春の高校野球一関地区予選 一関球場第3試合
一関一 3−0 一関工
お互いピンチを凌ぎ合う緊迫した展開。
その中でもしっかりと1点ずつもぎ取った一関一がガッチリと守り勝ちました。
<一関一>
・投手
熊谷翔斗 先発完投
常時セットポジションから、体の回転を生かしつつコンパクトに腕を振る左スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と鋭く曲がる変化球をバランス良くミックスして的を絞らせない投球を見せました。
キレの良い変化球をコーナーに決められるのは強みですね。
ピンチでもしっかりと制球できるメンタルの強さも光りました。
打線
しっかりとボールを見極めてじっくりと攻撃を組み立てていくスタイル。
各打者ともあっさりと凡退することがないので、相手にプレッシャーを与えられるしたたかさを備えていますね。
守備
問題なし。
<一関工>
・投手
菅原駿 先発完投
常時セットポジションから素早く始動し、体動の勢いとともに鋭く腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
まだ線が細い感じはしますが、腕の振りはしなやかで体のバランスも良さそうです。
筋力アップが球威アップに直結しそうですし、今後の躍進が大いに期待できる2年生で、管理人の要チェックリストに入りました。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。
打線
好機はつかむものの、相手投手の変化球に最後までタイミングが合わず、あと一本を封じられてしまった印象です。
守備
捕れる打球を逃してしまうもったいないプレーなどがあり、防げる失点がありました。