2019年10月19日

2019 ドラフト会議

今年のドラフト会議で、岩手関係から4人の指名がありました。

まず、ロッテのドラフト1位で大船渡の佐々木朗希投手。
4球団競合ということで、やはりプロ側の注目度は抜群だったようです。
佐々木投手については、1年生の夏に初めて見た時、ドラフト1位でプロに行ける投手と当ブログで書き込みました。
その通りに成長してくれたことを自分のことのように嬉しく思います。
佐々木投手の最大の長所は、体動の勢いで投球エネルギーを生み出せるところです。
新聞や雑誌には、怪我のリスクが高い云々書かれていますが、体全体を使って局所に負荷がかからないフォームですから、管理人的には怪我のリスクの低いフォームだと思っています。(かといって怪我をしないと言っているわけではありません。)
佐々木投手は大谷翔平投手とよく比較されますが、大谷投手の場合、肘のしなりが素晴らしい反面、体動の勢いではなく肘のしなりに頼って投球エネルギーを生み出しています。
局所に負荷をかけていることがずっと気にかかっていて、大谷投手にはもっと体動の勢いで投げるようにしつこくコメントしていたように記憶しています。
佐々木投手の完成度は実はすでに高いレベルにあり、プロで活躍するまでにそれほど時間を要さないと思っています。
ぜひとも新人王を狙っていただきたいと思いますし、日本一、さらには世界一と言われる投手に成長できると楽しみにしています。
最後に、管理人だけ言うのかもしれませんが、実は佐々木投手は打者としても素晴らしい才能を持っているので、大谷投手のように二刀流を模索していただきたいなあという願望も持っています。

巨人のドラフト1位では、青森山田の堀田賢慎投手が指名されました。
堀田投手は花巻北中出身だそうです。
管理人は、堀田投手の投球を生観戦したことはありませんが、映像で見ると、ダイナミックで躍動感溢れるフォームに惚れ惚れしました。
まさに管理人好みの力投型ですね。
岩手のチームにもこういう投手がもっと増えて欲しいと思っています。

ヤクルトの3巡目には盛大附属ー創価大の杉山晃基投手が指名されました。
杉山投手は、高校時代の印象では真上から投げ下ろす正統派の本格派で、糸を引くような伸びのある速球が印象的でした。
大学に入って体がだいぶ大きくなりましたね。
即戦力として1年目から大活躍していただきたいです。

ソフトバンクの育成1位では、黒沢尻工の石塚綜一郎投手が指名されました。
石塚選手は、1年時からチームの主力として活躍していましたから、管理人も何度も生観戦しました。
フィジカルが強く、ずっとプロを狙える選手だとブログで書き込んでいました。
バッティングはフォロースルーを生かしてスイングしていますので、木製バットにもスムーズに順応できそうですし、キャッチングも力強く、握力も相当強いのでしょう。
捕手としての肩の強さも素晴らしいです。
育成での指名は管理人的にも不満ですが、ソフトバンクは実力至上主義が特に貫かれている球団だと言われていますので、反骨心を忘れずに一軍を目指していただきたいと思います。


管理人がブログを続けているモチベーションは、岩手県勢の全国制覇もさることながら、球児の夢であるプロ野球選手の道に岩手から一人でも多く進んでもらうことです。
本来、ナショナリズムを煽るような団体競技にはあまり興味が湧かない性分でして、基本的には個人にスポットを当ててスポーツを楽しむのが管理人のスタイルだったりします。
個人の夢の結晶が甲子園であり、プロ野球選手という考え方をしています。
なので、勝った負けたで大騒ぎするのは甲子園での岩手県勢の試合だけで、それ以外は勝敗そっちのけで選手の動きだけを追いかけています。
ブログで紹介した選手が成長してプロ野球へ進むと、自分のことのように嬉しくなる管理人です。
自分の夢と球児の夢を重ね合わせながら試合を観戦しています。
自分がこの選手をプロ選手へ成長させるんだという、ある意味傲慢な願望を持ってコメントを記載している面が多分にあります。
そして、そういう性分だからこそ、こういうブログを続けられるのだろうと自分で思っています。

posted by ティト at 22:54| 岩手 ☔| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月16日

10月15日 高校野球観戦記 その2

10月15日

秋の高校野球東北大会準々決勝 県営球場第2試合
仙台育英 6−1 一関学院

仙台育英が押し気味に試合を進めるも、一関学院が凌いで得点を許さない展開。
均衡を破る1点を仙台育英がラッキーな形で取り、その後は一関学院のミスに乗じてリードを広げる展開でした。

<仙台育英>
・投手
笹倉 1回〜5回途中
常時セットポジションからゆったりと始動し、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振る左スリークォーター。
威力のある速球と緩急2種類の変化球をグイグイ投げ込む本格派タイプです。
軽々と投げていますが、威力のあるボールが決まっていました。
まだ1年生ですが、体幹と筋力の強さが一見してわかる逸材です。
プロを狙える身体能力の持ち主だと思います。
速球の球速は、最速144kmの表示。

向坂 5回途中〜7回、9回
常時セットポジションからスムーズに振りかぶり、しなやかに腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
力感がやや不足していますが、フォームバランスの良さが好印象です。
筋力アップが球威アップに直結するタイプですね。
速球の球速は、最速138kmの表示。

菅原 8回
常時セットポジションから、足を大きく上げて体動の勢いを作りつつ力強く踏み出して鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派ですね。
ややアーム式の投法ですが、体重移動をボールに乗せて投げていますので、球速以上の球威で打者を圧倒できていました。
今の躍動感を維持しつつ、もっと胸を張って反発力を生かす投法を会得できれば、肘の支点を自然に意識できるようになってさらなる球威アップが見込めると思います。
腕の振りの形がどうこうよりも、まずは体動の勢いで投げるというのが投手の基本だと管理人は思っていますので、岩手の投手にもぜひとも参考にしてもらいたい投手です。
速球の球速は、最速140kmの表示。

伊藤 9回
ゆったりと振りかぶり、軸足のタメを意識しつつ力強く蹴り出して爆発的に腕を振る右上手。
威力十分の速球と緩急2種類の変化球をグイグイ投げ込む本格派タイプです。
まだ1年生ですが、躍動感たっぷりの逸材ですね。
仙台育英には素晴らしい投手目白押しで羨ましい限りです。
まだ線が細い感じで発展途上だと思いますが、今後の進化が楽しみです
速球の球速は、最速144kmの表示。

打線
打球が速く、スイングに重厚感がありました。
岩手ではなかなか体験できない威圧感が溢れ出ていましたね。
中盤までどうにかこうにか一関学院が凌いでいましたが、ずっとヒヤヒヤしながら見ていました。
選手の体つきを見ても、ウエートトレーニングでしっかりと鍛えられているだろうことが見て取れました。
岩手のチームも、このチーム以上の強度でトレーニングしなければ、全国制覇は狙えないと管理人は思った次第です。

守備
問題なし。

入江 遊撃手
すばしっこい感じではないのですが、無駄のない足さばきと柔らかいグラブタッチ、しなやかなスナップスローなど、センスの高さが一目瞭然。
岩手のチームに欲しいと思ってしまう大型遊撃手です。
 

<一関学院>
・投手
佐藤弘平 1回〜3回途中
ゆったりとした始動から、素早く担ぐように振りかぶって勢いよく腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
ピンチの連続でしたが、決定打を許さない粘りのピッチングを見せましたね。
速球の球速は、最速136kmの表示。

小綿大斗 3回途中〜7回途中
素早く体を回転させてコンパクトに腕を振る右横手。
伸びのある速球と横滑りする変化球を四隅に散らして的を絞らせない投球を見せました。
速球の球速は、最速133kmの表示。

菅原諒太 1回〜3回途中
常時セットポジションから力強く振りかぶり、上体の倒し込みを生かしながら思い切り良く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良く投げ込みます。
全身を使って投げ込み、勢いづいた相手打線の流れを断ち切るナイスピッチングでした。
速球の球速は、最速132kmの表示。

打線
相手好投手に対し、やや力負けの印象です。
なかなかフルスイングできず、自信のないような早打ち又はコースに決まるボールに手が出ない場面が非常に目立ちました。
また、低めの変化球の見極めができずに何度もバットが空を切りました。
もっと始動を早め、踏み込みながらボール球なら見逃して甘いコースならピンポイントで強振できるような打線を作り上げなければいけないと感じました。
9回に意地でもぎ取った1点を財産として、来季への飛躍につなげていただきたいです。

守備
立ち上がり、相手の打球の速さに面食らったようにフリーズしてしまう場面がありました。
何でもないプレーでの悪送球や、弱い打球を逸してしまったり、焦る必要のない送球の場面でお手玉したりなど、一関学院らしくないミスを連発してしまいました。

ジャッジについて
5回表、三本間に挟まれた相手走者が、大きくファールゾーン側に走路を外れた場面で、なぜかジャッジはそれをスルー。
3フィートを大幅にオーバーしていましたので(コーチャーズボックスよりさらにファール側に足跡を確認)、明らかにミスジャッジです。
一関学院を応援していたからどうこう言うのではなく、これは許容範囲を超えるミスジャッジです。
審判全員を集めて協議するなどして、正しいジャッジを模索しなければいけなかったと思います。
正直、単に引っ込みがつかなかったからゴリ押ししたと思われても仕方がないでしょう。
1点を争う好ゲームだっただけに、後味の悪さが残ってしまいました。

posted by ティト at 00:08| 岩手 ☀| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月15日

10月15日 高校野球観戦記 その1

10月15日

秋の高校野球東北大会準々決勝 県営球場第1試合
盛大附属 3−0 東奥義塾

両チームとも安打がなかなかつながらない展開でしたが、終盤に思い切り良く振り抜く打撃をようやく取り戻した盛大附属が、貴重な点をもぎ取ってそのまま逃げ切りました。

<盛大附属>
・投手
石井駿大朗 先発完投
ゆったりとした始動から、担ぐようにダイナミックに振りかぶって力強く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
地肩が相当強そうで、肩を支点としてエネルギーを生み出す投法ですね。
蹴り足をもっと生かせるようになれば、体重移動を球威に上乗せできるようになるはずです。
さらなる進化を楽しみにしています。
速球の球速は、最速141kmの表示。

打線
相手投手の緩急への対応がいまひとつで、バットの芯を外される打撃を繰り返してしまいました。
緩いボールを引っ張らないようにと意識し過ぎると始動が遅れて力の入らないスイングになってしまうので、むしろ思いっきり引っ張る意識でファウルを打ちながらをタイミングを合わせていく方がよかったのかなあと感じました。

守備
問題なし。


<東奥義塾>
・投手
山内 1回〜6回途中
常時セットポジションからゆったりと始動し、力まずに振りかぶってコンパクトに腕を振る左上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外す投球が持ち味のようです。
カウントが苦しくなってもなかなか四球を出さない捕らえどころのないピッチングでした。

齋藤 6回途中〜8回
重心をしっかりと落として体の回転とともにしなやかに腕を振る右下手。
浮き上がるような速球と横滑りする変化球をコーナーに決める投球を見せました。

打線
難しいボールをしっかりと見逃せる選球眼の良さが光りました。
際どいコースをファウルで逃れるなど、粘り強く食らいついてきましたね。
なかなかフルスイングできず、鋭い安打を続けることができなかったことは来季への反省材料でしょう。

守備
問題なし。
正確な送球で走者の進塁を許さないナイスプレーもありました。

posted by ティト at 23:35| 岩手 ☀| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする