9月19日

秋の高校野球県大会2回戦 花巻球場第3試合
盛岡工 18-7 盛岡一 (6回コールド)

両チームとも好機で安打がつながる激しい打撃戦。
序盤の一気呵成の攻撃で優位に立った盛岡工が、盛岡一の粘り強い反撃に遭いながらも押せ押せムードで得点を積み重ねました。

<盛岡工>
・投手
田屋裕人 1回~2回、4回~6回
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって素早くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
スライダーのキレが良く、要所で空振りを取れるのが強みですね。
胸の張りが不十分で、手投げのようになってしまっているのが課題でしょうか。
地肩はかなり強そうで、ボールにウエートが乗るフォームをしっかりと追求していけば、大きく進化できる投手だと思います。
速球の球速は、最速134kmの表示。

佐藤凱 3回
ゆったりとした始動から、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
守備の乱れで気落ちしたのか、決め球が甘く、大事にストライクを取りに行くような甘いコースを打たれてしまった感じです。

小比類巻壮汰 3回
重心をグッと落としながら前へ体重移動しつつ、勢い良く腕を振る右横手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球主体に打たせて取る投球が持ち味のようです。
勢いづいた相手打線に安打をまとめられたものの、ボールの抑えはしっかりと効いていました。

・打線
相手守備に乱れはありましたが、好機で安打をまとめられる集中力の高さを発揮しました。
打線に切れ目がなく、どこからでも好機を作れそうですね。

・守備
強い打球でしたが捕れる打球を後ろに逸らし、その後にビッグイニングを作られてしまいました。
1つのミスが致命傷になる怖さを勝ちゲームで勉強できたことは大きいでしょうね。


<盛岡一>
・投手
阿部陽来 1回
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって上体の倒し込みを生かして投げる右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
立ち上がりに甘いコースを狙い打たれた感じですが、機敏で運動神経の良さそうな1年生ですね。

鮫ノ口航太 2回~4回途中
ゆったりとした始動から、体全体を使って勢い良く腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
今日はボールがやや荒れ気味で、四死球やワイルドピッチが目立ちましまし、カウントを苦しくした後の甘いコースを狙い打たれてしまった感じです。

上山隆平 4回途中~6回
常時セットポジションから、ゆったりと振りかぶってスムーズに体重移動しながらコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
力感はまだ不足していますが、腕の振りはしなやかで、これからまだまだ伸びそうな1年生です。

・打線
大量失点のビハインドに怯まず、思い切りよく振って安打をつないでいきました。
6回までに10安打7点の攻撃力は素晴らしいですが、失点が大き過ぎましたね。

・守備
ホームへ早く投げようと焦って悪送球にしてしまい、その後にビッグイニングを作られてしまったのが非常に痛かったですね。
序盤の大量失点で極めて苦しい展開になってしまった感じです。