2017年07月21日

7月21日 高校野球観戦記 その2

7月21日

夏の高校野球県大会準決勝 県営球場第2試合
久慈 6−4 大船渡東

激しい点の取り合いで、実力伯仲のシーソーゲーム。
ここぞの好機をモノにした久慈が、大船渡東の追撃をかわして逃げ切りました。

<久慈>
・投手
宇部堅人 1回〜4回
ゆったりとした始動から、背筋をピンと伸ばしてバランスを保ちつつしなやかに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、しっかりと抑えの効いた伸びのある速球と落差のある変化球を四隅に集めて打たせて取る投球を見せました。
持ち味は出せていたように思いましたが、逆転の3ランホームランを喫したのが痛恨の1球となってしまった感じです。

高柳涼 5回〜9回途中
ゆったりとした始動から、上体を捻ってタメを作った後に力強く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をグイグイ投げ込む本格派タイプです。
力むと高めに浮いてしまい、ストライクとボールがはっきりしてしまう傾向はありましたが、スライダーでカウントを稼げたので、打者に的は絞らせませんでした。
結果的にとらえどころのない投球になりましたね。
速球の球速は、最速137kmの表示。

中田夢人 9回
素早く振りかぶり、コンパクトに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球主体に打たせて取る投球を見せました。
一死満塁の大ピンチでの登板でしたが、腕をしっかりと振って打者を抑えましたね。

・打線
走者が出た後の集中力で安打をつなげたことが勝利に結びつきました。
狙い球を絞ってミート重視の打撃を見せましたね。

高柳涼 右投左打
速球を完璧に振り抜いてライトスタンドへライナー性の2ランホームランを放ちました。
フォロースルーの効いた素晴らしいスイングでしたね。

・守備
問題なし。
ノーミスで抜群の集中力を発揮していたと思います。
接戦を制し、決勝へ向けて上げ潮ムードでしょう。

宇名澤裕真 捕手
盗塁を許さず、相手の攻撃に勢いを与えませんでした。
投手陣が制球に苦しむ中でも、一辺倒の球種にならないようにうまくリードしていましたし、ワンバウンドもうまく止めていたと思います。


<大船渡東>
・投手
岩城大夢 1回〜6回途中
ゆったりとした始動から、重心をグッと落として担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で的を絞らせない投球を見せました。
ストンと落ちる変化球が非常に有効で、これがコーナーに決まると打者はなかなかフルスイングできないでしょう。
今日の内容は悪くなかったと思いますが、ピンチで粘りきれず、要所でタイムリーをうまく打たれてしまった感じです。

佐藤飛勇 6回途中〜8回
ゆったりとした始動から、重心をグッと落としてタメを作りつつコンパクトに腕を振る右下手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と大きく曲がる変化球をバランス良くミックスして打者のタイミングを外す投球を見せました。
制球が良く、大崩れしそうにない安定感のある投球だったと思います。

・打線
頻繁に走者が出て攻め立てましたが、ここぞの連打が出ずに点を取りきれなかった印象です。
盗塁失敗やホームタッチアウトなどがあり、8回と9回の一死満塁をモノにできず、球運をつかみ取ることができなかった感じでしょう。

志田芳樹 右投右打
低めをうまくすくい上げてレフトスタンドへ3ランホームランを放ちました。
強振したというよりは、コンパクトにミートした打球がスタンドまで届いたという感じでした。

・守備
捕球ミスと悪送球の連発で逆転を許してしまったのが非常に痛かったですね。
四球と守備のミスが確実に失点に絡んでしまった感じで、いつの間にか6点も取られてしまったという試合内容でした。

posted by ティト at 17:09| 岩手 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月21日 高校野球観戦記 その1

7月21日

夏の高校野球県大会準決勝 県営球場第1試合
盛大附属 9−1 盛岡四 (8回コールド)

中盤まで同点の息詰まる接戦。
終盤の盛岡四のミスを見逃さなかった盛大附属が、一気にたたみかけて勝機をつかみ取り、大量点で引き離しました。

<盛大附属>
・投手
平松竜也 先発完投
常時セットポジションから、機敏に振りかぶって鋭く腕を振る右上手。
全身をいっぱいに使うダイナミックな体動から、爆発的に腕を振る力投型の右上手。
威力十分の速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派です。
怪我で春は投げられなかったとのことですが、そういった影響は感じられない素晴らしい投球だったと思います。
思いっきり腕を振っていますので、速球にはバットを弾き飛ばすような勢いがありますし、変化球の切れ味も抜群ですね。
力投型ながら、全身を使って投げている分、負荷が分散してスタミナが落ちないのは長所だと思います。
全国に通用するであろう好投手でしょう。
速球の球速は、最速145kmの表示。

・打線
中盤まで再三の好機にあと1本が出ない焦れる展開。
終盤の相手のミスで得た好機に安打をまとめてビッグイニングを作った底力はさすがです。
2アウトからでも点が取れる全国クラスの迫力を見せていました。

比嘉賢伸 右投左打
変化球をうまく引き付けてライトスタンドへ2ランホームランを放ちました。
速球にも変化球にもバランスが崩れなくなりましたし、四番打者としての風格が出てきましたね。

・守備
全体的には軽快でしたが、内野の捕球ミスから同点に追いつかれてしまったのが非常に痛かったですね。
中盤まで重苦しい展開を強いられましたが、打線の力で守備のミスを帳消しにした感じです。

植田拓 中堅手
2回にセンターからのバックホームで本塁タッチアウト。
弱い当たりでホームはセーフになりそうなタイミングでしたが、矢のようなストライク返球は見事でしたね。
実はこのプレーが勝利につながったのではないかなあと管理人は感服しました。


<盛岡四>
・投手
田中琉右那 1回〜3回
特長は先日記載のとおり。
今日は、相手の強力打線を意識し過ぎたのか、ボール先行の苦しい投球になりましたが、ピンチでのあと1本は許さず、ワイルドピッチの1失点のみに凌ぎました。
ボールの抑えが効かないようでしたので、なかなか全力投球できず、本来の球威を発揮できない感じでした。
速球の球速は、最速135kmの表示。

下上拓也 4回〜6回
特長は先日記載のとおり。
落ち着いてストライク先行で打たせて取る投球を見せました。
強打の相手打線のバットの芯を外すようなとらえどころのなさを発揮するナイスピッチングだったと思います。

須川皓輝 7回
ゆったりとした始動から、上体をひねりつつ腕のしなりを生かして投げる右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、糸を引くような速球と落差のある変化球との緩急で打たせて取る投球が持ち味です。
ドロンとした緩い変化球をうまく使って打者のタイミングを外す投球を見せていました。
腕が遅れて出てくる変則的なフォームが特長で、かなり打ちづらい投手だと思います。

馬場竣介 7回途中〜8回途中
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動しつつ担ぐように振りかぶって鋭く腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
フォームバランスが良く、ボールにウエートを乗せて投げているのが好印象です。
筋力アップが球威アップに直結していく投手だと思います。

佐藤頼人 8回
特長は先日記載のとおり。
抑えの効いたボールがコーナーに決まっていました。
余力十分で投げている感じですし、バランスの良い長身ですので、機敏性と瞬発力をもっと意識できれば、まだまだ進化できる投手だと思います。

・打線
序盤の好機で点を取りきれず、尻上がりに調子を上げてきた相手投手をなかなか捕らえられない展開となりました。
終盤に食い下がったものの、あと1本を封じられました。

・守備
待って捕ろうとしてバウンドを合わせ損なってのミスがあり、余計な失点につながってしまいました。
終盤の勝負どころで、外野飛球の目測を誤って安打にしてしまったり、捕れそうな打球を捕れなかったりで、球運をモノにすることもできなかった感じです。
点差が開いてからはさらにミスを連発し、集中力が切れてしまった感じですね。

posted by ティト at 16:51| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月15日

7月15日 高校野球観戦記 その2

7月15日

夏の高校野球県大会4回戦 花巻球場第2試合
盛岡四 7−0 水沢商 (7回コールド)

盛岡四が投打に力強さを発揮し、ジリジリと引き離す展開でした。

<盛岡四>
・投手
佐藤頼人 1回〜5回
ゆったりとした始動から、背筋をピンと伸ばして担ぐように振りかぶった後にしなやかに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球とのコンビネーションで打たせて取る投球を見せました。
癖のないフォームでバランスは良いですが、下半身の体重移動をもっと意識して勢い良く投げ込む躍動感が出てくれば、大きく進化できると思います。
速球の球速は、最速130kmの表示。

下上拓也 6回
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動して力強く腕を振る左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球とのコンビネーションで打たせて取る投球を見せました。
前に見た時よりも胸の張りが意識されており、体動が滑らかになった感じです。
躍動感をもっと投球に乗せることができれば、球威はまだまだ増してくると思います。

田中琉右那 7回
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動しつつしなやかに腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球と落差のある変化球で三振を取れる本格派タイプです。
一冬越えてパワーを増し、素晴らしい投手に成長していますね。
野手出身でまだ発展途上ですし、これからの進化にも期待です。
速球の球速は、最速140kmの表示。

・打線
早いカウントから積極的に振りに行き、頻繁に安打を浴びせて底力の高さは見せました。
ストライクゾーンが広かった影響もありますが、狙い球を絞らずに手を出す強引さが見られ、結果はともかくとして気になりました。
結果的に安打になればいいではなく、安打にしやすいコースを狙い打ち、安打にしにくいコースは無理に振りに行かない辛抱強さがもっと必要なのかなあと思いました。

小田中佳文 右投左打
軸のブレない腰の座ったスイングから、力強い打球を連発していました。
動体視力が良さそうでバットコントロールに優れていますので、投手目線で打ち取るのが容易ではない打者でしょう。

・守備
好プレーはありましたが、イージーなフライを落球してしまう集中力の欠如は次戦へ向けての課題でしょう。 

小田中佳文 遊撃手
安打性の打球を再三軽快にさばいていました。
走攻守3拍子揃う好選手ですね。


<水沢商>
・投手
遠藤那也 1回〜7回途中
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶって鋭くコンパクトに腕を振る左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
点は取られてしまいましたが、内外角を広く使って相手打線に対抗していました。

・打線
安打は出てもここぞの連打がなく、ホームが遠かった印象です。
ミートした強い打球がなかなかないままにイニングが進んでしまった感じでしょう。

・守備
何でもないゴロを弾いて先制点を許してしまったのが非常に痛かったですね。
捕れそうな打球を安打にしてしまう場面もあり、球際をモノにできなかった感じです。

posted by ティト at 19:37| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月15日 高校野球観戦記 その1

7月15日

夏の高校野球県大会4回戦 花巻球場第1試合
花巻南 3−0 水沢一 (延長12回サヨナラ)

両チームとも投手が踏ん張り、ゼロ更新が続いた接戦は、延長12回、サヨナラ3ランで花巻南が劇的に制しました。

<花巻南>
・投手
藤原桐真 1回〜5回
常時セットポジションから、機敏に振りかぶって鋭く腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で空振りを取れる本格派タイプです。
地肩が強そうで、腕をしっかりと強く振れるのが特長ですね。
春に見た時よりも胸の張りが意識できており、力まなくても反発力を生かして安定して力のあるボールが決まるようになっています。
身体能力の高さがうかがえる2年生で、今後のさらなる成長を期待いたします。
速球の球速は、最速130kmの表示。

川村京輔 6回〜12回
常時セットポジションからゆったりと始動し、担ぐように振りかぶって鋭くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
キレの良い変化球の精度が高く、しっかりと低めに決まっていました。
なかなか的を絞らせそうにない安定感のある2年生ですね。

・打線
相手投手の緩急になかなか的を絞りきれず、安打がつながりませんでした。
延長10回に無死1、3塁の絶好の好機をモノにできず、嫌な空気が流れましたが、延長12回に膠着を打開する一発で勝利をつかみました。

福田純也 右投右打
速球にヤマを張って思いっきり引っ張った打球が、レフトポール際最前列に飛び込む劇的なサヨナラ3ランホームランとなりました。

・守備
問題なし。

山崎飛雄馬 二塁手
安打性の打球を何度もさばいてチームのピンチを救いました。
得意の打撃は不調でしたが、今日の勝利の立役者と言ってもいいでしょう。


<水沢一>
・投手
佐藤駿大 1回〜12回途中
常時セットポジションからゆったりと振りかぶり、軸足でタメを作ってからスムーズに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
重心がブレず、抑えの効いたボールがコーナーに決まっていましたね。
最後にホームランを打たれましたが、3年間の努力が伝わってくる素晴らしい好投でした。
卒業後も是非とも野球を続けていただきたいと思います。
速球の球速は、最速132kmの表示。

・打線
走者を常に賑わせ、再三の好機をつかみましたが、本当にあと1本が出ず、フラストレーションが溜まるような展開だったと思います。
相手の倍以上の安打を放って押し気味に試合を進めていましたが、球運をモノにできなかった感じです。

・守備
問題なし。

posted by ティト at 19:22| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月13日

7月13日 高校野球観戦記 その3

7月13日

夏の高校野球県大会3回戦 花巻球場第3試合
花巻北 11−1 盛岡一 (5回コールド)

相手守備の乱れを見逃さなかった花巻北が、あれよあれよと点を積み重ねて一気に勝負を決めました。

<花巻北>
・投手
畠山大空 先発完投
特長は一昨日記載のとおり。
速球も変化球も低めにしっかりと集まり、丹念に打者を打ち取って2安打に封じました。

・打線
相手のミスはありましたが、ここぞでたたみかけて一気に引き離す試合ぶりを見せました。
8安打で11得点は、ほぼ完璧な加点展開でしたね。

・守備
問題なし。


<盛岡一>
・投手
古里嘉基 1回〜4回途中
ゆったりとした始動から、重心を落として前へ体重移動しつつコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良く投げ込みます。
それほど悪い内容ではありませんでしたが、四球とエラーが絡んだ後の安打で失点してしまいました。

城戸拓郎 4回途中〜5回途中
ゆったりとしたから、上体をやや捻った後に勢い良くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球を低めに集めて打たせて取る投球が持ち味です。
やや体の開きが早い感じですが、体動の勢いをボールに乗せて投げていました。

大矢昂汰 5回
ゆったりと始動し、上体を捻りながらしっかりと振りかぶってしなやかに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
力感はまだ不足していますが、フォームバランスが良く、今後の成長を楽しみにしたい2年生です。

・打線
盗塁を絡めて効率良く点を狙いにいきましたが、2安打に封じられ、ビッグイニングを作るには至らなかった感じです。

・守備
悪送球とトンネルで、安打を打たれていないのに先制点を与えてしまったのが非常に痛かったですね。
その後もリズムに乗れず、四球に牽制悪送球にポテンヒットと続いて点を失うなど、球運に見放されたような展開でリードを広げられてしまいました。

posted by ティト at 22:54| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月13日 高校野球観戦記 その2

7月13日

夏の高校野球県大会3回戦 花巻球場第2試合
宮古 7−1 一関工

好機を着実に点に結びつけた宮古が、投手の踏ん張りもあって1失点のみでガッチリと守り切りました。

<宮古>
・投手
三浦悠人 1回〜9回途中
特長は一昨日記載のとおり。
この投手は、好不調の波がなく、常に安定感がありますね。
余計な四死球を出さないので、野手も守りやすいでしょう。
今春県大会で、センバツベスト8の盛大附属打線にも的を絞らせなかった実力は健在ですね。

箱石瑛已 9回
ゆったりとした始動から、スムーズに担ぐように振りかぶってしなやかに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
胸をしっかりと張って反発力を生かせていますし、欠点の少ないバランスの良いフォームだと思います。
3球のみの登板でしたが、ボールのキレは上々でした。
速球の球速は、最速130kmの表示。

・打線
5回の好機にたたみかけてビッグイニングを作れたのが勝因でしょう。
反省点としては、二塁走者が三度も牽制でアウトとなり、押せ押せムードの流れを断ち切ってしまったことでしょうか。
こういう集中力の欠如から流れが相手に渡ってしまうものなので、しっかりとチームで注意喚起して次戦に備えていただきたいです。

昆諒貴 右投右打
9回にダメ押しとなる2ランホームランをレフトスタンドへ叩き込みました。
相手守備のミスで投手が気落ちした後の一発で、本当に大きなダメージを与える一発でした。

・守備
問題なし。
球際もしっかりとモノにしていました。

大川原光将 遊撃手
難しい打球を再三さばく軽快さを見せました。


<一関工>
・投手
新田凜 1回〜5回途中
ゆったりとした始動から、左腕を体の後ろに隠すように振りかぶって勢い良く腕を振る左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をグイグイ投げ込みます。
腕を強くしなやかに振れますので、速球は打者の手元でグンと伸びてくる球質ですね。
下半身の体重移動も意識できていますし、パワーアップとともに今後の飛躍が期待できる2年生です。

千葉航大 5回途中〜9回
ゆったりとした始動から、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球を力強く投げ込みます。
速球の球速は、最速131kmの表示。

・打線
県内トップレベルの強力打線を持っていますが、今日は的を絞り切れずになかなかフルスイングがでぎせんでした。
中軸の長打で1点はもぎ取りましたが、不完全燃焼で9イニングが終わってしまった感じでしょう。

・守備
好プレーはありましたが、フライの落球や野手間のお見合いなど、普段では考えられないようなミスもあり、痛い失点につながってしまいました。

posted by ティト at 22:41| 岩手 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月13日 高校野球観戦記 その1

7月13日

夏の高校野球県大会3回戦 花巻球場第1試合
花北青雲 2−1 遠野 (延長10回サヨナラ)

6回からの観戦です。
両チームともピンチを凌ぎ合う緊迫した展開で延長に突入し、最後に点をもぎ取ったのは花北青雲でした。

<花北青雲>
・投手
工藤翔大 〜6回
機敏な体動から、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球を低めに集めて打たせて取る投球を見せました。

佐々木健也 7回
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球とストンと落ちる変化球で打たせて取る投球を見せました。

瀬川悠維 8回〜10回
ゆったりとした始動から、スムーズに前へ体重移動しながらしなやかに腕を振る右上手。
糸を引くような伸びのある速球と緩急二種類の変化球で打者に的を絞らせない投球を見せました。
柔軟性があって球持ちが良く、身体のバランスが非常に良いですね。
制球も良く、大崩れしそうにない安定感が光ります。
力感がやや不足している感じですが、ポテンシャルの高さは見て取れました。

・打線
再三の好機でもうひと押しできず、焦れる展開でしたが、延長10回のサヨナラタイムリーで勝負を決めました。

・守備
捕球ミスと悪送球が重なって余計な点を与えてしまいました。

武藤聖弥 中堅手
センターからの好返球での見事なタッチアウト。
相手の逆転を封じたこのプレーが、チームに勝利を呼び込んだと思います。


<遠野>
・投手
畑山太亮 〜8回途中
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動しつつコンパクトにから振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球とキレの良い変化球を制球良く投げ込んで打たせて取る投球を見せました。
まだ1年生ですが、マウンドさばきが落ち着いており、ポンポンとストライク先行で飄々と打者を打ち取っていくのが印象的でした。
パワーが増して球威も増してくれば非常に楽しみです。

小嶋侑 8回途中〜9回途中
素早く振りかぶってしなやかに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で空振りを取れるタイプです。
大きく曲がり落ちる変化球の有効度が高く、打者の体勢を崩していました。

菅田輝樹 9回〜10回途中
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶった後に爆発的に腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をグイグイ投げ込みます。
胸の張りが不十分で身体がやや硬そうですが、地肩と筋力がかなり強そうで、勢い良く投げられるのが長所だと思います。

・打線
なかなか好機で連打が出ない中、逆転を狙った走者がホームタッチアウトになるなど、球運に恵まれなかった印象です。

・守備
問題なし。

posted by ティト at 22:28| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月11日

7月11日 高校野球観戦記 その3

7月11日

夏の高校野球県大会2回戦 花巻球場第3試合
盛岡三 12−0 盛岡商 (5回コールド)

投打に実力を発揮した盛岡三が、相手に付け入る隙を与えない試合運びで完封しました。

<盛岡三>
・投手
鹿内晃輝 1回〜4回
常時セットポジションから、力強く上体を倒しこんで鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
威力のある速球主体に落差のある変化球を交えて三振を取れる本格派です。
筋力がかなり強そうで思いっきり腕を振れますし、ポテンシャルの高さは一見してわかりました。
速球の球速は、最速138kmの表示。

西舘洸希 5回
常時セットポジションから、上体の回転とともにしなやかに腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球と落差のある変化球をテンポ良く投げ込む本格派です。
軽々と投げている感じですが、安定して力のある速球が決まっていました。
まだまだ余力十分に見えますし、今後の成長が非常に楽しみな2年生の逸材です。
速球の球速は、最速139kmの表示。

・打線
各打者がバッターボックスの内角寄りかつ後ろ寄りで構え、ボールをしっかりと見極めて狙い球が来たら振り、来なければ振らないというシンプルなスタイルです。
早いカウントから何でもかんでも手を出すことは決してしないチームでしょう。
無駄球を追いかけないわけですから、四球を狙いながら攻撃を組み立てることができるので、非常に効果的な戦術です。
今日は、有利なカウントを作って甘いコースを狙い打ちできていました。
ボール球を早打ちして投手を助けるような雑な打撃をしてしまうチームは、盛岡三の試合を見れば、おおいに参考になるはずです。
点差が開いても容赦なく盗塁を決め、貪欲に点を狙う隙のなさも素晴らしいですね。

高橋由伸 右投右打
速球をドンピシャで捕らえ、レフトポール際場外へ特大のホームランを放ちました。
完璧に投球を読み切ったようなスイングでしたね。

佐々木莉己 右投左打
前進守備のセンターオーバーの当たりで、俊足を飛ばして3ランホームランとなりました。

・守備
問題なし。


<盛岡商>
・投手
久保柊平 1回〜3回途中、4回
ゆったりとした始動から、しっかりとした上体の倒し込みとともにスムーズに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
腕の振りがしなやかでフォロースルーがしていますので、速球は球速以上に伸びてくる感じですし、変化球のキレも素晴らしいですね。
今日は、際どいコースを見極められてストライクを取りに行く甘いコースを狙い打たれてしまった感じです。
速球の球速は、最速130kmの表示。

新谷天馬 3回途中〜4回途中
ゆったりとした始動から、担ぐようにしっかりと振りかぶってから力強く腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で三振を取れるタイプですね。
管理人が期待している2年生の1人で、前に見た時よりも機敏性と躍動感が増しています。
フォームバランスが良く、ポテンシャルの高い貴重な本格派サウスポーなので、今日打たれたことを忘れず、打者を圧倒できる球威を身に着けていただきたいです。

・打線
相手投手の球威にやや押され、安打をつなぐことができなかった感じです。

・守備
捕れるライナーを落球したり、プレッシャーのかかる場面でのワイルドピッチなど、常に守勢に立たされてしまった感じです。
ランニングホームランを許してしまったのも非常に痛かったですね。

posted by ティト at 20:34| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月11日  高校野球観戦記 その2

7月11日

夏の高校野球県大会2回戦 花巻球場第2試合
岩谷堂 3−2 一関高専 (延長11回サヨナラ)

両チームともなかなか好機をモノにできない展開。
怪我人が複数出る消耗戦を制したのは岩谷堂でした。

<岩谷堂>
・投手
阿部瑞希 先発完投
ゆったりとした始動から、上体の開きを抑えるようにやや上体をひねり、体の回転とともに勢い良く腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、糸を引くような速球と落差のある変化球との緩急を生かして打たせて取る投球を見せました。

・打線
毎回走者を出して攻めたてましたが、再三の好機をモノにできず、フラストレーションが溜まる展開だったと思います。
9回にあと1人で敗退というところまで追い込まれながら追いつき、その勢いで延長戦をモノにしました。

・守備
ワイルドピッチ1つあった以外は問題なし。

菊地一輝 左翼手
レフトオーバーの長打となりそうな当たりを背走してダイビングキャッチ。
スーパープレーでチームのピンチを救いました。


<一関高専>
・投手
千田一輝 1回〜4回
常時セットポジションから、ゆったりと振りかぶってしなやかに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、角度のある抑えの効いた速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。

鈴木潤季 5回〜11回途中
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良く投げ込んで打たせて取る投球を見せました。
よく粘りましたし、延長サヨナラ負けは責められないでしょう。

・打線
初回に幸先よく2点を先制しましたが、その後、好機をつかみながら追加点を取れず、9回で決められなかったのが勝敗のポイントだったと思います。

・守備
悪送球やトンネルなどで余計な失点がありました。
1点を争う接戦でしたので、これが結果的に命取りになってしまった感じです。

posted by ティト at 20:23| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月11日 高校野球観戦記 その1

7月11日

夏の高校野球県大会2回戦 花巻球場第1試合
宮古 11−4 種市 (8回コールド)

先行して優位に立った宮古がじわじわと点を積み重ね、中盤以降の種市の反撃を凌いで勝ちきりました。

<宮古>
・投手
三浦悠人 先発完投
常時セットポジションから、重心をしっかりと落としてスムーズに体重移動しながらコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球を低目に集める丹念な投球を見せました。
キレの良い変化球の精度が高く、いつでもストライクを取れるのが強みです。
安定感抜群の2年生ですね。

・打線
頻繁に安打が出て得点を積み重ねました。
先制、中押し、ダメ押しという感じで押せ押せムードを作れていたと思います。

・守備
ゴロの処理をもたつく場面があり、余計な失点につながりました。
全体的には軽快に動けていたと思います。


<種市>
・投手
平島拓海 1回〜3回途中
常時セットポジションから、重心をグッと落として蹴り足を利用しつつコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。

松川奏楽 3回途中〜4回
ゆったりとした始動から、大きく振りかぶって上体の倒し込みとともに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球に落差のある変化球をうまくミックスしながら打たせて取る投球を見せました。

大西翔真 5回〜8回途中
ゆったりとした始動から、上体をグッとかがめて回転力を生かして投げるサイド気味の右スリークォーター。
伸びのある速球と横滑りする変化球でバットの芯を外す投球が持ち味のようです。
ボールにしっかりとウエートを乗せて投げていますし、地肩もかなり強そうですね。

・打線
好機で安打が出て効率良く点を取れたと思います。
一気にたたみ込むことはできず、逆転までのもうひと押しはできませんでした。

・守備
ワイルドピッチで余計な失点を重ねてしまったのが痛かったですね。
イージーフライを捕れない場面もあり、打たせて取る投手陣をもり立てられなかった感じです。

posted by ティト at 20:12| 岩手 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月10日

7月10日 高校野球観戦記 その3

7月10日

夏の高校野球県大会2回戦 花巻球場第3試合
高田 11−0 一戸 (5回コールド)

初回の猛攻で優位に立った高田が、守っては被安打1の完封勝利となりました。

<高田>
・投手
水野夏樹 先発完投
ゆったりとした始動から、しっかりとグラブを抱えて回転力を生かして投げる右上手。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
今日は速球主体にテンポ良く打者を打ち取っていきました。
速球の球速は、最速133kmの表示。

・打線
初回に相手守備のミスを見逃さずにたたみかけ、一挙に9点を奪った集中力は見事でした。
最高の形での発進ではないでしょうか。

・守備
パスボール1つ以外は問題なし。


<一戸>
・投手
久保田優斗 1回
ゆったりとした始動から、上体をやや後方へ捻ってタメを作ってからしなやかに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良く投げ込みます。
それほど悪いピッチングではないように見えましたが、自らのバント処理のミスなどもあり、傷口を広げた後に安打を打たれてしまいました。

土川将樹 1回途中〜4回
ゆったりと始動し、機敏に体を回転させてコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
本職が野手のようで、スナップスローのような感じで投げていますね。
まだ1年生ですが、動作が機敏で運動神経が良さそうなので、今後の成長に期待いたします。

・打線
初回の9失点でペースを失い、4回まで1人の走者も出せずに淡泊にイニングが進んでしまいました。
5回に好機をつかんだものの、あと1本は封じられた感じです。

・守備
立ち上がりにバント処理のミスを連発し、その隙にたたみかけられて重い失点を背負ってしまったのが非常に痛かったですね。

posted by ティト at 20:35| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月10日 高校野球観戦記 その2

7月10日

夏の高校野球県大会2回戦 花巻球場第2試合
花巻北 7−5 宮古商

取っては取られる激しい打撃戦。
機動力を絡めて効率良く点を奪った花巻北が、終盤に逆転して逃げ切りました。

<花巻北>
・投手
畠山大空 1回〜6回途中
ゆったりとした始動から、重心を落として上体の回転とともに投げる右下手。
球威で押すタイプではありませんが、球持ちが良く、タイミングを合わせづらいのが特長です。
制球の良い技巧派2年生ですね。

佐々木健 6回途中〜9回
常時セットポジションから、勢い良く体を回転させて力強くコンパクトに腕を振る右上手。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派です。
機敏性と躍動感のある管理人好みの力投型ですね。
フォームに癖もなく、筋力アップが球威アップに直結するタイプだと思います。
管理人の要チェックリストに入っている2年生で、順調に成長していて嬉しくなりました。
速球の球速は、最速138kmの表示。

・打線
好機に安打がつながり、しぶとく点をもぎ取りました。
盗塁もうまく絡めることができましたね。

・守備
フライの目測を誤って安打にしてしまい、余計な失点につながりました。
相手に主導権を渡してしまう展開でしたが、打戦の奮起で逆転勝利をおさめました。


<宮古商>
・投手
舘洞諒 1回〜7回途中
常時セットポジションから、素早く体を回転させて担ぐように振りかぶってから勢い良く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良くグイグイ投げ込みます。
胸の張りは不十分ですが、躍動感を投球に生かせているのは好印象。
機敏で運動神経が良さが見て取れました。
速球の球速は、最速130kmの表示。

星川大地 7回途中〜9回
ゆったりとした始動から、上体をやや捻って勢い良く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球主体に押す投球を見せました。
体格に恵まれて筋力がありそうですし、まだまだ成長できそうな投手です。
速球の球速は、最速132kmの表示。

・打線
頻繁に安打が出て好機をつかみました。
2度リードしましたが、あとひと押しで大量点を取れるという場面で点を取りきれなかったのが勝敗に結びついた感じです。

・守備
捕球ミスと悪送球が連鎖してしまい、余計な点を与えてしまいました。
終盤の勝負どころでもミスから失点し、逆転を許してしまいました。

posted by ティト at 20:24| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月10日 高校野球観戦記 その1

7月10日

夏の高校野球県大会2回戦 花巻球場第1試合
千厩 7−0 金ヶ崎 (7回コールド)

2回途中からの観戦です。
好機に効率良く点を積み重ねた千厩が、ピンチもしっかりと凌いで無失点の快勝をつかみました。

<千厩>
・投手
千葉英太 1回〜6回
機敏な体動から、全身をバネのように使って勢い良く投げ込む右スリークォーター。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を量産する本格派です。
今まで何度も書いていますが、この投手については、手直しすべき部分がほとんどなく、いかにパワーアップしていけるかだけが進化ポイントでしょう。
また、今まで見てきて管理人が思ったのは、コンディション調整に対する意識の高さが素晴らしい投手なので、寒くても暑くても高レベルのパフォーマンスを発揮できることが実は1番の強みです。
こういう投手は、他人からあれこれ言われなくても成長できると思うので、とこへ行っても活躍できる投手だと太鼓判を押します。
育てて伸ばせる投手と自ら伸びる投手がいるはずですが、千葉投手は間違いなく後者でしょう。
速球の球速は、最速142kmの表示。

・打線
得点機に安打がつながり、取れる時に点を取れたのが勝因ですね。

金野大成 右投左打
腰の座った重厚感のあるスイングには迫力がありました。
球足が非常に速いですね。

・守備
ゴロ処理に余裕を持ち過ぎて安打にしてしまったり、バント処理で焦って捕り損ねたりで、余計なピンチを招いてしまいましたが、あと1本は許しませんでした。


<金ヶ崎>
・投手
千葉元輝 1回〜7回途中
ゆったりとしたした始動から、全身をしなやかに使って鋭く腕を振る左スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れるのが魅力です。
腕の振りが鞭のようにしなやかなのも特長で、球持ちが良く、打者の手元で速球が伸びてくる球質ですが、今日は体が重そうな感じで、本来の躍動感がなく、球威がいまひとつでした。
酷暑の夏のコンディション作りは本当に難しいのだと思います。
ポテンシャルは素晴らしいので、卒業後も野球を続けていただきたいです。

樋口達哉 7回
ゆったりとした始動から、上体をやや捻り、体の回転とともにコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と変化球を低めに集めて打たせて取る投球を見せました。

・打線
好機はありましたが、あと1本を封じられました。
2回の一死満塁をモノにできなかったことが、勝敗の分かれ目になったと思います。

・守備
バント処理の悪送球でピンチを広げての余計な失点がありました。
相手エースが好投手なので、1点1点が重くのしかかり、攻撃の焦りにもつながってしまいました。

posted by ティト at 20:03| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月09日

7月9日 高校野球観戦記 その2

7月9日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第3試合
盛岡中央 14−2 大槌 (6回コールド)

盛岡中央の強打が炸裂。
好機で安打をまとめてビッグイニングを作る展開でした。

<盛岡中央>
・投手
石澤優馬 1回〜3回
ゆったりとした始動から大きく振りかぶり、スムーズに体重移動してしなやかに腕を振る左スリークォーター。
球威で圧倒する感じではありませんが、糸を引くような伸びのある速球主体に打たせて取る投球を見せました。
走者が出ないと、ポンポンとテンポ良く投げ込む小気味良さがありますね。
もっと力感と躍動感が出てくれば楽しみな2年生です。

石澤拓人 4回〜6回
常時セットポジションからゆったりと振りかぶり、軸足でタメを作ってからコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と落差のある変化球とのコンビネーションで打たせて取る投球を見せました。
機敏性はやや不足していますが、上体の倒し込みは生きており、今後の進化が期待できる2年生です。

・打線
相手のミスを逃さす一気にたたみ込む集中力を見せました。
15安打14得点は素晴らしい結果でしょう。
変化球を引っかける打撃が目立ったことだけが反省材料だと思います。

・守備
問題なし。


<大槌>
・投手
藤原勇気 1回〜5回途中、6回
常時セットポジションから、素早く上体を倒し込みながら爆発的に腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
瞬発力がありますし、地肩がかなり強そうですね。
春に見た時よりも変化球の精度が高まっていて進化を確認できました。

谷地功貴 5回途中〜6回途中
ゆったりとした始動から、素早く体を回転させつつコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外す投球が持ち味です。
本職が野手のようで、スナップスローのようにリストを使って投げていますね。
もっと下半身の体重移動を利用できれば楽しみな2年生です。

・打線
速球には振り負けずに弾き返して2点をもぎ取りましたが、変化球に泳いでしまう場面が目立ちました。

・守備
ライナーの目測を誤って先制を許し、相手に主導権を渡してしまった感じです。
その後もイージーな捕球ミスや悪送球が目立ち、大量失点につながってしまいました。
ミスが致命傷となる夏の怖さが出てしまった試合だと思います。

posted by ティト at 19:19| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月9日 高校野球観戦記 その1

7月9日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第2試合
水沢工 7−4 久慈工

投打にレベルの高い見応えのある接戦。
久慈工の本格派エースを攻略した水沢工が、逆転で勝利をつかみました。

<水沢工>
・投手
菊地智己 1回〜6回
常時セットポジションから、体全体をいっぱいに使って思いっきり腕を振る右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で三振を取れる本格派タイプです。
速球も変化球も腕を強く振れるので、球速以上に打者の手元に食い込んでくる球質ですね。
ボールが見極めづらいようで、ワンバウンドの変化球で面白いように空振りを取れていました。
動作が機敏ですし、運動神経の良さが見て取れました。
後のことは考えずに常に全力投球している感じで、管理人好みの高校球児らしい力投派です。
速球の球速は、最速133kmの表示。

千田悠人 7回〜9回
ゆったりとした始動から、素早く上体を捻って鋭く腕を振る右横手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外します。
上体を一度アンダースローのようにかがめてから再び上体を起こして投げる変則的なフォームか特長で、打者としてはタイミングを合わせづらく、かなり打ちづらい投手だと思います。

・打線
相手エースの速球対策に力を入れていたようで、140km級の速球に力負けしていませんでしたね。
変化球にタイミングが合わない場面はありましたが、速球に絞ってフルスイングしていたのが印象的でした。
たとえば、20年前であれば、高校生が140kmの速球を完璧に弾き返すなど、そうそう考えられませんでした。
時代が大きく変わったんだなあと改めて実感した管理人です。

・守備
イージーな場面での悪送球で逆転を許してしまったのが非常に痛かったですね。
9回にトンネルで失点して追い上げられたのも反省材料でしょう。
要所でゲッツーをしっかりと取れたのが勝利につながりました。


<久慈工>
・投手
中村彪 1回〜9回途中
ゆったりとした始動から、大きく振りかぶって勢い良く腕を振る右上手。
威力のある速球と多彩な変化球で三振を取れる本格派です。
完投や連投を意識して8割位の力で投げるのを基本としつつ、要所で全力を使う投球術を見せました。
昨年からの課題として、胸の張りが不十分で反発力をいまひとつ生かしきれていないのが気になりました。
球速がばらつくのは、自然の反発力を使わずに自分の筋力に頼っているからでしょう。
それでも球威のあるボールを投げられるわけですから、抜群の地肩の強さを持っているのだと思います。
管理人はこういうタイプの素材を育成してみたいです。
フォームを微修正するだけで劇的に進化できる逸材であることは間違いありません。
卒業後も是非とも野球を続けていただきたいと思います。
速球の球速は、最速142kmの表示。

大澤泰輝 9回
1球のみの登板だったので、詳細な特長は記載できません。
担ぐように振りかぶって腕を振り下ろす左上手です。

・打線
相手エースが好投手なのて、なかなか的を絞れずに苦しみましたが、当てに行かずにフルスイングを貫き、要所での長打が得点に結びつく場面もありました。
ただし、難しいボールを追いかけてしまい、ワンバウンドになるボールを相当数空振りしてしまったのがもったいなかったですね。

・守備
好プレーは多かったですが、9回の悪送球で許した失点が決定的な失点となり、気落ちしてさらなる失点につながってしまいました。

中村廉 中堅手
前に出てくる瞬発力が鋭く、安打性の当たりを好捕してピンチの芽を積んでいました。

posted by ティト at 19:09| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月08日

7月8日 高校野球観戦記 その3

7月8日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第3試合
大船渡 5−3 盛岡北

先制して小刻みに点を加えていく大船渡に対し、終盤に盛岡北が追い上げて息詰まる接戦に。
最後に本格派1年生投手を投入して盛岡北の反撃ムードを断ち切った大船渡が、僅少差の勝負をモノにしました。
大船渡の1年生佐々木朗希投手は、ドラフト1位でプロへ進める投手だと管理人は感じたので、ファンの皆さんも、そしてプロのスカウトの皆さんも是非注目してくださいね。

<大船渡>
・投手
前川瞳眞 1回〜5回
常時セットポジションから、やや担ぐように振りかぶった後に鋭くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
機敏で野球センスの高さがうかがえました。

佐藤健一郎 6回〜8回途中
常時セットポジションから、全身をバランス良く使ってしなやかに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭い変化球で三振を取れる本格派タイプです。
球持ちが良く、リリースタイミングに優れていますので、球速以上に打者の手元に食い込む球質だと思います。
下半身の体重移動をもっと大胆に意識して体動の勢いをボールに乗せられるようになれば、球威もグンと増してくるでしょう。
ポテンシャルの高さがひと目でわかる楽しみな2年生です。
速球の球速は、最速131kmの表示。

佐々木朗希 8回途中〜9回
常時セットポジションからゆったりと始動し、体の回転を効かせて力強く腕を振る右スリークォーター。
威力十分の速球主体にグイグイ押す投球を見せました。
変化球を投げる時に力が抜けるのが課題ですが、とにかく素晴らしい球威の持ち主です。
そして、まだ1年生ということに驚いた管理人。
1年時の大谷翔平投手を見た時以来の衝撃です。
完成度はまだまだですが、間違いなくプロを狙える魅惑の逸材でしょう。
今日森山球場に来て本当によかったと大満足の管理人です。
是非とも大事に育てていただきたいと思います。
速球の球速は、最速147kmの表示。

・打線
頻繁に安打が出て塁を賑わせました。
小刻みに点を取れましたが、スクイズ失敗などもあり、もうひと押しできなかった印象です。

・守備
野手の動き自体は悪くありませんが、もったいない悪送球が多かったですね。
クリーンヒットはそれほど打たれていないのに再三のピンチを招いてしまった印象です。


<盛岡北>
・投手
吉岡大地 1回〜4回
常時セットポジションから、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球をバランス良くミックスして打たせて取る投球を見せました。

新井涼介 5回〜8回
ゆったりとした始動から、やや上体を捻ってタメを作った後に力強く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と落差のある変化球とのコンビネーションで打たせて取る投球を見せました。
長身ですが、機敏に体を動かせるのが長所です。
変化球を投げる時に力が抜けてしまうのが課題ですが、将来性のある投手だと思います。

本堂賢輝 9回
ゆったりとした始動から、素早く前方へ体重移動しながらしなやかに腕を振る左上手。
伸びのある速球とブレーキの効いた落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
パワフルさはまだ不足していますが、機敏性があるのが長所で、かつフォームに大きな欠点はなく、筋力アップに比例して球威アップしていきそうな楽しみな2年生です。

・打線
相手守備のミスに安打を絡めて点を奪いましたが、あと1本というところで決めきれませんでした。

・守備
イージーな落球や悪送球、ゲッツーを取れるタイミングで取れなかったりなど、痛いミスがあり、再三のピンチを招いてしまいました。

posted by ティト at 19:15| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月8日 高校野球観戦記 その2

7月8日

夏の高校野球県大会1回戦 森山球場第2試合
一関二 10−0 住田 (6回コールド)

住田の守備のミスに乗じて効率良く点を積み重ねた一関ニの快勝となりました。

<一関二>
・投手
小山倖之介 先発完投
常時セットポジションから、ゆったりと振りかぶって勢い良く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
ゆったりとした体動から力強く腕を振ってくるので、打者目線で速球には球威をかなり感じるだろうと思います。
変化球を投げる時にやや力が抜けてしまうのが課題でしょうか。
下半身の体重移動と胸の張りが不十分な中でもなかなか力のあるボールを投げていますし、しっかりと鍛えれれば大きく進化できる逸材でしょう。
春に見た時よりもパワーが増していますし、ポテンシャルの高さに驚きました。
速球の球速は、最速136kmの表示。
注目選手リストに載せるレベルにあると判断しましたので、追記載させていただきます。

・打線
速球も変化球も当てに行かずにしっかりと振り切っているのが好印象です。
鋭い安打が多かったですね。

・守備
問題なし。


<住田>
・投手
菊池飛我 先発完投
常時セットポジションから、機敏にカラダを回転させて勢い良く腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良く低めに集めます。
躍動感を投球に乗せているのが好印象です。

・打線
好機はつかみましたが、要所でゲッツーや三振を取られてあと1本が出ませんでした。

・守備
イージーな悪送球で余計なピンチを招いて大量失点につながりました。
安打数自体は両チームともそれほど変わりませんでしたが、ミスが点差に直結してしまった感じでしょう。

posted by ティト at 19:01| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月8日 高校野球観戦記 その1

7月8日

夏の高校野球県大会1回戦 森山球場第1試合
一関修紅 5−4 花泉 (延長11回サヨナラ)

流れが両チームに行き来する大接戦。
どちらにも勝って欲しいような互角の展開でしたが、延長11回に一関修紅がサヨナラ安打で勝利をつかみ取りました。

<一関修紅>
・投手
熊谷駿 先発完投
常時セットポジションから、やや担ぐように大きく振りかぶって上体の倒し込みを生かしながら腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
腕を体の後ろに隠すように引き絞ってからリリースするので、球の出どころが見づらいのが特長ですね。

・打線
盗塁を絡めながら相手にプレッシャーをかけていました。
中盤に安打がつながりましたが、それ以降はあと1本がなかなか出ない焦れる展開となりました。

・守備
イージーフライを捕れずに先制点を許してしまったのが重くのしかかり、序盤は焦りが攻撃に乗り移って淡泊にイニングが進んでしまいました。


<花泉>
・投手
今野洸 先発完投
常時セットポジションからゆったりとした始動し、機敏に体重移動しながら力強く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球をグイグイ投げ込みます。
胸の張りがやや不十分で手先で押し出すような違和感がありますが、リストが相当強く、スナップスローのような感じでも力のあるボールが決まっていました。
制球重視なのか、春に見た時よりも躍動感は抑え気味でしたが、体に力がありそうですし、少しずつ微修正でフォームの角を取ってパワーロスを減らしていけば、ボールにウエートが乗るようになり、かなりの成長を見込める2年生です。

・打線
先制した後に打線が沈黙してしまい、逆転を許しましたが、終盤に同点に追いついた底力は見事です。

・守備
中盤にもったいない悪送球から逆転を許してしまったのが非常に痛かったですね。

posted by ティト at 18:54| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月07日

ひとまず完成

やっとの思いで岩手野球注目選手リストをアップしました。
夏の高校野球県大会開幕前に仕上がってほっと一安心。

しかし、社会人野球と大学野球のリストについては、はっきり言って未完成です。
これから少しずつ調査を進めていきますのでご了承ください。

ちょこちょこ追記していく形になりますので、興味のある方は、岩手野球注目選手リストのページを定期的にチェックしてみてくださいませ。

posted by ティト at 07:59| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月06日

2017注目チームF

注目チーム紹介もいよいよ最終回です。
今回は複数のチームをまとめて紹介する形となります。


まず、今春ベスト8の宮古は、レベルの高い投手陣と、上位下位切れ目のない打線がしぶとく得点を積み重ねる勝負強いチームです。
箱石瑛己投手は、スムーズに担ぐように振りかぶってしなやかに腕を振り下ろす右上手。
最速130km台後半の伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
胸をしっかりと張って反発力を生かせるバランスの良いフォームが特長で、これからさらに進化が見込める逸材でしょう。
三浦悠太投手は、重心をしっかりと落としてスムーズに体重移動しながらコンパクトに腕を振る右上手。
球威で圧倒する感じではありませんが、キレの良い変化球の精度が良く、低めにしっかりと集められるのが強みです。
今春は、優勝チームの盛大附属打線にフルスイングをなかなか許しませんでしたし、非常に楽しみな2年生ですね。
打線は、しっかりと振り切る意識が各打者に浸透しています。
打ち損じや空振りを恐れない打線なので、連打がつながって大量点を奪う展開を狙えます。
箱石瑛己選手は、筋力を生かしたパワフルなスイングでからの長打力が魅力です。
走者を溜めた後のポイントゲッターとして期待大でしょう。
昆諒貴選手は、瞬発力があり、野手の間を抜く打球の速さが光ります。
やや目立つ守備のミスでの失点をどれだけ減らせるか、それが甲子園を狙ううえでのカギとなりそうです

同じく今春ベスト8の花巻南は、安定感のある投手陣が失点を最小限に抑えながらしぶとく接戦をモノにするチームスタイルです。
長根駿太投手は、右腕でバランス良くリードを取って綺麗に上体を倒し込みながらしなやかに腕を振り下ろす左上手。
速球主体にテンポよく打たせて取る投球が持ち味で、ボールにウエートをしっかりと乗せて投げるのが好印象の2年生です。
川村京輔投手は、担ぐように振りかぶって鋭くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
球威で圧倒する感じではありませんが、伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球を投げ分けて打者に的を絞らせない投球を見せる2年生です。
藤原桐真投手は、常時セットポジションから、機敏に振りかぶって鋭く腕を振る右上手。
手投げ傾向があるのは気になりますが、地肩が強く、最速130km台前半の速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
打線は、大物打ちがいない感じで長打力にはやや欠けますが、センター中心に弾き返す打撃で好機をモノにします。
守備は、春はキャッチミスが目立ち、余計な点を与えてしまったのが課題となりました。
小原快成遊撃手は、しなやかな足さばきで、打球への体の寄せが俊敏ですね。

一関学院は、投攻守でセンス抜群の選手を揃え、ポテンシャルの高さはピカイチでしょう。
千葉光投手は、ゆったりとした始動から、一球一球バランスを確かめながらスムーズに体重移動する右上手。
最速130km台後半の速球と緩急2種類の変化球を制球良く投げ込みます。
8割位の力でリラックスする投球を基本としつつ、要所で全力投球するメリハリのある投球術が持ち味ですね。
天笠葵投手は、トルネード気味に上体を捻った後に鋭くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
球威で圧倒するタイプではありませんが、糸を引くような伸びのある速球と緩急2種類の変化球をバランスよくミックスさせて打たせて取る安定感のある投球が光ります。
滝田丞投手は、上体をトルネード気味に捻った後に勢いよく腕を振り下ろす右上手。
最速130km台後半の速球主体にグイグイ押す投球を見せる本格派2年生です。
打線は、上位下位切れ目がなく、強い打球も多いですが、難しいボールを追いかけてしまう悪癖が解消されていないのが気になります。
小椋元太選手は、フォロースルーを効かせる振り抜くようなスイングで、長打を連発できる強打者です。
1年時から活躍している選手で、まさにチームの大黒柱でしょう。
千葉愛斗選手は、一冬越えて筋力が増し、スラッガーとしての才能が開花した感じですね。
センター中心に弾き返していた昨年と比べ、巻き込むように引っ張る強烈な打球が目立つようになっています。
夷塚郁斗選手は、リストの強さを生かして広角に強い打球を放つ確実性の高さを発揮しています。
斎藤優乃選手は、内野の頭を越す安打が多く、ミートセンスに優れています。
守備は、内外野ともに穴がなく、県内屈指の抜群の安定感を誇ります。
斎藤優乃捕手は、フットワークが軽快な動ける捕手で、走者の盗塁意欲を削ぐ素早い送球も際立ちます。
昨年から正捕手で経験豊富ですし、広い視野で指示も的確ですね。
夷塚郁斗遊撃手は、瞬発力があって打球への反応が速く、抜群の守備範囲の広さを誇ります。
グラブタッチが柔らかく、球際に強いのも特長です。
不利な体勢からでもビシッと送球できる体の芯の強さもありますね。
小椋元太二塁手は、素早いフットワーク、球際の強さ、送球の鋭さの全てを兼ね備えています。
春は出番が少なかった印象ですが、県内屈指の野手といっても過言ではないでしょう。
千葉愛斗三塁手は、素早くダッシュして素早く送球できる瞬発力に優れています。


他にも楽しみなチームはたくさんあり、ポテンシャル十分の大型投手が失点を抑えて待球戦法で得点をもぎ取る盛岡三、多彩な投手陣と強力打線で総合力の高い専大北上、厚い選手層で投打ともに戦力急上昇中の盛岡中央、今大会屈指の本格派右腕を擁する千厩、タイプの異なる投手陣と軽快な野手陣の花巻農、絶対的エースと機動力野球の高田、好投手を複数擁して打線も活発な一関一、管理人注目の本格派投手を擁して打線も力強い久慈工、失点を計算できる投手陣と力強く振り切る打線の宮古商、投打にポテンシャルの高い選手を揃える釜石商工、機敏でセンスの良い選手を揃えて層の厚い盛岡市立、フルスイングの強力打線が特長の一関工、本格派左腕と活発な打線の金ケ崎など、シード校を脅かす力は十分持っています。
また、多彩な投手陣と思いきり良く振ってくる打線を持つ水沢工、絶対的なエースとフルスイングの打線が光る今春センバツ出場チームの不来方、好投手2枚看板が注目の伊保内、経験豊富なバッテリーに期待大の大野、安定感のある投手陣と取られたら取り返す打線の花北青雲、投打に潜在能力の高い2年生が揃う水沢、投攻守に総合力の高い黒沢尻北、昨春センバツを経験して勝負強い釜石、安定感のある投手陣と粘り強い打線の福岡、好打者揃いの黒沢尻北、投打にポテンシャルが高く伸び盛りの大船渡、上位下位切れ目のない打線で得点能力の高い水沢一、本格派2年生エースを擁する盛岡工、安定感のあるエースと手堅く点を積み重ねる打線の平舘、多彩な投手陣で連戦や継投に強さを発揮する盛岡一など、要チェックのチーム目白押しです。

まだまだ取り上げるべき好チームはあるかと思われますが、管理人の情報不足もあり、ここで打ち止めとさせていただきます。
皆さんおすすめのチームがありましたら、是非教えてください。


前々から少しずつ準備はしているのですが、注目チーム紹介と注目選手のリストアップは、毎年大会前ギリギリセーフの状態です。
注目チームシリーズは、単体で10チーム以上取り上げる予定はあったものの、今年は6チームの紹介となりました。
もっと多くのチームを取り上げたい気持ちはありますが、なにぶん、時間的にいっぱいいっぱいなもので・・・。
ここ数年、夏の県大会開幕日が早まっていますので、この時期のブログ更新は大忙しです。
諸々の管理人の事情を斟酌していただき、何卒ご了承願います。

なにはともあれ、あとは注目選手情報を仕上げるのみ。
夏の大会開幕前になんとか間に合わせるように頑張ります。

posted by ティト at 17:34| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする