2018年07月22日

7月22日 高校野球観戦記(決勝)

7月22日

夏の高校野球県大会決勝 県営球場
花巻東 4−3 盛大附属

今年の岩手の頂点を決めるに相応しい、1点を争う緊迫した試合展開。
盛大附属1点リードの9回表、ミスが続いて花巻東が逆転。
その裏を守りきった花巻東が、春夏連続の甲子園切符を手にしました。
実力は両チームとも全くの互角だったので、どちらも甲子園に出してあげたいと強く感じた管理人です。

<花巻東>
・投手
伊藤翼 1回〜5回、9回
ゆったりとした始動から、スムーズな体の回転とともにしなやかに腕を振る右横手。
伸びのある速球と多彩な変化球でバットの芯を外す投球を見せました。
先発でもリリーフでも、常に自分の力を発揮できるメンタルの強さを大会を通じて証明しましたね。
チームのMVPと言ってもいいと思います。
速球の球速は、最速132kmの表示。

西舘勇陽 6回〜8回
常時セットポジションから、背筋をピンと伸ばして綺麗に振りかぶってしなやかに腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球と緩急二種類の変化球をグイグイ投げ込む本格派タイプです。
今大会初登板で、大事な決勝で満を持してマウンドに上がりましたね。
昨秋に見た時よりも筋力が増しており、腕の振りも力強さが増していますね。
上体の動きは綺麗ですが、下半身の体重移動をあまり使わずに踏ん張って投げているのが気になりました。
もっと全身を使う意識で、体動の勢いをボールに乗せる投球ができれば、劇的に進化できると思います。
今後の成長を楽しみにしたい2年生の逸材です。
速球の球速は、最速138kmの表示。

打線
好球必打で早いカウントからも積極的に振りにいきました。
頻繁に安打が出て再三の好機をつかむものの、あと1本がなかなか出ず、焦れるような展開が続きました。

守備
出足が少し遅れての捕球ミスが目立ちました。


<盛大附属>
・投手
阿部秀俊 1回〜6回
特長は先日記載のとおり。
抑えの効いた速球と落差のある変化球をコーナーに散らせて打たせて取る投球を見せました。
ピンチを迎えても、球種をフルに駆使してあと1本をなかなか許さない粘りのピッチングでしたね。
完成度が高く、大崩れしそうにない安定感抜群の2年生です。

松本跳馬 7回〜9回
特長は先日記載のとおり。
連投で疲れが確実にあるはずですが、ボールにはしっかりと抑えが効いており、内外角の厳しいコースに投球が決まっていました。
躍動感をもっとボールに乗せられれば、本格派として間違いなく開花できる投手なので、卒業後も是非とも野球を続けていただきたいと思います。
速球の球速は、最速133kmの表示。

打線
際どいボール球をしっかりと見極めてしぶとく四球と安打を積み重ねました。
好機は再三ありましたが、もうひと押しが欲しい場面であと1本がなかなか出ず、接戦を制することができませんでした。

守備
もったいない悪送球から同点を許してしまったのが痛かったですね。
1点リードの9回にもミスが続いてしまいました。

posted by ティト at 23:43| 岩手 ☁| Comment(4) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ネット観戦でしたが、レベルが高く素晴らしい試合でした。
ストライクゾーンがかなり狭かった(特に右打者のインコースは全く採ってくれませんでしたね)と思いますが、両チームの投手とも腐らずによく投げていたと思います。それが接戦の大きな要因になったのではないでしょうか。

盛大付属は最終回に固くなってしまいましたね。ミスは悔やまれますが、3連覇への重圧等、例年のチームよりも余計に闘わなければならないことがあったことを考えると、本当に良く頑張ったと思います。投打ともに2年生に良い選手が沢山いるので秋季大会に期待したいと思います。

花巻東は3番に田中君、5番に川内君を固定できて打線に厚みが増したのが効果的だったと思います。安定感のある伊藤君をはじめとして技巧派が複数投手揃ってますし、速球派の西舘君が怪我から復調段階で、なんとか目処がたったのも甲子園入りする上で良かったと思います。個人的に西舘君はチェンジアップを習得すると良くなるんじゃないかなと思います。

ただ例年と比較するとやや打線が淡白(淡々と0が並んでしまう)なので、もう少し粘り強さが出てくると良いのではと思っています。良くも悪くも今年のチームは相手に合わせてしまうのかな...。大事な試合で先取点がとれるようになってくると良いですね。甲子園での躍進を期待したいと思います。

今大会は下級生の活躍も素晴らしかったですね。秋も面白くなりそうです。個人的には、福岡、盛大付属、柴田監督が着任した久慈に期待したいと思います。

管理人さんいつもリポートありがとうございます。

追伸
都市対抗でのトヨタ自動車東日本は残念な結果になりましたが、三菱重工の守安投手(富士大出身)は相変わらず安定感抜群の投球を見せていました。
Posted by 八潮圏民 at 2018年07月23日 12:04
管理人さん、皆さん、八潮圏民さん、こんにちわ!

岩手の(特に左右の)ストライクゾーンの件、確かに岩手の
ゾーンは全国(甲子園)の判定に比べて基本に厳しいですね。

恐らく、野球として正しいのは岩手のゾーンだとは思うのですが、
やはりアソコをボールと言われる野球で甲子園に臨むと見逃してしまう。

岩手の野球が全国レベルに達する条件のひとつは
このご指摘の左右のストライクゾーン問題でしょう。

甲乙つけがたい戦力の拮抗したチーム同士の好ゲーム、
結果を分けたのは『球運』だけだっというのは大袈裟でしょうか。

さて、『桐蔭基準』、『逆襲の花巻東』、いい言葉ですネ!

打つ方は、良くも悪くも現状を維持、鋭くコツコツ行きましょう。

投げる方は監督も仰ってるように『再整備』が必要でしょう。

まだまだ『伸び代』が期待できるんだと良い方に解釈しています。

伊藤くんを軸に、平山くんが本調子を取り戻せば心づよい。

むしろ『対強豪校』に対しての秘密兵器たり得るのが平山くんです。

西舘くんのコンディションもグングン上がってくるでしょう。

ですので、『投げる方』は実はあまり心配していません。

最後になりますが、惜しくも敗れたモリフに大きな拍手を!

甲子園で見たい、また甲子園で大きく成長できる素晴らしいチームでした。

特にセンターの朝日田凛くん。私の次男が中学時代によく
キャッチボールの相手をしてくれた子で、甲子園の土を踏ませたかった。

かくも甲子園は遠い。またそこで頂点を極めるなど夢のまた夢。

だからこそ、大声で、真剣に、岩手の代表チームを応援しましょう!

テッペンを目指して!!

Posted by 牧場の投手カトリ at 2018年07月25日 19:25
管理人さん、皆さん、こんにちわ!

とうとう、56代表が出揃いましたね〜!

さて我らが花巻東、打線、西舘くん、平山くん、着実に『上向き』。

また、準決で学院の滝田くん、モリフの阿部くん・松本くんという甲子園でも
よく見る『好投手』を相手に試合を出来た事は本当に大きいと思っています。

そして、待ち遠しいのが組み合わせ抽選会。

現時点でさほど強い『インスピレーション』が降りてきている訳では
ありませんが、“過去最強”の東北勢の緒戦を透視してみましょう・・・。

『光星学院』VS『大阪桐蔭』(開幕試合)

『花巻東』VS『花咲徳栄』

『羽黒』VS『金足農業』

『仙台育英』VS『中央学院』

『聖光学院』VS『横浜』

こんな緒戦、イヤですよねっ!!
Posted by 牧場の投手カトリ at 2018年07月31日 17:55
管理人さん、みなさん、こんばんわ!

昨日(1日)のNHK『歴史秘話ヒストリア』見ましたか!

関高と『あの』名投手、阿部正投手の事を紹介して頂きました。

日曜日の『雨トーーーーーク』でもヒガシに扱いは特別枠でした。

抽選会は今日!全国の強豪が1回戦からガツガツ潰し合いまっせ。
(たぶん)
Posted by 牧場の投手カトリ at 2018年08月02日 00:35
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