2017年09月19日

9月19日 高校野球観戦記 その3

9月19日

秋の高校野球県大会2回戦 花巻球場第3試合
盛岡工 18−7 盛岡一 (6回コールド)

両チームとも好機で安打がつながる激しい打撃戦。
序盤の一気呵成の攻撃で優位に立った盛岡工が、盛岡一の粘り強い反撃に遭いながらも押せ押せムードで得点を積み重ねました。

<盛岡工>
・投手
田屋裕人 1回〜2回、4回〜6回
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって素早くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
スライダーのキレが良く、要所で空振りを取れるのが強みですね。
胸の張りが不十分で、手投げのようになってしまっているのが課題でしょうか。
地肩はかなり強そうで、ボールにウエートが乗るフォームをしっかりと追求していけば、大きく進化できる投手だと思います。
速球の球速は、最速134kmの表示。

佐藤凱 3回
ゆったりとした始動から、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
守備の乱れで気落ちしたのか、決め球が甘く、大事にストライクを取りに行くような甘いコースを打たれてしまった感じです。

小比類巻壮汰 3回
重心をグッと落としながら前へ体重移動しつつ、勢い良く腕を振る右横手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球主体に打たせて取る投球が持ち味のようです。
勢いづいた相手打線に安打をまとめられたものの、ボールの抑えはしっかりと効いていました。

・打線
相手守備に乱れはありましたが、好機で安打をまとめられる集中力の高さを発揮しました。
打線に切れ目がなく、どこからでも好機を作れそうですね。

・守備
強い打球でしたが捕れる打球を後ろに逸らし、その後にビッグイニングを作られてしまいました。
1つのミスが致命傷になる怖さを勝ちゲームで勉強できたことは大きいでしょうね。


<盛岡一>
・投手
阿部陽来 1回
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって上体の倒し込みを生かして投げる右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
立ち上がりに甘いコースを狙い打たれた感じですが、機敏で運動神経の良さそうな1年生ですね。

鮫ノ口航太 2回〜4回途中
ゆったりとした始動から、体全体を使って勢い良く腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
今日はボールがやや荒れ気味で、四死球やワイルドピッチが目立ちましまし、カウントを苦しくした後の甘いコースを狙い打たれてしまった感じです。

上山隆平 4回途中〜6回
常時セットポジションから、ゆったりと振りかぶってスムーズに体重移動しながらコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
力感はまだ不足していますが、腕の振りはしなやかで、これからまだまだ伸びそうな1年生です。

・打線
大量失点のビハインドに怯まず、思い切りよく振って安打をつないでいきました。
6回までに10安打7点の攻撃力は素晴らしいですが、失点が大き過ぎましたね。

・守備
ホームへ早く投げようと焦って悪送球にしてしまい、その後にビッグイニングを作られてしまったのが非常に痛かったですね。
序盤の大量失点で極めて苦しい展開になってしまった感じです。

posted by ティト at 20:49| 岩手 ☔| Comment(1) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9月19日 高校野球観戦記 その2

9月19日

秋の高校野球県大会2回戦 花巻球場第2試合
盛大附属 8−2 水沢商

相手守備のミスに乗じて安打をうまくまとめた盛大附属が、3人の継投でカッチリと守ってリードを広げる展開でした。

<盛大附属>
・投手
平賀康介 1回〜5回
特長は先日記載のとおり。
制球の良さが持ち味で安定感がありますが、もっと上体の倒しこみを意識してボールにウエートを乗せる感覚を会得できれば、球威はさらに増してくると思います。
速球の球速は、最速134kmの表示。

阿部秀俊 6回〜7回
特長は先日記載のとおり。
制球が良く、危なげのない投球でしたが、もう一段レベルアップするためには、もっと下半身の体重移動と上体の倒し込みを意識して体動の勢いをボールに乗せることが不可欠でしょう。

木内優成 8回〜9回
特長は先日記載のとおり。
地肩の強さは見て取れますが、もっと胸の張りを意識して反発力を生かせるようになれば、素晴らしい投手に成長できると思います。
またまだ余力のありそうな楽しみな1年生です。
速球の球速は、最速132kmの表示。

・打線
11安打は出ましたが、前チームのような迫力ある強烈な打球というのはほとんどなかったように思います。
相手の守備のミスが多く、そこにつけ込むしたたかさはありましたが、打ち勝ったという試合ではなかったです。
試合経験不足があると思いますので、これからの進化に期待いたします。

・守備
細かいミスはありましたが、全体的には軽快さが光りました。


<水沢商>
・投手
遠藤那也 先発完投
ゆったりとした始動から、ダイナミックに振りかぶって力強く腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をグイグイ投げ込みます。
筋力が強そうで、体重移動でパワーをボールに伝えられているのも好印象です。
もっと機敏性が増せば、その分が球威にストレートに反映されるタイプだと思います。
速球の球速は、最速132kmの表示。

・打線
前半に連打が出ましたが、中盤以降は打線が沈黙しました。
相手の継投に目先をかわされてしまった感じでしょう。

・守備
立ち上がりに捕球ミスや悪送球が連鎖して失った3点が非常に痛かったです。
失点の大半に守備のミスが絡んでしまい、投手をもり立てることができませんでした。

posted by ティト at 20:36| 岩手 ☔| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9月19日 高校野球観戦記 その1

9月19日

秋の高校野球県大会2回戦 花巻球場第1試合
水沢 2−1 専大北上

1点を争う互角の好ゲーム。
機動力で点をもぎ取った水沢が、再三のピンチを凌いで逃げ切りました。

<水沢>
・投手
高橋侑也 先発完投
ゆったりとした始動から、スムーズに振りかぶって勢い良く腕を振る右上手。
威力のある速球と緩急二種類の変化球で三振を取れる本格派タイプです。
胸の張りがやや不十分ですが、地肩が抜群に強く、パワフルに腕を振れるのが特長ですね。
時折余計な四球を出すのが気になりましたが、ここぞのピンチでギアチェンジするメリハリのある投球を見せました。
速球の球速は、最速138kmの表示。

・打線
エンドランがよく決まり、効率良く点を取ることができました。
俊足の選手が揃っていますね。

・守備
問題なし。
要所での好プレーが光りました。


<専大北上>
・投手
齋藤翔輝 1回〜5回
ゆったりとした始動から、体の開きを抑えるように軸足でタメを作りつつコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球主体に落差のある変化球をミックスして打たせて取る投球を見せました。
牽制が苦手のような感じで、牽制球は一度も投げず、走者が出るとクイックだけを気にして投げているようでした。
1年生ですがパワーがありそうですし、マウンド経験を経るごとに進化していく投手でしょう。
速球の球速は、最速130kmの表示。

松田佳一郎 6回
ゆったりと振りかぶり、スムーズに体重移動しながらしなやかに腕を振る左上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
力感がやや不足している感じですが、フォームバランスは良く、筋力アップとともに球威が増してくるタイプだと思います。

愛木修平 7回〜8回
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動しつつ鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
威力のある速球主体に押す投球を見せました。
フォームバランスが良く、筋力アップが球威アップに直結するタイプだと思います。
速球の球速は、最速135kmの表示。

・打線
好機はありましたが、あと1本を封じられました。
バントがなかなか決まらなかったのも痛かったですね。

・守備
問題なし。

posted by ティト at 19:43| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする