2017年09月19日

9月19日 高校野球観戦記 その3

9月19日

秋の高校野球県大会2回戦 花巻球場第3試合
盛岡工 18−7 盛岡一 (6回コールド)

両チームとも好機で安打がつながる激しい打撃戦。
序盤の一気呵成の攻撃で優位に立った盛岡工が、盛岡一の粘り強い反撃に遭いながらも押せ押せムードで得点を積み重ねました。

<盛岡工>
・投手
田屋裕人 1回〜2回、4回〜6回
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって素早くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
スライダーのキレが良く、要所で空振りを取れるのが強みですね。
胸の張りが不十分で、手投げのようになってしまっているのが課題でしょうか。
地肩はかなり強そうで、ボールにウエートが乗るフォームをしっかりと追求していけば、大きく進化できる投手だと思います。
速球の球速は、最速134kmの表示。

佐藤凱 3回
ゆったりとした始動から、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
守備の乱れで気落ちしたのか、決め球が甘く、大事にストライクを取りに行くような甘いコースを打たれてしまった感じです。

小比類巻壮汰 3回
重心をグッと落としながら前へ体重移動しつつ、勢い良く腕を振る右横手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球主体に打たせて取る投球が持ち味のようです。
勢いづいた相手打線に安打をまとめられたものの、ボールの抑えはしっかりと効いていました。

・打線
相手守備に乱れはありましたが、好機で安打をまとめられる集中力の高さを発揮しました。
打線に切れ目がなく、どこからでも好機を作れそうですね。

・守備
強い打球でしたが捕れる打球を後ろに逸らし、その後にビッグイニングを作られてしまいました。
1つのミスが致命傷になる怖さを勝ちゲームで勉強できたことは大きいでしょうね。


<盛岡一>
・投手
阿部陽来 1回
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって上体の倒し込みを生かして投げる右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
立ち上がりに甘いコースを狙い打たれた感じですが、機敏で運動神経の良さそうな1年生ですね。

鮫ノ口航太 2回〜4回途中
ゆったりとした始動から、体全体を使って勢い良く腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
今日はボールがやや荒れ気味で、四死球やワイルドピッチが目立ちましまし、カウントを苦しくした後の甘いコースを狙い打たれてしまった感じです。

上山隆平 4回途中〜6回
常時セットポジションから、ゆったりと振りかぶってスムーズに体重移動しながらコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
力感はまだ不足していますが、腕の振りはしなやかで、これからまだまだ伸びそうな1年生です。

・打線
大量失点のビハインドに怯まず、思い切りよく振って安打をつないでいきました。
6回までに10安打7点の攻撃力は素晴らしいですが、失点が大き過ぎましたね。

・守備
ホームへ早く投げようと焦って悪送球にしてしまい、その後にビッグイニングを作られてしまったのが非常に痛かったですね。
序盤の大量失点で極めて苦しい展開になってしまった感じです。

posted by ティト at 20:49| 岩手 ☔| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9月19日 高校野球観戦記 その2

9月19日

秋の高校野球県大会2回戦 花巻球場第2試合
盛大附属 8−2 水沢商

相手守備のミスに乗じて安打をうまくまとめた盛大附属が、3人の継投でカッチリと守ってリードを広げる展開でした。

<盛大附属>
・投手
平賀康介 1回〜5回
特長は先日記載のとおり。
制球の良さが持ち味で安定感がありますが、もっと上体の倒しこみを意識してボールにウエートを乗せる感覚を会得できれば、球威はさらに増してくると思います。
速球の球速は、最速134kmの表示。

阿部秀俊 6回〜7回
特長は先日記載のとおり。
制球が良く、危なげのない投球でしたが、もう一段レベルアップするためには、もっと下半身の体重移動と上体の倒し込みを意識して体動の勢いをボールに乗せることが不可欠でしょう。

木内優成 8回〜9回
特長は先日記載のとおり。
地肩の強さは見て取れますが、もっと胸の張りを意識して反発力を生かせるようになれば、素晴らしい投手に成長できると思います。
またまだ余力のありそうな楽しみな1年生です。
速球の球速は、最速132kmの表示。

・打線
11安打は出ましたが、前チームのような迫力ある強烈な打球というのはほとんどなかったように思います。
相手の守備のミスが多く、そこにつけ込むしたたかさはありましたが、打ち勝ったという試合ではなかったです。
試合経験不足があると思いますので、これからの進化に期待いたします。

・守備
細かいミスはありましたが、全体的には軽快さが光りました。


<水沢商>
・投手
遠藤那也 先発完投
ゆったりとした始動から、ダイナミックに振りかぶって力強く腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をグイグイ投げ込みます。
筋力が強そうで、体重移動でパワーをボールに伝えられているのも好印象です。
もっと機敏性が増せば、その分が球威にストレートに反映されるタイプだと思います。
速球の球速は、最速132kmの表示。

・打線
前半に連打が出ましたが、中盤以降は打線が沈黙しました。
相手の継投に目先をかわされてしまった感じでしょう。

・守備
立ち上がりに捕球ミスや悪送球が連鎖して失った3点が非常に痛かったです。
失点の大半に守備のミスが絡んでしまい、投手をもり立てることができませんでした。

posted by ティト at 20:36| 岩手 ☔| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9月19日 高校野球観戦記 その1

9月19日

秋の高校野球県大会2回戦 花巻球場第1試合
水沢 2−1 専大北上

1点を争う互角の好ゲーム。
機動力で点をもぎ取った水沢が、再三のピンチを凌いで逃げ切りました。

<水沢>
・投手
高橋侑也 先発完投
ゆったりとした始動から、スムーズに振りかぶって勢い良く腕を振る右上手。
威力のある速球と緩急二種類の変化球で三振を取れる本格派タイプです。
胸の張りがやや不十分ですが、地肩が抜群に強く、パワフルに腕を振れるのが特長ですね。
時折余計な四球を出すのが気になりましたが、ここぞのピンチでギアチェンジするメリハリのある投球を見せました。
速球の球速は、最速138kmの表示。

・打線
エンドランがよく決まり、効率良く点を取ることができました。
俊足の選手が揃っていますね。

・守備
問題なし。
要所での好プレーが光りました。


<専大北上>
・投手
齋藤翔輝 1回〜5回
ゆったりとした始動から、体の開きを抑えるように軸足でタメを作りつつコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球主体に落差のある変化球をミックスして打たせて取る投球を見せました。
牽制が苦手のような感じで、牽制球は一度も投げず、走者が出るとクイックだけを気にして投げているようでした。
1年生ですがパワーがありそうですし、マウンド経験を経るごとに進化していく投手でしょう。
速球の球速は、最速130kmの表示。

松田佳一郎 6回
ゆったりと振りかぶり、スムーズに体重移動しながらしなやかに腕を振る左上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
力感がやや不足している感じですが、フォームバランスは良く、筋力アップとともに球威が増してくるタイプだと思います。

愛木修平 7回〜8回
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動しつつ鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
威力のある速球主体に押す投球を見せました。
フォームバランスが良く、筋力アップが球威アップに直結するタイプだと思います。
速球の球速は、最速135kmの表示。

・打線
好機はありましたが、あと1本を封じられました。
バントがなかなか決まらなかったのも痛かったですね。

・守備
問題なし。

posted by ティト at 19:43| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月17日

9月17日 高校野球観戦記 その2

9月17日

秋の高校野球県大会1回戦 花巻球場第2試合
盛大附属 6−5 一関工

取って取られての接戦。
小刻みな継投で連打を封じた盛大附属が、追いすがる一関工を振り切りました。

<盛大附属>
・投手
阿部秀俊 1回〜3回
常時セットポジションから、上体をやや後方に捻った後に回転力とともにスムーズに腕を振る左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と大きく曲がり落ちる変化球で打者の体勢を崩す投球を見せました。
指先感覚に優れている感じで、しっかりと抑えの効いたボールがコーナーにビシビシと決まっていました。
もっとパワーが増して瞬発力を投球に乗せられるようになれば楽しみな1年生です。

木内優成 4回〜5回
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶって鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で押す本格派タイプです。
機敏で力感がありますが、もっと胸の張りを意識して反発力を生かせるようになれば、球威はまだまだ増してくると思います。

大谷智琢 6回
ゆったりとした始動から、体の開きを抑えるようにやや上体を捻ってタメを作った後に鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球をテンポ良く投げ込みます。
瞬発力があって運動能力が高そうですが、蹴り足と胸の張りへの意識がやや不足し、ボールにウエートが乗り切っていないのが気になりました。
マウンドさばきが落ち着いていますし、1年生としてはなかなかの完成度なので、今後の進化を楽しみにいたします。

平賀康介 6回途中〜7回途中
機敏な体動から、素早く体重移動してコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球を張らん良くミックスして打者に的を絞らせない投球が持ち味のようです。
相手打線にうまく安打を打たれてしまいましたが、制球はまとまっており、大崩れはしない投手だと思います。

松本跳馬 7回途中〜9回
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打者のタイミングを外す投球を見せました。
力感がやや不足していますが、前に見た時よりも体が大きくなっている感じで、力のあるボールが安定して決まるようになってきました。
肩の柔軟性は天性のものですし、さらに筋力アップを目指して瞬発力を投球に生かせるようになれば、本格派左腕としての才能が開花しそうです。
今後も楽しみに注目していきたいと思います。
速球の球速は、最速130kmの表示。

・打線
ボール球に手を出さずに体勢を崩さなかったのは評価します。
新チームの始動が遅れたはずですし、前チームのような迫力はまだ身についていませんが、まずは選球眼が高レベルにあるので、試合を経るごとに打撃の精度は上がってくるだろうと思います。
5安打で6得点の効率の良さは、しっかりと四球を取れた選球眼の表れでしょう。

・守備
全体的には軽快でしたが、悪送球で1点を取られてしまったのはもったいなかったですね。
緊迫した接戦をモノにできたことで、また1つ進化できるのではないかなあと思います。


<一関工>
・投手
新田凜 1回〜6回
ゆったりとした始動から、左腕を体の後ろに隠すように振りかぶって勢い良く腕を振る左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をグイグイ投げ込みます。
腕を強くしなやかに振れますので、速球は打者の手元でグンと伸びてくる球質ですし、変化球のキレも良いですね。
下半身の体重移動も意識できていますし、筋力がアップすれば楽しみです。

熊谷柊汰 7回〜9回
ゆったりとした始動から、重心をグッと落として体の回転とともに鋭く腕を振る右スリークォーター。
糸を引くような伸びのある速球主体に押す投球を見せました。
蹴り足が効いていますので、球速以上に速球が伸びていました。
筋力アップでさらに球威が増してくるでしょう。

・打線
相手の倍以上となる11安打を放ちましたが、もうひと押しできずに涙を飲みました。
盗塁を仕掛けて点をもぎ取る場面もあり、戦術面も含めた総合力の高さは十分に見て取れました。

・守備
四球と悪送球が連鎖してノーヒットで2点を先制されたのが非常に痛かったですね。
この1点差負けの悔しさを来年の飛躍への糧としていただきたいです。

posted by ティト at 23:13| 岩手 ☔| Comment(1) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9月17日 高校野球観戦記 その1

9月17日

秋の高校野球県大会1回戦 花巻球場第1試合
釜石 7−6 千厩

好機で安打が出て先行した釜石に対し、終盤の驚異的な粘りで追いすがる千厩の激闘。
コールド目前から巻き返した千厩の粘りは見事でしたが、7点の貯金をどうにか守り切った釜石が接戦を制しました。

<釜石>
・投手
小笠原光星 1回〜3回
ゆったりとした始動から、素早く前へ体重移動しながらコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打者のタイミングを外す投球が持ち味のようです。
速球を投げる時は思いっきり腕を振れていますが、変化球でやや力が抜けてしまうのが課題でしょうか。
瞬発力があるのは長所ですね。
速球の球速は、最速131kmの表示。

菊池健太 4回〜9回
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動しつつ鋭く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と大きく曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
胸の張りがやや不十分で反発力がいまひとつ生きていないのが気になりますが、スナップを効かせた腕の振りはしなやかですね。
資質が高く、今後の成長が楽しみな1年生です。
速球の球速は、最速132kmの表示。

・打線
走者が出ると送りバントで送り、スクイズもうまく決めるなど、1点ずつ積み重ねていくスタイル。
2アウトから連打が出るなど、勝負強いバッティングが光りました。

・守備
アウトに取れそうなタイミングで送球が乱れたり、捕れそうな打球を捕れなかったりで余計な失点を喫してしまった印象です。
終盤の千厩の執念にやや浮足立ってしまったのは、次戦への課題でしょう。


<千厩>
・投手
遊佐太陽 1回〜6回途中
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と小さく鋭く落ちる変化球を低めに集めて打たせて取る投球が持ち味のようです。
ボールがナチュラルに動く癖球が武器で、とらえどころのない投球を見せていました。
制球が良く、大崩れしそうにない安定感が光る1年生です。

千葉楽斗 6回途中〜8回
ピンと背筋が伸びた綺麗な姿勢から、上体の倒し込みとともにしなやかに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で空振りを取れるタイプです。
本職が野手で、下半身の体重移動が不足しているのが課題ですが、腕の振りが鞭のようにしなやかなのが魅力ですね。
まだ線が細いので、筋力が増してくれば非常に楽しみな1年生です。

千葉哲太 9回
全身をバネのように使うダイナミックな体動から、鋭くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球でグイグイ押す投球を見せました。
前チームエースの千葉英太投手の弟さんとのことですが、フォームが非常によく似ていますね。
体全体を使って投げていますので、ボールにウエートが乗っているのが長所でしょう。
まだ1年生で体が出来上がっていない感じですが、お兄さんに負けない投手に成長できる素質は十分と見ます。
管理人の要チェックリストに入りました。
速球の球速は、最速136kmの表示。

・打線
序盤の好機をモノにできず、中盤まで試合の流れをつかむことができなかった感じです。
終盤に怒涛の連打が出6点をもぎ取った粘りは、来年の飛躍につながると思います。
最終回の走者のオーバーランでのタッチアウトはもったいなかったですね。

・守備
捕れそうな打球の落球や、送球が乱れて余計な走者を許すなど、記録に残らないミスが目立ちました。
どちらが勝ってもおかしくない試合だったと思います。

posted by ティト at 22:57| 岩手 ☔| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月04日

9月3日 高校野球観戦記 その2

9月3日

秋の高校野球花巻地区予選決勝 花巻球場第2試合
花巻東 15−7 花巻南

両チーム合わせて30安打の打撃戦。
好機で安打がつながった花巻東が、押せ押せムードで攻めて大量点を奪い、追いすがる花巻南を振り切りました。

<花巻東>
・投手
田中大樹 1回〜7回途中
常時セットポジションから、上体をやや後方に捻ってタメを作ってからコンパクトに腕を振る左スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
管理人が期待している投手のうちの1人ですが、球威がなかなかアップしてこない感じで管理人としては不満です。
花巻東の投手陣全般に言えることですが、上体の回転を利用して投げることに固執するあまり、下半身の体重移動がおろそかになってしまっています。
上体の回転だけで出せるエネルギーには限界があり、下半身の体重移動を利用して勢い良く投げられなければ、球威はなかなかアップしません。
高校時代の雄星投手や大谷投手は、超高校級のずば抜けた身体能力の持ち主だったので、体重移動が控えめながらあれだけの球速を出せたレアケースであり、プロ選手クラスの身体能力がまだ備わっていない高校生であれば、やはり体動の勢いをボールに乗せられなければ、力のあるボールというのはなかなか投げられません。
余計なお世話であることは重々承知ですが、この部分をもっと意識する必要があるとあえて言わせていただきます。

伊藤翼 7回
常時セットポジションから、素早く体を回転させて鋭くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
打者1人のみの登板だったので、詳細観察はできませんでしたが、伸びのある速球を投げていましたし、腕が遅れて出てくるタイプで打ちづらそうな投手ですね。

西舘勇陽 8回〜9回途中
ゆったりとした始動から、上体の倒し込みとともに力強く腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球主体にグイグイ押す投球を見せました。
下半身の体重移動が不足していますが、しなやかな腕の振りには将来性を感じさせる1年生ですね。
今夏に見て衝撃を受けた大船渡の佐々木郎希投手のライバルになりそうな予感大ですし、今後の岩手の高校野球を盛り上げられる逸材でしょう。
速球の球速は、目測で最速140km前後。

佐藤靖友 9回
ゆったりとした始動から、体の開きを抑えるように上体を捻り、回転力を利用して勢い良く腕を振る右スリークォーター。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
打者2人の登板で詳細観察はできませんでしたが、体動の勢いを利用して投げる小気味よさがありました。
花巻東投手陣の中では、躍動感が目立つタイプの楽しみな1年生です。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤〜後半。

・打線
低めの変化球をしっかりと見極め、甘いコースを狙い打つしたたかさを発揮していました。
内野の間を鋭く抜く安打が多かったですね。
単打をつなぐマシンガン打線という感じですが、今日は要所での1発も出て大量得点となりました。
好投手相手の20安打は、高評価に値するでしょう。

紺野留斗 右投右打
速球を振り切って左中間最深部への2ランホームラン。
粘った末に甘いコースを逃さずに捕らえた価値のある1発でした。

・守備
打球を後ろに逸して長打にしてしまうなど、集中力に欠ける場面がありました。
全体的には軽快さが光りました。


<花巻南>
・投手
川村京輔 1回〜7回
ゆったりとした始動から、素早く振りかぶって鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と多彩な変化球で的を絞らせない投球が持ち味です。
相手の強力打線を意識し、全ての球種を惜しみなく使って細心の投球を見せましたが、カウントが苦しくなった後のストライクを取りにいくボールを狙われてしまった感じです。
相手打線にうまく打たれて失点はそれなりに許してしまいましたが、大きく外れるようなボールはなく、持ち球を制御できる能力は十分に見て取れました。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

藤原桐真 8回〜9回
常時セットポジションから、担ぐように素早く振りかぶって重心をグッと落としながら勢い良く腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球と落差のある変化球をグイグイ投げ込む本格派タイプです。
筋力がかなり強そうで、機敏で瞬発力のあるアスリートタイプですね。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤。

・打線
甘いコースは逃さずに強く振り切る迫力がありました。
打ち損じは多かったものの、威圧感はあり、底力の高さを管理人は感じました。

長根駿太 右投左打
思いっきり引っ張った打球がレフトスタンドへ突き刺さりました。
迷いのない見事なスイングでしたね。

・守備
もったいない悪送球で失点してしまったのが非常に痛かったですね。
捕球ミスの後に失点につながってしまった場面もあり、結果的に思わぬ大量失点となってしまいました。

藤原宗大 捕手
動作が機敏で送球も鋭く、容易には盗塁を許しそうにないレベルの高いパフォーマンスを見せていました。

posted by ティト at 01:26| 岩手 ☀| Comment(1) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9月3日 高校野球観戦記 その1

9月3日

秋の高校野球花巻地区予選第3代表決定戦 花巻球場第1試合
花北青雲 9−7 花巻北

ひりつくような激しい点の取り合い。
見ごたえのあるシーソーゲームは、9回に一挙4点で逆転した花北青雲が制しました。

<花北青雲>
・投手
鈴木壮 1回〜4回
ゆったりとした始動から、上体をグッと沈めて回転力を生かして投げる右下手。
球威で押すタイプではありませんが、浮き上がるような速球主体に打たせて取る投球を見せました。
右打者には横滑りする変化球、左打者にはナチュラル気味のシュートもうまく使えていました。

上條瑛滉 5回
ゆったりとした始動から、体の開きを抑えるようにタメを作ってからしなやかに腕を振る右上手。
伸びのある速球を投げていましたが、ちょっと速球を続けすぎて読まれてしまった感じです。
フォームバランスが良く、資質の高さは一見してわかる1年生です。

佐々木健也 5回途中〜8回
常時セットポジションから、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
制球が良く安定感がありましたが、ホームランを打たれてしまったボールは甘いコースに入ってしまいました。

工藤遼 9回
常時セットポジションから、素早く振りかぶって勢い良く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球主体に押す投球を見せました。
機敏性がありますし、上体の倒し込みも効いているのが長所ですね。
もっと下半身の体重移動を意識してボールにウエートを乗せる感覚を会得できれば、大きく進化できる投手だと思います。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

・打線
前半は好機をうまくモノにできましたが、本格派から技巧派への相手チームの継投にスイングのタイミングが狂い、中盤以降はなかなかジャストミートできずにイニングが進んでしまいました。
9回2アウトから素晴らしい集中力を発揮して一挙に逆転した底力は見事でした。

・守備
四球と野選とワイルドピッチで、ノーヒットで失点してしまったのが非常に痛かったです。
球際をモノにできずに許した走者から逆転を許してしまうなど、悪い流れの試合で負けパターンの展開でしたが、打線の力で勝利をつかみ取りましたね。


<花巻北>
・投手
佐々木健 1回〜4回途中
常時セットポジションから、勢い良く体を回転させて力強くコンパクトに腕を振る右上手。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派です。
機敏性と躍動感のある管理人好みの力投型ですね。
フォームに癖もなく、筋力アップが球威アップに直結するタイプだと思います。
今日は厳しいコースを狙い過ぎて球数が増えてしまい、四球などでピンチを招く場面が目立ちました。
スライダーを連投して全ての打者に対して三振を狙うような投球ですが、ピンチ以外ではもう少し振ってもらえるコースを使い、打たせて取って球数を抑える投球術も必要なのかなあと思いました。
速球の球速は、目測で最速130km台後半。

畠山大空 4回途中〜9回
ゆったりとした始動から、重心を落として上体の回転とともにスムーズに腕を振る右下手。
球威で押すタイプではありませんが、球持ちが良く、タイミングを合わせづらいのが特長です。
横滑りする変化球を使って緩急をうまく使えていましたし、走者を出してもあと1本はなかなか許さないピッチングだったように思います。
余計な四死球を多く出してしまい、9回に逆転されてしまいましたが、この悔しさを来年の糧にしていただきたいです。

・打線
投手交代のタイミングで一気にたたみかけ、ビッグイニングを作ったのは見事です。
試合には敗れたものの、底力は十分に見せていたと思います。

菊池駿亮 右投右打
2打席連続の2ランホームラン。
1本目は、速球を読んでドンピシャのタイミングで捕らえた打球がレフトスタンドへ。
2本目も同じようにドンピシャのタイミングで左中間場外へ。
甘いコースを1発で仕留める集中力の高さを見せましたね。

・守備
四球とワイルドピッチと捕球ミスが連鎖しての余計な失点がありました。
打線が奮起しましたが、大量失点があって接戦を落としてしまいました。

posted by ティト at 01:10| 岩手 ☀| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月01日

9月1日 高校野球観戦記 その2

9月1日

秋の高校野球北奥地区予選 江釣子球場第2試合
専大北上 9−1 岩谷堂 (7回コールド)

中盤以降に打線が力を発揮した専大北上が、ジリジリとリードを広げる展開でした。


<専大北上>
・投手
中野礼雅 1回〜7回
ゆったりとした始動から、体の回転と上体の倒し込みを意識しながら腕を振り下ろす右上手。
伸びのある主体に落差のある変化球を交えて緩急を生かす投球スタイルです。
長身で力が強そうですが、もっと瞬発力をフォームに乗せて勢い良く投げる意識が必要でしょう。
資質の高さは十分に見て取れました。

・打線
初回に幸先よく先制しましたが、その後は打ち損じが続き、重苦しいムードでした。
相手守備の乱れで点を取った後はタイムリーが出ましたが、一気に連打が繋がったという感じではなかったように思います。

川村竜馬 右投右打
変化球をうまく溜めてすくい上げてレフトスタンドへの先頭打者ホームラン。
俊足強打のトップバッターですね。

・守備
問題なし。


<岩谷堂>
・投手
高橋一馬 1回〜7回
ゆったりとした始動から、リラックスしてスムーズに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
やや力感が不足し、体動の勢いがボールにいまひとつ乗り移っていないのが課題でしょうか。

・打線
初回に1点を取った以降は、好機をつかみながらここぞの連打が出ませんでした。
外野深くまで飛んでいく打球が多かったですし、しっかりと振り切っていたのは好印象です。

・守備
送球をもたついている間に点を取られたのが非常に痛かったです。
その後も捕れそうな打球を捕れなかったり、球際をモノにできませんでした。

posted by ティト at 23:10| 岩手 ☀| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9月1日 高校野球観戦記 その1

9月1日

秋の高校野球北奥地区予選 江釣子球場第1試合
黒沢尻工 5−3 水沢一

先制した水沢一が前半はペースを握りましたが、中盤以降に黒沢尻工が中軸の打力で逆転してそのまま逃げ切りました。

<黒沢尻工>
・投手
戸来大輔 1回〜4回
ゆったりとした始動から、スムーズに体を回転させて鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
胸をしっかりと張って上体の倒し込みを生かせているのは好印象。
下半身の体重移動をもっと生かせるようになれば、体動の勢いがボールに乗り移って球威もさらに増してくるでしょう。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

菅原大夢 5回〜9回
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶってタメを作ってから鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
投攻守でセンスを発揮する三刀流プレーヤーですね。
投手としては、上体の筋力の強さを生かしてパワフルに投げていますが、もっと蹴り足を生かして下半身のスムーズな体重移動を意識できれば、パワーロスが抑えられて球威の大幅な上積みもあると思います。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤。

・打線
好機をつかむものの、バントや盗塁の失敗、先の塁を狙ってのタッチアウトなど、いまひとつ勢いに乗ることができなかった感じです。

石塚綜一郎 右投右打
軸足でしっかりとタメを作った後に崩されずスムーズにスイングしていました。
大柄な体格ながら、パワーロスの少ないフォームでバランスが良く、筋力が増せばホームランバッターになれると思います。
1年生ながら素晴らしいセンスの持ち主ですし、岩手を代表する打者に成長する予感大です。

・守備
イージーな打球を弾いてピンチを招く場面がありました。
試合には勝ちましたが、悪送球も目立ちましたし、流れとしてはあまりよくない印象でした。


<水沢一>
・投手
阿部雅也 1回〜7回途中
常時セットポジションから、大きく振りかぶってからコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
制球が良く、いつでもストライクを取れる安定感が光ります。
スナップを効かせて投げているのは長所ですが、やや肩肘が硬そうで胸の張りが不十分なのが気になりました。
もっと胸の張りを意識して上体の倒し込みも利用できるようになれば、腕の振りもスムーズになってボールにウエートが乗ってくると思います。

石川翔希 7回途中〜8回
機敏な体動から、勢い良くコンパクトに腕を振る左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
管理人好みの力投型で、全身を使って小気味よく投げる1年生ですね。

・打線
ボールをしっかりと見極めて甘いコースを狙えていましたが、終盤は相手投手の鋭い変化球に体勢を崩されて連打を封じられてしまった感じです。

・守備
イージーな捕球ミスはありましたが、要所では粘り強く守りました。

posted by ティト at 23:03| 岩手 ☀| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月29日

8月29日 高校野球観戦記 その2

8月29日

秋の高校野球盛岡地区予選 県営球場第2試合
盛岡一 10−0 江南義塾盛岡 (6回コールド)

投打に隙のない試合運びを見せた盛岡一が、じわじわとリードを広げていく展開でした。

<盛岡一>
・投手
大矢昂汰 1回〜5回
常時セットポジションから、スムーズに上体を捻って体の回転を生かしながら腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球主体に鋭く曲がり落ちる変化球を交えてテンポ良く投げ込みます。
夏に見た時は綺麗な上手投げだったように記憶していますが、体の回転を重視するフォームに修正されているようです。
ストライク先行で安定感がありましたし、ほぼ危なげのない好投でした。

阿部陽来 6回
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって上体の倒し込みを生かして投げる右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
1イニング3人のみの登板でじっくりとは観察できませんでしたが、機敏で運動神経の良さそうな1年生ですね。

・打線
盗塁を積極的に仕掛けて常にスコアリングポジションで相手にプレッシャーをかけていました。
10安打10得点と効率の良い攻撃でしたね。

・守備
問題なし。


<江南義塾盛岡 >
・投手
佐々木大夢 1回〜6回
常時セットポジションから、上体をやや後方に捻ってタメを作ってから勢い良く腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
全体的なバランスは悪くありませんが、蹴り足が弱く、下半身の体重移動が不足しているのが課題だと思います。
体動の勢いをボールに乗せるイメージを会得できれば、球威はまだまだ増してくるでしょう。

・打線
積極的にファーストストライクを狙っていきましたが、ややパワーに欠け、強い当たりは少なかったように思います。
1年生主体のチームですし、ウエートトレーニングを積極的に取り入れてパワーアップを図る必要があるだろうと感じました。

・守備
全体的にやや機敏性に欠け、送球の鋭さも欠いていた印象です。
動いて捕ってビシッと投げられるように普段の練習での意識付けが必要でしょう。

posted by ティト at 21:32| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8月29日 高校野球観戦記 その1

8月29日

秋の高校野球盛岡地区予選 県営球場第1試合
盛岡四 5−4 盛岡市立 (延長10回サヨナラ)

2回からの観戦です。
どんどん振って安打を積み重ねる盛岡四と、じっくりとボールを見極めながらしぶとく好機を作る盛岡市立とで、対照的な攻撃スタイルで点をもぎ取る接戦となりましたが、16安打を浴びせた盛岡四が、打力で勝利をつかみました。

<盛岡四>
・投手
田村裕之 1回〜4回途中
ゆったりとした始動から、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振る左上手。
球威で押すタイプではありませんが、糸を引くような速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
スナップが効いていますし、腕の振りはしなやかですが、機敏性と躍動感が不足しているので、体動の勢いがボールに乗り移っていないのが課題でしょうか。
フィールディングも含め、瞬発的に動く癖をつけられれば、球威もグンと増してくると思います。

菊地芳 4回途中〜8回
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
ストライク先行で安定感があり、丹念に打たせて取るナイスピッチングでした。
今後の成長が楽しみな1年生です。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

高見怜人 9回〜10回
ゆったりとした始動から、スムーズに振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
立ち上がりに与えた死球が失点につながりましたが、ボール自体はなかなか力がありました。
今後の成長が楽しみな1年生です。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

・打線
カウントを整えることはあまり考えず、好球必打でどんどん振りに行く積極スタイル。
安打は頻繁に出ますが、四球を絡めるようなしたたかさがないので、安打数と得点数との効率があまりよくない印象です。
バントでもボール球に無理に手を出してしまっていますし、とにかく選球眼が課題であることは一目瞭然だと思います。

・守備
好捕はありましたが、送球につながる捕球体勢の作り方が全体的にいまひとつで、ビシッと投げることができずに間一髪セーフという場面が目立ちました。


<盛岡市立>
・投手
四月朔日隆徳 1回〜4回
ゆったりとした始動から、鋭く体を回転させて勢い良く腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
キレの良いスライダーでストライクを容易に取れるのが強みでしょう。
ピンチを迎えてもあと一本はなかなか許さないナイスピッチングでした。
今後が楽しみな1年生です。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

細川晃太朗 5回〜10回途中
ゆったりと振りかぶり、タメを充分に作ってから鋭く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球でグイグイ押す本格派タイプです。
力感があって筋力が強そうで、ポテンシャルの高さは一見してわかりました。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

・打線
2ストライクまで安易に振らない感じの待球戦法。
いつでもストライクを取れるような投手は別として、高校野球では待球戦法は非常に有効なんですよね。
5安打で4点をもぎ取る効率の良さを見せましたが、要所での見逃し三振や、追い込まれてからの当てるバッティングが目立ち、いまひとつ攻めきれなかった印象です。

・守備
ベースカバーに入らずに進塁を許してしまったのはいただけませんが、野手の動き自体は軽快です。
雨で芝生で滑って捕れそうな打球を捕れなかったり、振り逃げが失点に絡んでしまうなど、球運をモノにできなかった部分もありました。

古澤礼 捕手
走者の盗塁意欲を削ぐ矢のような送球が魅力の強肩捕手ですね。

posted by ティト at 21:21| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月26日

8月25日 高校野球観戦記 その2

8月25日

秋の高校野球沿岸南地区予選 住田球場第2試合
高田 2−1 大船渡東

両チームともピンチをしのぎ合う展開。
エースの力投で最小失点で守りきった高田が勝利をつかみました。

<高田>
・投手
三川泰暉 先発完投
ゆったりとした始動から、上体を捻って足を勢い良く上げて力強く腕を振る右横手。
伸びのある速球と横滑りする変化球でグイグイ押す投球を見せました。
大きく外れるボールが少なく、変化球も厳しいコースに投げられるのが特長でしょう。

・打線
じっくりとボールを見極めつつ、甘いコースを辛抱強く待つスタイル。
好機は何度もつかみましたが、なかなか連打が出ませんでした。
試合には勝ちましたが、焦れるような展開だったと思います。

・守備
問題なし。


<大船渡東>
・投手
千葉陸弥 1回〜5回
ゆったりとした始動から、素早く体を回転させてコンパクトに腕を振る横手気味の右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と横滑りする変化球でバットの芯を外す投球を見せました。
しっかりと四隅を突けていましたし、安定感は抜群でした。

菅野洸 6回〜8回
ゆったりと振りかぶり、しっかりとタメを作った後に力強く腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある変化球と落差のある変化球に角度がある長身投手です。
立ち上がりに制球を乱し、ボール先行から置きに行く苦しい投球になってしまいました。
尻上がりにボールの抑えが効いて安定してきましたし、軽々と伸びのある速球を投げられるのはポテンシャルの高さの表れでしょう。

・打線
好球必打で積極的に振っていくスタイル。
今夏ベスト4の前チームと比べれば、まだまだ迫力は不足していますが、チームスタイルは継承しているようですね。
頻繁に安打が出て好機をつかみましたが、あと一本を押しきれなかったのが今後の課題になると思います。

・守備
問題なし。

posted by ティト at 03:07| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8月25日 高校野球観戦記 その1

8月25日

秋の高校野球沿岸南地区予選 住田球場第1試合
大船渡 3−2 釜石商工

両チームともなかなか好機をモノにしきれない展開でしたが、小刻みな継投で相手打線の目先をかわした大船渡が、互角の接戦を制しました。

<大船渡>
・投手
柴田晃輔 1回〜6回
ゆったりとした始動から、しっかりと体の回転を効かせて投げる右下手。
球威はそれほどありませんが、抑えの効いた速球をコーナーに散らして打たせて取る投球を見せました。
走者を出してからが粘り強く、あと一本を許さないナイスピッチングでしたね。

岩渕大空 7回
常時セットポジションから、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振る右上手。
立ち上がり、指にボールがかかりすぎてしまっている感じで、速球がワンバウンドしてしまう場面が目立ちました。
ストライクを取るために、手先で置きに行くような感じになってしまいました。

佐藤健一郎 8回
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振る右投スリークォーター。
伸びのある速球の鋭く曲がり落ちる変化球をバランス良くミックスします。
左足を踏み出してから腕が遅れて振られてくる感じで、なかなかタイミングを合わせづらそうですね。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

塩口一 9回
常時セットポジションから、下半身でスムーズに体重移動しつつコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
ボールに抑えが効いているので安定感がありますね。
牽制で最後のアウトを取ったのは見事でした。

・打線
ホームランで先制しましたが、好機をつかんだ後の連打がなかなか出ず、いまひとつ点を取りきれなかった印象です。

尾形海渡 右投左打
速球を思いっきり引っ張ってライトポール際へのホームラン。
体がコマのように綺麗に回転するのが特長ですね。

・守備
問題なし。


<釜石商工>
・投手
鎌田尚人 先発完投
ゆったりとした始動から、上体をやや捻ってタメを作りつつ、勢い良く腕を振り下ろす右下上手。
威力のある速球と緩急二種類の変化球でグイグイ押す本格派タイプです。
管理人が特になし期待している投手のうちの一人で、順調にパワーが増していますね。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤〜後半。

・打線
相手先発投手の浮き上がるような速球を打つのに苦しみ、フルスイングできないままにイニングが進んでしまいました。
ボールを見て引き付けようとし過ぎている感じで、ほとんど立ち遅れてしまって逆方向への力のない打球となってしまいました。

・守備
問題なし。

posted by ティト at 03:00| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月20日

盛大附属 準々決勝

8月20日

夏の甲子園準々決勝
花咲徳栄 10−1 盛大附属

正直言って完敗です。

投手の制球力、打者の選球眼、守備の軽快感の全てで花咲徳栄の実力が上でした。
選手のポテンシャル自体は引けを取らないと思いましたが、それをフルに発揮していたのが花咲徳栄でした。

投手は、全ての球種で四隅でストライクを取れること。
打者は、低めのボールになる変化球を振らないこと。
これができないと全国制覇もできないと改めて実感しました。

それでも、全国ベスト8という結果は素晴らしいの一言です。
国体出場も決定しました。
今夏の経験は新チームにも必ずつながっていくでしょう。

盛大附属の選手の皆さん、今年の岩手の野球界を盛り上げてくれてありがとうございます。
管理人にとっても熱狂の日々となる素晴らしい夏となりました。

posted by ティト at 23:47| 岩手 ☁| Comment(5) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

盛大附属 甲子園3回戦

8月19日

夏の甲子園3回戦
盛大附属 12−7 済美 (延長10回)

3勝の壁突破! ベスト8進出
壮絶な打ち合いとなりましたが、見事に打ち勝ってくれました。

先発の平松竜也投手は、この試合でも四球が多く、ピンチを招く場面が目立ちました。
走者を溜めて満塁ホームランを打たれてしまうなど、苦しい投球になってしまい、一時降板しましたが、9回から再登板した後は、うまく力が抜けて打たせて取る投球を見せてくれました。
救援登板の三浦瑞樹投手は、ソロホームランは打たれましたが、制球が安定していましたね。
甲子園のマウンドでも落ち着いており、今までの経験がばっちりと生きている感じです。

打線は、期待通りの長打力を発揮して大量点を奪いました。
満塁ホームランを放った小林吉伸選手は、今夏最も成長した選手ですね。
俊足を生かすすばしっこさだけではなく、強打者としての地位をしっかりと築き上げてきました。
ミートセンスがあるので、簡単には凡退せず、見ていて期待感の高い選手です。
植田拓選手は、いつ猛打が爆発するかと待っていましたが、ついにやってくれました。
9回の同点ホームラン、10回の3ランホームランは、甲子園の最深部に叩き込む見事な一発でしたね。
岩手最強打者から全国最強打者へ、しっかりと足跡を残していただきたいと思います。
三浦奨選手の俊足も貢献度大です。
2塁から1ヒットで高確率でホームインできる走力は頼もしいですね。
林一樹選手も勝負強さを発揮し、調子は上向きだと思います。
全体的に、一戦経るごとに打線の力強さを増しているのが好材料でしょう。

守備が崩れていないのも心強いです。
甲子園の強豪チーム相手に打たれるのはしょうがないので、いかにミスで余計な点を与えないかが重要なポイントになってきます。

さあ、次はベスト8。
相手は花咲徳栄です。
印象としては、本格派投手と強力打線を持つ強敵ですね。
実は、ベスト8に勝ち残ったチームの中では、最も戦力が充実しているチームではないかと思っています。
盛大附属が100%以上の力を発揮しなければ倒せない相手だろうと感じています。

進化を続ける盛大附属の真価を是非とも見せていただきましょう!

posted by ティト at 01:16| 岩手 ☔| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月17日

盛大附属 甲子園2回戦

8月16日

夏の甲子園2回戦
盛大附属 6−3 松商学園

やりました♪
盗塁を積極的に狙う松商学園の機動力にピンチの連続でしたが、リードを保ちつつ決定打を許さずに逃げ切りましたね。

先発の三浦瑞樹投手は、県大会ではやや不調に見えましたが、甲子園ではまずまずの状態に仕上げてきました。
本来の躍動感と球威が戻ってきましたので、速球主体でも相手打線をしっかりと抑えることができましたね。
ちょっと気になるのが、変化球でストライクがなかなか取れなかったことです。
全国レベルの打者を打ち取るには、とにかく的を絞らせずにフルスイングをさせないことに尽きますので、次戦までの調整を期待いたします。
平松竜也投手は、初戦同様、球威はあったものの、余計な四死球でピンチを招く場面が目立ちました。
本来、ここまで四死球を出す投手ではないですし、ストライク先行であればそうそう打たれる投手でもないです。
自信を持ってキャッチャーミットめがけて腕を振っていただきたいです。

打線は、相手投手の緩急を使った投球術に苦しみましたが、低めに外れる変化球を概ねしっかりと見送ることができたことが勝利につながりました。
どういうタイプの投手からも点をもぎ取れる打線の底力は素晴らしいと思います。
比嘉賢伸選手のライトスタンドへのホームランは、ドンピシャで捕らえた見事な当たりでしたね。

守備も概ねよく守れていたと思います。
技術的に向上したというよりも、メンタル面での成長が著しいのでしょう。
慌てず粛々とアウトを積み重ねるような安定感がにじみ出てくるようになりましたね。

盛大附属の3回戦の相手は、済美です。
印象としては、盛大附属のチームカラーに近い打撃のチームという感じでしょうか。
力と力のぶつかり合いになりそうです。

甲子園3勝の壁を是非とも突破してもらいましょう!

posted by ティト at 01:34| 岩手 ☁| Comment(2) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月10日

盛大附属 甲子園初戦

8月9日

夏の甲子園1回戦
盛大附属 4−1 作新学院

前年覇者を破る見事な勝利!!
またもや寿命が縮まるような接戦でしたが、県勢の勝利がファンにとっての特効薬です。

平松竜也投手は、四死球が多かったのが誤算でしたが、県大会の疲れが癒え、球威は抜群でした。
作新学院打線をねじ伏せるようなパワフルさを発揮しましたね。

打線は、もっと点を取れると期待していましたが、相手投手のコーナーワークが素晴らしく、なかなか好機で畳みかけることができませんでした。
それでも、各打者とも大舞台に物おじせずにフルスイングできていましたし、次戦での大爆発に期待できる迫力は見せていたように思います。
比嘉賢伸選手のセンターフェンス直撃の2塁打は素晴らしい当たりでしたね。

実は一番心配していた守備ですが、無失策はお見事。
盛大附属は、甲子園では守備の乱れから大量失点するパターンが多かったわけですが、今大会はしっかりと仕上げてきましたね。
この調子であれば、今後も視界良好でしょう。

盛大附属の2回戦の相手は、松商学園と決まりました。
甲子園常連の強敵ですが、きっと好勝負になるはずです。
楽しみに待ちましょう。

posted by ティト at 03:06| 岩手 ☔| Comment(2) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月07日

第99回全国高等学校野球選手権大会 組み合わせ

ちょっとタイミング遅れの更新です。
周知のとおり、夏の甲子園の組み合わせが決まりました。

岩手のファンにとっての関心事である、盛大附属の初戦の相手は、なんと、昨年覇者の作新学院となりました。
スポーツ新聞等を見ると、作新学院は優勝候補の一角のようです。
昨秋の岩手国体で、管理人は作新学院の試合を見ましたが、はっきり言って驚くほど強かったです。
昨年のチームと同等もしくはそれ以上のチーム力を持っているとすれば、盛大附属にとって相当厳しい戦いになるのは間違いないでしょう。
しかし、全国制覇を狙う盛大附属にとっては乗り越えなくてはならない相手です。

当然のことですが、アウトにできる打球をしっかりとさばいて余計な失点を防ぎ、強力打線が持ち前の長打力を発揮すれば、勝利がグッと近づくはずです。
開幕を楽しみにしましょう。

組み合わせ表は、下記リンクにてご確認くださいませ。

2017夏の甲子園 組み合わせこちらをクリック

posted by ティト at 00:56| 岩手 ☀| Comment(2) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月24日

7月24日 高校野球観戦記

7月24日

夏の高校野球県大会決勝 県営球場
盛大附属 9−0 久慈

今年の岩手の高校野球の頂点を決める一戦。
投打に力強さを発揮した盛大附属が、長打攻勢で大量点を奪ってガッチリと守り切りました。

<盛大附属>
・投手
平松竜也 1回〜6回
特長は先日記載のとおり。
今日は速球に本来の球威を欠いていましたが、変化球の精度が高く、面白いように空振りを取れましたね。
まずはゆっくり休み、甲子園までに疲れを十分に取っていただきたいと思います。
速球の球速は、最速142kmの表示。

三浦瑞樹 7回〜9回
ゆったりとした始動から、軸足にタメを作りつつ勢い良く腕を振る左上手。
伸びのある速球と多彩な変化球で三振を取れる本格派タイプです。
前に見た時と比べ、上体の倒しこみが不足しているような感じで、球威が目減りしているように見えたのが気になりました。
経験十分な投手なので、甲子園での大活躍を期待いたします。
速球の球速は、最速134kmの表示。

・打線
中盤までなかなか安打がつながらず、強力打線で押せ押せムードという感じにはなりませんでしたが、ここぞの一発長打で点をもぎ取りました。
やはり長打というのは、膠着した局面を打開できますし、この魅力は、県内では盛大附属特有のものでしょう。

松田夏生 右投右打
速球を思いっきり引っ張ってレフトポール直撃のホームランを放ちました。
フルスイングが功を奏したバッティングでしたね。
全打席安打でしたし、当たりに当たっていました。

植田拓 右投右打
左中間へ2本のホームラン。
1本目は、外角低めの難しいコースを強引に引っ張る力で持っていったホームラン。
2本目は、甘いコースを見逃さず、打った瞬間にわかる特大の一発でした。
この選手は全国屈指の強打者ですので、甘いコースは確実に長打にできる底力がありますね。

・守備
問題なし。


<久慈>
・投手
宇部堅人 1回〜7回途中
特長は先日記載のとおり。
速球も変化球も四隅に決まったいましたし、バットの芯を外す投球ができていたように思います。
点を取られてしまったのは、相手がよく打ったと言うべきでしょう。
昨年から今年にかけて大きく成長した投手で、努力に努力を重ねたことが十分に伝わってきました。

高柳涼 7回
特長は先日記載のとおり。
ボールの抑えがなかなか効かず、ストライクを取るために手先で投げてしまっているのが気になりました。
筋力が強く、ポテンシャルは十分ですので、しっかりと鍛えて育ててみたくなる逸材です。

中田夢人 8回
特長は先日記載のとおり。
全身を使って思いっきり投げていますので、球速以上に打者の手元に食い込んでくる球質ですね。
やや荒れ球気味ですが、それも長所でしょう。
今後も楽しみな2年生です。

・打線
中盤まで速球狙いのままなかなか速球が来ず、変化球を空振りしての三振を繰り返してしまいました。
好機はありましたが、やはり要所で三振を取られ、ホームが遠かった印象です。

・守備
問題なし。
深めに守る内野守備が功を奏していました。

posted by ティト at 21:42| 岩手 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月21日

7月21日 高校野球観戦記 その2

7月21日

夏の高校野球県大会準決勝 県営球場第2試合
久慈 6−4 大船渡東

激しい点の取り合いで、実力伯仲のシーソーゲーム。
ここぞの好機をモノにした久慈が、大船渡東の追撃をかわして逃げ切りました。

<久慈>
・投手
宇部堅人 1回〜4回
ゆったりとした始動から、背筋をピンと伸ばしてバランスを保ちつつしなやかに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、しっかりと抑えの効いた伸びのある速球と落差のある変化球を四隅に集めて打たせて取る投球を見せました。
持ち味は出せていたように思いましたが、逆転の3ランホームランを喫したのが痛恨の1球となってしまった感じです。

高柳涼 5回〜9回途中
ゆったりとした始動から、上体を捻ってタメを作った後に力強く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をグイグイ投げ込む本格派タイプです。
力むと高めに浮いてしまい、ストライクとボールがはっきりしてしまう傾向はありましたが、スライダーでカウントを稼げたので、打者に的は絞らせませんでした。
結果的にとらえどころのない投球になりましたね。
速球の球速は、最速137kmの表示。

中田夢人 9回
素早く振りかぶり、コンパクトに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球主体に打たせて取る投球を見せました。
一死満塁の大ピンチでの登板でしたが、腕をしっかりと振って打者を抑えましたね。

・打線
走者が出た後の集中力で安打をつなげたことが勝利に結びつきました。
狙い球を絞ってミート重視の打撃を見せましたね。

高柳涼 右投左打
速球を完璧に振り抜いてライトスタンドへライナー性の2ランホームランを放ちました。
フォロースルーの効いた素晴らしいスイングでしたね。

・守備
問題なし。
ノーミスで抜群の集中力を発揮していたと思います。
接戦を制し、決勝へ向けて上げ潮ムードでしょう。

宇名澤裕真 捕手
盗塁を許さず、相手の攻撃に勢いを与えませんでした。
投手陣が制球に苦しむ中でも、一辺倒の球種にならないようにうまくリードしていましたし、ワンバウンドもうまく止めていたと思います。


<大船渡東>
・投手
岩城大夢 1回〜6回途中
ゆったりとした始動から、重心をグッと落として担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で的を絞らせない投球を見せました。
ストンと落ちる変化球が非常に有効で、これがコーナーに決まると打者はなかなかフルスイングできないでしょう。
今日の内容は悪くなかったと思いますが、ピンチで粘りきれず、要所でタイムリーをうまく打たれてしまった感じです。

佐藤飛勇 6回途中〜8回
ゆったりとした始動から、重心をグッと落としてタメを作りつつコンパクトに腕を振る右下手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と大きく曲がる変化球をバランス良くミックスして打者のタイミングを外す投球を見せました。
制球が良く、大崩れしそうにない安定感のある投球だったと思います。

・打線
頻繁に走者が出て攻め立てましたが、ここぞの連打が出ずに点を取りきれなかった印象です。
盗塁失敗やホームタッチアウトなどがあり、8回と9回の一死満塁をモノにできず、球運をつかみ取ることができなかった感じでしょう。

志田芳樹 右投右打
低めをうまくすくい上げてレフトスタンドへ3ランホームランを放ちました。
強振したというよりは、コンパクトにミートした打球がスタンドまで届いたという感じでした。

・守備
捕球ミスと悪送球の連発で逆転を許してしまったのが非常に痛かったですね。
四球と守備のミスが確実に失点に絡んでしまった感じで、いつの間にか6点も取られてしまったという試合内容でした。

posted by ティト at 17:09| 岩手 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする