2017年09月04日

9月3日 高校野球観戦記 その1

9月3日

秋の高校野球花巻地区予選第3代表決定戦 花巻球場第1試合
花北青雲 9−7 花巻北

ひりつくような激しい点の取り合い。
見ごたえのあるシーソーゲームは、9回に一挙4点で逆転した花北青雲が制しました。

<花北青雲>
・投手
鈴木壮 1回〜4回
ゆったりとした始動から、上体をグッと沈めて回転力を生かして投げる右下手。
球威で押すタイプではありませんが、浮き上がるような速球主体に打たせて取る投球を見せました。
右打者には横滑りする変化球、左打者にはナチュラル気味のシュートもうまく使えていました。

上條瑛滉 5回
ゆったりとした始動から、体の開きを抑えるようにタメを作ってからしなやかに腕を振る右上手。
伸びのある速球を投げていましたが、ちょっと速球を続けすぎて読まれてしまった感じです。
フォームバランスが良く、資質の高さは一見してわかる1年生です。

佐々木健也 5回途中〜8回
常時セットポジションから、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
制球が良く安定感がありましたが、ホームランを打たれてしまったボールは甘いコースに入ってしまいました。

工藤遼 9回
常時セットポジションから、素早く振りかぶって勢い良く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球主体に押す投球を見せました。
機敏性がありますし、上体の倒し込みも効いているのが長所ですね。
もっと下半身の体重移動を意識してボールにウエートを乗せる感覚を会得できれば、大きく進化できる投手だと思います。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

・打線
前半は好機をうまくモノにできましたが、本格派から技巧派への相手チームの継投にスイングのタイミングが狂い、中盤以降はなかなかジャストミートできずにイニングが進んでしまいました。
9回2アウトから素晴らしい集中力を発揮して一挙に逆転した底力は見事でした。

・守備
四球と野選とワイルドピッチで、ノーヒットで失点してしまったのが非常に痛かったです。
球際をモノにできずに許した走者から逆転を許してしまうなど、悪い流れの試合で負けパターンの展開でしたが、打線の力で勝利をつかみ取りましたね。


<花巻北>
・投手
佐々木健 1回〜4回途中
常時セットポジションから、勢い良く体を回転させて力強くコンパクトに腕を振る右上手。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派です。
機敏性と躍動感のある管理人好みの力投型ですね。
フォームに癖もなく、筋力アップが球威アップに直結するタイプだと思います。
今日は厳しいコースを狙い過ぎて球数が増えてしまい、四球などでピンチを招く場面が目立ちました。
スライダーを連投して全ての打者に対して三振を狙うような投球ですが、ピンチ以外ではもう少し振ってもらえるコースを使い、打たせて取って球数を抑える投球術も必要なのかなあと思いました。
速球の球速は、目測で最速130km台後半。

畠山大空 4回途中〜9回
ゆったりとした始動から、重心を落として上体の回転とともにスムーズに腕を振る右下手。
球威で押すタイプではありませんが、球持ちが良く、タイミングを合わせづらいのが特長です。
横滑りする変化球を使って緩急をうまく使えていましたし、走者を出してもあと1本はなかなか許さないピッチングだったように思います。
余計な四死球を多く出してしまい、9回に逆転されてしまいましたが、この悔しさを来年の糧にしていただきたいです。

・打線
投手交代のタイミングで一気にたたみかけ、ビッグイニングを作ったのは見事です。
試合には敗れたものの、底力は十分に見せていたと思います。

菊池駿亮 右投右打
2打席連続の2ランホームラン。
1本目は、速球を読んでドンピシャのタイミングで捕らえた打球がレフトスタンドへ。
2本目も同じようにドンピシャのタイミングで左中間場外へ。
甘いコースを1発で仕留める集中力の高さを見せましたね。

・守備
四球とワイルドピッチと捕球ミスが連鎖しての余計な失点がありました。
打線が奮起しましたが、大量失点があって接戦を落としてしまいました。

posted by ティト at 01:10| 岩手 ☀| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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