2017年07月13日

7月13日 高校野球観戦記 その3

7月13日

夏の高校野球県大会3回戦 花巻球場第3試合
花巻北 11−1 盛岡一 (5回コールド)

相手守備の乱れを見逃さなかった花巻北が、あれよあれよと点を積み重ねて一気に勝負を決めました。

<花巻北>
・投手
畠山大空 先発完投
特長は一昨日記載のとおり。
速球も変化球も低めにしっかりと集まり、丹念に打者を打ち取って2安打に封じました。

・打線
相手のミスはありましたが、ここぞでたたみかけて一気に引き離す試合ぶりを見せました。
8安打で11得点は、ほぼ完璧な加点展開でしたね。

・守備
問題なし。


<盛岡一>
・投手
古里嘉基 1回〜4回途中
ゆったりとした始動から、重心を落として前へ体重移動しつつコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良く投げ込みます。
それほど悪い内容ではありませんでしたが、四球とエラーが絡んだ後の安打で失点してしまいました。

城戸拓郎 4回途中〜5回途中
ゆったりとしたから、上体をやや捻った後に勢い良くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球を低めに集めて打たせて取る投球が持ち味です。
やや体の開きが早い感じですが、体動の勢いをボールに乗せて投げていました。

大矢昂汰 5回
ゆったりと始動し、上体を捻りながらしっかりと振りかぶってしなやかに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
力感はまだ不足していますが、フォームバランスが良く、今後の成長を楽しみにしたい2年生です。

・打線
盗塁を絡めて効率良く点を狙いにいきましたが、2安打に封じられ、ビッグイニングを作るには至らなかった感じです。

・守備
悪送球とトンネルで、安打を打たれていないのに先制点を与えてしまったのが非常に痛かったですね。
その後もリズムに乗れず、四球に牽制悪送球にポテンヒットと続いて点を失うなど、球運に見放されたような展開でリードを広げられてしまいました。

posted by ティト at 22:54| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月13日 高校野球観戦記 その2

7月13日

夏の高校野球県大会3回戦 花巻球場第2試合
宮古 7−1 一関工

好機を着実に点に結びつけた宮古が、投手の踏ん張りもあって1失点のみでガッチリと守り切りました。

<宮古>
・投手
三浦悠人 1回〜9回途中
特長は一昨日記載のとおり。
この投手は、好不調の波がなく、常に安定感がありますね。
余計な四死球を出さないので、野手も守りやすいでしょう。
今春県大会で、センバツベスト8の盛大附属打線にも的を絞らせなかった実力は健在ですね。

箱石瑛已 9回
ゆったりとした始動から、スムーズに担ぐように振りかぶってしなやかに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
胸をしっかりと張って反発力を生かせていますし、欠点の少ないバランスの良いフォームだと思います。
3球のみの登板でしたが、ボールのキレは上々でした。
速球の球速は、最速130kmの表示。

・打線
5回の好機にたたみかけてビッグイニングを作れたのが勝因でしょう。
反省点としては、二塁走者が三度も牽制でアウトとなり、押せ押せムードの流れを断ち切ってしまったことでしょうか。
こういう集中力の欠如から流れが相手に渡ってしまうものなので、しっかりとチームで注意喚起して次戦に備えていただきたいです。

昆諒貴 右投右打
9回にダメ押しとなる2ランホームランをレフトスタンドへ叩き込みました。
相手守備のミスで投手が気落ちした後の一発で、本当に大きなダメージを与える一発でした。

・守備
問題なし。
球際もしっかりとモノにしていました。

大川原光将 遊撃手
難しい打球を再三さばく軽快さを見せました。


<一関工>
・投手
新田凜 1回〜5回途中
ゆったりとした始動から、左腕を体の後ろに隠すように振りかぶって勢い良く腕を振る左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をグイグイ投げ込みます。
腕を強くしなやかに振れますので、速球は打者の手元でグンと伸びてくる球質ですね。
下半身の体重移動も意識できていますし、パワーアップとともに今後の飛躍が期待できる2年生です。

千葉航大 5回途中〜9回
ゆったりとした始動から、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球を力強く投げ込みます。
速球の球速は、最速131kmの表示。

・打線
県内トップレベルの強力打線を持っていますが、今日は的を絞り切れずになかなかフルスイングがでぎせんでした。
中軸の長打で1点はもぎ取りましたが、不完全燃焼で9イニングが終わってしまった感じでしょう。

・守備
好プレーはありましたが、フライの落球や野手間のお見合いなど、普段では考えられないようなミスもあり、痛い失点につながってしまいました。

posted by ティト at 22:41| 岩手 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月13日 高校野球観戦記 その1

7月13日

夏の高校野球県大会3回戦 花巻球場第1試合
花北青雲 2−1 遠野 (延長10回サヨナラ)

6回からの観戦です。
両チームともピンチを凌ぎ合う緊迫した展開で延長に突入し、最後に点をもぎ取ったのは花北青雲でした。

<花北青雲>
・投手
工藤翔大 〜6回
機敏な体動から、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球を低めに集めて打たせて取る投球を見せました。

佐々木健也 7回
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球とストンと落ちる変化球で打たせて取る投球を見せました。

瀬川悠維 8回〜10回
ゆったりとした始動から、スムーズに前へ体重移動しながらしなやかに腕を振る右上手。
糸を引くような伸びのある速球と緩急二種類の変化球で打者に的を絞らせない投球を見せました。
柔軟性があって球持ちが良く、身体のバランスが非常に良いですね。
制球も良く、大崩れしそうにない安定感が光ります。
力感がやや不足している感じですが、ポテンシャルの高さは見て取れました。

・打線
再三の好機でもうひと押しできず、焦れる展開でしたが、延長10回のサヨナラタイムリーで勝負を決めました。

・守備
捕球ミスと悪送球が重なって余計な点を与えてしまいました。

武藤聖弥 中堅手
センターからの好返球での見事なタッチアウト。
相手の逆転を封じたこのプレーが、チームに勝利を呼び込んだと思います。


<遠野>
・投手
畑山太亮 〜8回途中
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動しつつコンパクトにから振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球とキレの良い変化球を制球良く投げ込んで打たせて取る投球を見せました。
まだ1年生ですが、マウンドさばきが落ち着いており、ポンポンとストライク先行で飄々と打者を打ち取っていくのが印象的でした。
パワーが増して球威も増してくれば非常に楽しみです。

小嶋侑 8回途中〜9回途中
素早く振りかぶってしなやかに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で空振りを取れるタイプです。
大きく曲がり落ちる変化球の有効度が高く、打者の体勢を崩していました。

菅田輝樹 9回〜10回途中
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶった後に爆発的に腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をグイグイ投げ込みます。
胸の張りが不十分で身体がやや硬そうですが、地肩と筋力がかなり強そうで、勢い良く投げられるのが長所だと思います。

・打線
なかなか好機で連打が出ない中、逆転を狙った走者がホームタッチアウトになるなど、球運に恵まれなかった印象です。

・守備
問題なし。

posted by ティト at 22:28| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする