2018年06月26日

2018注目チームB

第3回目は盛岡中央。


盛岡中央は、今春ベスト3位でシード獲得。
昨秋ベスト8から今春は3位と、着々と好成績を挙げ、大きくレベルアップを続ける注目チームです。

投手陣は、ポテンシャルの高い好素材を複数擁する分厚い布陣です。
石澤優馬投手は、背筋がピンと伸びた美しい始動から、鞭のようにしなやかに腕を振ってフォロースルーもしっかりと取る左上手。
最速130km台の速球と緩急2種類の変化球を低めにテンポよく投げ込みます。
体の軸がぶれないので、安定して狙ったコースにボールを投げ分けられる安定感が際立ちます。
後藤厚樹投手は、ずば抜けた腕力を生かして爆発的に腕を振る右スリークォーター。
最速140km台中盤の速球主体にぐいぐい押す本格派タイプです。
本職は野手ですが、馬力があってバットを弾き飛ばすような球威が素晴らしく、ポテンシャルの高さは一目瞭然でしょう。
高橋昇大投手は、スムーズな体重移動としなやかな腕の振りが光る左スリークォーター。
球威で圧倒するタイプではないものの、糸を引くような伸びのある速球とスッと落ちるキレの良い変化球をコーナーに投げ分け、大崩れしない計算できる投手です。
毛藤陸投手は、軸足の蹴りと上体の倒し込みを利用しながら爆発的に腕を振る右上手。
最速130km台後半の速球と落差のある変化球で三振を取れる本格派タイプです。
まだ2年生で、今後の成長が楽しみな逸材ですね。
古舘快投手は、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
最速130km台の速球と鋭く曲がり落ちる変化球をぐいぐい投げ込みます。

打線は、各打者とも中途半端なスイングではなく、しっかりと振り切るスタイルが浸透しています。
今春は、一挙に大量点を奪う場面が目立ち、強力打線の印象を他チームに植え付けました。
後藤厚樹選手は、見るからにスイングスピードが速く、迫力十分の強打者です。
昨年の盛大附属の植田拓選手に匹敵するような威圧感を管理人は感じました。
武田北斗選手は、俊足でミートセンス抜群のトップバッターで、チームの得点の起点を担うキーマンです。
長崎瞬人選手は、ライナー性の鋭い打球を連発する確実性の高い打撃で好機に強く、溜まった走者を返します。
狩野龍矩選手は、コースに逆らわない打撃で安打を量産し、容易に凡退しないのが魅力です。
佐藤太陽選手は、センター中心に弾き返すつなぐクリーンナップですね。
打線全体として、フルスイングでもミスショットが少ない感じで、安打がどんどんつながるのが強みでしょう。

守備は、春は大量点で相手を圧倒して目立ちませんでしたが、細かい捕球ミスや悪送球が多かった印象です。
接戦でミスなくしっかりと守りきる集中力を身に付けられれば、欠点のないチームに成長できると思います。
湊彩世捕手は、フットワークが機敏でかつ動作が軽快で、素早くビシッと送球して盗塁を封じます。
多彩な投手陣の持ち球を惜しみなく駆使するリードも素晴らしいと思います。
佐藤太陽二塁手は、出足が鋭く、弱いゴロを俊敏にさばくスピーディなプレーが長所です。
狩野龍矩遊撃手は、体のバランスが良く、送球しやすい体勢で捕球するセンスに優れています。

今年の盛岡中央は、投打に才能のある選手達が順調に成長し、非常に高い総合力を引っさげて夏へ挑みます。
19年ぶりの甲子園が手に届く位置に来ていると多くのファンが見ている中、持ち前の爆発力を発揮しての快進撃に期待が集まります。


次回は盛岡三。

posted by ティト at 01:51| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月23日

第100回全国高等学校野球選手権記念岩手大会 組み合わせ

今年の岩手の高校野球の集大成となる夏の県大会の組み合わせが決まりました。

記念すべき100回目の甲子園大会の切符をつかみ取るのはどこのチームになるのでしょうか。
熱い夏がもうすぐ始まります。

組み合わせ表は、下記リンクにてご確認ください。


2018夏県大会 組み合わせこちらをクリック

posted by ティト at 01:02| 岩手 ☁| Comment(1) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月21日

2018注目チームA

第2回目は専大北上。


専大北上は、今春準優勝で第2シード獲得。
昨秋地区予選ではコールド負けを喫するなど、前途多難のスタートでしたが、どん底から這い上がって大きく進化し、優勝を狙える位置へチーム力を高めています。

投手陣は、好投手を複数擁する分厚い布陣です。
碓井康平投手は、全身をいっぱいに使うフォームから、威力十分の速球主体に押す本格派です。
最速140km台前半の速球は、まだまだ伸びる余地十分。
鋭く曲がり落ちる変化球がコーナーに決まれば、容易には攻略できない投手に成長できると思います。
愛木修平投手は、スムーズに体重移動しながら鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
最速130km台後半の速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
脇を絞って投げているので、パワーロスが少なく、ボールにしっかりと力が伝わっているのが特長です。
松田佳一郎投手は、素早い体動から、スムーズに振りかぶってしなやかに腕を振る左上手。
最速130km台中盤の速球と鋭く曲がり落ちる変化球を制球良く投げ込みます。
高橋郁弥投手は、軸足でタメを作った後に担ぐように振りかぶって力強く腕を振る右上手。
最速130km台後半の速球と緩急2種類の変化球で的を絞らせない投球が光ります。

打線は、長打を売り物にする感じではないですが、どういうタイプの投手にも対応して安打を積み重ねられる適応能力の高さが持ち味です。
佐々木龍樹選手は、腕力を生かしたパワフルなスイングで、一発長打を期待できる強打者です。
貴重なポイントゲッターで、この選手の活躍が夏を勝ち抜くためには不可欠でしょう。
角田麗斗選手は、クローズスタンスでバットをボールにぶつけるようなコンパクトなスイングが特長です。
4番バッターですが、しぶとくつなぐ打撃でチャンスメークします。
齋藤大成選手は、俊足巧打で出塁率の高さが光ります。
綺麗に体が回転するスイングで、ツボにはまると長打もある核弾頭ですね。
粟野太地希選手は、優れたミートセンスで広角に安打を打ち分け、走者に出れば俊足を生かす曲者タイプです。
全体的に、相手バッテリーをしっかりと観察できており、盗塁できる時は盗塁を積極的に狙い、バントの場面ではしっかりと決めてくる確率の高い野球を展開します。

守備は、時折のイージーミスが気になりますが、春は全体的に堅実さを見せました。
角田麗斗捕手は、機敏なフットワークが持ち味の動ける捕手で、相手打線の反応に合わせて最適な球種を選択できる柔軟性のあるリードでも投手陣を引っ張ります。
捕ってから素早い送球の精度も高く、盗塁を容易には許しません。
阿部樹遊撃手は、すばっしこさを生かした守備範囲の広さが魅力です。
斎藤大成右翼手は、スタートの速さと俊足で広範囲の打球に追いつきます。
基本的に、アウトにできる打球を確実にアウトにするシンプルな守備意識がうかがえ、ミスを連発しての一挙大量失点は考えづらいのが強みだと言えるでしょう。

専大北上は、春の県大会初採用のタイブレークをモノにするなど、勝機を確実につかむ勝負強さで第2シードをつかみ取りました。
春を上回る成績は優勝だけ。
秋、春、夏と順調に進化の階段を上り、12年ぶりの甲子園切符をつかみとれるか注目です。


次回は盛岡中央。

posted by ティト at 23:08| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月13日

2018注目チーム@

夏の県大会開幕までの間、例年同様、注目チームの紹介などをやってみたいと思います。


第1回目は花巻東。


花巻東は、昨秋及び今春優勝で2季連続県大会制覇。
周知のとおり、今春センバツベスト8の全国クラスの強豪チームです。
打線の調子がいまひとつ上がってこないのが気になるものの、選手の潜在能力は非常に高く、文句なしの優勝候補本命として夏を迎えます。

投手陣は、本格派・技巧派・左・右、いろいろなタイプが揃う陣容です。
伊藤翼投手は、滑らかな上体の回転を生かすフォームから、最速130km台後半の速球と多彩な変化球で三振を取れる右サイドスローです。
制球力が非常に良く、スタミナも十分なので、先発でもリリーフでも大崩れしないのが強みです。
今夏の出番も間違いなく多くなるキーマンの一人でしょう。
田中大樹投手は、軸足でタメと上体のひねりを作ってから投げる左スリークォーター。
最速130km台の速球と多彩な変化球を駆使して打者にフルスイングさせない投球が持ち味です。
バットの芯を外して凡打を山を築きます。
平山涼太投手は、肩肘が柔らかく、鞭のように腕をしならせて投げる左上手。
最速130km台中盤の速球と緩急2種類の変化球をバランス良く交えて丹念に打者を打ち取ります。
体動は非常にしなやかなので、機敏性が増してくれば楽しみです。
西舘勇陽投手は、しなやかな動作からスムーズに腕を振り下ろす右上手。
最速140km台の速球と多彩な変化球で押す本格派右腕です。
春は故障で出番がありませんでしたが、ポテンシャルの高さが光る2年生で、夏には必ず出てきてもらいたい逸材です。
また、大型左腕の新田大智投手、2年生左腕の中森至投手、2年生右腕の佐藤靖友投手なども控え、連戦を十分乗り切れる布陣でしょう。
ベンチ入りへの競争も激しそうですね。

打線は、センバツベスト8チームとはいえ、猛打爆発というような試合が見られないまま夏を迎えるのが不安材料ではあります。
全体的に俊足の選手が揃い、各選手の先の塁を狙う意識の高さも一際光っているため、要所で1点をもぎ取れる集中力は見事です。
例年どおり、選球眼の良さも際立ち、粘った後の四球から得点につなげるいやらしさも備えています。
紺野留斗選手は、瞬発力を生かした力強いスイングで長打を狙える貴重な強打者。
春は他チームからマークされてやや調子を崩してしまった印象ですが、ここぞの一発長打でチームを勝利に導くポイントゲッターでしょう。
谷直哉選手は、俊足巧打のリードオフマンで、スムーズな体の回転で滑らかにスイングします。
走者に出すと盗塁を積極的に狙ってきますので、相手チームにとってはいやらしい選手だと思います。
田中大樹選手は、本職は投手ながらミートセンスに優れ、広角に鋭い打球を放ちます。
川内遥大選手は、今春からクリーンナップを打つ成長株で、長打力を生かしてここぞで走者を返すポイントゲッターです。
機動力を生かして基本的に1点ずつ積み重ねる攻撃スタイルですが、一挙大量得点を狙える迫力が出てくるかどうかが、夏を勝ち抜けるかどうかの最大のポイントでしょう。

守備は、全体的に軽快で、全国でも十分に戦えるレベルの高さを備えています。
谷直哉遊撃手は、無駄のない足さばきで打球に体を寄せ、鋭く体を回転させてコンパクトにビシッと送球します。
攻守に機敏な野球センスの塊ですね。
佐藤千暁捕手は、走者の盗塁意欲を削ぐような力強い送球が持ち味の強肩捕手です。
キャッチングの安定感も増しており、変化球を駆使する投手陣の力を引き出します。
送球精度が向上しているのも好印象。
紺野留斗右翼手は、瞬発力を生かした守備範囲の広さと強肩を生かした力強い送球が光ります。
守備陣が大幅に乱れるような場面は考えづらく、失点を防ぎながら攻撃に集中できる展開を作れると思います。

今春のセンバツでは、接戦をモノにする勝負強さを発揮してベスト8を勝ち取りました。
そして、それ以上の成績を勝ち取るために、夏へ向けて進化中でしょう。
全国制覇を公言するチームが、どこまで上っていくのか注目です。


次回は専大北上。

posted by ティト at 23:32| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月06日

第65回春季東北地区高等学校野球大会 組み合わせ

更新のタイミングがすっかり遅れてしまいましたが、明日から春の高校野球東北大会が始まります。
大会結果が甲子園に直結するわけではありませんが、一つでも多く勝ち進めれば、他県の強豪の良い部分をより多く吸収できるのが最大のメリットです。
岩手代表となる花巻東、専大北上、盛岡中央の3チームには、是非とも優勝を目指していただきたいと思います。

組み合わせ表は、下記リンクにてご確認くださいませ。

2018春の高校野球東北大会 組み合わせこちらをクリック

posted by ティト at 20:35| 岩手 ☁| Comment(1) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月26日

5月26日 高校野球観戦記 その2

5月26日

春の高校野球県大会準決勝 一関球場第2試合
専大北上 10−5 盛岡三

好機に安打をまとめてビッグイニングを作った専大北上が、粘る盛岡三の反撃を継投で凌いで逃げ切りました。

<専大北上>
・投手
高橋郁弥 1回〜7回途中
特長は先日記載のとおり。
速球主体で落差のある変化球でタイミングを外す投球を見せました。
鋭い変化球を習得して打者に粘られなくなる投球を目指してもらいたいと思います。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

松田佳一郎 7回途中〜9回
素早い体動から、スムーズに振りかぶってしなやかに腕を振り下ろす左打上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
パワーロスの少ないバランスの良いフォームで、スムーズにボールに力が伝わっているのが長所ですね。
制球も良く、安定感の高さも光りました。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

打線
ファーストストライクを積極的に振りにいきました。
中盤に安打がつながってビッグイニングを作れたのが大きかったですね。
ストライクゾーンが広いこともあり、難しいボールを強引に安打にするような打撃になってしまったので、次戦に向けて修正が必要だと思います。

守備
捕球ミスや悪送球を連発してしまい、余計な失点があって追い上げられてしまったのが大きな反省材料でしょう。


<盛岡三>
・投手
上野正嗣 1回〜5回途中
特長は先日記載のとおり。
立ち上がりに先制された後はうまく打たせて取る投球を見せましたが、5回にやや球威が落ちてきたところを粘りきれなかった感じです。

岩渕航大 5回途中〜8回
ゆったりとした始動から、体の回転とともにしなやかに腕を振る右横手。
球威で押すタイプではありませんか、伸びのある速球と横滑り変化球で打たせて取る投球を見せました。
肘と手首が柔らかく球持ちの良さが特長の2年生です。

打線
終盤に相手のミスに乗じて点をもぎ取りましたが、もうひと押しができずにあと一歩届かなかった感じです。

守備
細かい捕球ミスや飛球の目測を誤る場面があり、余計な失点がありました。
ここぞのダイビングキャッチは見事でした。

posted by ティト at 23:57| 岩手 ☀| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月26日 高校野球観戦記 その1

5月26日

春の高校野球県大会準決勝 一関球場第1試合
花巻東 6−4 盛岡中央

小刻みに点を加えて優位に立った花巻東が、強打の盛岡中央の最終回の猛反撃を4点で凌いで逃げ切りました。

<花巻東>
・投手
田中大樹 1回〜9回途中
ゆったりとした始動から、上体をややひねってからスムーズに腕を振る左スリークォーター。
伸びのある速球と多彩な変化球を四隅に散らして的を絞らせない投球を見せました。
全力で投げるというよりは、8割位の力でボールの抑えを重視しているようでした。
センバツで見た時よりはフォームの機敏性が増していますが、管理人としては、もっと躍動感を意識して球威アップを目指してもらいたいと思っています。
今日は、持っている球種を惜しみなく使っての変幻自在さを発揮しましたが、完封目前で連打されてしまったのが反省材料でしょう。

伊藤翼 9回
常時セットポジションから、素早く体を回転させて鋭くしなやかに腕を振る右横手。
伸びのある速球と鋭く曲がる変化球をテンポ良く投げ込みます。
打者2人のみの登板でしたので、詳細観察はできませんでしたが、ボールには勢いがありました。
上体の回転に依存しているフォームですが、もっと蹴り足を生かしてダイナミックに投げられるようになれば、本格派サイドスローとしてさらに注目される投手に成長できると思います。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤。

打線
全国制覇を目指すチームとしては、迫力が不十分だとは思いますが、常に先を狙う走塁の抜け目のなさは素晴らしいです。
相手としては、走者を常に気にしなくてはならないので、プレッシャーは相当なものでしょう。
内野の頭を越すしぶとい安打で1点ずつもぎ取っていて、試合巧者ぶりはさすがだと思います。
注文をつけるとすれば、ここぞの長打でビッグイニングも狙えるように鍛えていただきたいです。

守備
問題なし。

佐藤千暁 捕手
矢のような鋭い送球が一際目を引きます。
走者の盗塁意欲を削ぐ強肩捕手ですね。


<盛岡中央>
・投手
高橋昇大 1回〜6回
特長は先日記載のとおり。
指先が捕手にしっかりと向かっている感じで、速球が糸を引くようにミットに吸い込まれていますね。
制球が良いので非常に安定感があります。

毛籐陸 7回〜9回途中
特長は先日記載のとおり。
肩肘が柔らかいうえに爆発的に腕を振ることができるので、資質は非常に高いですね。
もっと蹴り足を生かして体重移動を利用できるようになれば、球威はまだまだ増してくるでしょう。
今日は際どいコースが外れて余計な四球を出してしまいました。
変化球でストライクをポンポン取れるようになれば、そう簡単には打たれない投手に成長できると思います。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤。

古舘快 9回
担ぐように素早く振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球を見せました。
地肩が強そうですが、もっと胸を張って反発力を生かせるようになれば、ボールにウエートが乗ってさらに球威が増してくると思います。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

打線
積極的に振りにいく意識がうかがえましたが、的を絞りきれずに体勢が崩れてしまう場面が目立ちました。
ボールを引きつけようとしすぎてフルスイングできなかった感じです。
9回に連打で4点をもぎ取った粘りは、今後の進化につながっていくと思います。

下河原樹弥 左投左打
思いっきり引っ張ってライトスタンドへの2ランホームラン。
代打で見事なスイングを見せましたね。

守備
捕れそうな打球を安打にしてしまったのがもったいなかったですね。
細かい送球ミスや捕球ミスで相手走者を先の塁に進められてしまったのも反省材料でしょう。

posted by ティト at 23:46| 岩手 ☀| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月21日

5月21日 高校野球観戦記 その3

5月21日

春の高校野球県大会2回戦 森山球場第3試合
専大北上 2−0 花巻南

両チームの投手が踏ん張り、なかなか点が入らない展開。
先制した後にガッチリと守って主導権を渡さなかった専大北上が、完封で接戦を制しました。

<専大北上>
・投手
高橋郁弥 先発完投
ゆったりとした始動から、軸足でタメを作った後に担ぐように振りかぶって力強く腕を振る右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の返球で打者に的を絞らせない投球を見せました。
最後までイーブンペースで投げきりましたし、完投能力の高さを示しましたね。
速球の球速は、最速134kmの表示。

打線
押し気味に試合を進めましたが、好機をいまひとつモノにできなかった感じです。
ここぞの連打が次戦への課題でしょう。

齋藤大成 右投左打
綺麗に体が回転するスイングで捕らえた打球が、右中間スタンドに飛び込む先頭打者ホームランとなりました。

守備
問題なし。


<花巻南>
・投手
藤原桐真 1回〜4回
常時セットポジションからゆったりと始動し、重心を落としてタメを作ってからコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打者のタイミングを外す投球で見せました。
地区予選でも気になりましたが、手首をこねるように投げていて、そこがパワーロスにつながっているように見えました。
もっと胸を張る意識を持って肘の支点と反発力を生かせるようになれば、ボールにスムーズにパワーが伝わってグンと球威が増してくると思います。

千田健太朗 5回〜7回
常時セットポジションから、体の開きを抑えるようにグラブを抱え、素早く上体を回転させてコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差ある変化球で打たせて取る投球を見せました。
低めにボールが集まるナイスピッチングだったと思います。

川村京輔 8回
常時セットポジションから、重心を低く落としつつ上体の倒し込みを生かしてコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球をバランス良くミックスして打者に的を絞らせない投球が持ち味です。
あまりじっくりと見られませんでしたが、コントロールが良く、3人をピシャリと抑えました。
昨年から活躍して管理人も期待している投手の一人です。

打線
相手投手の緩急になかなかタイミングが合わないままイニングが進んでしまった印象です。

守備
細かい捕球ミスはありましたが、概ね問題なし。

posted by ティト at 22:46| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月21日 高校野球観戦記 その2

5月21日

春の高校野球県大会2回戦 森山球場第2試合
花巻北 10−3 高田

花巻北のエース佐々木健投手の奪三振ショー。
不運な失点はあったものの、強豪高田を完璧に近い形で封じました。

<花巻北>
・投手
佐々木健 先発完投
ゆったりとした始動から、軸足でタメを作った後にスムーズに体重移動しながら勢いよく鋭く腕を振る右スリークォーター。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
パワーロスの少ないフォームで、運動エネルギーがしっかりとボールに伝わっているのが長所ですね。
スライダーのキレが抜群で、これがコーナーに決まれば、攻略は容易ではないと思います。
去年は完全な力投型でしたが、余力を残しながらここぞで力を込める投球術が身についていますね。
おそらく毎回三振を奪っていましたし、相当な三振数になったと思います。
管理人が特に期待している投手の一人で、順調に進化していて嬉しくなりました。
速球の球速は、最速139kmの表示。

打線
会心の当たり自体はほとんどなかったように思いますが、野手の間に落とすしぶとい安打を積み重ねました。
盗塁もしっかりと決めて好機を広げましたね。

守備
ワイルドピッチと振り逃げで失点した以外は、大きな乱れはありませんでした。
全体的に送球が緩く、ギリギリのプレーになったり、アウトにできるプレーを安打にしてしまう場面があったのが気になりました。
動いて捕ってビシッと投げる意識を持って次戦に備えていただきたいと思います。


<高田>
・投手
村上敏希 1回〜6回
常時セットポジションから、素早く振りかぶって勢いよく腕を振る左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
指先感覚に優れている感じで、抑えの効いたボールがしっかりと低めに決まっていました。
大崩れしそうにない勝てるタイプの投手だと思います。

黄川田諒海 7回
勢いよく足を上げ、蹴り足を生かしながら力強く腕を振る左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打者のタイミングを外す投球を見せました。
あまりじっくりと見られませんでしたが、全身を使って投げようという意識がうかがえる2年生です。

菅野友翔 7回途中〜9回
上下動の少ない体動から、肩を回すようなイメージで腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球主体に打たせて取る投球を見せました。
キャッチボールのように軽々と投げている感じですが、地肩の強さは一見してわかりますね。
躍動感をもっと意識し、ボールにウエートを乗せる感覚を会得できれば、球威はグンと増すと思います。

打線
相手投手の変化球に目がついていかない感じで、三振を多く喫してしまいました。
この時期に好投手と対戦できたことは貴重な経験ですので、今日の悔しさは夏への糧となるはずです。
9回に粘ってもぎ取った得点には意地がこもっていましたね。

守備
悪送球が続いての余計な失点がありました。
返球のミスで失点したり、捕れるはずのフライを取れない場面もあり、全体的に集中力を欠いてしまった印象です。

posted by ティト at 22:34| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月21日 高校野球観戦記 その1

5月21日

春の高校野球県大会2回戦 森山球場第1試合
盛岡中央 17−2 盛岡工 (5回コールド)

盛岡中央の猛打が爆発。
この表現に尽きる試合となりました。

<盛岡中央>
・投手
高橋昇大 1回〜4回途中
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動しながらしなやかに腕を振る左スリークォーター。
球威で圧倒する感じではありませんが、糸を引くように伸びる速球とスッと落ちる変化球とのコンビネーションで打者にフルスイングさせない投球を見せました。
制球が良く、安定感が光りましたね。

毛籐陸 4回途中〜5回途中
軸足の蹴り足を生かし、上体の倒し込みも利用しながら爆発的に腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良く投げ込む本格派タイプです。
体動のバランスが良く、投球センスの良さを感じさせる2年生ですね。
小さく鋭く曲がり落ちる変化球を習得できれば、容易には打たれない投手に成長できると思います。
管理人の要チェックリストに入りました。
速球の球速は、最速133kmの表示。

後藤厚樹 5回
ゆったりと始動し、爆発的に腕を振る右スリークォーター。
威力十分の速球でグイグイ押す本格派タイプです。
本職は野手ですが、地肩が抜群に強く、軽々と力のある速球を投げ込みますね。
スクランブル登板でしたが、ポテンシャルの高さを十分に見せつけました。
140kmオーバーの速球は容易に投げられる投手でしょう。
速球の球速は、最速139kmの表示。

打線
好球必打のストロングスタイル。
面白いように打線がつながり、次々に点が入る展開でしたね。
各打者の振りは力強く、冬場のウェートトレーニングの成果が十分に見て取れました。
相手投手の出来が悪かったという感じでもない中で、速球も変化球もしっかりと捕らえていましたし、今日に関しては100点に近い内容だったのではないでしょうか。
甲子園の強豪チームのバッティングを見ているようでした。
今日のような打撃をいかに継続していくかを課題としていただきたいです。

後藤厚樹 右投右打
爆発的なスイング力で、強打者であることは一目瞭然。
火の出るような当たりで野手が対応できない場面もありました。

守備
快勝ではありましたが、次戦に備えては、イージーな捕球ミスで喫した2失点を大きな反省材料とすべきでしょう。


<盛岡工>
・投手
田屋裕人 1回〜3回途中
常時セットポジションから、軸足でタメを作ってから勢いよく蹴って力強く上体を倒し込む右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で三振を取れる本格派タイプです。
踏み幅をそれほど広くとらず、蹴り足を爆発力につなげるメジャーリーグの投手に多く見られるフォームが特長ですね。
筋力が相当強そうで、身体能力の高さがうかがえました。
速球の球速は、最速132kmの表示。

小比類巻壮汰 3回途中〜4回途中
機敏に踏み出し、体動の勢いを利用しながら鋭く腕を振る右横手。
球威で押すタイプではありませんが、浮き上がるような速球と横滑りする変化球でバットの芯を外す投球が持ち味のようです。
大きく外れるようなボールが少なく、安定感がありますので、筋力が増してくれば楽しみな2年生です。

佐藤凱 4回
素早く踏み出し、鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球主体に押す投球を見せました。
落差のある変化球も有効です。
長身なので、ボールに角度があって打ちづらそうですね。

打線
好機はあり、相手のミスもあって2点は奪いましたが、大量失点による焦りが見え、ここぞでの打ち損じが目立った印象です。

守備
落球や、外野が打球を逸らしてしまう場面が目立ちました。
相手の押せ押せムードに飲まれてしまいましたね。
これが春でよかったと、夏に向けての課題としていただきたいです。

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2018年05月20日

5月20日 高校野球観戦記

5月20日

春の高校野球県大会1回戦 森山球場第2試合
盛岡三 16−9 大東 (7回コールド)

所用があったため、6回からの観戦です。
激しい点の取り合いで、いわゆるノーガードの打撃戦といった印象。
終盤にミスを連発した大東の隙に乗じた盛岡三が、この試合を象徴するビッグイニングを一気にモノにして勝負を決めました。

<盛岡三>
・投手
上野正嗣 〜6回途中
ゆったりとした始動から、肩を後方にひねった後にしなやかに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打者のタイミングを外す投球が持ち味のようです。
少ししか見られませんでしたが、肩肘の柔軟性が抜群で、腕が遅れて出てくるのが特長ですね。
今日は制球がいまひとつで、四球を出して走者を溜めてしまいました。
長身ですし、力感が増せば楽しみな大型投手です。

西舘洸希 6回途中〜7回
常時セットポジションから、軸足でタメを作った後に力強く腕を振り下ろす右上手。
威力十分の速球と緩急二種類の変化球でグイグイ押す本格派タイプです。
変化球を見せた後に速球をズバッと投げ込む投球で、打者に目を慣れさせないような投球術を身に着けていますね。
管理人が特に期待している投手ですが、昨年よりもパワーも着実に増していて、順調に進化しているようで嬉しくなりました。
速球の球速は、最速143kmの表示。

打線
早いカウントからでも甘いボールを逃さずに強振していたのが印象的です。
昨年まではファーストストライクを安易に振らない待球戦法でしたが、攻撃スタイルのモデルチェンジが図られているようです。

守備
細かい捕球ミスはありましたが、連携プレーなどは機敏ですし、概ね問題なしです。


<大東>
・投手
菅原慎 〜7回途中
常時セットポジションから、体の開きを抑えるようにグローブをしっかりと抱えてからコンパクトに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
ワンバウンドになる変化球が振り逃げになったりワイルドピッチになったりで、球運をモノにできなかった感じです。
機敏性をもっと意識して体動の勢いを利用する投球をできるようになれば楽しみな2年生です。

打線
カウントに関わらず、好球必打の積極的なスタイルです。
7点差を一時追いついた粘りはお見事。
逆転を狙ったスクイズが失敗した後に押せ押せムードが止まってしまったのが、今日の勝敗の分かれ目だったように思います。

守備
同点の7回に四死球や捕球ミスを連発し、あっという間の7失点でコールドとなってしまいました。
攻撃面で素晴らしい粘りを見せただけに、勝負どころの終盤でのミスの連発は本当にもったいなかったですね。
これが春でよかったと、夏へ向けての反省材料にしていただきたいです。

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2018年05月14日

第65回春季東北地区高等学校野球岩手県大会 組み合わせ

ちょっと更新のタイミングが遅れましたが、春の高校野球県大会の組み合わせが決まりました。
本番の夏へ向け、貴重な公式戦の機会となる大会です。

各チームとも、夏のシード権と東北大会切符の獲得を目指してがむしゃらに勝利を目指すはずです。
管理人も、なるべく多くの試合を観戦したいと思っています。

組み合わせ表は、下記をクリックしてご確認くださいませ。


2018春 県大会.jpg

クリックで拡大
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2018年05月07日

5月6日 高校野球観戦記 その2

5月6日

春の高校野球一関地区予選 一関球場第2試合
一関一 9−5 一関工 (延長12回)

両チームとも点を取り合うシーソーゲーム。
延長12回までもつれこんだ試合は、待球戦法で四球を多くもぎ取った一関一に軍配が上がりました。

<一関一>
・投手
門間渓介 1回〜2回途中
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動しながら鋭く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
しっかりと胸の張りを意識して反発力を生かせていますし、肘の支点も利用できており、欠点の少ないフォームが特長ですね。
筋力アップが球威アップに直結するタイプの楽しみな2年生です。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

齋藤和輝 2回途中〜7回
重心をグッと落としたセットポジションから、左肩で壁を作って体の開きを抑えつつ腕をしなやかに振る右スリークォーター。
伸びのある速球と落差のある変化球で打者にフルスイングさせない投球を見せました。
腕が鞭のように振られて遅れて出てくるので、ボールの出どころが見づらく、かなり打ちづらい投手でしょう。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

小岩優介 8回〜12回
常時セットポジションから、軸足でタメを作りつつ担ぐように振りかぶって力強く腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球と緩急二種類の変化球で押す本格派タイプです。
軽々と投げている感じでも球威がありますし、余力はまだまだ十分でしょう。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤。

打線
じっくりとボールを見極めながら甘いコースを辛抱強く狙い打つスタイル。
際どいコースに容易には手を出してこないので、相手にとってはいやらしいスタイルですが、要所での見逃し三振が目立ったのは今後の課題でしょう。
今日の球審はストライクゾーンが狭く、待球戦法が功を奏しましたが、厳しいコースのストライクをどう捕らえるかを次戦への課題としていただきたいです。

守備
悪送球や、打球を後ろへ逸らすなどのイージーミスがありました。
全体的には軽快に動けていたように思います。


<一関工>
・投手
熊谷柊汰 1回〜6回
ゆったりとした始動から、円盤を投げるようにスムーズに体を回転させながらしなやかに腕を振る右横手。
伸びのある速球と横滑りする変化球をコーナーに投げ分けます。
ボールが低めに集まるので、非常に安定感があります。
もっと躍動感が出てくればますます楽しみです。

新田凜 7回
ゆったりとした始動から、手首を体の後ろに隠すようにひねってから勢い良く投げ込む左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で押す投球を見せました。
ボールの質自体はそれほど悪くなかったのですが、ボール先行の後にストライクを取りにいく甘いコースを狙い打たれてしまった印象です。

天笠蓮 8回〜12回
ゆったりとした始動から、しっかりと体を回転させてスムーズに腕を振る右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球を制球良く淡々と投げ込みます。
重心が安定して軸がブレないので、安定して力のあるボールが決まっていました。
大崩れしづらい勝てるタイプの投手だと思います。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

打線
全体的に振りが鋭く、迫力がありました。
凡打でも強い当たりが多かったです。
基本的にウエイトはせず、カウントに関わらずに好球必打を貫いてきますね。
ただし、フルスイングできないタイミングでも無理に合わせにいくようなバッティングが目立ったのは要改善でしょう。

守備
問題なし。

posted by ティト at 00:51| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月6日 高校野球観戦記 その1

5月6日

春の高校野球一関地区予選 一関球場第1試合
一関学院 5−4 大東

1回途中からの観戦です。
先制して優位に試合を進める大東に対し、8回に貴重な長打が飛び出して逆転した一関学院が、息詰まる接戦を制しました。

<一関学院>
・投手
岩渕希望 1回〜2回
ゆったりとした始動から、素早く前に踏み出して鋭くコンパクトに腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
あまりじっくりと見られませんでしたが、オーソドックスな左上手という印象で、もっと筋力アップすれば球威が増すだろうと思いながら見ていました。
また次回に確認してみたい2年生です。

佐藤勇矢 3回〜6回途中
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって力強くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球とブレーキの効いた変化球との緩急で打者を抑え込む投球を見せました。
胸の張りは意識されていますが、上体の倒し込みが不足しているので、もうひとつボールにウエートが乗り切っていないのが改善ポイントでしょうか。
地肩が強そうでポテンシャルの高さは感じましたので、躍動感をボールに乗せられるようになれば非常に楽しみです。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

滝川恵介 6回途中〜9回
素早く踏み出し、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
ストンと落ちる変化球は非常に有効なウイニングショットですね。
腕の振りはしなやかですが、上体の倒し込みが不足してボールにウエートが乗り切っていないのが気になりましました。
腕で投げるのではなく、体全体で投げるイメージを会得できれば、相当進化できるであろう2年生です。

打線
相手の四死球や、ラッキーな安打によって勝利はつかみましたが、甲子園で勝利を狙うチームとしては、会心の逆転勝利とは言い難い内容だったと思います。
毎年思うことですが、打ち気満々過ぎてコースを絞れていないのが、淡白な攻撃となる原因です。
打撃におけるシンプルかつ究極の目標は、甘いコースをミスショットなく捕らえることであり、バットに当たるからといって難しいボールを追いかけていては、確率が悪くなるのは当然のことでしょう。
打てそうなボールを打つという言葉の前に、確実にという言葉を付け加える意識を持てれば、劇的に変われるはずです。
期待しているがゆえの厳しいコメントをご容赦ください。

守備
送球を一瞬迷ってオールセーフにしてしまうもったいないプレーが続いての余計な失点がありました。
全体的には非常に軽快ですし、春の時点での守備レベルの高さは申し分なしだと思います。

夷塚郁斗 遊撃手
ダッシュして捕ってすぐ投げる機敏な動きを見せました。
守備範囲の広さや送球の強さはアマチュア超のレベルなので、皆さんにも是非見て欲しいと思うような素晴らしい選手です。

幸田風揮 中堅手
左中間寄りの安打に対してうまくホーム方向へ体重移動できるように捕球して力強いバックホーム送球。
ヒットになった瞬間は1点入るだろうと思いましたが、悠々のアウトに感心しました。


<大東>
・投手
菅原慎 1回〜4回
ゆったりとした始動から、踏み足とグラブの抱え込み意識しながら丁寧に投げ込む左上手。
球威で押すタイプではありませんが、重そうな速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
もっと機敏性を意識して体動の勢いをボールに乗せられれば、球威はグンと増すと思います。
今日は四死球で余計なピンチを作ってしまったのが反省点でしょう。

芳賀宥 5回〜8回
ゆったりと振りかぶった後、蹴り足を生かしながら爆発的に腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭い変化球をグイグイ投げ込みます。
体動の勢いをボールに乗せて投げてきますので、球速以上に打者の手元でボールが食い込んでくる球質だと思います。
管理人好みの非常に小気味の良い投手ですね。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

打線
甘いコースに来る速球は確実に強振してくる的を絞った攻撃を見せました。
相手を大きく上回る14安打を浴びせましたが、ここぞで畳みかけることができず、もうひとつ点を取りきれなかった印象です。
ただし、今日見せた攻撃スタイルの方向性は素晴らしいと思いました。

守備
終盤、捕れそうな打球をさばけずに喫した失点が非常に痛かったですね。
勝ちパターンをモノにできなかった痛恨の敗戦だと思いますが、この悔しさが必ず進化につながると思います。

posted by ティト at 00:40| 岩手 ☁| Comment(1) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月03日

5月2日 高校野球観戦記 その2

5月2日

春の高校野球沿岸南地区予選 住田球場第3試合
高田 8−6 釜石商工

激しい点の取り合いとなる接戦。
ここぞの好機に連打でつないだ高田が、粘る釜石商工を振り切りっての逆転勝利となりました。

<高田>
・投手
三川泰暉 1回〜2回
ゆったりとした始動から、上体を捻って足を勢い良く上げて力強く腕を振る右横手。
伸びのある速球と横滑りする変化球でグイグイ押す投球が持ち味です。
調子はそれほど悪いとは思いませんでしたが、走者を出した後にやや制球が乱れ、押し出し等で余計な点を与えてしまいました。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

菅野友翔 3回〜7回途中
ゆったりと振りかぶり、背筋をピンと伸ばした後に素早くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で押す本格派タイプです。
軽々と投げている感じですが、なかなか威力のあるボールが決まっていました。
本職は野手のようですが、ポテンシャルは相当高いと思います。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

村上敏希 7回途中〜9回
常時セットポジションから素早く前へ体重移動し、スムーズにコンパクトに腕を振る左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
パワーロスの少ないフォームで制球が良いので、大崩れしそうにない安定感が光りました。

打線
点を取られた後に連打ですぐに追いついたのは見事でした。
上位下位の切れ目がなく、どこからでもチャンスを作れそうな打線だと思います。

菊田大夢 右投右打
前の打者が敬遠された二度の打席で、ともに外野の頭を越す長打を放って打点を稼ぎました。
2ストライクに追い込まれても鋭くスイングできる集中力は見事でしたね。

守備
序盤に捕球ミスや悪送球などが重なって相手に先行されてしまいました。
その後は乱れなくピンチを凌ぎ、打線の奮起を呼び込んでの会心の逆転勝利となりましたね。

蒲生潤 遊撃手
瞬発力があって打球への反応が速く、守備範囲の広さが光りました。


<釜石商工>
・投手
鎌田尚人 先発完投
ゆったりとした始動から、重心をグッと落としながらスムーズに体重移動して勢い良く腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球でグイグイ押す本格派タイプです。
管理人が特になし期待している投手のうちの一人で、順調にパワーが増していて嬉しくなりました。
ピンチで粘りきれずに失点してしまいましたが、ポテンシャルの高さは十分に見せてくれたように思います。
速球の球速は、目測で最速130km台後半。

打線
4点を先制してペースを握るかと思いましたが、その後は再三の好機で点をなかなか取りきれないもどかしい展開となりました。
非常に痛い敗戦だったと思いますが、これが春の地区予選でよかったと切り替えて次の試合に生かしていただきたいと思います。

守備
大きなミスはありませんでしたが、捕れそうな打球を捕れない場面があり、球運をモノにできなかった感じです。

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5月2日 高校野球観戦記 その1

5月2日

春の高校野球沿岸南地区予選 住田球場第2試合
釜石 7−0 大槌 (8回コールド)

先制して中盤に突き放す展開を作った釜石が、堅い守りで大槌に得点を許しませんでした。

<釜石>
・投手
小笠原光星 先発完投
ゆったりとした始動から、上体をややひねって反発力を生かしながら勢い良く腕を振る右上手。
伸びのある速球主体に押す投球を見せました。
機敏性があって小気味の良さが持ち味ですね。
昨秋と比べて変化球が鋭くなっており、要所で三振を狙えると思います。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

打線
積極的に盗塁を仕掛け、押せ押せムードで攻め立てていました。
タイムリー安打がなかなか出なかったのが反省材料でしょうか。

守備
問題なし。


<大槌>
・投手
谷池功貴 1回〜6回途中
ゆったりとした始動から、上体の回転を生かしながらしなやかに腕を振る右横手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と横に曲がる変化球で打者のタイミングを外していました。
ナチュラルに動くボールでバットの芯を外す投球も持ち味のようです。
機敏性がやや不足していますが、肘と手首が柔らかく、球持ちが良いのが長所ですね。

植田基希 6回途中〜8回途中
ゆったりとした始動から、素早い体の回転を生かして鋭くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
ストンと落ちる変化球が非常に有効で、これがコーナーに決まればかなり打ちづらいでしょう。
まだ線は細いですが、機敏で野球センスの良さそうな1年生です。

打線
好機はありましたが、相手投手の球威にやや押され、連打が出なかった感じです。

守備
全体的に出足が遅れる傾向があり、捕れそうな打球が安打になったり、アウトになってもギリギリのプレーになる場面が目立ちました。

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2018年04月30日

4月30日 高校野球観戦記 その2

4月30日

春の高校野球花巻地区予選 花巻球場第2試合
花巻南 15−0 紫波総合 (5回コールド)

花巻南の打線が爆発。
ビッグイニングでリードを広げ、ガッチリと守る盤石の試合運びでした。

<花巻南>
・投手
藤原桐真 1回〜5回途中
常時セットポジションからゆったりと始動し、重心を落としてタメを作ってからコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球主体で5回を1安打のみに抑えました。
昨年から活躍している投手で、管理人も期待している投手の1人ですが、昨年と比べて球威の面であまり伸びていないのが不満です。
手首をこねるように投げていて、そこがパワーロスにつながっているように見えました。
体全体のパワーがあって身体能力の高い投手ですので、もっと胸を張る意識を持って肘の支点と反発力を生かせるようになれば、ボールにスムーズにパワーが伝わってグンと球威が増してくるでしょう。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

千田健太朗 5回
体の開きを抑え、素早く上体を回転させて鋭く腕を振り下ろす右上手。
打者1人のみであまり見られませんでしたが、伸びのある速球で打者を打ち取りました。

打線
全体的に迫力を感じましたし、冬場のウエートトレーニングに注力してきたであろうことがうかがえます。
タイミングを外されて打ち損じても野手の間に持っていく押しの強さと、芯を捕らえれば軽々と長打になりそうな雰囲気もありました。

藤原宗大 右投右打
ちょっとタイミングが外れても外野の頭上を越せる長打力がありますね。
センターバックスクリーンへの特大のホームランがありましたが、これもフルスイングというよりは、うまく右足で溜めて合わせたようなスイングでした。
相当な腕力の持ち主でしょう。

守備
問題なし。
ライトゴロも決め、集中力の高さを見せました。

藤原宗大 捕手
強肩を生かした鋭い送球が魅力。
腕力が強く、キャッチングも力強いですね。


<紫波総合>
・投手
才川一郎 1回〜4回
ゆったりと振りかぶり、踏み足を確かめるように丁寧に投げ込む右上手。
球威はそれほどない感じですが、速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外しながら打たせて取る投球を見せました。

打線
相手投手の球威にやや押され、好機をつかむまで至らずに試合が終わってしまった感じでしょう。

守備
出足が遅れる傾向があるのが気になりました。
アウトにできる打球を安打にしてしまう場面があったのがもったいなかったですね。
見て素早く動き出して瞬発的に打球へ向かうイメージをもっと養う必要があると感じました。

posted by ティト at 23:05| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4月30日 高校野球観戦記 その1

4月30日

春の高校野球花巻地区予選 花巻球場第1試合
花北青雲 9−2 遠野 (8回コールド)

3回からの観戦です。
序盤に大量点を奪って優位に立った花北青雲が、中盤の遠野の反撃を2点に凌いでの快勝となりました。

<花北青雲>
・投手
工藤遼 〜7回
常時セットポジションから、体重をグッと落としてタメを作りつつ鋭くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で打たせて取る投球を見せました。
走者を出した後にやや制球を乱してしまったのが反省材料ですが、身のこなしがしなやかで野球センスの良さが見て取れました。
もっと大胆に体重移動を利用して躍動感をボールに乗せることができれば、球威はまだまだ増すと思います。

上條瑛滉 8回
常時セットポジションから、スムーズに体重移動しながらしなやかに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭い変化球をテンポ良く投げ込みます。
パワーロスの少ないバランスの良いフォームなので、筋力アップが球威アップに直結するタイプですし、今後の成長が楽しみな2年生ですね。

打線
好球必打で序盤に大量点を取りましたが、中盤以降はは難しいボールに手を出しての当たり損ねが多く、淡泊にイニングが進む場面が目立ってしまった印象です。

宮川颯斗 左投左打
速球を思いっきり引っ張ってライトスタンドへライナー性のホームランを放ちました。

守備
待って捕ろうとしての細かい捕球ミスが多く、余計な失点がありました。


<遠野>
・投手
畑山太亮 〜3回途中
ゆったりとした始動から、素早く振りかぶって力強く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球主体に打たせて取る投球が持ち味のようです。
あまり長く見られませんでしたが、胸の張りを意識できているのが好印象の2年生です。

佐々木千宙 3回途中〜8回途中
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって鋭くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、重そうな速球と落差のある変化球をバランス良くミックスして打たせて取る投球を見せました。
機敏性はやや不足していますが、上体の倒し込みを利用してボールにウエートを乗せられているのは長所ですね。

打線
好機は頻繁に作りましたが、ここぞでたたみかけることができずにビッグイニングとはなりませんでした。

守備
捕球ミスや悪送球で余計な失点やピンチを広げる場面がありました。
序盤の大量失点が非常に痛かったですね。

posted by ティト at 22:44| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月29日

4月28日 高校野球観戦記 その2

4月28日

春の高校野球盛岡地区予選 雫石球場第2試合
盛岡三 13−3 盛岡南 (5回コールド)

相手ミスから連打につなげて大量点を奪った盛岡三が、逆転して一気に勝負を決めました。

<盛岡三>
・投手
岩渕航大 1回〜5回
ゆったりとした始動から、体の回転を生かして円盤を投げるように腕を振る右横手。
球威で押すタイプではありませんが、浮き上がるような速球と緩急二種類の変化球との緩急で打者のタイミングを外す投球を見せました。
肘が柔らかくて手首が遅れて出てくるのが特長の2年生です。

打線
ボールは見極めつつ、甘いコースはしっかりと狙いにいきました。
相手のミスを見逃さずにビッグイニングを作ったのは見事です。

守備
もったいない悪送球で失点してしまったのが反省材料でしょう。
全体的には軽快に動けていたと思います。


<盛岡南>
・投手
奥野義広 1回〜5回途中
常時セットポジションから、素早く上体を倒し込みつつコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をミックスして打者の体勢を崩す投球が持ち味のようです。
今日は、先頭打者を四球で歩かせてしまったのが反省材料でしょう。

廣瀬奨 5回
全身を使って投げ下ろす左上手。
伸びのある速球主体に落差のある変化球を交える投球でした。
少ししか見られませんでしたが、力感を生かせているのが長所のサウスポーですね。


打線
うまく安打をつなげて点を取りましたが、逆転した後にさらにもうひと押しできていれば、試合展開は大きく変わっていただろうと思いました。

守備
フィルダースチョイスや落球などのミスが重なり、一挙に失点して逆転されてしまったのが非常に痛かったですね。
風が強くて守りにくい天候とはいえ、イージーミスが続いてやや集中力に欠けていたように見えましたので、次戦への課題としていただきたいです。

posted by ティト at 00:01| 岩手 | Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月28日

4月28日 高校野球観戦記 その1

4月28日

春の高校野球盛岡地区予選 雫石球場第1試合
盛岡北 1−0 盛岡商

息詰まる投手戦。
再三のピンチを凌いだ盛岡北が、初回の1点を守りきるいわゆるスミイチの勝利となりました。

<盛岡北>
・投手
高橋佑輔 先発完投
素早くスムーズに始動し、しなやかにコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と鋭く曲がり落ちる変化球を低めに集めます。
制球が良く、変化球が低めにしっかりと決まるので、非常に安定感がありますね。
機敏で野球センスの良さも見て取れました。

打線
なかなか連打が出ない展開でしたが、初回に奪った1点を守りきる会心の試合でしたね。

守備
風の強い守りにくい天候でしたが、球際をしっかりとモノにできたのが大きいでしょう。
ここぞの難しい打球をしっかりとさばいていました。


<盛岡商>
・投手
新谷天馬 先発完投
大きく振りかぶるゆったりとした始動から、体全体を使ってダイナミックに投げ下ろすひ左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
昨春に見て資質の高さを確認していましたが、大きく進化していて嬉しくなりました。
体全体を使って局所に負荷をかけないフォームを身につけられていますので、力感を生かしながら余力を残せています。
昨春はスタミナが課題だと思いましたが、完投能力を備えた大黒柱に成長していますね。
筋力アップが球威に直結するタイプの投手ですし、これからのさらなる成長も確実視できる逸材だと思います。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

打線
好機を再三つかむものの、あと一本が出ない焦れる展開が続きました。
相手の好守備で本塁タッチアウトもありました。

守備
細かい捕球ミスはありましたが、概ねよく守れていたと思います。

posted by ティト at 23:52| 岩手 | Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする