2019年09月21日

9月16日 高校野球観戦記 その2

8月30日

秋の高校野球県大会 森山球場第2試合
専大北上 5−3 釜石商工

取られたら取り返す接戦。
積極的な走塁で小刻みに点を積み重ねた専大北上が、わずかにリードを奪って逃げ切りました。


<専大北上>
・投手
長島暖和 先発完投
ゆったりとした始動から、鞭のようなスムーズな腕の振りが特長の右上手。
糸を引くような伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打者のタイミングを外す投球を見せました。
躍動感や力感が不足しているように見えますが、軽々と力のある速球を投げているので驚きました。
肩肘が柔らかそうで、支点を生かす投法ですね。
体動の勢いを生かせないながらも、肩肘の支点でエネルギーを生み出す投球を見て、大谷翔平投手を思い出しました。
資質は相当高いので、もっと下半身の体重移動と全体的な躍動感をフォームに乗せられるようになれば、格段に進化できる逸材です。
前途洋々の1年生で、今後要チェックの投手です。
速球の球速は、最速139kmの表示。

打線
大物打ちはいない感じですが、常に先を狙う走塁にバントを絡め、しぶとく安打をつないで小刻みに点をもぎ取るスタイルですね。

守備
問題なし。


<釜石商工>
・投手
山崎蓮 先発完投
常時セットポジションから、勢いよく担ぐように振りかぶって力強く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
躍動感を投球に生かせているので、球速以上にボールに勢いがありますね。
地肩の強さを利用して思いっきり腕を振るタイプのようですが、もっと胸を張って反発力を生かせるようになれば、肘の支点を意識できるようになって球威が増してくると思います。

打線
好機は頻繁にありましたが、ここぞのひと押しができなかった感じです。
鋭い安打は何本もありましたので、今後の進化を楽しみにしています。

守備
問題なし。



posted by ティト at 23:30| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9月16日 高校野球観戦記 その1

9月16日

秋の高校野球県大会 森山球場第1試合
一関学院 7−1 盛岡中央

5回途中からの観戦です。
両チームとも仕掛けが早く、テンポの早い試合展開。
ガッチリと守って余計な失点のなかった一関学院が、リードを広げていく試合となりました。

<一関学院>
・投手
佐藤弘平 
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって鋭くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
全体的なフォームバランスは良いですが、蹴り足がやや弱く、上体で踏ん張って投げているのが気になりました。
爆発力で投げるタイプのようなので、下半身の体重移動を生かせるようになれば、球威がグンと増してくると思います。
速球の球速は、最速131kmの表示。

小綿大斗 
常時セットポジションから、素早い上体の回転とともに鋭くコンパクトに腕を振る右横手。
伸びのある速球と横滑りする変化球をテンポ良く投げ込みます。
ソロホームランは浴びましたが、コースを丹念に突く安定感が光りました。
小さいフォームでピュッと投げる感じなので、タイミングを合わせづらい投手だと思います。

打線
ファーストストライクから積極的に狙いにいくストロングスタイル。
このスタイルは一関学院の伝統のようになっていますが、球種やコースの絞り込みが甘く、単に淡白にイニングを終えてしまう場面が非常に目立ちました。
投手目線で、コースにアバウトに投げておけば手を出してくれるので、投球の組み立てやスタミナ配分を気にせず思い切って投げられてしまいます。
広く待ってストライクだと思ったから振るのではなく、甘いコースを逃さずに捕らえるというふうに意識改革する必要があると管理人は思いました。
今日は最終的に力で点をもぎ取りはしましたが、結果的に安打になればオッケーの野球では、好不調の波が大きすぎてトーナメントを勝ち進む野球には適さないと感じます。
厳しいコメントになりましたが、期待しているがゆえなので、ご容赦いだだければ幸いです。

守備
問題なし。
各選手とも、送球につながる捕球姿勢に優れており、普段の練習からの意識の高さがうかがわれますね。

佐藤颯弥 遊撃手
動きながら最後まで打球から目を切らず、打球子勢いを吸い取るような柔らかいグラブタッチからのスムーズな送球に感心しました。


<盛岡中央>
・投手
藤本凱哉 
ゆったりとした始動から、軸足でタメを作りつつ力強くコンパクトに腕を振る左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をグイグイ投げ込みます。
地区予選で見た時は、ほぼ速球で押していましたが、変化球の精度が高まっており、投球の幅が広がっている感じです。
着実に進化していく投手を見ると嬉しくなる管理人です。

打線
ファーストストライクを積極的に狙うスタイル。
変化球に崩されてしまう場面が目立ち、なかなかフルスイングできないままイニングが進んでしまった感じでしょう。

吉田惠大 右投右打
高めの速球を思いっきり振り抜き、打った瞬間にわかるレフト場外への特大の一発を放ちました。

守備
全体的な動きは良かったと思いますが、あと1歩の球際でアウトにできなかった場面も目立ち、球運をモノにできなかった感じです。

posted by ティト at 23:18| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。