2018年06月13日

2018注目チーム@

夏の県大会開幕までの間、例年同様、注目チームの紹介などをやってみたいと思います。


第1回目は花巻東。


花巻東は、昨秋及び今春優勝で2季連続県大会制覇。
周知のとおり、今春センバツベスト8の全国クラスの強豪チームです。
打線の調子がいまひとつ上がってこないのが気になるものの、選手の潜在能力は非常に高く、文句なしの優勝候補本命として夏を迎えます。

投手陣は、本格派・技巧派・左・右、いろいろなタイプが揃う陣容です。
伊藤翼投手は、滑らかな上体の回転を生かすフォームから、最速130km台後半の速球と多彩な変化球で三振を取れる右サイドスローです。
制球力が非常に良く、スタミナも十分なので、先発でもリリーフでも大崩れしないのが強みです。
今夏の出番も間違いなく多くなるキーマンの一人でしょう。
田中大樹投手は、軸足でタメと上体のひねりを作ってから投げる左スリークォーター。
最速130km台の速球と多彩な変化球を駆使して打者にフルスイングさせない投球が持ち味です。
バットの芯を外して凡打を山を築きます。
平山涼太投手は、肩肘が柔らかく、鞭のように腕をしならせて投げる左上手。
最速130km台中盤の速球と緩急2種類の変化球をバランス良く交えて丹念に打者を打ち取ります。
体動は非常にしなやかなので、機敏性が増してくれば楽しみです。
西舘勇陽投手は、しなやかな動作からスムーズに腕を振り下ろす右上手。
最速140km台の速球と多彩な変化球で押す本格派右腕です。
春は故障で出番がありませんでしたが、ポテンシャルの高さが光る2年生で、夏には必ず出てきてもらいたい逸材です。
また、大型左腕の新田大智投手、2年生左腕の中森至投手、2年生右腕の佐藤靖友投手なども控え、連戦を十分乗り切れる布陣でしょう。
ベンチ入りへの競争も激しそうですね。

打線は、センバツベスト8チームとはいえ、猛打爆発というような試合が見られないまま夏を迎えるのが不安材料ではあります。
全体的に俊足の選手が揃い、各選手の先の塁を狙う意識の高さも一際光っているため、要所で1点をもぎ取れる集中力は見事です。
例年どおり、選球眼の良さも際立ち、粘った後の四球から得点につなげるいやらしさも備えています。
紺野留斗選手は、瞬発力を生かした力強いスイングで長打を狙える貴重な強打者。
春は他チームからマークされてやや調子を崩してしまった印象ですが、ここぞの一発長打でチームを勝利に導くポイントゲッターでしょう。
谷直哉選手は、俊足巧打のリードオフマンで、スムーズな体の回転で滑らかにスイングします。
走者に出すと盗塁を積極的に狙ってきますので、相手チームにとってはいやらしい選手だと思います。
田中大樹選手は、本職は投手ながらミートセンスに優れ、広角に鋭い打球を放ちます。
川内遥大選手は、今春からクリーンナップを打つ成長株で、長打力を生かしてここぞで走者を返すポイントゲッターです。
機動力を生かして基本的に1点ずつ積み重ねる攻撃スタイルですが、一挙大量得点を狙える迫力が出てくるかどうかが、夏を勝ち抜けるかどうかの最大のポイントでしょう。

守備は、全体的に軽快で、全国でも十分に戦えるレベルの高さを備えています。
谷直哉遊撃手は、無駄のない足さばきで打球に体を寄せ、鋭く体を回転させてコンパクトにビシッと送球します。
攻守に機敏な野球センスの塊ですね。
佐藤千暁捕手は、走者の盗塁意欲を削ぐような力強い送球が持ち味の強肩捕手です。
キャッチングの安定感も増しており、変化球を駆使する投手陣の力を引き出します。
送球精度が向上しているのも好印象。
紺野留斗右翼手は、瞬発力を生かした守備範囲の広さと強肩を生かした力強い送球が光ります。
守備陣が大幅に乱れるような場面は考えづらく、失点を防ぎながら攻撃に集中できる展開を作れると思います。

今春のセンバツでは、接戦をモノにする勝負強さを発揮してベスト8を勝ち取りました。
そして、それ以上の成績を勝ち取るために、夏へ向けて進化中でしょう。
全国制覇を公言するチームが、どこまで上っていくのか注目です。


次回は専大北上。

posted by ティト at 23:32| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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