2017年03月25日

不来方 センバツ初戦

3月24日

センバツ1回戦
静岡 12−3 不来方


正直に言って完敗ですが、随所に好プレーがあり、夏への手ごたえを感じさせる煌きは見せてもらいました。

エースの小比類巻圭汰投手は、それほど悪い調子ではなかったように見えましたが、厳しいコースを狙いすぎての四死球が多く、常に走者を背負う展開となってしまいました。
本来は、ストライク先行で打たせて取るタイプで、飄々と完投するタイプですが、空振りを狙う変化球を見極められ、球数がかなり増えてしまった印象です。
ただし、これは相手打線が素晴らしかったのだと思います。
投球動作の速い小比類巻投手を初見で捕らえるのは容易ではないはずですが、甲子園で勝てるチームの底力を見せつけられました。

打線は、9安打3得点。
大会屈指の左腕と呼ばれる相手エースの池谷投手に対しても臆することなく、フルスイングを貫きましたね。
高校野球は、大振りせずにコツコツ当てるのが良いとされる風潮がありますが、金属バットの特性や、ウエートトレーニングの浸透などもありますので、パワフルなフルスイングで一挙に点をもぎ取る野球を身上とするチームが増えてきています。
不来方もそのトレンドに沿ったチーム作りをしてきたことがうかがえました。
力強さはありましたが、ボール球を空振りしての三振が多かったのは反省材料でしょう。
甲子園で勝つためには、力強さに加え、ボールの見極めが大事です。
四球をうまくもらいながら畳みかけることができれば、得点能力はさらに高まってくるはずです。

守備は、全体的に出足が悪く、球際をうまくモノにできない場面が目立ちました。
練習の大半を打撃に費やしたとのことですが、出足については意識の問題が大きいと思いますし、相手野手の出足の良さを見て貴重な勉強の機会となったはずです。
強烈な打球を好捕する場面もあり、大舞台での集中力については及第点といった感じではないでしょうか。
守備は短時間でも上達できる分野でもあるので、これからの成長を楽しみにしています。

とにもかくにも、甲子園で得た経験というのは、何物にも代えがたいものであると思います。
ファンとして、不来方の進化の過程を追いかけていきたいですね。

posted by ティト at 01:45| 岩手 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんかもう、めっちゃ感動した
試合前アルプスに挨拶に、来るときもとても短い整列ながらも力強い挨拶に感動。

試合開始のとき本塁上で右から順に数字が並んでることに感動(何でかわからんけど)

ブラバンの真後ろに座ったお陰か
応援の一体感に感動(ほんとに今回は応援良かった。7、8回は特に)

先取点に感動。

とにかくなんか今まで何年も甲子園に岩手を応援に来てるけど
感動度合いはトップクラスでした

関西は赤星さんがメインで「みんなの甲子園」っていう番組をやってるんですが、
その中で、赤星さんが
「冬にバッティングに力を入れてきたことが存分に発揮できたと思う」とコメントされてました
野球部の皆もチサンホテルで見たかなぁ…

ちなみにこの番組の最後2分のVTRを不来方だけの為に作ってくれてましたが
それも感動でした
十勇士じゃなくて皆で戦った、不来方勇士だったな!っていう感じでした

不来方のチームのみんなのお疲れ様
感動をありがとう
Posted by 和泉 at 2017年03月25日 07:37
こんにちは。
試合内容は細かい点で色々ありますが、県内各校にとっていい刺激になったことは間違いないと思います。
「打撃力は練習量に比例する」と言って部員数制限をしている強豪校の監督がいましたが、部員数不足が逆に打撃練習に特化して成果として現れ、先の言葉を証明したように思いました。
ただ、管理人さんと違って、パワフルなフルスイングで“逆方向”が持論ですみません。
WBCアメリカ戦の筒香が、オランダ戦のセンター返し三連発を再現してくれれば…と。
菊池の本塁打といい、プエルトリコの完封負けを見てもそう思います。
揺れる2シームと外角低めに逃げるスライダーにこそ、この意識が必要ではなかったかと。
ちなみに、NHKBS『球辞苑』の“ストレート”の回の情報ですが、チャップマンや大谷の160キロは順回転の4シームだから意外と芯でとらえられるが、手元で変化する2シームは球速は落ちるが打ち損じが増えるとのこと。
しかも、科学的に最も揺れが大きくなるのは130キロの時だそうな。
球速不足で悩んでる投手諸君には参考になるのではなかろうか(常識だったらスマン)。
Posted by はる陸奥 at 2017年03月25日 14:07
21世紀枠での出場が決まった時は正直自分は冷ややかな反応で試合前まで一応応援するという程度の意識でしたが試合を見ているうちにいつの間にか本気でこのチームを好きになっていました
点数こそ大差でしたが少人数という逆境にも負けず楽しそうに、そして全力にプレーする姿は21世紀枠の意義に沿っていたと感じました
記録やスコアだけではわからない、試合を見た人にしかわからない面白さだったと思います
Posted by お米 at 2017年03月26日 09:57

高校野球の、いや、若者の部活動の『原点』、ココに有り!

私は、中学野球で野球が嫌いになり、一度は野球から逃げた人間です。

だから、こんな眩しい試合を見せられると、羨ましいやら、憎いやら!(笑)

高校時代、級友の誘いに乗って高校野球に関わっていおけば良かった・・・
・・・と思うような、思わないよな、苦く酸っぱい想いで一杯ですぅ〜!

『岩手の野球』を甲子園で見せてくれて有難う!心から感謝です!!
Posted by 牧場の投手カトリ at 2017年03月28日 10:02
優勝した大阪桐蔭と接戦を繰り広げた静岡高、見事でした。
その静岡高と試合できたことは、不来方ナインにとっても自信になってることでしょうね。
その他の公立高もやればできる。
一方、履正社も二回戦で呉高に辛勝は冷や汗ものだったでしょう。
大阪の強豪私立が、地方の公立普通科に負けてどの面下げて帰れるのか、と。

カトリさんは、「高校野球はそもそもが“高校生の素人”の祭典」と書きましたが、私は必ずしもそうは思いません。特に、リトル・シニアと活躍して強豪私立に遠隔地から入学してくる生徒については。その後、間違いなくプロに進むだろう選手達に至っては全く素人には見えません。だから、私を“素人”と呼んでも全く問題無い。
その代り、全国制覇を掲げる強豪私立には、公立校よりも辛口で投稿することにしている。
このサイトが“頂点を目指して”というタイトルでもあることだし。
それが“害悪”ならば、害悪と罵られても構わぬ。
もちろん、選手個人に対してつまらない感情を抱いているわけではありません。
Posted by はる陸奥 at 2017年04月04日 21:57
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/448352503
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック