2018年07月16日

7月16日 高校野球観戦記 その2

7月16日

夏の高校野球県大会3回戦 花巻球場第2試合
一関学院 5−2 高田

先制して優位に立った一関学院が、エースの好投で高田の反撃を2点に抑えて逃げ切りました。

<一関学院>
・投手
滝田丞 先発完投
ゆったりとした始動から、軸足でタメを作ってから爆発的に腕を振り下ろす右上手。
威力十分の速球と緩急二種類の変化球で三振を取れる本格派です。
腕の振りが非常に力強く、ホップするように速球が伸びてきますね。
体動の爆発力を生む筋力の強さと、その爆発力を制御できる体幹の強さを併せ持つアスリートタイプでしょう。
1年生の時から期待していた投手ですが、3年の夏に大きく進化してきましたね。
なおかつまだまだ余力がある感じで、今後の魅力にも溢れています。
紛れもなく甲子園レベルの投手と言えるでしょう。
速球の球速は、最速144kmの表示。

打線
例年どおり、好球必打のストロングスタイル。
全体的に強い打球が多かったです。
このチームの課題は、難しいボールを追いかけてしまうことに尽きるので、その悪癖が顔を出すか出さないかが今後の試金石だと思います。

守備
バウンドを合わせ損なって弾いてしまったプレーと悪送球、パスボールが1つずつありました。
全体的には各野手とも軽快に動けています。

吉田凌 捕手
矢のような二塁への送球が目を引きます。


<高田>
・投手
村上敏希 1回〜2回
素早く振りかぶり、スムーズな体重移動に乗ってしなやかに鋭く腕を振る左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をコーナーに投げ分けます。
ストライク先行で制球が良いですが、積極的にファーストストライクを振ってくる相手打線にタイミングを合わされてしまった感じです。

菅野友翔 3回〜8回
上下動の少ない体動から、肩を回すようなイメージで腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球を四隅に投げ分けます。
キャッチボールのように軽々と投げている感じですが、地肩の強さは一見してわかりますね。
制球が良く、ストライク先行で安定感がありました。
躍動感をもっと意識し、ボールにウエートを乗せる感覚を会得できれば、球威はグンと増すと思います。
ポテンシャルは非常に高いですね。
速球の球速は、最速133kmの表示。

打線
際どいコースを見極めながらしぶとく食らいつき、2点をもぎ取りましたが、要所で三振を取られ、ビッグイニングは作れませんでした。

守備
問題なし。

posted by ティト at 21:52| 岩手 ☁| Comment(1) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月16日 高校野球観戦記 その1

7月16日

夏の高校野球県大会3回戦 花巻球場第1試合
福岡 11−4 水沢工 (7回コールド)

5回までがっぷり四つの展開で、どちらに流れが傾くかわからない展開でしたが、6回に四球で得た好機に安打を一気にまとめてビッグイニングを作った福岡が、したたかに勝機を掴み取りました。

<福岡>
・投手
菅原悠 1回〜4回
全身を機敏に使い、しなやかに腕を振る左スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、しっかりと抑えの効いた速球と落差のある変化球を四隅に丹念に投げ分けます。
パワーロスの少ないバランスの良いフォームですし、身体全体の柔軟性をうかがえます。
2年生ながら完成度は非常に高いです。
現時点で物足りないのは筋力だけでしょう。
この投手は、筋力が増せば、球速が10km、20kmとぐんぐんアップしていくタイプだと思います。
今後の成長が非常に楽しみです。

石井鼓太朗 5回〜6回
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶってからコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、角度のある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外す投球が持ち味です。

前田李幸 7回
機敏に振りかぶり、蹴り足を生かしながら鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球をグイグイ投げ込む本格派タイプです。
胸の張りが不十分で反発力が生きていない感じがしますが、全身の筋力で力強い腕の振りにつなげていますね。
まだ荒削りですが、素晴らしいポテンシャルを持つ驚異の1年生です。
微修正ですぐに140kmオーバーの速球を投げられると思います。
管理人の要チェックリストに入りました。
岩手を代表する投手に成長できる逸材ですし、是非大事に育てていただきたいと思います。
速球の球速は、最速135kmの表示。

打線
選球眼が良く、追い込まれても際どいボールを見送れることに感心しました。
四球で得た走者をヒット1本で返すなど、効率の良い攻撃が際立ちました。

守備
問題なし。


<水沢工>
・投手
高橋晴 1回〜4回途中
特長は先日記載のとおり。
細身ながら瞬発力があって球威がありますが、ボールが荒れ気味で、四球を多く出してしまったのがもったいなかったですね。
資質の高さは素晴らしいです。
速球の球速は、最速131kmの表示。

千葉魁斗 4回途中〜6回途中
ゆったりとした始動から、軸足でタメを作り手首を体の後ろに隠すようにひねった後にコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球を投げ込みます。
リストがかなり強そうで、スナップスローのように軽々と投げたボールでもなかなかの球威がありますね。
もっと胸を張るイメージで投げることができれば、ボールにウエートが乗ってさらに球威が増すと思います。
際どいコースがストライクにならずに四球を多く出してしまいましたが、ポテンシャルの高さは一見してわかりました。
速球の球速は、最速132kmの表示。

菅原凪 6回
躍動感のある体動から、上体の倒し込みを生かして力強く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をグイグイ投げ込みます。
少ししか見られませんでしたが、管理人好みの力投型ですね。
今後の成長を楽しみにしたい2年生です。
速球の球速は、最速130kmの表示。

打線
好球必打の積極的な攻撃スタイルを見せました。

小野寺裕大 右投右打
速球を完璧に捕らえ、打った瞬間にわかるレフトスタンド場外への特大のホームランを放ちました。
まだ2年生ですし、捕手としての能力も高くて今後が楽しみな強打者です。

守備
バックホーム送球のカバーに入らずに悪送球になってしまったのがもったいなかったです。
外野の前進守備が裏目に出て頭を越されてしまうなど、球運にも恵まれなかった印象です。

posted by ティト at 21:42| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする