2017年09月17日

9月17日 高校野球観戦記 その1

9月17日

秋の高校野球県大会1回戦 花巻球場第1試合
釜石 7−6 千厩

好機で安打が出て先行した釜石に対し、終盤の驚異的な粘りで追いすがる千厩の激闘。
コールド目前から巻き返した千厩の粘りは見事でしたが、7点の貯金をどうにか守り切った釜石が接戦を制しました。

<釜石>
・投手
小笠原光星 1回〜3回
ゆったりとした始動から、素早く前へ体重移動しながらコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打者のタイミングを外す投球が持ち味のようです。
速球を投げる時は思いっきり腕を振れていますが、変化球でやや力が抜けてしまうのが課題でしょうか。
瞬発力があるのは長所ですね。
速球の球速は、最速131kmの表示。

菊池健太 4回〜9回
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動しつつ鋭く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と大きく曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
胸の張りがやや不十分で反発力がいまひとつ生きていないのが気になりますが、スナップを効かせた腕の振りはしなやかですね。
資質が高く、今後の成長が楽しみな1年生です。
速球の球速は、最速132kmの表示。

・打線
走者が出ると送りバントで送り、スクイズもうまく決めるなど、1点ずつ積み重ねていくスタイル。
2アウトから連打が出るなど、勝負強いバッティングが光りました。

・守備
アウトに取れそうなタイミングで送球が乱れたり、捕れそうな打球を捕れなかったりで余計な失点を喫してしまった印象です。
終盤の千厩の執念にやや浮足立ってしまったのは、次戦への課題でしょう。


<千厩>
・投手
遊佐太陽 1回〜6回途中
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と小さく鋭く落ちる変化球を低めに集めて打たせて取る投球が持ち味のようです。
ボールがナチュラルに動く癖球が武器で、とらえどころのない投球を見せていました。
制球が良く、大崩れしそうにない安定感が光る1年生です。

千葉楽斗 6回途中〜8回
ピンと背筋が伸びた綺麗な姿勢から、上体の倒し込みとともにしなやかに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で空振りを取れるタイプです。
本職が野手で、下半身の体重移動が不足しているのが課題ですが、腕の振りが鞭のようにしなやかなのが魅力ですね。
まだ線が細いので、筋力が増してくれば非常に楽しみな1年生です。

千葉哲太 9回
全身をバネのように使うダイナミックな体動から、鋭くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球でグイグイ押す投球を見せました。
前チームエースの千葉英太投手の弟さんとのことですが、フォームが非常によく似ていますね。
体全体を使って投げていますので、ボールにウエートが乗っているのが長所でしょう。
まだ1年生で体が出来上がっていない感じですが、お兄さんに負けない投手に成長できる素質は十分と見ます。
管理人の要チェックリストに入りました。
速球の球速は、最速136kmの表示。

・打線
序盤の好機をモノにできず、中盤まで試合の流れをつかむことができなかった感じです。
終盤に怒涛の連打が出6点をもぎ取った粘りは、来年の飛躍につながると思います。
最終回の走者のオーバーランでのタッチアウトはもったいなかったですね。

・守備
捕れそうな打球の落球や、送球が乱れて余計な走者を許すなど、記録に残らないミスが目立ちました。
どちらが勝ってもおかしくない試合だったと思います。

posted by ティト at 22:57| 岩手 ☔| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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