2016年10月03日

10月3日 高校野球観戦記 その1

10月3日

国体硬式野球準々決勝 花巻球場第1試合
鳴門 12−11 作新学院

お互い取っては取られる壮絶な打撃戦。
強い打球が飛び交う展開に管理人も大興奮。
管理人が今年生観戦した中では最もレベルの高い試合でした。

<鳴門>
・投手
中山晶量 1回〜3回
ゆったりとした始動から、体を開かずにスムーズに振りかぶってしなやかに腕を振り下ろす右上手。
威力十分の緩急二種類の変化球で押す本格派です。
長身をバランス良く使えていますし、資質の高さは一目瞭然ですね。
機敏性が増せばさらに球威が増してくると思います。
プロを狙えるレベルだと感じました。
速球の球速は、最速141kmの表示。

尾崎海晴 4回〜5回
常時セットポジションから、機敏に体を回転させて鋭く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で押す本格派タイプです。
体動に力感がありますし、地肩が相当強い投手だと思います。
もっと胸の張りを意識できれば、反発力が生きてさらに球威が増してくるでしょう。
速球の球速は、最速137kmの表示。

松本凌斗 6回
常時セットポジションから、軸足でタメを作りつつ蹴り足を生かして勢いよく腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球でグイグイ押す本格派タイプです。
体動の勢いをボールに乗せる管理人好みの力投型ですね。
速球の球速は、最速136kmの表示。

河野竜生 6回途中〜9回
ゆったりとした始動から、軸足でタメを作りながら重心を落とし、素早く体を回転させながら鋭く腕を振る左スリークォーター。
膝を大きく曲げてグッと重心を落とす独特のセットポジションも特徴的。
威力十分の速球と多彩な変化球で三振を取れる本格派です。
今夏の甲子園でも大活躍したお馴染みのサウスポーですね。
機敏性を生かし、パワーロスなく最小限の動作でボールに力を乗せられる技術を持っているようです。
プロレベルの投手ですし、卒業後の活躍が楽しみです。
速球の球速は、最速143kmの表示。

・打線
夏の甲子園で盛大附属から大量点を奪った迫力は健在ですね。
あわやコールド負けもあるかと思われる劣勢の展開から逆転勝利をもぎ取った底力は驚異的です。
盛大附属はこの強いチームと激戦を繰り広げたんですね〜☆

手束海斗 右投右打
140kmを超える速球を思いっきり引っ張り、弾丸ライナーでレフトスタンドへ2ランホームランを叩き込みました。
岩手ではなかなか見られないような火の出るような強烈な当たりのホームランでしたね。

佐原雄大 右投右打
やや振り遅れながら、ライトスタンド最前列に滞空時間の長い3ランホームランを放ちました。
追い風がない中でああいうホームランはなかなか打てるものではありません。
高校生離れした腕力の持ち主でしょう。

・守備
全体的には軽快でさすがによく鍛えられていますね。
もう少しで捕れそうな外野頭上の飛球を逃してしまったのは惜しかったですが、大崩れはしそうにないレベルの高さは十分に見て取れました。

佐原雄大 捕手
軽々と投げているように見えて矢のような勢いの送球に目を引かれました。


<作新学院>
・投手
宇賀神陸玖 1回〜4回途中
常時セットポジションから、軸足で十分にタメを作りつつ勢いよく腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と多彩な変化球で打者に的を絞らせない投球が持ち味のようです。
球威で圧倒する感じではないのですが、速球と変化球とのバランスの良い配球が意識されており、同じ球種一辺倒とならない強みがありますね。
時折投げるドロンとした緩い変化球も有効でした。
一関学院の大竹樹希也投手に似たフォームと投球スタイルで、安定感も抜群の投手です。
速球の球速は、最速133kmの表示。

入江大生 4回途中〜6回
ピンと背筋の伸びた綺麗なフォームから、鞭のようにしなやかにかつ爆発的に腕を振り下ろす右上手。
威力十分の速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派です。
肩肘の支点がしっかりと生きており、腕のしなりが素晴らしいですね。
十分にプロを狙える投手ではないでしょうか。
速球の球速は、最速143kmの表示。

今井達也 7回〜8回
常時セットポジションから、軸足に十分にウエートを乗せ、蹴り足を生かして爆発的に腕を振る右上手。
威力抜群の速球と切れ味抜群の速球で三振を量産する本格派です。
甲子園優勝投手ですし、野球ファンで知らない人はおそらくいないでしょう。
管理人も、この投手を生観戦する機会を待望していました。
念願叶って見ることができましたが、本当に素晴らしい投手ですね。
躍動感がありながら、体の軸がブレないように制御できる体幹の強さに感心しました。
上体を大きく捻らず、体重移動に乗せて捕手へ向かって真っ直ぐ腕を振っていますね。
パワーロスが少ない投球フォームというのは、まさにこれだと思いました。
また、腕の振りの速さは、管理人が今まで見た投手の中でも最高レベル。
すっかり見とれてしまいました。
守備のミスや振り逃げなどがあって大量失点となりましたが、評価が下がる内容ではありませんでした。
おそらくドラフト1位で指名される投手ではないでしょうか。
速球の球速は、最速152kmの表示。

・打線
夏の甲子園優勝チームに相応しい迫力がありました。
序盤は打ち損じが多かったように思いますが、スイングの力感がハンパないですね。
芯を食えば長打を連発する打線だと思います。
打球が非常に速いですし、凡退の飛球でも滞空時間の長いものが多かったです。
中盤以降は、相手好投手を攻略し、大量点を奪いました。
全国制覇を成し遂げるためには、このチームに劣らない打線を作り上げなければならないんだろうなあと思いながら観戦した管理人です。

入江大生 右投右打
140kmを超える速球に負けない力強いスイングからの火の出るようなライナーに驚きました。
ゴルフのようなグンと伸びる左中間への当たりに、観客から感嘆の声が出ていましたね。

・守備
各野手とも、打球へ向かう瞬発力、安定したグラブさばき、ビシッとした送球の全てを備えていました。
しかし、ゲッツーコースの打球をトンネルした後に大量失点となり、痛恨の逆転負けにつながってしまいました。

posted by ティト at 19:58| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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