2019年05月07日

5月7日 高校野球観戦記 その3

5月7日

春の高校野球一関地区予選 一関球場第3試合
一関学院 9−1 一関一 (7回コールド)

先制した一関学院が、じわじわとリードを広げつつ、堅い守りで盤石の試合運びを見せました。

<一関学院>
・投手
佐藤弘平 1回〜6回
常時セットポジションから、素早く振りかぶって鋭くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
まだ線が細い感じですが、フォームバランスが良く、筋力アップが球威アップに直結するタイプだと思います。
機敏で野球センスが良さそうで、今後の進化が楽しみな2年生です。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

岩渕希望 7回
常時セットポジションから、スムーズに担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と緩急2種類の変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
ストンと落ちる変化球のキレが良いですね。

打線
今年も例年どおり、初球からどんどん振っていくスタイル。
各打者とも、仕掛けが早すぎる感じはしましたが、スイングに力感があって威圧感はありますね。
俊足の選手が揃っている感じで、機動力でたたみかける野球ができそうです。

守備
問題なし。
内外野とも穴が見当たりませんね。


<一関一>
・投手
大村駿平 1回〜2回
ゆったりとした始動から、軸足でタメを作りつつスムーズに体を回転させる右上手。
伸びのある速球と緩急2種類の変化球をテンポ良く投げ込みます。
体が開かないように左腕でしっかりとリードしつつ、素早く体を回転させられるのが特長ですね。

門間渓介 3回〜6回
ゆったりとした始動から、バランスを確かめるように軸足でタメを作った後にコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外します。
制球力があってボールに抑えが効いているので、大崩れしそうにない安定感がありますね。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

橋諒 7回
ゆったりとした始動から、スムーズに体を回転させてコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良く投げ込みます。
緩い変化球をうまく使って速球との緩急を生かす投球でした。

打線
初回にノーヒットで点を取りましたが、安打が出ない展開が続き、好機を作り出すことができなかった感じです。

守備
難しい打球をさばけなかった場面はありましたが、野手の動きは軽快です。



posted by ティト at 22:38| 岩手 ☀| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月7日 高校野球観戦記 その2

5月7日

春の高校野球一関地区予選 一関球場第2試合
千厩 8−1 花泉 (8回コールド)

逆転後にじわじわとリードを広げる千厩が、ピンチでガッチリと守って隙を与えませんでした。

<千厩>
・投手
千葉楽斗 先発完投
常時セットポジションから、ゆったりと担ぐように振りかぶってから力強く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球には角度がありますね。
上体と地肩の強さはうかがえましたので、もっと下半身の体重移動を生かせるようになれば、ボールにウエートが乗ってさらに球威が増すと思います。

打線
会心の当たりはそれほどなかったものの、好機はしっかりとモノにする集中力を発揮しました。

守備
細かい捕球ミスや悪送球がありましたが、要所での好プレーで点はなかなか許さない展開でした。

千葉哲太 遊撃手
投手として管理人が特に期待している選手ですが、遊撃手としてのセンスも素晴らしいです。
今日はちょっとミスはありましたが、軽快な足さばき、柔軟性のあるグラブさばき、送球の強さのどれをとっても一級品です。
二刀流選手として注目度大でしょう。


<花泉>
・投手
千葉聖也 1回〜6回
ゆったりとした始動から、体の回転とともにコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と横滑りする変化球で打たせて取る投球を見せました。
動作の柔軟性が特長ですね。

千葉唯斗 7回〜8回
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶって体の回転とともに勢い良く腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良く投げ込みます。
胸の張りがやや不十分ですが、地肩がかなり強そうで、威力のあるボールが決まっていました。
踏み込みが安定してくれば素晴らしい投手に成長できそうな2年生です。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

打線
走者は頻繁に出しましたが、なかなか連打が出ず、ダブルプレーなどもあり、好機をモノにできない展開が続きました。

守備
悪送球で余計な点をあたえてしまう場面がありました。

posted by ティト at 22:29| 岩手 ☀| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月7日 高校野球観戦記 その1

5月7日

春の高校野球一関地区予選 一関球場第1試合
一関工 4−2 一関修紅

一進一退の好ゲーム。
終盤に安打をまとめて突き放した一関工業が、一関修紅の反撃を凌いで逃げ切りました。

<一関工>
・投手
金子慎吾 1回〜7回
常時セットポジションからゆったりと始動し、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振る右上手。
重そうな速球と緩急2種類の変化球で押す投球を見せました。
要所で力を込めて三振を取る力投でしたね。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

平野拓夢 8回〜9回
ゆったりと振りかぶり、手首を背中に隠すようなひねってからコンパクトに腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をグイグイ投げ込みます。
リリースポイントが見づらい変則的なフォームですが、体全体をうまく使って投げているのが特長ですね。

打線
好球必打で積極的に振りにいくスタイルです。
やや強引な打撃が目立って淡白にイニングが進んでしまいましたが、終盤に力で点をもぎ取って勝利をつかみました。

守備
悪送球が目立ち、余計な失点と、余計なピンチを招いてしまいました。


<一関修紅>
・投手
佐藤翔太 1回〜7回途中
ゆったりとした始動から、軸足でタメを作りつつしなやかに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、速球主体に打たせて取る投球を見せました。
まだ1年生なので、線が細い感じで力感が不足していますが、球持ちが良く、しっかりと前でリリースできるのが特長ですね。

青木麦 7回途中〜8回
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって力強く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で押す投球が持ち味です。
パワーがありそうですが、もっと胸を張って反発力を生かせるようになれば、球威がグンと増すと思います。

打線
相手のミスなどで好機をつかみましたが、ここぞでたたみかけることができませんでした。
6回の無死満塁の好機を逃したのがもったいなかったですね。

守備
捕れそうなフライを捕れなかったり、ポテンヒットで失点するなど、やや球運に恵まれなかった印象です。

posted by ティト at 22:19| 岩手 ☀| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月6日 高校野球観戦記 その2

5月6日

春の高校野球沿岸南地区予選 住田球場第2試合
大船渡 7−0 高田 (8回コールド)

ガッチリと守りつつ、先制、中押し、ダメ押しの展開で大船渡が完封しました。

<大船渡>
・投手
和田吟太 先発完投
常時セットポジションから、軸足でタメを作りつつ担ぐように振りかぶって腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と緩急2種類の変化球をグイグイ投げ込みます。
投球テンポ良く打ち取っていくナイスピッチングでした。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

打線
球種を絞らず、好球必打で振りにいくスタイルですね。
この時期としては、各打者の変化球への対応能力の高さが目を引きました。
昨秋の盛大附属戦で、変化球にタイミングが合わなかった課題を乗り越えつつありますね。

木下大洋 右投右打
速球に振り負けずに右中間へ2ランホームランを放ちました。
腕力が相当強く、右方向にホームランを打てるのが特長ですね。

佐々木朗希 右投右打
投手として全国区となっている佐々木投手ですが、管理人は実は、打者として見て投手と同等の期待値をこの選手に対して持っています。
自然に踏み出して自然に捕らえる打法でミートセンス抜群。
腕力による押し込みも強いので、軽く捕らえた打球の速さも目を引きました。
岩手の二刀流と言えば大谷翔平選手のイメージが強いですが、管理人から見て、佐々木選手は同時期の大谷選手と同等以上の完成度だと思います。(当然ながら、今の大谷選手ではありませんよ。)
体の回転にこだわり過ぎるフォームの大谷選手より、自然に踏み込んで体重移動を利用する佐々木選手のフォームの方が、管理人的には好みだったりします。
全体的に、瞬発力については同時期の大谷選手を上回っていることは間違いありません。
走り始めてから加速する大谷選手に対し、初動から速いのが佐々木投手の特長です。
アスリートとして、抜群に能力の高い選手です。

守備
問題なし。

佐々木朗希 右翼手
投手としての登板を期待していましたが、今日は野手オンリーでした。
目立ったファインプレーなどはありませんでしたが、打球への初動が早く的確なのは一目瞭然です。
190cmを超える体格でここまで身体能力に優れている高校生を見るのは初めてかもしれません。
守備練習から見ていましたが、軽く投げている感じでも遠投能力はずば抜けていました。
あとは、投手としての姿を生観戦するだけです。
選手の皆さん、保護者の皆さん、管理人に練習試合日程を教えてください。🐱

先日の地区予選初戦登板時の映像は見ましたが、明らかに脱力を意識した投球でした。
この中で非常に気になってしまったのは、体動全体の力を抜いていたことです。
夏の連投への備えとして、脱力投法を引き出しの1つとして身につけるのは大変良いことだと思いますが、力を抜いていいのは腕の振りだけです。
下半身の体重移動を利用せずに立ち投げに近い状態で投げてしまう場合、ある程度の球威を求めるために結局は腕を強く振らなければなりません。
例えば、助走とともに投げる場合、体動の勢いをエネルギーとして利用できるので、軽い腕の振りでも結構伸びのあるボールを投げられますよね。
一方、助走をつけずに助走時と同じ球威を求めるのであれば、腕を思いっきり振らなければなりません。
投手にとっての投球とは、いかにして助走を利用するに等しいエネルギーを捻出するかということです。
佐々木投手が何のために脱力投法を身につけるかといえば、腕の故障や消耗を防ぎつつ、夏を勝ち抜くためだと思います。
体動の勢いを削いで腕だけ強く振るのであれば、本末転倒状態です。
体動の勢いを削いでかつ腕の振りも弱めるのであれば、練習にすらなりません。
体の中で、足や背中、胸の筋肉は、大きく、鍛えやすく、超回復しやすい部分です。
これらの力を抜くメリットはありません。
しかし、肩や肘、手首や指先、いわゆる腕は、筋肉量が少なく、鍛えにくく、故障しやすい部分です。
これらの力を抜くメリットはあるでしょう。
腕は長期的に鍛える必要があります。
佐々木投手の場合、下半身の体重移動を緩めなければ、それこそ軽い腕の振りでも150kmを超える速球を投げられるポテンシャルがあります。
本来、体動の勢いをボールに乗せられるのが佐々木投手の最大の魅力なので、これを疎かにする脱力投法では、夏への備えにはならないと管理人には思えてしまったので、長文で余計なことを書いてしまいました。


<高田>
・投手
菅野有斗 1回〜3回
機敏な体動から、スムーズに振りかぶってコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をコンパクトに投げ込みます。
指先感覚に優れているようで、変化球が低めに集まるのが特長ですね。
安定感のある勝てるタイプの投手でしょう。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

横澤斗馬 4回〜5回
大きく振りかぶり、下半身の体重移動を生かして勢い良く腕を振る左上手。
伸びのある速球主体に打たせて取る投球を見せました。
あまり細かいことは気にせず、とにかく勢い良く投げているのが好印象です。

黄川田諒海 6回〜7回
勢い良く振りかぶり、体重移動を利用してしっかりと踏み込んで力強く腕を振る左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
体全体をうまく使えており、躍動感をボールに乗せられるのが長所ですね。
打者の想像以上に球威を感じさせる投手だと思います。

打線
見極めを重視する意図はうかがえましたが、なかなかボールを絞りきれず、打たされてしまった印象です。

守備
送球ミスがやや目立ちました。
野手の動き自体は軽快ですが、細かい捕球ミスもありました。

posted by ティト at 01:25| 岩手 ☔| Comment(1) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月6日 高校野球観戦記 その1

5月6日

春の高校野球沿岸南地区予選 住田球場第1試合
釜石 7−0 大船渡東 (7回コールド)

6回途中からの観戦です。
じわじわとリードを広げた釜石が、エースの好投で完封しました。

<釜石>
・投手
菊池健太 〜7回
常時セットポジションからゆったりとした始動し、力強い体の回転とともに爆発的に腕を振る右上手。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球でグイグイ押す本格派タイプです。
昨年から活躍している管理人期待の投手の1人ですが、体動の勢いをボールに乗せられるようになり、余裕を持って腕を振れるようになっていますね。
変化球の制球力が増し、安定感が格段にアップしています。
まだまだ余力十分と見ました。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤。

打線
あまりじっくりと見られませんでしたが、ライナー性の鋭い打球が多かったです。

守備
じっくりと見られなかったのでコメントなし。


<大船渡東>
・投手
菊地広翔 〜6回
ゆったりとした始動から、全身をバランス良く使ってしなやかにコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
動作が機敏で、運動能力の高さがうかがえました。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

近江優生 7回
常時セットポジションからゆったりと始動し、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で1イニングをピシャリと抑えました。
まだ線が細い感じですが、動作がしなやかで、筋力が増してくれば楽しみな2年生です。

打線
強い当たりもあって好機をつかみましたが、走者の飛び出しや、ライナーの当たりがゲッツーになってしまうなど、球運に恵まれなかった印象です。

守備
じっくりと見られなかったのでコメントなし。

posted by ティト at 00:59| 岩手 ☔| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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