2018年07月09日

7月9日 高校野球観戦記 その3

7月9日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第3試合
花北青雲 9−7 釜石商工

激しい点の取り合い。
序盤に大量点を奪った花北青雲に対し、小刻みに点を加える釜石商工も譲らない展開。
同点の終盤に相手ミスに乗じた花北青雲が、執念を見せる釜石商工を振り切って激闘を制しました。

<花北青雲>
・投手
工藤遼 1回〜4回
常時セットポジションから、素早く体を回転させて上体の倒し込みとともに鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
パワーロスの少ないフォームで、ボールに力がスムーズに伝わっていますね。
躍動感をさらに乗せられるようになれば非常に楽しみです。
速球の球速は、最速131kmの表示。

上條瑛滉 5回〜8回
常時セットポジションから、軸足でタメを作ってから担ぐように振りかぶって上体の倒し込みとともにコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
もっと下半身の体重移動を意識できればまだまだ伸びそうな2年生です。

鈴木壮 9回
常時セットポジションから、スムーズに体を回転せてしなやかに腕を振る右下手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた伸びる速球主体に打たせて取る投球を見せました。

打線
3回までに7点を奪いましたが、その後にやや打線が沈黙して相手の追い上げを許してしまいました。
全体的にはここぞの場面で効率良く点をとれたように思います。

永田希成 右投右打
速球をドンピシャで捕らえ、レフト場外への会心のホームランを放ちました。

守備
細かい捕球ミスはありましたが、全体的に大きな乱れはありませんでした。


<釜石商工>
・投手
鎌田尚人 1回〜2回途中
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶって爆発的に腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球でグイグイ押す本格派タイプです。
春に見た時は、重心を落として下半身の体重移動を意識しているフォームでしたが、今日はとにかく思いっきり腕を振り下ろすという投球でした。
やや力みが目立ち、速球が高めに浮いてしまった印象です。
速球の球速は、最速136kmの表示。
荒削りですが、必ずまだまだ伸びる逸材ですので、卒業後も野球を是非とも続けていただきたいと思います。

石川優良 2回途中〜8回
ゆったりとした始動から、しっかりと踏み込みつつ上体の倒し込みとともに鋭く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打たせて取る投球を見せました。
力感が出てくれば楽しみな2年生です。

打線
頻繁に安打が出ていましたし、スクイズも決まって着実に点を加えていきました。
打線は奮起したと思いますが、失点が大きすぎましたね。

守備
終盤にもったいない悪送球でピンチを広げ、決勝点を許してしまいました。



posted by ティト at 21:27| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月9日 高校野球観戦記 その2

7月9日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第2試合
岩谷堂 4−1 宮古工

速攻で先制して優位に立った岩谷堂が、粘る宮古工の反撃を最終回の1点に凌いで逃げ切りました。

<岩谷堂>
・投手
千葉優斗 先発完投
常時セットポジションから、ゆったりと始動して軸足でタメを作ってから大きく振りかぶって腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
ペースを乱さずに淡々と投げきりましたね。

打線
序盤に幸先よく先制しましたが、中盤以降は盗塁失敗などで好機を潰してしまい、なかなか追加点が取れない展開でした。
典型的な先制逃げ切りで勝利をつかみましたね。

宮内浩淑 右投右打
速球をコンパクトにすくい上げた打球がぐんぐん伸びてレフトポール際スタンドに飛び込みました。

守備
出足が遅れ、アウトにできる打球を安打にしてしまう場面が目立ちました。
最終回は足が止まってアップアップの状態でしたが、どうにかリードを守ったという感じでしょう。


<宮古工>
・投手
五十嵐亜輝 先発完投
ゆったりとした始動から、しっかりと踏み出して体重移動を生かしながら鋭くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がる変化球をテンポ良く投げ込みます。
下半身の力を使いながら投げていますので、安定して力のあるボールが決まっていました。
躍動感が出てくれば、まだまだ伸びる投手だと思います。

打線
走塁の判断ミスで点が入らない場面がありました。
9回に1点を返して押せ押せの場面を作りましたが、もうひと押しができなかった感じです。

守備
イージーな場面での悪送球がありました。
全体的な動きは悪くなかったと思います。

posted by ティト at 21:17| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月9日 高校野球観戦記 その1

7月9日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第1試合
釜石 4−2 水沢商

1点を争う息詰まる接戦。
序盤に先制して優位に立った水沢商ですが、ミスが出て9回ツーアウトから釜石が同点。
気落ちしたところをさらに追撃して点を加えた釜石の見事な逆転勝利となりました。

<釜石>
・投手
小笠原光星 1回〜5回
ゆったりと振りかぶり、やや上体をひねってタメを作ってから鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球を投げ込みます。
昨年から見るたびにフォームバランスが良くなっており、着実に進化できる投手ですね。
速球の球速は、最速133kmの表示。

菊池健太 6回〜9回
ゆったりとした始動から、軸足でしっかりとタメを作った後に上体の倒し込みとともに鋭くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
軽々と投げている感じで、地肩がかなり強いですね。
もっと蹴り足を生かして躍動感が出てくれば楽しみな2年生です。
速球の球速は、最速133kmの表示。

打線
序盤の好機であと一本が出ず、劣勢で終盤を迎えてしまいました。
終盤の牽制アウトも痛かったですね。
流れ的には負けパターンでしたが、9回二死無走者から同点に追いついた執念は見事です。
さらに、同点で終わらず一気に逆転した集中力に感服しました。
ミラクルという言葉はほとんど使わない管理人ですが、今日の試合はミラクルという言葉を使わせていただきたいほど、高校野球の難しさを改めて知った管理人です。

守備
失点につながる捕球ミスがありました。
終盤にも悪送球でピンチを招く場面がありましたが、2失点のみでそれ以上引き離されずに粘ったことが、逆転勝利につながりましたね。


<水沢商>
・投手
遠藤那也 先発完投
全身を使う機敏な体動から、思いっきり腕を振る左上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で三振を奪います。
力投型ながら、試合の途中途中で良い意味で力を抜いている感じなので、完投する術を知っている投手ですね。
速球の球速は、最速132kmの表示。
素晴らしい投球内容を見せてくれましたが、9回ツーアウトランナーなしから四球を出してしまったのが本当に悔やまれる投球となってしまいました。
まだまだ活躍を見たい投手ですので、卒業後も野球を是非とも続けていただきたいと思います。

打線
序盤に幸先よく点を取りましたが、その後はなかなか好機をモノできず、追加点を奪えずに焦れる展開が続きました。

守備
失点につながる捕球ミスが2つありました。
終盤に勝ちを意識したのか、足が止まっての捕球ミスがあったのがまさに痛恨でした。

posted by ティト at 21:10| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする