2017年06月23日

2017注目チームA

第2回目は久慈。


久慈は、今春準優勝で第2シード獲得。
地区予選での敗者復活から短期間で大きく進化し、優勝を狙える位置へチーム力を高めています。

投手陣は、左右2枚看板で勝負することとなりそうです。
宇部堅人投手は、全身をいっぱいに使うフォームから、鋭くコンパクトに腕を振る左上手。
球威で押すタイプではありませんが、糸を引くように伸びのある速球と落差のある変化球で打者に的を絞らせない投球が持ち味です。
制球が良く、失点を計算できるのが強みでしょう。
高柳涼投手は、大きく振りかぶり、重心を落としつつスムーズに体重移動しながら勢いよく腕を振る右スリークォーター。
最速130km台中盤の速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
ボールの勢いで打者を抑え込む投球が持ち味ですが、春は制球が甘く打ちこまれる場面がありました。

打線は、大物打ちはいない感じですが、どういうタイプの投手にも対応して安打を積み重ねられる適応能力の高さが持ち味です。
上向譲司選手は、俊足巧打で出塁率の高さが光ります。
瞬発力があって野球センスの高さを発揮する2年生です。
高柳涼選手は、筋力の強さを生かした力強いスイングが持ち味で、好機でのポイントゲッターとしての期待を担います。
中野友歌選手は、力強く体を回転させてのフルスイングが小気味よい2年生です。
北村知輝選手は、ミートセンスが良く、内野の間を鋭く抜く確実性の高さが魅力で、塁に出れば俊足で相手にプレッシャーをかけられます。
上位打線の信頼性が高い感じですので、下位打線がつながると、大量点の必勝パターンに持ち込める打線ですね。

守備は、時折のイージーミスが気になりますが、春は全体的に堅実さを見せました。
宇名澤裕真捕手は、機敏なフットワークが持ち味の動ける捕手で、相手打線の反応に合わせて最適な球種を選択できる柔軟性のあるリードでも投手陣を引っ張ります。
北村知輝遊撃手は、すばっしこい牛若丸タイプで、広範囲の打球をさばいて投手を助けます。
高柳涼中堅手は、強肩を生かした送球の力強さが目を引きます。
基本的に、アウトにできる打球を確実にアウトにするシンプルな守備意識がうかがえ、ミスを連発しての一挙大量失点は考えづらいのが強みだと言えるでしょう。

久慈は、大差で勝つ試合は少ないものの、勝機を確実につかむ勝負強さで第2シードをつかみ取りました。
春を上回る成績は優勝だけ。
夏に究極の勝負強さを発揮できるか注目です。


次回は大船渡東。

posted by ティト at 23:53| 岩手 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする