2021年04月28日

4月28日 高校野球観戦記 その1

4月28日

春の高校野球一関地区予選 一関球場第2試合
一関学院 9−4 一関高専

両チームとも塁上を頻繁に賑わせる展開。
打力で上回った一関学院が、パワーで点をもぎ取って引き離しました。

<一関学院>
・投手
岩鼻祐人 1回〜2回
常時セットポジションから、軸足で十分にタメを作ってスムーズに腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球主体に緩急2種類の変化球を交えてストライク先行の投球でした。
上体の倒し込みは生かせていますが、下半身の体重移動のパワーをもっとボールに乗せられるようになれば、球威はグンと増してくるでしょう。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

佐々木聖海 3回〜5回
素早く投球動作に入り、思いっきり腕を振る右上手。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球でグイグイ押す本格派タイプで す。
非常にパワフルで相当なポテンシャルの持ち主ですが、上体の力に頼っている感じで、踏み足がややふらついて安定していないのが気になり、その点でパワーロスが生じています。
捕手へ向かってまっすぐ体重移動する蹴り足をもっと意識すれば踏み足も安定してきますし、体動の勢いをボールに乗せる余地はまだまだあります。
荒削りですが、今後の成長が楽しみな逸材です。
速球の球速は、目測で最速130km台後半。

千葉華生 6回〜9回
常時セットポジションから、担ぐようにスムーズに振りかぶってしなやかに腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球と多彩な変化球をコーナーに決めるナイスピッチングでした。
力の加減が巧みで、打たせて取る場面と三振を狙う場面を使い分けている感じですね。
キレの良い変化球でストライクを容易に取れるのも強みです。
完成度の高い好投手ですが、フォークやスプリット系の変化球を習得できれば、三振を量産できると思います。
速球の球速は、目測で最速140km前後。

打線
各打者の振りは非常に鋭く、相当振りこんできていることが見て取れました。
ただし、例年同様やはり仕掛けが早く、厳しいコースにまで早々に手を出してしまう傾向がありました。
厳しいコースを追いかけて安打にしたという結果オーライではなく、甘いコースを確実に捕らえる打撃を目指していただきたいなあと個人的には願っています。

守備
非常に素晴らしいです。
各野手の足さばき、グラブさばき、送球など言うことなしです。
送球姿勢に至るまでの過程が非常に綺麗で、ビシッとした送球につながっています。
他チームも参考にすべきでしょう。
 

<一関高専>
・投手
千葉拓海 1回〜7回
ゆったりとした始動から、勢い良く振りかぶって体の回転とともにコンパクト腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がる変化球をテンポ良く投げ込みます。
胸の張りが不十分で反発力を利用できていない感じはしますが、体動の勢いを生かそうとする意識はうかがえました。

高橋亮太 8回
ゆったりと振りかぶり、体の回転を意識しながらコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、持ち球をフルに使って打たせて取る投球を見せました。
スナップで投げている感じなので、もっと胸の張りを意識して反発力を利用できれば、球威がグンと増してくるはずです。

打線
しっかりとボールを見極めて甘いコースを狙おうという意識はうかがえました。
好機は再三つかみましたが、ここぞでもっと安打をまとめられればなあという展開でした。

守備
球際をモノにできずに安打を許してしまう場面が目立ちました。
コンマ何秒の反応の差にこだわって今後につなげていただきたいと思います。

posted by ティト at 22:45| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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