2016年08月31日

8月31日 高校野球観戦記 その3

8月31日

秋の高校野球一関地区予選 東山球場第3試合
千厩 2−0 大東

テンポの良い投手戦。
千厩の本格派右腕千葉英太投手の好投が光りました。

<千厩>
・投手
千葉英太 先発完投
全身をしなやかに使うバランスの良いフォームから、スムーズに鋭く腕を振る右スリークォーター。
威力十分の速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を量産する管理人期待の本格派です。
今日は力の加減を意識しているような投球で、ここぞで力を込める感覚を磨いているように見えました。
全てのボールを力いっぱい投げるのではなく、場面に応じて余力を残しておく投球術で、完投や連投にも対応できる投手に成長しつつあります。
学習能力の高い投手ですし、まだまだ進化できる投手でしょう。
体全体が鞭のようにしなる感じで、体動の勢いも反発力も効いている理想的なフォームだと思います。
速球の球速は、目測で最速140km台前半〜中盤。

・打線
走者は頻繁に出すものの、なかなか連打が出ませんでした。
勝利は手にしましたが、強い当たりは少なかったように思います。

・守備
問題なし。


<大東>
・投手
鈴木叶 1回
大きく振りかぶり、全身を使って勢いよく腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をグイグイ投げ込みます。
立ち上がりに制球を乱し、走者を溜めて大ピンチを迎えましたが、球威で押して1失点に凌ぎました。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

千葉慎也 2回〜7回
常時セットポジションから、担ぐように上体をやや捻ってから勢いよく腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球主体に落差のある変化球を交えて打たせて取る投球が持ち味のようです。
ストライク先行の投球で安定感がありましたね。
力感が増してくれば楽しみな1年生です。

千葉雄太 8回
ゆったりとした始動から、素早く体を回転させて鋭くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
体に力がありそうですし、ポテンシャルの高さは見て取れました。
今後の成長が楽しみな1年生です。

・打線
なかなか走者を出すことができず、三振も多く取られてしまいました。
相手投手にプレッシャーを与えられないままイニングが進んでしまった感じでしょう。

・守備
イージーなトンネルや悪送球はありましたが、野手の動き自体は軽快でした。

posted by ティト at 19:10| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8月31日 高校野球観戦記 その2

8月31日

秋の高校野球一関地区予選 東山球場第2試合
一関学院 4−0 一関一

小刻みに得点を積み重ねた一関学院が、エースの好投と堅い守備で一関一の反撃を封じました。

<一関学院>
・投手
天笠葵 先発完投
ゆったりとした始動から、トルネード気味に上体を捻った後に鋭くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
糸を引くような伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球を投げ込みます。
時折サイド気味に腕を振るなど、打者に的を絞らせない投球を意識しているようでした。
常に低めにボールが集まるのは長所ですね。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

・打線
打てるボールはどんどん振っていくストロングスタイル。
これがチームカラーではありますが、やはり難しいボールを追いかけてしまうのが気になりました。
バットに当たりさえすればどうにかなるという結果オーライのようなバッティングでは、安定した得点能力は発揮できないと管理人は思います。

・守備
まさに素晴らしいの一言。
打球へ向かう瞬発力、柔らかいグラブタッチ、安定した送球の全てが備わっています。
秋の時点でこのレベルに仕上げてきていることに感服です。

小椋元太 二塁手
打球への反応の速さが出色。
安打だと思った当たりにも追いついています。
打球を最後まで見るグラブさばきと強肩も文句なし。
全国に出しても誇れる二塁手でしょう。

齋藤優乃 捕手
強肩とフットワークの軽さが光る好捕手です。


<一関一>
・投手
坂本寛太朗 1回〜6回
ゆったりと振りかぶった後、機敏な動作で鋭く腕を振る右上手。
しっかりと抑えの効いた速球とキレの良い変化球をテンポ良くグイグイ投げ込む本格派タイプです。
パワーロスの少ないバランスの良いフォームが特長ですが、前に見た時よりも躍動感が目減りしているのが気になりました。
球威で押すというよりは、変化球主体にバットの芯を外す投球を志向している感じですね。
速球も、フォーシームの綺麗な軌道ではなく、やや変化しているように見えますので、ツーシームをメインに投げているのかもしれません。
制球が良く、大崩れしそうにない安定感が光ります。

佐藤大起 7回〜8回
常時セットポジションから、機敏に体重移動しながら鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で押す投球スタイルです。
フォームバランスが良く、制球も安定しています。
動作が機敏ですし、野球センスの高さは見て取れました。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

小岩優介 9回
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動しつつコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良く投げ込みます。
1イニングのみの登板でじっくり見られませんでしたが、どんどんストライクを投げていて安定感がありました。
今後の進化が楽しみな1年生です。

・打線
安打を散発に封じられ、ホームが遠かった感じです。
パワーアップが課題でしょう。

・守備
問題なし。

posted by ティト at 18:55| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8月31日 高校野球観戦記 その1

8月31日

秋の高校野球一関地区予選 東山球場第1試合
一関修紅 3−1 一関高専

終盤までなかなか点が入らない展開から、3点を先制した一関修紅が、一関高専の最終回の反撃を最少失点に凌いで逃げ切りました。

<一関修紅>
・投手
熊谷駿 先発完投
ゆったりとした始動から、手首を体の後ろに隠すようにしてタメを作ってからしなやかに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球主体にドロンとした緩い変化球を時折交えて打者のタイミングを外します。
走者が出るとクイックを意識してタメが効かなくなり、うまく腕を振れずに制球が乱れる傾向がありました。
体重移動と体動の勢いをもっと生かし、安定して良いボールを投げられるように微修正が必要だと思います。
肩関節が柔らかそうですし、全体的に柔軟性があるのは長所です。

・打線
盆フライが多く、なかなか安打が出ませんでした。
終盤にようやく安打がつながり、一挙に3点をもぎ取った集中力は見事です。

・守備
ミスからの走者は出さなかったものの、瞬発力をもっと意識してもらいたいなあと思いました。
素早く打球に体を寄せてビシッと送球する意識付けを養っていただきたいです。


<一関高専>
・投手
鈴木潤季 先発完投
常時セットポジションから、機敏に振りかぶって鋭く腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではないようですが、伸びのある速球主体に落差のある変化球を交えて打たせて取る投球を見せました。
下半身の体重移動が不足しているのが気になりますが、地肩は相当強いですね。
動作が機敏で野球センスの高さも見て取れました。

・打線
好機は何度もありましたが、もうひと押しができなかった感じです。
ここぞの長打や強い打球がなかったのが今後の課題となるでしょう。

・守備
イージーな捕球ミスがあったり送球がやや乱れる場面がありましたが、終盤まで点は許しませんでした。

posted by ティト at 18:42| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする