2016年09月10日

9月10日 高校野球観戦記 その2

9月10日

秋の高校野球県大会 花巻球場第2試合
花巻東 7−3 水沢工

先制して主導権を握った水沢工に対し、終盤にビッグイニングを作った花巻東が逆転してそのまま振り切りました。

<花巻東>
・投手
田中大樹 1回〜2回
ゆったりとした始動から、素早く前方へ体重移動しつつコンパクトに腕を振る左スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
機敏性があって例年の花巻東投手陣の中では珍しい小気味良さが光る投手ですね。
まだ線が細い感じですが、非常に楽しみな1年生です。

川村勇司 3回〜5回途中
常時セットポジションから、上体をやや捻ってタメを作り、コンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がる変化球を四隅に投げ分けます。
体重移動をあまり使わずに体の回転で投げるタイプですね。
蹴り足をもっと生かして体動の勢いを利用できるようになれば、球威はまだまだ増してくるでしょう。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

佐藤眞生 5回途中〜9回
常時セットポジションから、ゆったりと足を上げた後に力強く腕を振る右上手。
威力のある速球と緩急二種類の変化球でグイグイ押す本格派タイプです。
前はトルネード気味に上体を捻るフォームが特長でしたが、上体をあまり捻らずに投げるフォームに変わっていますね。
パワーロスの少ないフォームですが、下半身の体重移動が不足し、ボールにウエートが乗り切っていないのが課題だと思います。
管理人が特に期待している投手ですし、今後の進化に期待いたします。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤〜後半。

・打線
相手投手の浮き上がるような速球にタイミングが合わず、フルスイングできずに当てるようなバッティングが目立ちました。
相手のミスやボテボテの安打で点を取りましたが、一挙に大量点が入りそうな気配を管理人は感じることができず。
負けパターンの展開でイニングが進み、全国制覇を目指すチームとしての迫力はいまひとつでした。
ウエートトレーニング等、強く振るための準備が足りなかったと言わざるを得ないと思います。

・守備
問題なし。


<水沢工>
・投手
千田悠人 1回〜6回途中
常時セットポジションから、大きく上げた左足を旋回させるように体を捻りつつ回転力を生かして投げる右横手。
球威で押すタイプではありませんが、浮き上がるような速球主体に緩い変化球を交えて打たせて取る投球を見せました。
クイックが上手くけん制も機敏で、走者の盗塁意欲を削ぐ技術を持っていますね。
総合力の高い投手だと思います。
同点に追いつかれたところで降板となりましたが、クリーンヒットを許さないナイスピッチングでした。

千葉魁人 6回途中〜8回途中
ゆったりとした始動から、上体の倒し込みとともに勢い良く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で押す本格派タイプです。
地肩がかなり強そうですが、ややアーム式の投法ですので、胸をもっと張って肘を前に出す意識を持てれば、スムーズさが増してバランスも良くなると思います。
なかなかパワフルな1年生で、今後が楽しみです。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

菊地智己 8回途中〜9回
ゆったりとした始動から、大きく振りかぶって勢い良く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球とのコンビネーションで打者に的を絞らせない投球が持ち味ですね。
躍動感があって管理人好みの力投型です。
体全体を使って投げていますし、筋力アップを球威アップにつなげられる投手でしょう。
資質の高さは十分にうかがえました。

・打線
幸先良く2点を先制しましたが、その後に打線が沈黙。
追加点を取れないでいるうちに逆転を許してしまいました。

・守備
中盤までよく守っていましたが、捕れそうだった惜しいポテンヒットやボテボテの内野安打、ワイルドピッチなどが重なって痛恨のビッグイニングを作られてしまいました。
アウトにできる打球をモノにできずに点差が開いてしまいましたが、全体的にはがっぷり四つの印象の試合だったように思います。

posted by ティト at 20:09| 岩手 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9月10日 高校野球観戦記 その1

9月10日

秋の高校野球県大会 花巻球場第1試合
花北青雲 5−2 金ヶ崎

取って取り返す息詰まる接戦。
終盤の好機で安打をまとめた花北青雲が、粘る金ヶ崎を振り切りました。

<花北青雲>
・投手
瀬川悠維 先発完投
常時セットポジションから、軸足でタメを作りつつしなやかに腕を振る右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球を四隅に投げ分けます。
力感はまだ不足している感じですが、体重移動はしっかりと意識できているのは好印象。
どの球種でも腕が良く振られていますので、球速以上に速球が伸びてくる感じですし、変化球のキレも非常に良いですね。
動作が機敏ですし、野球センスの高さは一見してわかりました。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

・打線
しっかりとボールは見極めつつ、甘いコースは逃さず力強く振ってくる打者が多かったように思います。
強い当たりも多かったですね。

・守備
ライナーの目測を誤ってタイムリー安打にしてしまった失点が非常に痛かったですね。
そのほかは問題なし。


<金ヶ崎>
・投手
千葉元輝 1回〜6回
ゆったりとした始動から、右足を勢いよく上げ、体動の勢いを効かせて力強く腕を振る左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
動作が機敏で管理人好みの力投型ですね。
踏み出しがやや不安定で、投球後にバランスが崩れる傾向はありますが、微修正は比較的容易だと思いますし、躍動感を投球に生かすというフォームの最重要要素は備えている投手です。
今後の成長を確実に見込める好素材だと思います。

樋口達哉 7回〜8回
上げた左足を旋回させるように体を捻りつつ、スムーズに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と曲がりの大きい変化球で打たせて取る投球が持ち味です。
力感がやや不足していますが、動作が機敏でセンスの良さが光りました。

・打線
好球必打でどんどん振ってくるスタイル。
安打は頻繁に出ましたが、低めの変化球にタイミングが合わず、ボール球の空振りが目立ちました。
11安打を放ちながら、好機でもうひと押しできなかった感じです。

・守備
イージーなゴロのトンネルやワイルドピッチなどで、余計なピンチを招く場面がありました。
全体的に待って捕る傾向があるのが改善ポイントだと思います。


※レフトポール際の当たりで、三塁塁審がホームランのジェスチャー。
野手はそのままプレーを続行し、打者走者は三塁ギリギリセーフ。(なぜか三塁塁審がタッチプレーをセーフ判定)
その後プレーが中断されて協議の結果、ポールではなくフェンスに当たったとのことで三塁打としてプレー再開となりました。
当初ホームランと判定されたことで、打者走者は走る足をやや緩めた感じでしたし、もし三塁タッチアウトのタイミングであれば、審判はどうするつもりだったのでしょうか?
正直言ってかなりいただけないドタバタ判定でした。

posted by ティト at 19:47| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月01日

9月1日 高校野球観戦記 その2

9月1日

秋の高校野球盛岡地区予選 県営球場第2試合
盛岡三 5−4 盛岡四 (9回サヨナラ)

お互い取っては取り返す互角の接戦。
好機をしぶとくモノにした盛岡三が、9回逆転サヨナラで勝利をつかみました。

<盛岡三>
・投手
高橋由伸 1回〜2回途中
常時セットポジションから、体の回転とともにコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。

畠山浩輝 2回途中〜5回途中
常時セットポジションから、重心を落としながら上体を回転させてコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんでしたが、伸びのある速球と曲がりの大きい変化球で打者のタイミングを外す投球が持ち味です。
大きく曲がる変化球の有効度が高く、打者になかなかフルスイングを許しませんでしたね。

鹿内晃輝 5回途中〜9回
常時セットポジションから、力強く上体を倒しこんで鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
威力のある速球主体に落差のある変化球を交えて打者のタイミングを外す投球を見せました。
筋力がかなり強そうで、ポテンシャルの高さは一見してわかりました。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤。

・打線
ファーストストライクを安易に振らない待球戦法。
四球を常に狙いつつ甘いボールを辛抱強く待つスタイルですね。
相手に嫌がられる戦法ですが、待つ癖がついてしまっている感じで、強振するという面ではいまひとつだったように思います。

・守備
ワイルドピッチが多く、余計なピンチを招く場面が目立ちました。
野手の動きは軽快ですが、球際をモノにできずに安打にしてしまう惜しいプレーもありましたね。


<盛岡四>
・投手
佐藤頼人 1回〜4回
ゆったりとした始動から、体の回転を生かしてスムーズに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打たせて取る投球を見せました。
癖のないフォームですが、機敏性と躍動感が不足し、体動の勢いがボールにいまひとつ乗り移っていないのが課題でしょう。
軽々と投げている感じで余力がありそうですし、ポテンシャルの高さは光りました。

下上拓也 5回〜7回
常時セットポジションから、素早く体重移動して力強く腕を振る左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球とのコンビネーションで打たせて取る投球が持ち味です。
ややアーム式の投法ですので、もっと胸を張って肘を前に出すイメージで投げられれば、反発力が生きてバランスが良くなると思います。

田中琉右那 8回〜9回途中
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動しつつしなやかに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
パワーロスの少ないフォームで、筋力アップが球威アップに直結するタイプだと思います。
野手背番号ですが、投手センスの高さがうかがえました。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

・打線
打てるボールは積極的に振りにいくストロングスタイル。
安打は頻繁に出て相手を数で上回りましたが、ボールの見極めがいまひとつで、当たり損ねの凡打も非常に目立ちました。
昨日の一関学院と同様、結果オーライのバッティングでは好結果はなかなか続くものではないと思います。

・守備
概ねよく守りましたが、送球がやや緩慢なのは要修正でしょう。

posted by ティト at 19:14| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9月1日 高校野球観戦記 その1

9月1日

秋の高校野球盛岡地区予選 県営球場第1試合
盛岡中央 7−0 盛岡商 (8回コールド)

相手のミスにつけ込んて加点した盛岡中央が、ガッチリと守って完封勝利をつかみました。

<盛岡中央>
・投手
石澤優馬 1回〜4回
大きく振りかぶり、スムーズに体重移動しながら鋭く腕を振る左スリークォーター。
糸を引くような伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポよく投げ込みます。
肘と手首が柔らかそうで、球持ちが良くスナップがしっかりと効いているので、打者の手元でグンと食い込んでくるボールを投げられるのが特長ですね。
力感がまだ不足していますが、今後が非常に楽しみな1年生です。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

高橋宜也 5回〜8回
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって爆発的に腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球主体にグイグイ押す本格派タイプです。
速球で追い込み、鋭く曲がり落ちる変化球で三振を狙う投球を得意としているようです。
胸をしっかりと張り、反発力を生かして投げられているのが好印象。
筋力が強そうで、身体能力の高さが一見してわかりました。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤。

・打線
相手のミスに乗じて得点しましたが、なかなか連打が出なかったり、走塁ミスがあったりで、いまひとつリズムに乗れなかった感じです。
それでも二桁安打で7点をもぎ取った底力は見事です。

・守備
問題なし。


<盛岡商>
・投手
新谷天馬 1回〜5回
ゆったりとした始動から、担ぐようにしっかりと振りかぶってから力強く腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で三振を取れるタイプですね。
機敏性と躍動感がまだ不足している感じですが、フォームバランスが良く、なかなかポテンシャルの高いサウスポーと見受けました。

久保柊平 6回〜8回途中
ゆったりとした始動から、しっかりとした上体の倒し込みとともにスムーズに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打者にフルスイングさせない投球が持ち味です。
腕の振りがしなやかでフォロースルーがしていますので、速球は球速以上に伸びてくる感じですし、変化球のキレも素晴らしいですね。
機敏性をもっと意識して体動の勢いをボールに乗せられるようになれば、球威はまだまだ増してくるでしょう。
野手の背番号ですが、けん制が素早く、投手としてのセンスの高さが目を引きました。

・打線
中盤までは安打が少なく、好機をなかなか作れない展開。
終盤の好機で併殺が2度あり、ホームが遠かった感じです。

・守備
もったいない悪送球で余計な点を与えてしまいました。
連携プレーでの悪送球やワイルドピッチ、フィルダースチョイスなどでもピンチを広げてしまいましたね。
全体的に大事に緩く送球しようとしてかえって乱れてしまっている感じです。
ビシッと投げる意識付けが必要だと感じました。

posted by ティト at 19:02| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月31日

8月31日 高校野球観戦記 その3

8月31日

秋の高校野球一関地区予選 東山球場第3試合
千厩 2−0 大東

テンポの良い投手戦。
千厩の本格派右腕千葉英太投手の好投が光りました。

<千厩>
・投手
千葉英太 先発完投
全身をしなやかに使うバランスの良いフォームから、スムーズに鋭く腕を振る右スリークォーター。
威力十分の速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を量産する管理人期待の本格派です。
今日は力の加減を意識しているような投球で、ここぞで力を込める感覚を磨いているように見えました。
全てのボールを力いっぱい投げるのではなく、場面に応じて余力を残しておく投球術で、完投や連投にも対応できる投手に成長しつつあります。
学習能力の高い投手ですし、まだまだ進化できる投手でしょう。
体全体が鞭のようにしなる感じで、体動の勢いも反発力も効いている理想的なフォームだと思います。
速球の球速は、目測で最速140km台前半〜中盤。

・打線
走者は頻繁に出すものの、なかなか連打が出ませんでした。
勝利は手にしましたが、強い当たりは少なかったように思います。

・守備
問題なし。


<大東>
・投手
鈴木叶 1回
大きく振りかぶり、全身を使って勢いよく腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をグイグイ投げ込みます。
立ち上がりに制球を乱し、走者を溜めて大ピンチを迎えましたが、球威で押して1失点に凌ぎました。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

千葉慎也 2回〜7回
常時セットポジションから、担ぐように上体をやや捻ってから勢いよく腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球主体に落差のある変化球を交えて打たせて取る投球が持ち味のようです。
ストライク先行の投球で安定感がありましたね。
力感が増してくれば楽しみな1年生です。

千葉雄太 8回
ゆったりとした始動から、素早く体を回転させて鋭くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
体に力がありそうですし、ポテンシャルの高さは見て取れました。
今後の成長が楽しみな1年生です。

・打線
なかなか走者を出すことができず、三振も多く取られてしまいました。
相手投手にプレッシャーを与えられないままイニングが進んでしまった感じでしょう。

・守備
イージーなトンネルや悪送球はありましたが、野手の動き自体は軽快でした。

posted by ティト at 19:10| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8月31日 高校野球観戦記 その2

8月31日

秋の高校野球一関地区予選 東山球場第2試合
一関学院 4−0 一関一

小刻みに得点を積み重ねた一関学院が、エースの好投と堅い守備で一関一の反撃を封じました。

<一関学院>
・投手
天笠葵 先発完投
ゆったりとした始動から、トルネード気味に上体を捻った後に鋭くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
糸を引くような伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球を投げ込みます。
時折サイド気味に腕を振るなど、打者に的を絞らせない投球を意識しているようでした。
常に低めにボールが集まるのは長所ですね。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

・打線
打てるボールはどんどん振っていくストロングスタイル。
これがチームカラーではありますが、やはり難しいボールを追いかけてしまうのが気になりました。
バットに当たりさえすればどうにかなるという結果オーライのようなバッティングでは、安定した得点能力は発揮できないと管理人は思います。

・守備
まさに素晴らしいの一言。
打球へ向かう瞬発力、柔らかいグラブタッチ、安定した送球の全てが備わっています。
秋の時点でこのレベルに仕上げてきていることに感服です。

小椋元太 二塁手
打球への反応の速さが出色。
安打だと思った当たりにも追いついています。
打球を最後まで見るグラブさばきと強肩も文句なし。
全国に出しても誇れる二塁手でしょう。

齋藤優乃 捕手
強肩とフットワークの軽さが光る好捕手です。


<一関一>
・投手
坂本寛太朗 1回〜6回
ゆったりと振りかぶった後、機敏な動作で鋭く腕を振る右上手。
しっかりと抑えの効いた速球とキレの良い変化球をテンポ良くグイグイ投げ込む本格派タイプです。
パワーロスの少ないバランスの良いフォームが特長ですが、前に見た時よりも躍動感が目減りしているのが気になりました。
球威で押すというよりは、変化球主体にバットの芯を外す投球を志向している感じですね。
速球も、フォーシームの綺麗な軌道ではなく、やや変化しているように見えますので、ツーシームをメインに投げているのかもしれません。
制球が良く、大崩れしそうにない安定感が光ります。

佐藤大起 7回〜8回
常時セットポジションから、機敏に体重移動しながら鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で押す投球スタイルです。
フォームバランスが良く、制球も安定しています。
動作が機敏ですし、野球センスの高さは見て取れました。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

小岩優介 9回
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動しつつコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良く投げ込みます。
1イニングのみの登板でじっくり見られませんでしたが、どんどんストライクを投げていて安定感がありました。
今後の進化が楽しみな1年生です。

・打線
安打を散発に封じられ、ホームが遠かった感じです。
パワーアップが課題でしょう。

・守備
問題なし。

posted by ティト at 18:55| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8月31日 高校野球観戦記 その1

8月31日

秋の高校野球一関地区予選 東山球場第1試合
一関修紅 3−1 一関高専

終盤までなかなか点が入らない展開から、3点を先制した一関修紅が、一関高専の最終回の反撃を最少失点に凌いで逃げ切りました。

<一関修紅>
・投手
熊谷駿 先発完投
ゆったりとした始動から、手首を体の後ろに隠すようにしてタメを作ってからしなやかに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球主体にドロンとした緩い変化球を時折交えて打者のタイミングを外します。
走者が出るとクイックを意識してタメが効かなくなり、うまく腕を振れずに制球が乱れる傾向がありました。
体重移動と体動の勢いをもっと生かし、安定して良いボールを投げられるように微修正が必要だと思います。
肩関節が柔らかそうですし、全体的に柔軟性があるのは長所です。

・打線
盆フライが多く、なかなか安打が出ませんでした。
終盤にようやく安打がつながり、一挙に3点をもぎ取った集中力は見事です。

・守備
ミスからの走者は出さなかったものの、瞬発力をもっと意識してもらいたいなあと思いました。
素早く打球に体を寄せてビシッと送球する意識付けを養っていただきたいです。


<一関高専>
・投手
鈴木潤季 先発完投
常時セットポジションから、機敏に振りかぶって鋭く腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではないようですが、伸びのある速球主体に落差のある変化球を交えて打たせて取る投球を見せました。
下半身の体重移動が不足しているのが気になりますが、地肩は相当強いですね。
動作が機敏で野球センスの高さも見て取れました。

・打線
好機は何度もありましたが、もうひと押しができなかった感じです。
ここぞの長打や強い打球がなかったのが今後の課題となるでしょう。

・守備
イージーな捕球ミスがあったり送球がやや乱れる場面がありましたが、終盤まで点は許しませんでした。

posted by ティト at 18:42| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月16日

盛大附属 甲子園3回戦

8月16日

夏の甲子園3回戦
鳴門 11−9 盛大附属


またもや激しい点の取り合いとなりましたが、あと一歩及ばず。
9回の怒涛の反撃は素晴らしかったです。

敗れた主因は、守備の乱れでしょう。
1回戦、2回戦ともに、県大会では考えられないようなミスが続いて大量点を献上していましたが、この試合も守備のミスから相手にビッグイニングを作られてしまった印象です。
特に、速い打球に対する出足の鋭さは他チームに見劣りしていました。
甲子園では、見本となる選手が大勢いたはずです。
そういう選手の動きを参考にし、技術を盗むことが新チームに必ずつながります。

投手陣は、余計な四死球を出してしまったことで、ピンチの連続を作ってしまいました。
あとは、あとアウト1つのところで粘りきれませんでしたね。
ただし、持てる球種を惜しみなく使っていましたし、余力を残さない力投は見せていたように思います。
県大会では、盛大附属投手陣を打ち崩すようなチームはなかなか見当たりませんでしたが、甲子園となると、簡単に打ち取れる打者の方がなかなか見当たりません。
甲子園レベルでは、もっと球威とコントロールを磨く必要があることを再確認しました。

打線は、3試合ともに本当に見事でした。
盛大附属打線は全国に通用すると言い続けてきた管理人ですが、それが証明されたようで嬉しいです。
負けたことは本当に悔しいですが・・・。
強く振ること。
強く振るためには高強度のウエートトレーニングで体をいじめ抜くこと。
盛大附属の現チームは、昨年の新チーム発足からこれらを最重視して練習に取り組んできたと聞いています。
従来の岩手のチームは、甲子園では他チームのスイングの力感に見劣りしてしまうことがほとんどでしたが、今年の盛大附属の迫力は、全国一と言ってもいいレベルだったと管理人は思っています。
細かい技術は、実戦の中で養われますし、短期間で向上可能ですが、フィジカルトレーニングを怠ってしまうと、取り返しのつかない差となって表れます。
盛大附属は、甲子園でここまで活躍するための準備をしっかりと整えてきたということでしょう。

全国制覇の夢は叶いませんでしたが、全国制覇への方向性が見えてきた今年の盛大附属の活躍でした。
盛大附属の選手の皆さん、胸を張って岩手に帰ってきてくださいね。
国体での活躍も期待していますよ。

posted by ティト at 19:14| 岩手 ☀| Comment(15) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

盛大附属 3回戦の相手

ベスト16に進出した盛大附属の3回戦の相手は、周知のとおり鳴門(徳島)と決まりました。

選抜優勝の智辯学園を破って勝ち上がっていますし、当たり前ではありますが、これまた難敵が相手ですね。
そしてまたまた寿命の縮まるような激しい試合展開になるかもしれません。
鳴門の映像を見ての印象は以下のとおりです。

チームのタイプ的には、2回戦で戦った創志学園に似ている感じです。
エースの河野竜生投手の安定感がまず目立ちますね。
河野投手は、重心を低く落として下半身でしっかりと体重移動しつつ鋭くコンパクトに腕を振る左スリークォーター。
最速140km台中盤の速球と鋭く曲がり落ちる変化球を四隅に散らす投球が持ち味のようです。
映像では、速球とスライダー、スプリットのように落ちるツーシームのみ確認できました。
多彩な変化球を操るというタイプではないようですが、全ての球種の質が非常に高いです。
速球は糸を引くように伸びてくる球質ですし、クロスファイアー気味にベースをかすめてくる感じですね。
スライダーは、鋭く大きく曲がり落ちてきます。
最もやっかいなのは、右打者の外角に逃げるように落ちるスプリット気味のツーシームでしょう。
内角のクロスファイアーを意識して踏み込みが甘くなってしまうと、ツーシームはおそらく打てないと思います。
内角の厳しいコースはファールでいいので、甘く入ったコースをいかに確実に仕留められるかが最大のポイントです。
左打者の場合は、外角に逃げるスライダーの見極めが最も重要になってくるでしょう。

鳴門の打線は、盛大附属の打線と比べれば破壊力でやや見劣りする感じですが、センバツ優勝投手の村上頌樹投手から、ミスは絡めましたが5点を取っています。
少ない好機をしっかりとモノにする印象ですね。
投手陣は、とにかく余計な四死球を与えないこと。
守備では、今度こそ無失策を目指していただきたいです。
毎試合毎試合大量点を奪うのは困難ですし、ロースコアでも勝てるチームに成長できるかが全国制覇への最大の課題だと管理人は思っています。

とは言いつつも、どんな内容でも勝てばオッケーです(笑)。
夏は結局のところ、負ければ後の祭り、勝って反省できるかどうかです。

posted by ティト at 00:53| 岩手 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月14日

盛大附属 甲子園2回戦

8月13日

夏の甲子園2回戦
盛大附属 11−8 創志学園


盛大附属お見事!!
県勢初の2桁得点に管理人大興奮!!

ただし、8失点にヒヤヒヤ。
寿命が縮まる思いでした・・・。

まず投手陣ですが、三浦瑞樹投手がやや疲れ気味なのが気になります。
しっかり栄養を摂ってたっぷりと睡眠を取って英気を養っていただきたいです。
斎藤真輝投手と井上涼平投手が登板し、投手登録の選手全員が甲子園のマウンドを経験したのはプラス材料でしょう。
斎藤投手は、余計な四球を出してしまったのは反省材料ですが、腕はしっかりと振れていましたし、変化球の切れは県大会より良かったと思います。
最後に登板した井上投手は、しっかりと抑えの効いたボールを投げていましたので、調子は良さそうですね。

打線は、冒頭に言ったとおり見事の一言です。
大会屈指の本格派右腕と評判の創志学園高田萌生投手から10得点ですから、全国の高校野球ファンの度肝を抜いたことでしょう。
ホームランを欲しがって強振していた4番の塩谷洋樹選手と3番の植田拓選手に待望の一発が出ましたし、次戦ではもう少しリラックスしてさらに良い結果が出そうな気がします。
今日は、全体的に踏み込みが良く、バットが届かない場面は少なかったですね。
厳しい内角のコースをファールでうまく逃れられるようになれば、さらに死角がなくなると思います。

守備は、はっきり言ってよくないです。
難しい打球をさばき切れなかったのであればやむを得ない面もあるのですが、アウトにできるイージーな打球をさばけない場面が非常に目立ちました。
県大会でここまで乱れることはなかったと思いますが、これも甲子園独特のプレッシャーなのでしょうか。
今から守備練習に大きな時間を割く暇はないでしょうから、とにかくアウトにできる打球を確実にさばくことに集中していただきたいです。

次戦の相手は鳴門に決まりました。
これから映像でチェックしてみようと思います。

posted by ティト at 23:23| 岩手 ☀| Comment(9) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月11日

盛大附属 2回戦の相手

九国大附属との初戦を見事に制した盛大附属の2回戦の相手は、創志学園(岡山)と決まりました。

創志学園はセンバツ出場チームで、管理人も1試合はテレビ観戦しています。
また、夏の情報はネットで収集できましたので、少しだけ分析みたいなものを記載してみます。

まず、このチームは、エースの高田萌生投手の出来が勝敗のカギを握っていると言ってもいいチームだと思います。
高田投手は、全身を使うバランスの良いフォームから、しなやかに力強く腕を振る右上手。
最速150kmを超える威力抜群の速球と緩急2種類の変化球で三振を量産する本格派です。
映像では、速球とカーブ、スライダーのみ確認できました。
多彩な変化球を操るというタイプではないようですが、全ての球種の質が非常に高いです。
特に、スライダーの切れ味は抜群で、フォークボールのように鋭く落ちるウイニングショットですね。
速球を狙うだけでも一苦労ですが、変化球の精度も高いのが非常にやっかいです。
当たり前のことですが、ボール球に手を出して攻略できる投手ではありません。
盛大附属打線としては、持ち前の選球眼を発揮できるかどうかが勝負の試金石となるでしょう。

好投手が相手となりますので、今回は点の取り合いで勝つという試合展開には持っていきにくいと思います。
それだけに、こちらも投手陣や守備陣の奮起が必須となるでしょう。
創志学園の打線は、九国大附属の打線と比べると、スイングの力感ではやや見劣りする感じですので、できれば3点以内には失点を抑えたいところです。

この2回戦を乗り切ることができれば、どこのチームの投手が相手でも恐れることはないと思います。
盛大附属が、全国制覇を視界にとらえられる試合となるように期待します。

posted by ティト at 00:48| 岩手 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月08日

盛大附属 甲子園初戦

8月7日

夏の甲子園1回戦
盛大附属 8−6 九国大附属


やりました。
点の取り合いを予想してはいましたが、見事に厳しいせめぎ合いを制してくれました。
心臓に悪いピンチの連続でしたが、それだけに喜びもひとしおです。

打線は、相手好投手に対して14安打8得点。
打球の速さが光っていましたし、全国レベルの破壊力を披露しましたね。
小原大河選手と菅原優輝選手のホームランも素晴らしかったです。
長打で点を取る持ち味が甲子園でも発揮されました。
課題としては、やはり踏み込みの甘さでしょうか。
全体的に、外角のボールになる変化球にバットが届かない場面が目立ちました。
しっかり踏み込んで打つ、もしくは打てないコースは振らないというメリハリがあればなお良かったように思います。
特に4番の塩谷洋樹選手は、レフトスタンドへの意識が強すぎ、体が完全に開いてしまっているのが気になりました。
ホームランを狙うのであれば、センターバックスクリーンを狙う意識でスイングすれば好結果がついてくると思います。

投手陣は、6失点で抑えたのか、6点も取られてしまったのか、微妙な内容だったので及第点でしょうか。
先発の坪田伸祐投手は、調子はそれほど悪くなかったと思いますが、真ん中付近で勝負しすぎてしまった印象です。
もっと広いゾーンでストライクを取れるはずでしたが、打者がフルスイングできる範囲のゾーンにボールを集めてしまいました。
捕手のリードを含め、次戦に生かしていただきたいです。
リリーフの三浦瑞樹投手は、持ち味のクロスファイアー気味の速球がうまく決まりましたね。
左打者の外角、右打者の内角は、相手がかなり打ちづらそうにしていた印象です。
相手が研究してくる次戦では、もっと変化球でストライクをポンポン取れる投球を目指していただきたいです。

守備は、細かいミスはありましたが、概ねよく守っていたように思います。
一挙大量点を防いだことで、焦ることなく攻撃に集中することができた感じです。
アウトにできる打球をしっかりとさばいていれば、強力打線を相手にしてもビッグイニングはそうそう作られないはずですから。
ショートの比嘉賢伸選手の軽快さは素晴らしかったですね。

見事な勝利を飾った盛大附属ですが、2回戦が迫っています。
一戦必勝で勝ち進んでいただきましょう。

posted by ティト at 18:07| 岩手 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月04日

第98回全国高等学校野球選手権大会 組み合わせ

今年の高校野球の集大成となる夏の甲子園が7日に開幕します。

今日は、組み合わせ抽選が行われ、盛岡大学附属の初戦の対戦相手が決まりました。
その相手は、九州国際大学附属(福岡)。
大会初日の第3試合です。

ネットで九国大附属の試合映像を見ましたが、盛大附属と似たチームという印象です。
まず打線が力強いです。
各打者の振りは鋭く、打球が速いですね。
当然ですが、いかにフルスイングさせない投球ができるか。
あとは、機動力を積極的に使ってくるチームのようですので、けん制を忘れないようにしたいところです。
盛大附属投手陣の奮起に期待します。
相手エースの藤本海斗投手は、球威で押すタイプの本格派右腕です。
最速140kmを超える速球と、カーブ、スライダー、チェンジアップは確認できました。
管理人の見た映像では、制球がややばらつき、ストライクとボールがはっきりとする傾向がありました。
細かい制球よりは、球威で抑え込む投球を見せていた印象です。
盛大附属としては、選球眼をしっかりと発揮できるかどうかが課題となるでしょう。

打ち勝つパワー野球が身上のチーム同士の戦いとなりますし、好試合は必至だと思います。
そして当然、盛大附属の勝利を願っています。

日曜日が本当に楽しみですね。

組み合わせ表は、下記リンクにて確認くださいませ。

2016夏の甲子園 組み合わせこちらをクリック

posted by ティト at 20:09| 岩手 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月29日

夏の県大会閉幕

夏の高校野球県大会が閉幕しました。
球児とともに管理人も全力で駆け抜けたつもりですので、体力回復のために少しブログを休んでおりました。

周知のとおり、甲子園切符をつかんだのは盛大附属。
盛大附属の選手の皆さん、本当におめでとうございます。
まずはゆっくり休んでくださいと言いたいところですが、甲子園へ向け、そんなことも言っていられません。

今大会を見た範囲で、気付いたことをいくつか書いてみます。

優勝した盛大附属ですが、投攻守にバランス良くまとまったチームだと思います。
投手陣は、坪田伸祐投手、三浦瑞樹投手、井上涼平投手の3本柱を主体に甲子園で戦うこととなるでしょう。

坪田投手は、春に見て絶対に大きく伸びる投手だと思っていましたが、期待どおりに進化しています。
躍動感をボールに乗せられるようになっていますし、球威が着実にアップしています。
実はこのブログを見てくれていたりして(笑)。
まだ余力を残して県大会を終えたように見えますので、もう一度トレーニングで追い込み、回復した状態で甲子園を迎えられればいいのかなあと思います。
145km以上の速球を投げられる状態になっていれば、変化球のキレも自然に上がっていることでしょう。

三浦投手は、春は力強さよりも柔らかさが目立っていましたが、夏にはパワーピッチャーに進化していましたね。
管理人の予想を超える大幅な成長を見せてくれました。
坪田投手同様、躍動感がアップし、体動の勢いをボールに乗せる感覚を会得したような感じです。
体全体で投げられるようになっていますので、疲れているように見えても球威が落ちない投手になっています。
甲子園では、速球に頼る投球はできないと思いますので、カウントを取れる今より速いスライダーと、右打者の外角へ逃げるシンカー系の球種を習得できれば心強いです。

井上投手は、春より球威は増したものの、上体の力に頼って投げるフォームが改善されていないのが気になります。
スタミナの浪費が激しい感じです。
今からフォームを修正するのは難しいと思いますので、短いイニングでもいいので力を出し切れるようなトレーニングをしていただきたいです。
決勝のように、3イニングをしっかり抑える投球ができれば非常に心強いです。
ポテンシャルはピカイチですし、この投手の活躍がチームの浮沈のカギを握っているような気がしています。
甲子園では、140km以上の速球と落差のある変化球で三振を量産してもらいましょう。

打線は、はっきり言って期待大です。
誰が見ても振りが鋭く、まさに上位下位切れ目のない打線と言ってもいいでしょう。
投手陣の打撃がいまひとつなのが気になりますが、それ以外は全体的に素晴らしいです。
岩手県勢初の二桁得点を狙える布陣だと管理人は思っています。
不安な点を挙げるとすると、踏み込みがちょっと甘いところでしょうか。
外角のボールをバットの先で引っかけるバッティングを繰り返してしまうのがこのチームの負けパターンで、しっかりと踏み込んで巻き込むようなバッティングができれば大量得点です。
内角の厳しいコースはファウルでいいので、いかにしっかりと踏み込めるかが重要ポイントとなるでしょう。

守備は、穴も特段見られませんし、あえて大きく練習時間を割く必要はないように見えます。
アウトにできる打球を確実にさばく。
当たり前ですが、これに尽きるでしょう。
県大会では、伊藤勇貴捕手のクレバーなリードが光りました。
球審がストライクと判定するぎりぎりのコースをしっかりと把握できていたように思います。
甲子園では、外角のストライクゾーンがかなり広くなる傾向がありますし、その場合はそこをしっかりと把握できるかが最重要となってきます。

なにはともあれ、盛大附属の甲子園での快進撃を楽しみにしています。



甲子園関連以外の話題としては、今年は2年生の好投手を大勢見ることができました。
千厩の千葉英太投手、久慈工の中村彪投手、黒沢尻工の岩崎颯人投手の3人は、140km以上の球速を記録しています。
花巻東の佐藤眞生投手もおそらく140kmオーバーでしょう。
盛大附属の三浦瑞樹投手も周知のとおりの好投手。
そのほか、久慈の高柳涼投手、大野の林下勝也投手、不来方の小比類巻圭汰投手、専大北上の廣田涼投手、一関一の坂本寛太郎朗投手などもセンス抜群です。
今夏ベンチ入りしていない中で、管理人が目を付けている投手もいます。
また、管理人が確認できていない好投手も必ずいるでしょう。
ひそかに、来年は過去最高の好投手目白押し大会になるのではないかなあと期待しているところです。

posted by ティト at 23:25| 岩手 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月24日

7月24日 高校野球観戦記

7月24日

夏の高校野球県大会決勝 県営球場
盛大附属 1−0 一関学院

岩手の頂点を決める戦い。
お互いピンチを凌ぎ、ホームが遠い展開の中、本当に紙一重の球運の差で、盛大附属が甲子園への切符をつかみ取りました。

<盛大附属>
・投手
井上涼平 1回〜3回
ゆったりとした始動から、しっかりとタメを作りつつ上体の倒し込みとともに鋭くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
威力のある速球と緩急二種類の変化球をコーナーに投げ分けます。
緊張する大舞台で無失点の好投を見せましたね。
速球の球速は、最速137kmの表示。

三浦瑞樹 4回〜9回
特長は先日記載のとおり。
連投の疲れはあるはずですが、全身を使って力強く腕を振りました。
今大会を通じて最も成長した投手でしょう。
速球の球速は、最速137kmの表示。

・打線
前半の好機をタッチアウトなどでモノにできず、点を取れない焦りから振り回す打撃になってしまいました。
本来の選球眼の良さを発揮できませんでしたね。
本当に苦しい試合をどうにかモノにできたという感じでしょう。

石橋泰成 右投左打
8回の痛烈なライトオーバーの2塁打でチームの勝利を呼び込みました。
まさに火の出るような当たりでしたね。

・守備
打球を待ってバウンドを合わせ損なう場面がありましたし、イージーな悪送球もありました。
投手の踏ん張りに感謝でしょうね。


<一関学院>
・投手
大竹樹希哉 先発完投
特長は昨日記載のとおり。
連投の疲れが見え、本来の球威ではありませんでしたが、力がうまく抜けている感じで、コーナーワークは冴えているように見えました。
強打の相手打線の連打を封じましたし、三年間の集大成ともいえるナイスピッチングだったと思います。
卒業後の活躍を楽しみにいたします。
速球の球速は、最速131kmの表示。

・打線
頻繁に安打は出るのですが、なかなかあと1本が出ない展開。
機動力を使って揺さぶるものの、盗塁失敗やバスターの失敗など、なかなか思うように作戦が決まりませんでした。

・守備
とにかく送球が鋭いです。
本塁や三塁でタッチアウトという場面がありました。
素晴らしい守備力です。
8回にわずかな綻びから失点してしまいましたが、大会を通じて抜群の安定感を発揮していたと思います。

佐藤俊輝 左翼手
定位置やや後ろから矢のようなダイレクト送球でタッチアップの走者がホームタッチアウト。
甲子園でもなかなか見られないようなビッグプレーだと思います。

posted by ティト at 22:58| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月23日 高校野球観戦記 その2

7月23日

夏の高校野球県大会準決勝 県営球場第2試合
盛大附属 13−3 専大北上 (8回コールド)

好機で安打がつながった盛大附属が、二桁得点で攻め立てて勝負を決めました。

<盛大附属>
・投手
三浦瑞樹 1回〜7回途中
特長は先日記載のとおり。
余計な四死球はありましたが、概ね低めのコースに決まっていましたし、ボールに力がありました。
要所で三振を取れましたし、ナイスピッチングだったと思います。
速球の球速は、最速135kmの表示。

坪田伸祐 7回途中〜8回
全身を使うバランスの良いフォームから、しなやかに力強く腕を振る右上手。
威力十分の速球と緩急二種類の変化球で三振を取れる本格派タイプです。
春からまた力感が増したようで、球威で打者をねじ伏せました。
躍動感をボールに乗せられる投手に成長していますね。
速球の球速は、最速141kmの表示。

・打線
しっかりと四球を選べますし、甘いコースは強振して厳しいコースはコンパクトにミートしてきます。
選球眼の良さが際立っていましたね。
全国でも通用するであろう得点能力の高さを見せてくれました。

・守備
好プレーが出ていましたし、概ね安定していました。
パスボールの失点や、飛び出した走者を刺すのにもたついての失点は、やや集中力を欠いたものに見えましたので、明日の決勝へ向けてより一層気を引き締めていただきたいと思います。


<専大北上>
・投手
廣田涼 1回〜7回
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動してしなやかに腕を振る右スリークォーター。
糸を引くような伸びのある速球と緩急二種類の変化球をコーナーに投げ分ける投球が持ち味です。
まだ線が細く、力感はそれほどありませんが、体が柔らかそうですし、フォロースルーがしっかりと効いているのが特長ですね。
筋力アップでまだまだ伸びそうですし、今後の飛躍が楽しみな2年生です。
速球の球速は、最速132kmの表示。

小野壮一朗 8回
特長は先日記載のとおり。
緊張で明らかに腕がよく振れておらず、四球連発となってしまいました。
まだ1年生ですし、今日の悔しさを今後の成長につなげてもらいたいです。

小野仁 8回
機敏な体動から、蹴り足を生かして爆発的に腕を振る右上手。
威力のある速球主体にグイグイ押す本格派タイプです。
ピンチでのスクランブル登板でしたので、指先感覚の調整が不十分だったのか、四死球を連発してしまいました。
球威はありましたし、ポテンシャルの高さは十分に見て取れました。
速球の球速は、最速134kmの表示。

上柿政也 8回
特長は先日記載のとおり。
大ピンチでの登板でしたが、うまく打たせて凌ぎました。
見事な火消しだったと思います。

・打線
各打者の振りは鋭く、強い当たりは多かったように思います。
好機でなかなか安打が続かず、点を取れないでいるうちにリードを広げられる展開になってしまいました。

・守備
待って捕球しようとしてバウンドを合わせ損ねたり、捕れそうな打球を安打にしてしまう場面がありました。
飛球の落球も非常に痛かったです。
ピンチの連続で守備時間が長くなってしまったためか、集中力がやや切れてしまった感じです。

posted by ティト at 00:02| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月23日

7月23日 高校野球観戦記 その1

7月23日

夏の高校野球県大会準決勝 県営球場第1試合
一関学院 3−2 一関工

取って取られるシーソーゲームを一関学院が制しました。

<一関学院>
・投手
大竹樹希哉 1回〜6回
機敏な動作から、上体の倒し込みとともに思いっきり腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で三振を取れるタイプです。
ウエートをしっかり乗せて投げていますので、球速以上に打者の手元でボールが食い込んでくる球質ですね。
本来力投型ですが、力の加減が上手くなり、ここぞの場面でのみ全力投球といった感じですので、スタミナの浪費は最小限に抑えられています。
総合力の高い投手に成長しているように思います。
速球の球速は、最速133kmの表示。

佐々木蓮 7回〜9回
機敏に体を回転させ、しなやかに腕を振る右横手。
伸びのある速球と大きく曲がる変化球との緩急で打者のタイミングを外します。
春に見た時よりも躍動感が増しており、ボールにウエートが乗るようになってきました。
制球が良く、大崩れしない安定感も光ります。

・打線
いつもどおり、好球必打のストロングスタイル。
とにかく振って打って点をもぎ取るチームですね。
もっと落ち着いてじっくり攻めた方がいいと思わないわけではありませんが、これが一関学院のスタイルでしょうし、この積極的な打撃で岩手の頂点を目指していただきたいと思います。

・守備
問題なし。
安打性の当たりを何度もアウトにしていましたし、内外野ともに穴が見当たりません。
まさに計算できる守備力です。


<一関工>
・投手
千葉健志 1回〜5回
上体をトルネード気味に捻り、回転とともに勢い良く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良くコーナーに投げ分ける投球が持ち味です。
地肩が強く、軽々と力のあるボールを投げ込みますが、今日はボールのバラつきが目立ちました。
投手と4番打者を兼任していますし、疲れは相当あったと思います。
その中でも、変化球をうまく使って打たせて取り、試合を作る能力の高さは見せてくれました。
まだ2年生ですし、これからまだまだ進化できる逸材です。
速球の球速は、最速131kmの表示。

千葉英斗 6回〜8回
特長は先日記載のとおり。
制球が良く、非常にテンポの良い投球を見せました。
強力打線を相手に無失点。
3年間の努力が凝縮されていましたね。

・打線
フルスイング野球を貫きました。
三振は多くなりましたが、好投手相手にも臆するところはなかったように思います。
2年生強打者もいますし、新チームにも期待します。

佐藤瑞来 右投左打
右へ左へ大きな当たりを放っていました。
今大会を通じて大きく成長した2年生です。

・守備
中継プレーの乱れがやや目立ちましたが、概ねよく守っていたように思います。
春から安定感は大幅に増しており、努力の跡は十分に見て取れました。

posted by ティト at 23:45| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月21日

7月21日 高校野球観戦記 その2

7月21日

夏の高校野球県大会準々決勝 花巻球場第2試合
盛大附属 14−0 高田 (5回コールド)

盛大附属の強力打線が炸裂。
長打攻勢で次々と得点を加えていきました。。

<盛大附属>
・投手
三浦瑞樹 1回〜4回
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動させながらしなやかに腕を振る左上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で的を絞らせない投球が持ち味です。
春からまた力感を増したようですね。
パワーロスの少ないフォームに躍動感がプラスされてきました。
もう少しグラブをしっかり抱えて反発力を生かせれば、もっと勢いのよいボールを投げられると思います。
見る度に進化している楽しみな2年生です。
速球の球速は、最速137kmの表示。

斎藤真輝 5回
ゆったりとした始動から、上体の倒し込みとともに力強く腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球とブレーキの効いた変化球を投げ込みます。
制球の良さが持ち味ですね。

・打線
ツーアウトからでも長打で点を取れる強力打線です。
甘いコースをしっかり仕留める各打者の打撃に感心しました。

伊藤勇貴 右投右打
速球をコンパクトに鋭く捕らえてレフトスタンドへ運びました。
全打席安打で、当たりに当たっていましたね。

小原大河 右投左打
体の回転を生かしたスイングで外野の間を鋭く抜く打球を放っていました。
ボールを捕らえる勘の良さが目立っていましたね。

植田拓 右投右打
自打球を当てて足を引きずっていたので心配ですが、少々振り遅れても右中間フェンス近くまで打球を運ぶ押しの強いスイングを見せていました。

・守備
問題なし。


<高田>
・投手
千田雄大 1回〜3回途中、5回
特長は先日記載のとおり。
金ヶ崎との延長15回の熱戦で200球以上投げ、間違いなく疲れていたと思いますが、力のあるボールを投げ込んでいました。
ツーアウトを取ってから安打をつながれて粘れませんでしたが、これは相手がうまく打った感じで、それほど悪い内容ではなかったように思います。
三年間の想いはしっかりと伝わってきました。
まだまだ伸びる逸材ですので、卒業後も野球を是非続けていただきたいです。
速球の球速は、最速135kmの表示。

水野夏樹 3回途中〜4回途中
機敏な体動から、やや担ぐように上体を捻りつつ勢い良く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と大きく曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
スナップがかなり強そうで、軽々と力のあるボールを投げていますが、もっと胸の張りを意識して反発力を利用できるようになれば、球威はさらに増してくるでしょう。
今日はボール球を見極められ、ストライクを取りにいく甘いコースを狙い打たれました。
これを今後の糧とし、成長を楽しみにしたい2年生です。
速球の球速は、最速132kmの表示。

吉田恵大 4回途中〜5回途中
機敏な体動から、素早く体を回転させて鋭く腕を振る右横手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と横滑りする変化球で打たせて取る投球を見せました。
うまく打たれてしまいましたが、コースはしっかりと突けていたように思います。

・打線
ファーストストライクを安易に振らない待球戦法。
四球で走者を出しましたが、好機で安打が出ず、得点に至りませんでした。

・守備
飛球の目測を誤って外野の頭上を越える先制タイムリー安打を許してしまったのが非常に痛かったです。
その後は相手打線にのびのび打たれてしまった感じです。

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7月21日 高校野球観戦記 その1

7月21日

夏の高校野球県大会準々決勝 花巻球場第1試合
一関工 3−2 千厩

ベスト8に相応しい、レベルの高い息詰まる接戦。
相手守備のミスで先制して優位に立った一関工が、千厩の執念の粘りを振り切って勝利をつかみました。
ウイニングボールを捕球した選手が直後に倒れるなど、両チームとも死力を尽くした戦いでした。

<一関工>
・投手
菅原英斗 先発完投
ゆったりとした始動から、やや上体を捻ってタメを作りつつスムーズに腕を振る左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と緩急二種類の変化球で打者に的を絞らせない投球が持ち味です。
走者を背負ってもあと1本を許さない粘りの投球が光りました。

・打線
好投手相手に三振を多く喫してしまいましたが、1番から9番までフルスイングは徹底されていました。
芯で捕らえれば外野深くまで持っていくだろうという迫力があり、鋭い打球も多かったです。

・守備
野手の動きは悪くありませんでしたが、イージーな捕球ミスが目立ちました。
最終回は緊張でガチガチになっているように見えましたが、どうにか守りきったという内容です。
この接戦をモノにした経験は大きいでしょう。


<千厩>
・投手
千葉英太 先発完投
特長は先日記載のとおり。
今日は速球でグイグイ押すというよりは、変化球を多投して打者の体勢を崩す投球を見せました。
この投手の長所の一つとして、変化球投球時も腕を思いっきり振れるところがあります。
速球と同じ躍動感で投げてきますので、打者としてはなかなか見極められるものではありません。
追い込まれれば三振のリスクが高まるだけに、早打ちせざるを得なくなるわけです。
現時点でも相当な完成度の高さを誇りますが、左打者の外角へ逃げる変化球を習得できれば、より死角のない投手になると思います。
学習能力の高い投手ですので、これからどこまで成長するのか本当に楽しみです。
全国屈指の完全無欠の投手を目指していただきたいと思います。
今日は連投の影響で間違いなく疲労が残っていたと思いますが、その中でも持てる力を出し切る魂のこもったピッチングを見せてくれました。
速球の球速は、最速138kmの表示。

・打線
長打コースで走者が転倒して単打になった後に連打が出るなど、球運に恵まれなかった印象。
ホームランは出ましたが、全体的に相手投手の緩い変化球を打ちあぐね、凡フライが多かったです。

金野大成 右投左打
変化球をうまく溜めてすくい上げ、綺麗な放物線のライトスタンドへのホームランを放ちました。

・守備
序盤に好プレーを連発しましたが、4回に捕球ミスと悪送球が重なり、2点を先制されたのが非常に痛かったです。
9回にはボークでのもったいない失点もありました。
わずかな綻びが勝敗に直結する試合となりました。

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2016年07月19日

7月19日 高校野球観戦記 その2

7月19日

夏の高校野球県大会4回戦 花巻球場第2試合
黒沢尻工 9−1 一戸

小刻みに得点を加えていく黒沢尻工が、ガッチリと守りつつリードをジリジリと広げていく展開でした。

<黒沢尻工>
・投手
柳澤隆大 1回〜8回途中
特長は先日記載のとおり。
連打でピンチを迎える場面はありましたが、制球が良く、自滅は考えづらい投手ですね。
速球の球速は、最速132kmの表示。

岩崎颯人 8回途中〜9回
特長は先日記載のとおり。
ピンチでの登板だったのでやや力んでボールが上ずりましたが、球威でねじ伏せました。
速球中心の投球でしたが、小さく鋭く曲がり落ちる変化球もキレが良いですね。
速球の球速は、最速140kmの表示。
力を込めて最後の打者を三振に取った速球で、140km投手の仲間入りです。
まだ線が細い感じですが、フォームバランスは良く、筋力を増せばまだまだ球威は増してくるでしょう。。
千厩の千葉英太投手、久慈工の中村彪投手に匹敵するポテンシャルを持つ2年生です。

・打線
エンドランを多用する戦術で、じわじわと得点を積み重ねました。
ホームスチールエンドランもあって驚きました。

・守備
問題なし。
非常に安定していますね。


<一戸>
・投手
土川拓哉 先発完投
常時セットポジションから、機敏に体を動かして重心を落としつつスムーズに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打たせて取る投球が持ち味です。
小刻みに失点してしまいましたが、大ピンチは凌ぎ、ビッグイニングは防いでいました。
速球の球速は、最速130kmの表示。

・打線
しぶとく安打をつないで好機をつかむものの、一気にたたみかけることができなかった感じです。
終盤のビッグチャンスにもあと1本が出ませんでした。

・守備
初回に捕球ミスと悪送球が重なって先制を許してしまったのが痛かったです。
9回にも悪送球から決定的な点を許してしまいました。

posted by ティト at 19:23| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする