぱいなもので・・・。
管理人の事情を斟酌していただき、何卒ご了承願います。

なにはともあれ、あとは注目選手情報を仕上げるのみ。
夏の大会開幕前になんとか間に合わせるように頑張ります。
というか、今日中に仕上げます。

posted by ティト at 11:02| 岩手 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月05日

2016注目チームG

第8回目は千厩。


千厩は、今春ベスト8でシード権獲得。
一冬越えて投手陣が成長し、打線もしぶとさを発揮してチーム力が大幅に向上しているチームです。

投手陣は、本格派2枚看板を前面に押し出します。
村上周太郎投手は、力感を感じさせるフォームから、最速130km台中盤の速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる右上手。
体動の勢いを投球に生かせていますし、爆発的に腕を振ってもバランスが崩れない体幹の強さも光ります。
管理人好みの力投型ですね。
千葉英太投手は、今春ブレークした投手で、しなやかな体動から鋭く腕を振る右スリークォーター。
最速130km台後半の速球と多彩な変化球で三振を取れる本格派です。
体全体にバネがあり、躍動感があってフォロースルーも美しいですね。
制球も安定しており、完成度の高さが光ります。
まだ2年生ですし、岩手を代表する投手に成長できる素質十分の逸材でしょう。
上記2投手に加え、野手兼任でセンスの良い阿部直哉投手、2年生の佐藤樹投手も控え、連戦に備えられる層の厚さもありますね。

打線は、春まではまかなか大量点とまではいきませんでしたが、中軸がしっかりと仕事をして点をもぎ取っている印象です。
小山将選手は、フォロースルーのしっかりとしたスイングで、広角に力強い打球を連発します。
遠藤優希選手は、ミートセンスが良く、センター中心に弾き返す確実性の高い打撃が持ち味。
金野大成選手は、リストが強く、崩されても内野の頭を越す押しの強さが光ります。
やや下位打線が弱い感じがしますので、どこからでも好機を作れるように夏までにもう一段階のレベルアップが必要でしょう。

守備は、春はイージーミスで安易に失点してしまう場面が目立ちました。
チームの優先課題として整備が図られており、夏へ向けて安定感はかなり増してきていますね。
阿部直哉遊撃手は、鋭い出足と素早い送球が目を引きます。
投手もこなせるなど野球センスが高く、非常に器用な選手という印象です。
金野大成捕手は、三振を狙う強気なリードが特長で、厳しいコースの変化球をうまく使えていますね。
投手力に自信を持つチームだけに、いかに余計な失点を防げるかが、チームの浮沈のカギを握っていると思います。

強いチームというのは、進化できるチームだと管理人は思っています。
千厩の進化は、誰が見ても目覚ましいものがあるでしょう。
そして、さらなる進化の過程で、悲願の甲子園も見えてくるはずです。


次回は最終回。
ダークホース的なチームを複数まとめて紹介します。

posted by ティト at 15:44| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月03日

2016注目チームF

第7回目は花巻南。


花巻南は、昨秋ベスト4で今春ベスト8。
接戦をしぶとく勝ち上がって好成績を収めているチームという印象です。

投手陣は、大黒柱の大車輪の活躍が期待できるでしょう。
絶対的エースとなる前野雄介投手は、重心を落としてタメを作りつつ、蹴り足を生かして勢いよく腕を振る右横手。
糸を引くような伸びのある130km台の速球主体にテンポよく投げ込む小気味よい投球が持ち味です。
鋭く横滑りする変化球と、スッと沈む変化球の有効度も高く、要所で三振を取れる切れ味がありますね。
回転力を利用できていますし、躍動感もあって管理人好みの力投型です。
大事な場面は前野投手に任せる展開が多くなりそうですが、連戦を戦い抜くうえでは、右上手の佐々木悠眞投手、野手兼任の新田恭哉投手の活躍が不可欠となりそうです。

打線は、長打力がやや不足している感じですが、しぶとく安打をつないで終盤に得点を奪う粘りと集中力が光ります。
積極的に足を使って機動力を生かす戦術も非常に有効です。
前野雄介選手は、最終学年となって筋力の強さが増し、パワフルなスイングが目立つようになりました。
ここぞで長打を期待できる貴重なポイントゲッターです。
新田恭哉選手は、俊足強打で野球センスに優れる3番バッターです。
内野の頭を越す鋭くコンパクトなバッティングに加え、俊足を生かした2塁打3塁打にも期待ですね。
伊藤光選手は、リストの強さを生かしてセンター中心に鋭く弾き返す打撃が持ち味です。

守備は、春は捕球・送球ともに細かいミスが多く、余計なピンチを招く場面が目立ちました。
全体的に待って捕る傾向があるのが課題ですが、夏へ向けて急ピッチで整備が図られています。
新田恭哉遊撃手は、軽快なフットワークと機敏な送球が魅力です。
安打性の当たりに追いつく場面も多いですね。
伊藤光捕手は、四隅をしっかりと利用するリードが光り、キャッチングも安定してきました。

現チームは、県大会ベスト4やベスト8など、上位進出の実績を重ねています。
あとは甲子園切符をつかみ取るのみ。
花巻南は、そのポテンシャルを持つチームです。


次回は千厩。

posted by ティト at 22:09| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月29日

2016注目チームE

第6回目は釜石商工。


釜石商工は、今春ベスト8でシード獲得。
昨秋の地区予選代表決定戦で、延長の末に釜石に敗れた悔しさから這い上がり、大きくレベルアップを続ける注目チームです。

投手陣は、大崩れしない投手を複数擁する布陣です。
鈴大孝輔投手は、機敏な体動から、鋭く体を回転させて勢いよくコンパクトに腕を振る右横手。
最速130km台の速球と多彩な変化球をコーナーへテンポよく投げ込みます。
背番号6で本職は野手のようですが、野球センスが非常に高く、機敏性を生かした投球動作は、他投手の参考にもなると思います。
この投手が大崩れするところを管理人は見たことがありませんし、容易には攻略されない総合力の高い投手でしょう。
中村龍斗投手は、長身から投げ下ろす速球と変化球に角度のある右上手。
球威で押すタイプではないものの、丹念に打たせて取る投球が光ります。
鎌田尚人投手は、上体の回転と腕の振りが力強い右スリークォーター。
1年生ながら非常にパワフルで、最速130km台中盤の速球には威力がありますね。
まだ粗削りながら、今後の成長が楽しみな逸材でしょう。
右上手の山崎優投手、右上手の菊池瑠偉投手なども控え、夏の連戦に備えます。

打線は、じっくりボールを見極め、甘いコースを狙うスタイル。
春は打線爆発とはいかなかったものの、しぶとく1点を積み重ねる野球で勝負します。
尾形拓真選手は、好機に強い頼れる4番。
鋭くコンパクトにボールを捕らえ、内野の頭を越す打球を連発します。
鈴木孝輔選手は、俊足巧打の2番打者。
広角に打ち分ける打撃センスに加え、選球眼が良く、バント等の小技も上手い曲者タイプです。

守備は、春は送球ミスが目立ったものの、軽快に動ける選手が揃っています。
鈴木孝輔遊撃手は、瞬発力の高さを発揮し、抜群の守備範囲の広さを誇ります。
投攻守にセンスを発揮するオールラウンダーですね。
菊池健太郎捕手は、捕ってからの送球動作が素早く、肩の強さも目を引きます。
相手の盗塁意欲を削げる捕手でしょう。

センバツでの釜石の活躍を見て、釜石商工の選手達には、自信、悔しさ、憧れ等、様々な思いが交錯したであろうことは容易に想像できます。
それが今春地区予選でのリベンジにつながっていますし、上達への原動力になっているように見えます。
夏の甲子園で勝つことこそ本当のリベンジ。
それを叶えるため、勝利への執念を剥き出しにして今夏を駆け抜けていくことでしょう。


次回は花巻南。

posted by ティト at 22:38| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月27日

2016注目チームD

第5回目は高田。


高田は、今春ベスト8でシード獲得。
好選手が揃いながら、潜在能力をなかなか発揮できずに苦しんできた印象ですが、久しぶりのシードで上げ潮ムードのなか夏を迎えます。

投手陣は、本格派2枚看板で相手を威圧します。
千田雄大投手は、最速130km台中盤の速球と落差のある変化球でぐいぐい押す本格派右腕。
左足を踏み出してからリリースまで通常よりワンテンポ遅れる感じの変則的なタイミングを持つ投手です。
時折交えるカットボール系の小さい変化球も非常に有効ですね。
水野夏樹投手は、やや担ぐように上体を捻りつつ勢いよく腕を振る右スリークォーター。
最速130km台中盤の速球と大きく曲がり落ちる変化球をテンポよく投げ込みます。
スナップがかなり強そうで、今後の成長が楽しみな2年生です。
上記2投手に加え、右横手の吉田恵太投手、右上手の佐々木大雅投手なども控えており、連戦を乗り切れる投手力は備えています。

打線は、上位下位に関わらずスイングが鋭く、頻繁に強い打球が飛ぶ印象です。
春は好機をいまひとつモノにできない感はありましたが、底力は十分と見ます。
佐々木貫太選手は、俊足強打のトップバッターで、チームの攻撃の起点となるチャンスメーカーです。
伊藤智也選手は、センター中心に鋭く弾き返す確実性の高い打撃が持ち味。
4番にありがちな振り回すスイングを控え、好機で走者を返す意識がうかがえる好打者です。
千田雄大選手は、リストの強さを生かした長打力が魅力で、投打でチームを引っ張ります。
水野夏樹選手は、広角に打ち分けられる打撃センスの持ち主で、スイングスピードの速さも光ります。

守備は、時折不安定さが垣間見えるものの、打球への反応の速い選手が多く、潜在能力の高さが見て取れます。
長沼柊遊撃手は、俊足で守備範囲が非常に広く、グラブタッチも柔らかいですね。
送球もスピーディで、野球センスの高さを発揮しています。
伊藤智也二塁手は、瞬発力を生かした守備範囲の広さと球際の強さで、がっちり堅実に守ります。
村上諒平捕手は、強肩とフットワークの軽快さが魅力の2年生です。

今春、厳しい接戦をモノにしてシードを獲得した自信が糧となり、選手個々のポテンシャルが大きく開花しつつあります。
じわじわとレベルアップしている高田が、夏にはついに頂点を射止める可能性は十分あるとみます。


次回は釜石商工。

posted by ティト at 22:51| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月25日

2016注目チームC

第4回目は一関工。


一関工は、昨夏ベスト8、今春はベスト4で第4シード獲得。
取られたら取り返す、大量点を狙う豪快な野球が魅力のチームです。

投手陣は、3枚看板で勝負することとなりそうです。
芦智稀投手は、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で打者に的を絞らせない投球が持ち味です。
菅原英斗投手は、上体をやや捻ってタメを作った後にスムーズに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球を低めに集め、打たせて取ります。
千葉健志投手は、上体をやや捻り、軸足でタメを作った後に勢いよく腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポよく投げ込む本格派タイプです。
伸び盛りの2年生で今後楽しみですね。

打線は、フルスイングを身上とする選手が多く、単打に長打を絡めて貪欲に一挙大量点を狙います。
春は要所での三振も目立ちましたが、とにかく思い切りが良く、相手守備陣にプレッシャーを与えられる打線ですね。
千葉健志選手は、今春ブレークした2年生強打者で、パワフルなスイングからの長打力が魅力です。
ホームランを打つ感覚を会得した感じで、これからもホームラン本数は増えていくでしょう。
今春準決勝の試合前に負傷で急遽欠場したのが気がかりですが、チームの浮上にはこの選手の活躍が不可欠でしょう。
佐藤大斗選手は、外野の間を抜く鋭い当たりを連発する強打者です。
鈴木翔大選手は、筋力の強さを生かして思い切り良く振り切るトップバッターです。
菅原佳偉選手は、2番打者ながらフルスイングが魅力。
俊足も光るチャンスメーカーです。

守備は、春はミスが連鎖する傾向があり、課題を残しました。
いかに余計な失点を減らせるかが夏を勝ち抜くためのカギであり、猛練習により急ピッチで整備中です。
佐藤大斗遊撃手は、瞬発力十分で、打球へ向かうスピードの速さが際立ちます。
踏ん張って投げられる体幹の強さもありますね。
全体的に、アウトにできる打球を確実にアウトにするシンプルな守備意識が浸透つつあり、安定感は増してきています。
夏までの進化に期待大です。

一関工は、一冬越えて選手の筋力が大きく向上している感じで、ウエートトレーニングに真摯に取り組んできた成果がうかがえます。
超攻撃野球で、甲子園出場への扉をこじ開けるパワーは備えていると思います。


次回は高田。

posted by ティト at 22:54| 岩手 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スタンダード 高校野球特集号

スタンダードの最新号を購入しました。

岩手の高校野球ファン必見の一冊です!!

スタンダード.jpg

posted by ティト at 22:40| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第98回全国高校野球選手権岩手大会 組み合わせ

夏の高校野球県大会の組み合わせが決まりました。
心臓がバクバクと脈打つ時季がやってきましたね。

今年の岩手の高校野球の集大成とも言える大会です。
球児の努力の結晶が煌く大会に注目しましょう。

組み合わせ表は、下記画像クリックで確認願います。

2016夏 県大会.pngクリックで拡大

posted by ティト at 12:48| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月21日

2016注目チームB

第3回目は盛大附属。


盛大附属は、昨秋優勝で今春は県大会3位。
今春はやや失点が多く、いまひとつ勝ち進めなかった印象ですが、投打ともに潜在能力が高く、文句なしの優勝候補として夏を迎えます。

投手陣は、成長著しい逸材が揃います。
坪田伸祐投手は、癖のないバランスの良いフォームから、最速140km台の速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派右腕です。
制球力が向上し、安定感抜群の投球が光ります。
ソフトバンクの松本裕樹投手に似た投球フォームで、投球スタイルも松本投手と遜色ないレベルに進化しつつある成長株です。
井上涼平投手は、程よくリラックスした体動から、しっかりと抑えの効いた130km台後半の速球と緩急2種類の変化球をコーナーに散りばめる右スリークォーター。
左足を踏み出してからリリースされるまで通常よりワンテンポ遅い感じの変則フォームも特長ですね。
今春はやや不調で、ここぞのピンチで粘れませんでしたが、夏にはしっかりと仕上げてくるでしょう。
臼井春貴投手は、上体の倒し込みを生かして力強く腕を振る右上手。
最速140kmの速球と鋭く曲がり落ちる変化球でグイグイ押す本格派です。
まだ粗削りながら、今後も楽しみな2年生です。
三浦瑞樹投手は、パワーロスの少ないスムーズなフォームから、最速130km台後半の速球と緩急2種類の変化球を投げ込む左上手。
一冬越えて力感を増し、今後の飛躍も大いに見込める2年生です。
また、右本格派の吉田颯投手、サウスポーの森俊祐投手も控え、連戦を乗り切れる投手力は備えている印象です。
ベンチ入りへの競争も激しそうですね。

打線は、県内屈指の破壊力を持つ強力打線を作り上げてきました。
外野の間や頭を越す長打が頻繁に飛び出しますし、2アウトからでも点を取れるのが強みですね。
なおかつ俊足の選手が揃い、各選手の先の塁を狙う意識の高さが目立っています。
また、選球眼の良さも際立ち、粘った後の四球から得点につなげるいやらしさも備えています。
石橋泰成選手は、体の回転とフォロースルーが力強さが光る強打者。
長打力に加え、俊足で相手バッテリーにプレッシャーを与えられるいやらしさも備えていますね。
攻撃型2番打者として、ポイントゲッターとチャンスメーカーの役割を担います。
伊藤勇貴選手は、センター中心にコンパクトに弾き返す確実性と、甘いボールを強烈に巻き込む迫力を兼ね備える好打者です。
塩谷洋樹選手は、蹴り足を生かして豪快に振り切るスイングが特長の強打者。
ホームラン狙いで打ち損じが安打になるタイプです。
植田拓選手は、強振してもバランスの崩れない体幹の強さが光る強打者。
ホームランをハイペースで量産する今後楽しみな2年生です。

守備は、華麗な動きを見せる選手はいないものの、全体的に非常に堅実で、しっかりと鍛えられている印象です。
菅原優輝二塁手は、瞬発力が強く、打球への反応の速さが際立ちます。
グラブタッチの柔らかさにもセンスの良さが見て取れますね。
石橋泰成三塁手は、強い打球にも反応できるメンタルの強さが最大の長所。
ビシッとした送球にも安定感があります。
伊藤勇希捕手は、キャッチングが安定し、変化球をうまく使いつつ四隅をしっかりと突くリードを見せます。
盗塁阻止率をもう少し高めたいところでしょう。
植田拓右翼手は、最短距離で打球へ到達する守備センスが光ります。
機敏な送球も魅力ですね。

今春の東北大会では、速球派投手を揃える八戸工大一から大量点を奪うなど、全国レベルの迫力は見せつけました。
勝ち進むための課題は、失点をいかに抑えるかでしょう。
全国制覇を公言して進化を続けるチームであり、それを狙う資格も十分とみます。


次回は一関工。

posted by ティト at 16:20| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月19日

2016注目チームA

第2回目は花巻東。


ご存知昨夏の優勝チーム。
今春は、県大会準優勝と東北大会ベスト4。
県大会では常に優勝に絡み、上位大会でも常に勝ち進む印象の強い、岩手を代表する強豪チームと言えるでしょう。

投手陣は、様々なタイプの投手を揃え、多士済々の陣容です。
継投試合が多い印象で、相手打線の傾向を見ながら早め早めに投手をつぎ込みます。
加藤三範投手は、ゆったりとしたフォームから、しなやかに腕を振って最速130km台後半の速球と緩急2種類の変化球をバランスよくミックスする左スリークォーター。
腕が遅れて出てくる球持ちの良さで、タイミングを合わせづらい投球が持ち味です。
今春は、故障明けで本領発揮できませんでしたが、夏までの仕上がりに期待大。
昨夏甲子園登板の経験もあり、ここぞで任せられる投手でしょう。
平澤文太投手は、軸足でタメを作りつつスムーズに腕を振り、最速130km台後半の速球と多彩な変化球で三振を取れる左スリークォーター。
昨年と比べ、速球の球威、キレの良い変化球の精度が向上し、容易には連打されない投手に成長しています。
変化球でポンポンとストライクが取れますので、速球待ちの打者では攻略困難でしょう。
千葉耕太投手は、長身の本格派右腕で、最速140km台の速球と緩急2種類の変化球で三振を奪います。
ゆったりとしたフォームですが、もっと躍動感が出てくれば、まだまだ成長できる逸材です。
佐藤眞生投手は、トルネード気味に上体を捻った後、勢いよく腕を振る右スリークォーター。
最速140km台の速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派です。
馬力があり、先発もロングリリーフもこなせる万能型ですね。
今春急成長し、今後の進化も大いに見込まれる2年生です。
野中祐作投手は、ゆったりとした綺麗なフォームが特長の左上手。
球威で圧倒するタイプではないものの、伸びのある速球と落差のある変化球をコーナーに決める安定感が光ります。

打線は、例年の機動力偏重スタイルではなく、打ち勝つ試合が多い印象です。
長打力のある打者が揃っており、ビッグイニングを作れるのが今年の最大の特長ですね。
もちろん機動力も駆使しますし、相手のミスにつけ込んで貪欲に先の塁を狙う走塁は全国屈指のレベル。
打って走って相手を粉砕します。
熊谷星南選手は、重心が崩れず、腰のすわった重厚なスイングからの長打力が光ります。
速球と変化球の揺さぶりにも対応できますし、総合力の高い県内屈指の強打者でしょう。
俊足も魅力ですし、身体能力の高いオールマイティプレーヤーですね。
佐藤太郎選手は、俊足強打のリードオフマンで、チームの得点の起点となる選手です。
投球にシンクロして抜群のタイミングでボールを捕らえられますし、広角に強い打球を打てる順応性が際立ちます。
選球眼が良く、出塁率の高さも素晴らしいですね。
小松悠哉選手は、抜群のバットコントロールで、広角に長打を放つ強打者。
厳しいコースを突かれても容易には空振りせず、投手目線で打ち取るのに一苦労の打者だと思います。
春は怪我で出番が少なくなりましたが、夏はしっかりと仕上げてくるでしょう。
福島圭斗選手は、2番打者ながら、思い切りの良いスイングからの長打力が魅力。
走者が出た後にバントするか打ってくるか決めつけられず、好機を大きく広げる役割を果たします。
千葉耕太選手は、大柄な体格からの重厚なスイングで、芯を少々外してもヒットゾーンへ運ぶ押しの強さが特長。
好不調の波があるのが課題ながら、ここぞの場面で一発長打が期待できます。
安部広明選手は、腕を下げ気味にする独特の構えから、体を豪快に回転させて振り抜く強打者タイプ。
好不調の波はあるように見えますが、好機での集中力で打点が多い印象です。
控えにも強打者が多いのが今年の特長で、相手に合わせて幅広く選手を起用できる強みがあるように思います。
また、全体的にすばしっこい選手が多く、走者を出すだけでも相手に大きなプレッシャーを与えられる布陣です。

守備は、春は試行錯誤の段階のようで、メンバー固定がなかなかできない中、ミスも多く出てしまいました。
多くの選手が複数のポジションを守れるようですので、様々な不測の事態にも備えられるのが強みですし、各選手がそれぞれ順応性の高さも見せています。
熊谷星南二塁手は、打球への反応の速さと機敏なフットワークで、広範囲に難なく打球をさばきます。
グラブタッチの柔らかさと送球も安定。
打撃が注目される選手ですが、守備の上達が著しく、攻守で全国トップレベルの選手に成長中です。
福島圭斗捕手は、軽快なフットワークが魅力の動ける捕手です。
最終学年となって一段と肩が強くなり、さらに送球が正確でけん制も積極的すので、容易には盗塁を許しません。
全国に出しても恥ずかしくない捕手と言えるでしょう。
今春は怪我人などもあり、ポジションの固定はこれからといった感じですが、夏までにはしっかりと仕上げてくるチームでしょう。

近年、甲子園に出場するたびに上位進出する花巻東ですが、目標は上位ではなく、あくまで全国制覇とのこと。
その目標に向かってグングン成長を続けています。
全国制覇の匂いを感じさせるほどの実力を身につけ、戦国岩手を制することができるのか注目です。


次回は盛大附属。

posted by ティト at 23:26| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月17日

2016注目チーム@

夏の県大会までまだ間がありますので、例年同様、注目チームの紹介などをやってみたいと思います。
情報不足もあり、稚拙な内容になりそうですがご容赦ください。


第1回目は一関学院。


一関学院は、昨夏準優勝、昨秋3位で、今春は見事優勝。
常に優勝争いに絡む、岩手を代表する強豪チームでしょう。
6年ぶりの甲子園出場へ向け、第1シードとして他校のマークを上回る実力を醸成中です。

投手陣は、本格派・技巧派、いろいろなタイプが揃う陣容です。
大竹樹希哉投手は、1年時から活躍している投手で、担ぐように上体をひねって真上から勢いよく腕を振り下ろす左上手。
最速130km台後半の速球とストンと曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
ボールにウエートがしっかりと乗っており、速球は打者の手元にグンと食い込んできますし、変化球の切れ味も抜群ですね。
本来力投型ながら、ここぞで力を込める投球術を身につけ、完投能力が備わってきました。
千葉拓望投手は、バランスの良い体動から、130km台の伸びのある速球とキレの良い変化球を投げ込む右スリークォーター。
パワーロスが少ないフォームが特長で、完投能力十分です。
失点を計算できる投手ですし、夏の出番はかなり多くなるでしょう。
佐々木蓮投手は、機敏に体を回転させ、しなやかに腕を振る右横手。
球威で押すタイプではないものの、浮き上がるような速球と大きく曲がり落ちる変化球との緩急を生かして打者のタイミングを外します。
サウスポーの平岡投手、右上手の松坂大輔投手など、好投手がさらに控えており、層の厚い布陣と言えるでしょう

打線は、例年同様、好球必打のストロングスタイルで、好機に一気に安打をまとめて大量点を狙います。
振り回す打者は少なく、コンパクトにセンター中心に弾き返す確実性の高い打撃を心掛けていることがうかがえます。
盗塁意欲の高さも光り、少ない安打でも点をもぎ取れるしたたかさもを見せていますね。
選手層は厚く、相手投手のタイプに合わせて選手を交代できるのも強みです。
早いカウントから積極的に打って出る攻撃スタイルが特長ですので、いかに攻撃イニングを簡単に終わらせないかが課題となってくるでしょう。
舘洞大和選手は、腕力の強さを生かしたパワフルなスイングが魅力の強打者です。
ここぞの一発長打があり、ポイントゲッターとしてチームをけん引します。
小林亮介選手は、センター中心にミートする確実性の高い打撃と、要所での長打力も期待できる万能型。
中軸ながら俊足で、要所で盗塁を決めてくる野球センスの高さも魅力ですね。
小椋元太選手は、フォロースルーをしっかり取り、巻き込むように振り切る強打者です。
俊足の1番バッターとしてチャンスメークするとともに、ホームラン数も多く、試合を決める長打にも期待大。
2年生ながら、県内有数の強打者に成長しつつありますね。

守備は、大きく乱れることは滅多になく、県内屈指の安定感を誇ります。
小林亮介遊撃手は、軽快な足さばき、柔らかいグラブタッチ、流れるような送球動作のどれをとっても一級品。
他の選手の参考にもなる大型野手でしょう。
小椋元太二塁手は、瞬発力に優れ、打球への反応の速さが際立ちます。
安打性の当たりに追いついてアウトにしてしまう、相手にとっては憎たらしい二塁手でしょうね。
打球への体の入れ方が巧みで、弾いてもすぐに対応するセンスの良さは必見です。
千葉愛斗三塁手は、強い打球への反応が良く、柔らかいグラブさばきとビシッとした送球にも安定感がある今後楽しみな2年生です。
斎藤優乃捕手は、捕手には珍しい俊敏さが魅力で、素早い送球で盗塁を容易には許しません。
要所で三振を狙う強気なリードで、3塁に走者がいても変化球をしっかり要求できるメンタルの強さが光る2年生です。
外野も俊足強肩揃い。
先の塁を簡単には許さない頼もしさがありますね。

一関学院は、ここ数年、あと一歩で甲子園というところに迫りながら、ここぞの場面で勝ちきれないもどかしさがあると思います。
悔しさを知り、自らを極限まで高めてきた一関学院は本当に強いです。
あと一歩の高い壁を乗り越え、集大成の夏を制する力は十分にあります。


次回は花巻東。

posted by ティト at 22:32| 岩手 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東北大会閉幕

今年の春の高校野球高校野球東北大会が閉幕しました。

代表3チームは、それぞれ収穫を得たことと思います。

一関学院は、初戦で優勝した東北に敗れました。
失点を計算できるチームですが、課題は打撃ですね。
難しいボールに手を出して強引に安打を狙うような結果オーライの打撃は、上位大会ではやはり通用しないと思います。
安打数の割に得点が入らないのもそのせいでしょう。
何でもかんでも安打にしようとするのではなく、甘いボールを着実に捕える打撃を志向すべきだと管理人は思います。

花巻東は、県勢の中では最高成績のベスト4。
準決勝で東陵に敗れたものの、酒田南、聖光学院といった甲子園常連校を破り、攻守に粘り強さは発揮できたように思います。
それなりに点を取られてしまう投手陣と、時折イージーミスを犯す守備陣の整備は必須でしょうね。
打線は、好不調の波はあるものの、近年の同チームの中では最高レベルの得点能力を秘めていると見ます。

盛大附属は、初戦で八戸工大一との激しい点の取り合いで競り負けました。
盛大附属の長所は、なんといっても打線の破壊力です。
これについては、甲子園で十分に戦えるレベルです。
課題は投手力でしょうか。
潜在能力の高い投手が揃いますが、球威、制球ともにもう一皮むけて欲しいところです。


さあ、あとは夏の県大会へ向かうのみです。
当ブログでは、夏の県大会が開幕するまでの間、例年どおり、注目チーム紹介と注目選手情報の更新を行う予定です。

posted by ティト at 00:50| 岩手 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月10日

6月10日 高校野球観戦記 その3

6月10日

春の高校野球東北大会2回戦 花巻球場第3試合
明桜 18−12 東海大山形

管理人は所用のため、残念ながら5回裏途中までの観戦でした。
取っては取られる壮絶な打撃戦で、5回裏途中の時点で11−8で東海大山形がリード。
最後まで見たかったのですが、泣く泣く帰りました。
試合は、18−12で明桜の勝利とのことです。

<明桜>
・投手
山崎 1回〜4回途中
軸足で十分にタメを作り、上体を捻ってからコンパクトに腕を振る左スリークォーター。
球威で圧倒する感じではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球との緩急を効かせて打たせて取る投球を見せました。
速球の球速は、最速131kmの表示。

阪田 4回途中〜
蹴り足を生かし、前方へ大胆に体重移動しながらコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
ボールに抑えが効いており、投球自体はそれほど悪くないように見えましたが、押せ押せの相手打線の勢いに飲まれてしまった感じです。
速球の球速は、最速132kmの表示。

・打線
2回までに9安打を集めてまたたく間に7点を奪った速攻はお見事。
追加点を取れないうちに大量リードを逆転される痛恨の展開となったものの、最終回に再逆転した底力は素晴らしいですね。

・守備
問題なし。
ワイルドピッチが続いたり、イレギュラーの当たりがあったりで、球運に恵まれなかった印象です。


<東海大山形>
・投手
吉田 1回
重心を低く落とし、大きく体を回転させて投げる右下手。
球威で押すタイプではありませんが、緩い変化球をうまく交えて打者のタイミングを外す投球が持ち味のようです。

佐藤翔 1回途中〜
常時セットポジションから、機敏に体を回転させながらコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球を力強く投げ込みます。
地肩とスナップが強そうですね。
もっと胸を張って肘の支点を生かせるようになれば、さらなる球威アップが望めると思います。
速球の球速は、最速142kmの表示。

・打線
長打攻勢で点を奪う力強さがありました。
リードされても慌てない底力がありますね。

小野 右投右打
打った瞬間にわかる左中間への特大の一発を放ちました。

有方 右投右打
右へ左へ長打を連発していました。
一見して強打者とわかる重厚なスイングが際立ちます。

・守備
一つのミスから大量失点につながりました。
大きな反省を得た試合でしょう。

posted by ティト at 22:50| 岩手 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

6月10日 高校野球観戦記 その2

6月10日

春の高校野球東北大会2回戦 花巻球場第2試合
東陵 5−4 聖愛

流れが行き来する目まぐるしい展開。
中盤に逆転した東陵が、粘る聖愛を振り切って接戦を制しました。

<東陵>
・投手
八鍬 先発完投
ゆったりとした始動から、全身をバランス良く使いつつコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではないようですが、多彩な変化球を駆使して打者に的を絞らせない投球が持ち味のようです。
速球も微妙に動いている感じで綺麗な球筋のボールはほとんどなく、抜群の癖球効果を発揮していました。
なかなか捕らえどころのない投手だと思います。
速球の球速は、最速131kmの表示。

・打線
頻繁に安打が出ていましたし、力のある打線だと思います。
もうひと押しができなかった感じですが、力で5点をもぎ取りました。

・守備
イージーな捕球ミスやもったいない悪送球でピンチを広げる場面がありました。
計5失策でリズムは良くありませんでしたが、ここぞで踏ん張って勝ちきりましたね。


<聖愛>
・投手
山口大成 1回〜5回途中
常時セットポジションから、下半身でスムーズに体重移動しながらしなやかに腕を振る右横手。
伸びのある速球と横滑りする変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
内外角を突くコーナーワークが巧みで、大崩れしないタイプだと思います。
速球の球速は、最速131kmの表示。

須崎 5回途中〜7回
常時セットポジションから、上体を大きく沈み込ませながら回転させる左スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、変則的なリリースポイントからの伸びのある速球と曲がりの大きい変化球との緩急の効いた投球を見せました。

小西 8回〜9回
機敏な体動から、蹴り足を生かして鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良く投げ込みます。
本職が野手のようで、動作の機敏さとスナップの強さが光ります。
野球センスの良さが十分にうかがえました。
速球の球速は、最速137kmの表示。

・打線
全体的に力感のあるスイングですが、バットの芯を外されて打ち損なう場面が非常に見立ちました。
それでも4点は取りましたし、底力の高さは一見してわかりました。

・守備
問題なし。

posted by ティト at 22:39| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする