2017年07月08日

7月8日 高校野球観戦記 その3

7月8日

夏の高校野球県大会2回戦 森山球場第3試合
大船渡 5−3 盛岡北

先制して小刻みに点を加えていく大船渡に対し、終盤に盛岡北が追い上げて息詰まる接戦に。
最後に本格派1年生投手を投入して盛岡北の反撃ムードを断ち切った大船渡が、僅少差の勝負をモノにしました。
大船渡の1年生佐々木朗希投手は、ドラフト1位でプロへ進める投手だと管理人は感じたので、ファンの皆さんも、そしてプロのスカウトの皆さんも是非注目してくださいね。

<大船渡>
・投手
前川瞳眞 1回〜5回
常時セットポジションから、やや担ぐように振りかぶった後に鋭くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
機敏で野球センスの高さがうかがえました。

佐藤健一郎 6回〜8回途中
常時セットポジションから、全身をバランス良く使ってしなやかに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭い変化球で三振を取れる本格派タイプです。
球持ちが良く、リリースタイミングに優れていますので、球速以上に打者の手元に食い込む球質だと思います。
下半身の体重移動をもっと大胆に意識して体動の勢いをボールに乗せられるようになれば、球威もグンと増してくるでしょう。
ポテンシャルの高さがひと目でわかる楽しみな2年生です。
速球の球速は、最速131kmの表示。

佐々木朗希 8回途中〜9回
常時セットポジションからゆったりと始動し、体の回転を効かせて力強く腕を振る右スリークォーター。
威力十分の速球主体にグイグイ押す投球を見せました。
変化球を投げる時に力が抜けるのが課題ですが、とにかく素晴らしい球威の持ち主です。
そして、まだ1年生ということに驚いた管理人。
1年時の大谷翔平投手を見た時以来の衝撃です。
完成度はまだまだですが、間違いなくプロを狙える魅惑の逸材でしょう。
今日森山球場に来て本当によかったと大満足の管理人です。
是非とも大事に育てていただきたいと思います。
速球の球速は、最速147kmの表示。

・打線
頻繁に安打が出て塁を賑わせました。
小刻みに点を取れましたが、スクイズ失敗などもあり、もうひと押しできなかった印象です。

・守備
野手の動き自体は悪くありませんが、もったいない悪送球が多かったですね。
クリーンヒットはそれほど打たれていないのに再三のピンチを招いてしまった印象です。


<盛岡北>
・投手
吉岡大地 1回〜4回
常時セットポジションから、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球をバランス良くミックスして打たせて取る投球を見せました。

新井涼介 5回〜8回
ゆったりとした始動から、やや上体を捻ってタメを作った後に力強く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と落差のある変化球とのコンビネーションで打たせて取る投球を見せました。
長身ですが、機敏に体を動かせるのが長所です。
変化球を投げる時に力が抜けてしまうのが課題ですが、将来性のある投手だと思います。

本堂賢輝 9回
ゆったりとした始動から、素早く前方へ体重移動しながらしなやかに腕を振る左上手。
伸びのある速球とブレーキの効いた落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
パワフルさはまだ不足していますが、機敏性があるのが長所で、かつフォームに大きな欠点はなく、筋力アップに比例して球威アップしていきそうな楽しみな2年生です。

・打線
相手守備のミスに安打を絡めて点を奪いましたが、あと1本というところで決めきれませんでした。

・守備
イージーな落球や悪送球、ゲッツーを取れるタイミングで取れなかったりなど、痛いミスがあり、再三のピンチを招いてしまいました。

posted by ティト at 19:15| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月8日 高校野球観戦記 その2

7月8日

夏の高校野球県大会1回戦 森山球場第2試合
一関二 10−0 住田 (6回コールド)

住田の守備のミスに乗じて効率良く点を積み重ねた一関ニの快勝となりました。

<一関二>
・投手
小山倖之介 先発完投
常時セットポジションから、ゆったりと振りかぶって勢い良く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
ゆったりとした体動から力強く腕を振ってくるので、打者目線で速球には球威をかなり感じるだろうと思います。
変化球を投げる時にやや力が抜けてしまうのが課題でしょうか。
下半身の体重移動と胸の張りが不十分な中でもなかなか力のあるボールを投げていますし、しっかりと鍛えれれば大きく進化できる逸材でしょう。
春に見た時よりもパワーが増していますし、ポテンシャルの高さに驚きました。
速球の球速は、最速136kmの表示。
注目選手リストに載せるレベルにあると判断しましたので、追記載させていただきます。

・打線
速球も変化球も当てに行かずにしっかりと振り切っているのが好印象です。
鋭い安打が多かったですね。

・守備
問題なし。


<住田>
・投手
菊池飛我 先発完投
常時セットポジションから、機敏にカラダを回転させて勢い良く腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良く低めに集めます。
躍動感を投球に乗せているのが好印象です。

・打線
好機はつかみましたが、要所でゲッツーや三振を取られてあと1本が出ませんでした。

・守備
イージーな悪送球で余計なピンチを招いて大量失点につながりました。
安打数自体は両チームともそれほど変わりませんでしたが、ミスが点差に直結してしまった感じでしょう。

posted by ティト at 19:01| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月8日 高校野球観戦記 その1

7月8日

夏の高校野球県大会1回戦 森山球場第1試合
一関修紅 5−4 花泉 (延長11回サヨナラ)

流れが両チームに行き来する大接戦。
どちらにも勝って欲しいような互角の展開でしたが、延長11回に一関修紅がサヨナラ安打で勝利をつかみ取りました。

<一関修紅>
・投手
熊谷駿 先発完投
常時セットポジションから、やや担ぐように大きく振りかぶって上体の倒し込みを生かしながら腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
腕を体の後ろに隠すように引き絞ってからリリースするので、球の出どころが見づらいのが特長ですね。

・打線
盗塁を絡めながら相手にプレッシャーをかけていました。
中盤に安打がつながりましたが、それ以降はあと1本がなかなか出ない焦れる展開となりました。

・守備
イージーフライを捕れずに先制点を許してしまったのが重くのしかかり、序盤は焦りが攻撃に乗り移って淡泊にイニングが進んでしまいました。


<花泉>
・投手
今野洸 先発完投
常時セットポジションからゆったりとした始動し、機敏に体重移動しながら力強く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球をグイグイ投げ込みます。
胸の張りがやや不十分で手先で押し出すような違和感がありますが、リストが相当強く、スナップスローのような感じでも力のあるボールが決まっていました。
制球重視なのか、春に見た時よりも躍動感は抑え気味でしたが、体に力がありそうですし、少しずつ微修正でフォームの角を取ってパワーロスを減らしていけば、ボールにウエートが乗るようになり、かなりの成長を見込める2年生です。

・打線
先制した後に打線が沈黙してしまい、逆転を許しましたが、終盤に同点に追いついた底力は見事です。

・守備
中盤にもったいない悪送球から逆転を許してしまったのが非常に痛かったですね。

posted by ティト at 18:54| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする