2008年09月02日

9月1日 高校野球観戦記

昨日は江釣子球場で3試合観戦してきました。わーい(嬉しい顔)
手短になりますが感想は以下の通りです。


第1試合
黒沢尻北 5−4 水沢工 (延長11回サヨナラ)

管理人が球場に到着した時は5回が終了。
すっかり遅刻の常習犯です(笑)。

試合ですが、がっぷり四つの目まぐるしいシーソーゲーム。
延長に入ってから連打が飛び出した黒沢尻北の粘り勝ちとなりました。

黒沢尻北のマウンドは蛭坂泰貴投手。
ゆったりとふりかぶってから機敏な動作で投げ込む右上手です。
体の捻りが効いていてフォームバランスは良いですね。
速球の球速は目測で最速130km台前半でしょうか。
緩急を効かせた投球が持ち味のようですが、変化球を投げる時に手投げになって力が抜けてしまうところは要改善ですね。
下半身を使った体重移動をもっと意識できれば大きく進化できると思います。
ポテンシャルは高そうで楽しみな投手ですね。

水沢工のマウンドは渡辺俊幸投手。
柔軟性を生かしてしなやかに腕を振る右スリークォーターです。
力が抜けているように見えて腕の振りは鋭いので、球威はそれほど感じないながらも打者の手元でボールが伸びる球質ですし打ちづらそうですね。
現時点では上体依存気味のフォームで下半身がうまく使えていない印象ですが、力感が増せば楽しみな素材です。

打線は両チームともチャンスは掴みながらも今ひとつ点を取りきれない展開が続きました。
各打者のスイング自体は両チームとも力強いですね。
黒沢尻北の菅原大地捕手は、押しの強いスイングで流し打ちでも力強い打球を飛ばしていました。

守備は、両チームともミスが多発。
各野手ともボールへの体の入れ方がまだまだです。
余裕のない体勢で捕球しているのが簡単に打球を弾いてしまう原因でしょう。
投手の踏ん張りで大量失点は何とか防いだという試合でした。
新チームですし、発展途上でしょうね。
黒沢尻北の菅原大地捕手は、なかなかの強肩で馬力のありそうな捕手です。


第2試合
専大北上 8−0 水沢 (7回コールド)

打力に勝る専大北上が、着々と得点を積み重ねて快勝。

専大北上の先発は石田雅裕投手。
昨年から管理人がずっと期待している投手です。
今日は相手を見下ろして投げるようなどっしり落ち着いた投球でしたね。
ただし、今年の春以降大きな成長が見られないので、管理人的には大いに不満です。
右足でタメを作ってから投げ込むフォームですが、そのタメが蹴り足に繋がっておらず、躍動感に乏しい印象。
もっと爆発的な勢いで投げ込み、打者をねじ伏せる投球を見たいですね。
またそれが出来る投手だと思っています。
タイプ的に今年の選抜優勝投手である沖縄尚学の東浜巨投手に似ていますし、全国で勝てる投手を目指して高い意識で練習を重ねてもらいたいですね。

水沢の先発は伊藤大樹投手。
上体の捻りを効かせ、体ごと腕を力強く振り抜く右上手です。
全体的なバランスは良いものの、若干重心が腰高に感じました。
今日は力んで制球が乱れ、ボール先行の後の甘いストライクを狙われる苦しい投球になりました。
尻上がりに調子が上がっていくタイプのようで、地肩も相当強そうですね。
力感がありますし、楽しみな素材です。

打線は専大北上の勝負強い打撃が目立ちました。
長打連発とはいきませんでしたが、各打者ともしぶとく野手の間を抜く打撃を心がけていたようです。
大塚尊司選手と日山篤選手はスイングに力感十分で、長打力がありそうですね。
水沢は、飄々と投げ込む石田投手のテンポを崩すことができず、淡白に試合を終えてしまった感じです。

守備は、両チームともよく鍛えられていますね。
水沢には若干細かいミスは目立ったものの、基本的にイージーミスは両チームともありませんでした。
水沢の千田京介捕手は、1、3塁から盗塁を試みる1塁走者に対しても迷わず2塁に送球できる強肩が魅力です。
低い軌道で2塁まで到達するスローイングは素晴らしいですね。


第3試合
黒沢尻工 9−0 水沢農 (7回コールド)

毎回得点の黒沢尻工が危な気ない展開で水沢農をじりじり突き放す試合展開でした。

黒沢尻工の先発は高橋大地投手。
コンパクトな腕の振りから伸びのある速球とキレの良い変化球をテンポ良く投げ込む右スリークォーターです。
球威でグイグイ押すタイプではないですが、制球は良く安定感がありますね。
手投げ気味の投法が若干気になりましたが、球持ちは良い感じでボールの出所が見づらい投手でしょう。
4回からは細川陽裕投手が登板。
真上から投げ下ろす速球主体でグイグイ押す右上手です。
腕を力強く振れますし、地肩が強そうな投手ですね。
投球動作に入ってから一瞬体重移動が止まってしまうフォームですが、下半身をもっと有効に使ってスムーズに前方に体重移動できれば球威は大きく増しそうです。
7回からは及川真伍投手が登板。
鋭い腕の振りを効かせて伸びのある速球を投げ込む右スリークォーターです。
やや手投げ気味ですが、上体を倒しこまずに突然腕をコンパクトに振ってリリースしますので、打者からすると変則的でタイミングの合わせづらい投手でしょう。

水沢農の先発は高橋克哉投手。
ゆったりと振りかぶり、一瞬腰を落としてタメを作ってからリリース動作に入る変則的な右上手です。
球威で押すタイプではないものの、制球は良く、大崩れはしない投手でしょう。
守備に足を引っ張られて大量失点は喫しましたが、投球内容は悪くはなかったと思います。
6回からは佐藤広諒投手が登板。
躍動感のあるフォームから、勢い良く体を使って投げ込んでくる右スリークォーターです。
力感はありますが、上体のブレが大きく、制球が安定していないのが課題でしょうか。
微修正すると大きく伸びそうな投手ですね。

打線は、黒沢尻工がしぶとい打撃でコツコツと得点を積み重ねていきました。
相手守備の乱れに乗じるしたたかさがありました。
水沢農は、ランナーをなかなか出せずに不完全燃焼のまま試合が終わってしまった感じでしょうね。

守備は、無難に守りきった黒沢尻工に対し、水沢農はイージーミスのオンパレード。
投手がそれほど打たれた印象のない中で大量失点を喫してしまいました。
ちょっと大げさに言ってしまいますが、打球が転がってしばらくしてから野手の足が動き出すようにさえ見えてしまいますので、打球への集中力や洞察力をもっと磨く必要があるかと思います。
新チームですし、これからどんどん上達していくことでしょう。
posted by ティト at 16:11| 岩手 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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