2016年05月28日

5月28日 高校野球観戦記 その2

5月28日

春の高校野球県大会準決勝 一関球場第2試合
花巻東 11−3 盛大附属

花巻東の今年のチームカラーである強力打線が炸裂。
序盤の劣勢を跳ね返し、後半一挙に得点を積み重ねました。
双方全国レベルの花巻東と盛大附属の対戦で、ここまで点差がつくとは正直意外でした。

<花巻東>
・投手
加藤三範 1回〜2回
ゆったりとした始動から、体の回転とともにスムーズに腕を振る左スリークォーター。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球を投げ込みます。
久しぶりに見ましたが、体格がガッチリとしてきた反面、機敏性と躍動感が目減りしたような気がします。
腕の振りはしなやかで、糸を引くような球質の速球は健在ですが、体動の勢いがボールに乗り移っていないため、いまひとつ打者を押しきれない感じです。
故障明けということらしいので、今後の調整に期待いたします。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤。

佐藤眞生 3回〜9回
常時セットポジションから、上体をやや後方に捻って勢いをつけて力強く腕を振る右スリークォーター。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球でグイグイ押す本格派タイプです。
花巻東の投手陣の中では珍しく、機敏性と躍動感を投球に生かせる投手ですね。
強打の盛大附属打線に臆することなく、ねじ伏せようとする気迫を感じました。
今日の勝利の最大の立役者でしょう。
体幹が強そうで、身体能力の高さが光る将来楽しみな2年生です。
速球の球速は、目測で最速140km前後。

・打線
序盤は簡単にフライを打ち上げ、淡白さが目立ちましたが、徐々にいつもの粘り強さを発揮。
好機に安打をまとめる集中力と効率の良さが際立ちました。
甘いコースはしっかりと捕らえてきますし、今年の打線はリードされても慌てない強さがありますね。
全国レベルのしたたかさを備えていることは間違いありません。

熊谷星南 右投右打
低目をうまくすくい上げ、打った瞬間にわかるレフト場外へ消える特大の一発を放ちました。
文句のつけようのない強打者です。

佐藤太郎 右投左打
投球にスムーズにシンクロし、抜群のタイミングでボールを捕らえています。
強打者のオーラが出ていました。

足澤椋介 右投右打
変化球をうまくすくい上げ、滞空時間の長いレフトスタンドへのホームランを放ちました。
ダメ押しのダメ押しとなる一発でしたね。

・守備
イージーなゴロをお手玉するなど、らしくないミスでの失点が非常に痛かったですね。
本来は負けパターンの流れでしたが、投手の力投と打線の奮起が悪い流れを断ち切った感じです。

熊谷星南 二塁手
軽快な足さばき、柔らかいグラブタッチ、安定した送球の全てを備えています。
打撃が目立ちますが、実は守備の進化が著しいです。


<盛大附属>
・投手
坪田伸祐 1回〜5回途中
特長は先日記載のとおり。
今日は変化球を主体にしつつ、要所で速球を交える投球スタイル。
制球が非常に良く、大崩れの心配のない投手だと思います。
高校時代の松本裕樹投手に劣らない安定感を備えつつあると管理人は思いました。
速球の球速は、目測で最速140km前後。

三浦瑞樹 5回途中〜6回
ゆったりとした始動から、スムーズに体重移動させながらしなやかに腕を振る左上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で的を絞らせない投球が持ち味です。
細身ですが、昨秋と比べて力感が増しましたね。
パワーロスの少ないフォームですし、躍動感アップが球威アップに直結していくと思います。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤。

井上涼平 7回〜9回
ゆったりとした始動から、体の捻りを生かしつつ鋭くコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で打者のタイミングを外す投球スタイルです。
左足を踏み出してからリリースされるまで通常よりワンテンポ遅い感じで、見るからに打ちづらい投手ですね。
ただし、本格派投手としての成長を期待している管理人としては、球威面での成長には不満です。
もっと蹴り足を生かし、もっと上体の倒し込みを生かさなければ、ボールにウエートが乗ってこないと思います。
短期間で上達できるポテンシャルを持っている投手なので、夏までの一段飛ばしの進化を期待しています。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤〜後半。

・打線
相変わらずボールの見極めが良く、打てるボールをシンプルに狙い打つスタイル。
盗塁を積極的に狙い、隙あらば先の塁も虎視眈々と狙うしたたかさも素晴らしいです。
たとえば、甲子園ではこういう攻撃をしなければ、なかなか点をもぎ取ることはできません。
反省点は、逆転された後、焦りから力み、バットの芯を捉えられなかったことでしょうか。
いずれ、底力の高さは十分に感じさせてくれました。

・守備
細かいミスは出てしまいましたが、選手の動きには問題なし。

菅原優輝 二塁手
打球へ向かう反応の速さ、グラブタッチの柔らかさが光ります。
瞬発力があり、身体能力の高さが見て取れました。

posted by ティト at 23:35| 岩手 | Comment(2) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月28日 高校野球観戦記 その1

5月28日

春の高校野球県大会準決勝 一関球場第1試合
一関学院 8−2 一関工

じわじわと得点を積み重ねる一関学院が、ガッチリと守って一関工の好機の芽を摘み取る展開でした。

<一関学院>
・投手
大竹樹希哉 先発完投
特長は先日記載のとおり。
今日は球威がありましたが、序盤は力みが目立ち、簡単に四球を出していたのが気になりました。
徐々に力みが取れ、尻上がりにコーナーへビシビシ決まる投球でしたね。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤。

・打線
今日は何でもかんでも手を出すのではなく、打つべきボールと見送るべきボールの見極めは良かったように思います。
俊足の選手が揃い、機動力を生かせるのも強みですね。

小椋元太 右投右打
速球を思いっきり引っ張ってレフトスタンドへホームランを叩き込みました。
強打者として順調に成長していますね。

・守備
問題なし。
安定感抜群で県内屈指のレベルにあると思います。

小林亮介 遊撃手
軽快な足さばきと流れるような送球動作。
野球センスの良さが一見してわかります。


<一関工>
・投手
芦智稀 1回〜5回
常時セットポジションから、軸足でタメを作りつつ担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではないようですが、伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で打者に的を絞らせない投球が持ち味ですね。
機敏で瞬発力がありそうなので、もっと胸の張りを意識して反発力を生かせるようになれば、球威アップが見込めると思います。

菅原英斗 6回〜8回
ゆったりとした始動から、上体をやや捻ってタメを作った後にスムーズに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではないようですが、抑えの効いた速球と落差のある変化球を低めに集め、打たせて取る投球を見せました。
制球が良く、大崩れしづらい投手だと思います。

・打線
各打者が思いっきり振り切るスイングを徹底していました。
変化球にタイミングが合わずに三振する場面は多かったものの、当てに行かない打撃は上達への近道てす。
結果的に2安打に封じられたものの、底力は感じましたし、今後の成長への期待も感じました。

・守備
イージーな打球の処理を誤ったり、打球の目測を誤る場面がありました。
ダイビングキャッチなどの好プレーもあっただけに、もったいないミスからの失点が余計にもったいなく感じました。

佐藤大斗 遊撃手
瞬発力があり、打球へ向かうスピードの早さが光りました。
踏ん張って投げられる体幹の強さもありますね。

posted by ティト at 23:11| 岩手 | Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月23日

5月23日 高校野球観戦記 その2

5月23日

春の高校野球県大会準々決勝 森山球場第2試合
花巻東 9−4 高田

4点を先制して波に乗るかと思われた高田に対し、花巻東がすぐさま反撃。
じわじわと得点を積み重ねての逆転劇となりました。

<花巻東>
・投手
千葉耕太 1回〜7回途中
ゆったりとした始動から、滑らかな上体の倒し込みとともにしなやかに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で三振を取れる本格派タイプで、管理人が特に期待している投手の一人です。
鋭く落ちる変化球の精度が上がり、投球の幅は広がっていますが、球威の面ではまだまだ本領発揮という感じではないのが管理人的には不満です。
写真で見れば綺麗なフォームだと思いますが、機敏性が不足して体動の勢いがボールに乗り移っていません。
たとえば150kmの球速を狙っているとしても、今の体動スピードでは絶対にその球速は出せないでしょう。
認識や発想の転換次第で大きく伸びるはずの投手だけに、厳しめなコメントをご容赦願います。
それだけ期待しています。
速球の球速は、最速135kmの表示。

平澤文太 4回〜9回
常時セットポジションから、軸足で十分にタメを作りつつスムーズに腕を振る左スリークォーター。
伸びのある速球と多彩な変化球で打者に的を絞らせない投球を見せました。
制球が良く、安定感抜群の投球でチームに流れを引き寄せましたね。
速球の球速は、最速134kmの表示。

・打線
ここぞでしぶとく安打をつないて点をもぎ取るしたたかさは健在。
ボールの見極めも良く、簡単に攻撃イニングを終えませんので、相手守備陣へのプレッシャーは相当なものでしょう。

熊谷星南 右投右打
変化球をうまく溜めてレフトスタンド場外へ逆転2ランホームランを放ちました。
県内トップクラスの強打者の一人でしょう。

・守備
野手の動き自体に問題ありませんが、守備位置を極端な場所に動かし過ぎているような気がします。
三遊間を狭め過ぎて二遊間が大きく空いていましたし、外野も深過ぎの印象が否めません。
定位置付近のショートゴロが安打になってしまいましたし、定位置よりやや後ろの飛球が安打になりました。
特に外野は、背後を抜かれることはない代わりに、浅めのライナーはほとんど安打になってしまうでしょう。
常にそういう守備位置なので、相手打者に合わせるという意図も見えませんでした。
十中八九に備えるのが守備の基本であり、万が一に備えるかのような奇策を用いるのは正直感心しません。


<高田>
・投手
水野夏樹 1回〜8回途中
機敏な体動から、やや担ぐように上体を捻りつつ勢い良く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と大きく曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
スナップがかなり強そうで、軽々と力のあるボールを投げていますが、もっと胸の張りを意識して反発力を利用できるようになれば、球威はさらに増してくるでしょう。
今後の成長が楽しみな2年生です。
速球の球速は、最速132kmの表示。

吉田恵太 8回
機敏な体動から、素早く体を回転させて投げる右横手。
球威で押すタイプではありませんが、微妙に変化する癖球を利用してバットの芯を外す投球が持ち味のようです。

佐々木大雅 8回
ゆったりとした始動から、体の開きを最小限に抑えつつコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではないようですが、伸びのある速球と落差のある変化球が低めにしっかりと決まっていました。

・打線
相手ミスに連打を絡め、4点を先制して優位に立ちましたが、その後打線が沈黙。
左投手の変化球にタイミングが合わずじまいで逆転を許してしまいました。

・守備
点を取った後にイージーな捕球ミスから失点してしまったのが非常に痛かったですね。
追い上げられる展開にやや浮き足立ってしまいました。

posted by ティト at 18:39| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月23日 高校野球観戦記 その1

5月23日

春の高校野球県大会準々決勝 森山球場第1試合
一関学院 10−0 釜石商工 (7回コールド)

一関学院の強力打線が爆発。
好機での大量得点でペースを握り、そのまま押し切りました。

<一関学院>
・投手
大竹樹希哉 1回〜7回途中
機敏な動作から、上体の倒し込みとともに思いっきり腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で三振を取れるタイプです。
ウエートをしっかり乗せて投げていますので、球速以上に打者の手元でボールが食い込んでくる球質ですね。
特段手直しすべき部分はなく、筋力と瞬発力を高めて球威アップを目指していけば良いのかなあと思います。
速球の球速は、最速133kmの表示。

佐々木蓮 7回
機敏に体を回転させ、しなやかに腕を振る右横手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と大きく曲がる変化球との緩急で打者のタイミングを外します。

・打線
例年どおり、好球必打のストロングスタイル。
どんどん打って出て安打がつながるとイケイケ状態で一挙大量点を奪います。
ただし、カウントメークに苦しんでいる相手投手に対して仕掛けが早すぎるのかなあと感じました。
場面に応じた柔軟な攻撃スタイルを身につけられれば鬼に金棒でしょう。

小椋元太 右投右打
フォロースルーがしっかりとしたスイング。
巻き込むように振り切る2年生強打者です。

・守備
問題なし。
野手の軽快な足さばき、ビシッとした送球など、他チームの参考となる守備力です。
日頃からよく鍛えられていることが見て取れました。

小椋元太 二塁手
瞬発力に優れ、安打性の打球にも素早く追い付きます。
送球も安定していますね。

小林亮介 遊撃手
軽快な足さばきと送球までの流れるような動きに華がありますね。

千葉愛斗 三塁手
打球への反応が速く、グラブさばきも安定しています。
ビシッとした送球も光る2年生です。


<釜石商工>
・投手
中村龍斗 1回〜2回途中
特長は先日記載のとおり。
連投の疲れがある感じで、前に見た時よりもボールの抑えが効いておらず、カウントメークに苦しんでいた印象です。

鎌田尚人 2回途中〜4回
ゆったりとした始動から、素早く上体を回転させて鋭く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と落差のある変化球との緩急を生かす投球スタイルです。
下半身の体重移動が不足していますが、地肩が相当強く、速球はなかなか威力がありますね。
上体で力んで投げていますので、スタミナ浪費が激しそうなことと、変化球投球時に力が抜けてしまうのは要改善でしょう。
まだ1年生ですので、完成度という面では発展途上ですが、素晴らしいポテンシャルの持ち主であることは間違いありません。
速球の球速は、最速133kmの表示。

山崎優 5回〜6回
機敏な体動から、鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球を投げ込みます。
本職は野手のようですが、なかなかバランスが良く、野球センスの良さが光ります。

菊池瑠偉 7回
常時セットポジションから、素早く足を踏み出してコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、速球とスライダーを低めに集めた打たせて取る投球が持ち味のようです。

・打線
じっくりとボールを見極めようとする意図はうかがえ、四球などで好機をつかむものの、相手投手の変化球に目がついていかない感じで、要所で三振を取られたり崩れたスイングになってしまいました。

・守備
強い打球の球際をうまく処理できず、もったいない安打やミスが多かったように思います。

posted by ティト at 18:28| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月22日

5月22日 高校野球観戦記 その2

5月22日

春の高校野球県大会2回戦 森山球場第3試合
高田 3−2 盛岡南

両チームともピンチを凌ぎ合うひりつくような展開。
要所でガッチリと守った高田が、互角の接戦を制しました。

<高田>
・投手
千田雄大 先発完投
ゆったりとした始動から、大きく振りかぶって力強く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をグイグイ投げ込みます。
カットボール系の小さい変化球も効果的です。
左足を踏み出してからリリースされるまで通常よりワンテンポ遅れる感じの変則的なタイミングを持つ投手ですね。
非常に地肩が強い感じで、球威はなかなかありますが、体重移動が一瞬途切れてしまうのが気になりました。
変則的なリリースのタイミングが持ち味なのでしょうが、球威アップを目指すのであれば、スムーズな体重移動は必須になると思います。
ポテンシャルの高さは一見してわかりました。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

・打線
力強い打球が頻繁に飛んでいました。
上位下位関わらずにスイングは鋭いですし、底力十分の打線だと思います。

・守備
打球への反応が速く、好守を連発していました。
投手をもり立てる展開になったように思います。

長沼柊 遊撃手
俊足で守備範囲が広く、グラブタッチも柔らかいですね。
送球もスピーディーです。

伊藤智也 二塁手
守備範囲が広く球際にも強いです。
瞬発的に動ける選手だと思いました


<盛岡南>
・投手
及川景介 先発完投
常時セットポジションから、機敏な動作で鋭く腕を振る右上手。
球威で押すタイプではないようですが、伸びのある速球と緩急二種類の変化球を交えて打たせて取る投球が持ち味ですね。
下半身の体重移動と胸の張りが不十分で、やや手投げ気味になっているのが気になりましたが、制球が良く、大崩れしそうにない安定感は光りました。

・打線
好球必打のストロングスタイルですが、難しいボールを追いかけてしまう傾向がありました。
強い打球が頻繁に飛んでいましたし、スイング自体はよく振れていると思います。
再三の好機がありましたが、相手の好プレーなどもあって大量点に結びつきませんでした。

・守備
好プレーはありましたが、待って捕球しようとしてのミスがありました。
夏への課題としていただきたいです。

山崎魁人 左翼手
定位置付近から、ワンバウンドのストライク返球でタッチアップを防ぎました。

posted by ティト at 22:48| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月22日 高校野球観戦記 その1

5月22日

春の高校野球県大会2回戦 森山球場第2試合
盛大附属 14−3 宮古工 (7回コールド)

3回からの観戦です。
盛大附属の強力打線が爆発。
好機を確実にモノにしてあれよあれよと得点を積み重ねる展開でした。

<盛大附属>
・投手
臼井春貴 3回〜5回
ゆったりとした始動から、上体の倒し込みを生かしつつ力強く腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
腕をしっかりと振れていますし、地肩が相当強そうですね。
前にも書きましたが、踏み足を丁寧に意識し過ぎて下半身の体重移動が滞ってしまっているのが改善ポイントだと思います。
体動の勢いをボールに乗せられるようになれば、球威はまだまだ増してくるはずです。
今後もチェックしていきたいですし、成長を楽しみにしている2年生です。
速球の球速は、目測で最速130km台後半。

坪田伸祐 6回〜7回
大きく振りかぶり、体の開きを最小限に抑えつつ力強く腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球を投げ込む本格派タイプです。
左腕でしっかりとリードを取るフォームは、ソフトバンクの松本裕樹投手の高校時代に似ていますね。
地区予選で見た時よりも躍動感が増した感じで、ボールによりウエートを乗せられるようになっています。
この投手の持てる能力を考えれば、まだまだ進化できるでしょう。
速球の球速は、目測で最速140km台前半。

・打線
選球眼が良く、打つべきコースと見逃すべきコースの見極めはしっかりできていました。
隙あらば先を狙う機敏な走塁も効果的ですし、少ない安打でも点を取れるしたたかさを感じました。
14安打で14得点。
相手投手の出来は悪くないと思いましたが、ここぞでひと押しできる勝負強さで攻略した感じです。
甲子園で勝負できる打線に仕上がりつつあると感じました。

植田拓 右投右打
全身に力感があり、強振してもバランスの崩れない体幹の強さが特長です。
2年生ながら、県内トップクラスの強打者でしょう。

塩谷洋樹 右投右打
蹴り足を生かしての豪快なフルスイングは非常に小気味良いですね。
常にホームランを狙い、打ち損じが安打になるようなタイプの強打者だと思います。

・守備
問題なし。
華麗に動くタイプの選手は見当たりませんでしたが、堅実に確実にアウトを積み重ねていきました。


<宮古工>
・投手
妙川優雅 〜6回
機敏な動作で振りかぶってコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と多彩な変化球で的を絞らせない投球が持ち味ですね。
下級生時から活躍している投手ですので、マウンドさばきは非常に落ち着いています。
厳しいコースを狙って球数は多くなりましたが、安定感があって大崩れは考えづらい投手でしょう。
さらに躍動感を意識して球威アップにつなげられれば、そう簡単には連打されない投手に成長できると思います。

佐々木翔矢 7回
ゆったりとした始動から、やや担ぐように振りかぶって上体の倒し込みとともにコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球をバランス良くミックスして打者のタイミングを外す投球が持ち味のようてす。
胸の張りをもっと意識して反発力を利用できるようになれば、球威はもっとアップしていくはずです。

・打線
速球に力負けせず、鋭い安打が頻繁に出ていました。
底力のある打線だと思います。
ただし、ここぞのひと押しが足りず、点を取り切ることができなかったのは今後の課題でしょう。

・守備
強い打球への反応が遅れたり、追い足が緩慢だった場面があり、余計な安打を許したり余計に先の塁を奪われてしまいました。
夏へ向けての貴重な経験となったはずてす。

posted by ティト at 21:47| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月20日

5月20日 高校野球観戦記 その3

5月20日

春の高校野球県大会1回戦 森山球場第3試合
釜石商工 3−2 盛岡中央 (延長12回サヨナラ)

両チームとも継投となった投手戦。
延長にもつれ込んだ接戦を釜石商工が制しました。
ちなみに、勝った釜石商工が4安打で、負けた盛岡中央が11安打という試合です。
野球の難しさが凝縮された試合だったように思います。

<釜石商工>
・投手
中村龍斗 1回〜5回途中
ゆったりとした始動から、上体の倒し込みとともにスムーズに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではないようですが、重そうな速球と落差のある変化球には角度がありますね。
投球バランス自体は悪くありませんが、機敏性と躍動感が不足し、体動の勢いが効いていないのが課題でしょう。
地肩が強そうで、ポテンシャルの高さは見て取れました。

鈴木孝輔 5回途中〜12回
機敏な体動から、鋭く体を回転させてコンパクトに腕を振る右横手。
伸びのある速球と多彩な変化球をテンポ良く投げ込みます。
動作がスピーディーで野球センスの良さは一見してわかりました。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

・打線
相手投手にいまひとつタイミングが合わず、もうひと押しできないままイニングが進んでしまいました。
劣勢の展開から、終盤に追いついた集中力は見事です。
延長は勢いでモノにしましたね。

・守備
全体的にスタートがいまひとつで、アウトにできそうな打球を安打にしてしまう場面が目立ちました。
今後の改善ポイントでしょう。

鈴木孝輔 遊撃手
瞬発力があって守備範囲の広さが光ります。
送球も安定していますね。

菊池健太郎 捕手
捕ってからの送球動作が素早く、肩の強さも目を引きます。
相手の盗塁意欲を削げる捕手でしょう。


<盛岡中央>
・投手
堀崎海斗 1回〜5回
上体を沈み込ませ、地面に近いところでリリースする右下手。
球威で押すタイプではありませんが、アンダースロー特有の浮き上がるような速球主体に打たせて取る投球を見せました。
昨年は横手投げだったように記憶していますが、下手投げにフォーム変更したようですね。
体動のバランスは良くなっています。
場面に応じてモーションを変化させられる器用さも光りました。
なかなか見ないタイプですし、かなり打ちづらい投手だと思います。

高橋宜也 6回〜12回途中
常時セットポジションから、担ぐように上体を捻ってから勢い良く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球主体にグイグイ押す投球スタイルです。
時折スローボールも交えてきますね。
上体の力感は素晴らしいものがありますので、あとは下半身の体重移動をもっと意識して球威アップにつなげてもらいたいと思います。
ポテンシャルの高い有望な2年生でしょう。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

・打線
頻繁に安打は出ていましたが、盗塁失敗やけん制アウトなどて、大量点につなげることはできませんでした。
大物打ちはいないものの、上位下位の切れ目のない打線だと思います。

・守備
概ね問題なし。
内野は安定していますし、外野は強肩揃いですね。

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5月20日 高校野球観戦記 その2

5月20日

春の高校野球県大会1回戦 森山球場第2試合
宮古商 10−6 金ヶ崎

激しい点の奪い合い。
4点を先制した金ヶ崎に対し、宮古商が中盤から猛反撃。
二桁得点を奪った宮古商が、食い下がる金ヶ崎を振り切りました。

<宮古商>
・投手
星川太一 1回〜7回
ゆったりとした始動から、体の回転を確かめながら丁寧に投げる右スリークォーター。
球威で押すタイプではないようですが、伸びのある速球と落差のある変化球との緩急で打者に的を絞らせない投球が持ち味ですね。
長身で体に力がありそうですが、下半身の体重移動が不足し、ボールにいまひとつウエートが乗っていないのが気になりました。
もっと体動の勢いを生かせるようになれば、グンと良くなる投手だと思います。

赤間海斗 8回〜9回
機敏な体動から、全身をバランス良く使って科や腕を振る左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球との緩急を生かす投球スタイルですね。
ストライク先行でテンポの良い投球を見せました。

・打線
じっくりとボールを見極めて甘いコースを狙い打つスタイル。
四死球を絡めて効率よく点を奪うしたたかさがありました。

・守備
全体的にスタートがいまひとつで、アウトにできそうな打球を安打にしてしまう場面が目立ちました。
今後の改善ポイントでしょう。


<金ヶ崎>
・投手
及川竜樹 1回〜5回
大きく振りかぶり、バランス良く全身を使ってしなやかに腕を振る左上手。
球威で押すタイプではないようですが、抑えの効いた速球と落差のある変化球を低めに集めて打たせて取る投球を見せました。
フォームバランスは良いので、機敏性をボールに乗せるようなイメージで球威アップにつなげてもらいたいと思います。

及川勝太 6回〜9回
機敏に始動し、素早く体を回転させながら鋭く腕を振る右横手。
球威で押すタイプではありませんが、速球主体にしつつ、微妙に変化する癖球で打者のポイントをずらす投球が持ち味のようです。
適度にボールが散る捕らえどころのなさを発揮していました。

・打線
幸先良く4点を先制した後に終盤まで打線が沈黙。
ペースを握りきれないうちに逆転を許してしまいました。

・守備
慌ててゴロをお手玉してしまうもったいないミスが多く出てしまいました。

須田日向 中堅手
安打性の当たりに勢い良くダッシュしてダイビングキャッチ。
ドンピシャのタイミングの好捕でした。

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5月20日 高校野球観戦記 その1

5月20日

春の高校野球県大会1回戦 森山球場第1試合
盛岡商 5−1 盛岡工

先制されたもののじわじわと得点を積み重ねた盛岡商が、エースの好投により盛岡工の反撃を封じました。

<盛岡商>
・投手
佐々木大和 先発完投
ゆったりとした始動から、大きく振りかぶって勢い良く腕を振る右上手。
伸びある速球と緩急二種類の変化球で三振を取れる本格派タイプで、管理人期待の投手の一人です。
地肩が相当強く、ここぞで力を込める速球は威力十分です。
もっと胸を張って肘の支点を生かせるようになれば、さらに素晴らしい投手に成長できると思います。
速球の球速は、目測で最速140km前後。

・打線
大物打ちはいない感じですが、しぶとく内野の頭を越す安打を放って点をもぎ取りました。

・守備
相手の盗塁の際に野手のカバーが遅れて悪送球となり、先制点を許すきっかけとなりました。
全体的に一歩目の反応があまり良くなかった印象ですのて、次戦への課題としてください。

川倉拓朗 捕手
強肩で送球精度も高いです。
動作が機敏で身体能力の高さも見て取れました。


<盛岡工>
・投手
和久井侑 1回〜4回
常時セットポジションから、重心を落としつつスムーズに投げ込む右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と緩急二種類の変化球をバランス良くミックスする投球が持ち味です。
フォームバランスは良いので、もっと機敏性と躍動感を意識できれば大きく進化できるでしょう。
今後に期待の2年生です。

鎌田龍起 5回
常時セットポジションから、右足を大きく上げて勢い良く腕を振る左上手。
球威で押すタイプではないようですが、伸びのある速球と落差のある変化球とのコンビネーションで打者のタイミングを外します。
マサカリ投法のような変則的なフォームが特長ですね。

安保成 5回途中〜8回
常時セットポジションから、左足を大きく上げて振りかぶった後に勢い良く腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良くグイグイ投げ込みます。
全身を使うダイナミックなフォームが特長の、三振を取れる管理人好みの力投派です。
ボールにウエートを乗せていますので、速球は打者の手元でグンと伸びてきますし、変化球も抜群の切れ味です。
上体の倒し込みをもっと利用できるようになれば、さらなる球威の上積みを期待できると思います。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

・打線
センター中心に弾き返そうとする意識は見えましたが、相手投手の球威に押され、なかなか安打がつながりませんでした。

・守備
強い打球に足が止まってしまう場面がありました。
スクイズで無理にホームへ送球して悪送球になってしまったのは非常に痛かったです。

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2016年05月18日

第63回春季東北地区高校野球県大会 組み合わせ

今週末から春の高校野球県大会が始まります。
東北大会切符、夏のシード権など、夏への試金石となる重要な大会です。
なるべく多くの試合及び選手を観戦したいと思っています。

組み合わせ表は、以下の画像にて確認願います。

2016春 県大会.jpgクリックで拡大

posted by ティト at 17:03| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月14日

5月16日 社会人野球観戦 その2

5月16日

都市対抗野球岩手予選 花巻球場第3試合
オール江刺 10−7 赤崎野球クラブ (延長10回)

所用のため、試合終了まで観戦できず(8回まで観戦)。
取っては取られる白熱した試合展開でした。
結果としては、延長10回タイブレークルールにより、オール江刺が勝利したとのことです。


<オール江刺>
・投手
菅原祥 1回〜5回
常時セットポジションから、機敏に体重移動しながらコンパクトに腕を振る左スリークォーター。
糸を引くような伸びのある速球と緩急二種類の変化球をバランス良くミックスして打者に的を絞らせない投球が持ち味です。

伊藤尚熙 6回
ゆったりとした始動から、機敏に体を回転させながらコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球が武器ですね。

河内山拓樹 6回途中〜
全身を使うバランスの良い体動から、しなやかに腕を振り下ろす本格派右腕。
威力十分の速球と落差のある変化球で三振を取れる投手です。
久しぶりに見ましたが、躍動感を生かして爆発的に投げられていますね。
故障明けみたいですので、これからさらに良くなっていくでしょう。
速球の球速は、最速140kmの表示。

・打線
再三の好機があったわりには残塁が多く、いまひとつ押し切れなかった印象です。

・守備
何でもない場面での悪送球が目立ちました。
盗塁を簡単に許してしまったのも反省材料でしょう。
点を取った次の回で失点するなど、リズムにの悪い展開になってしまいました。

藤野浩明 右翼手
通常の守備位置から素早く送球してのライトゴロは見事でした。
視野の広さが光ります。


<赤崎野球クラブ>
・投手
多田桂三 1回〜3回
ゆったりとした始動から、上体の回転を生かしつつコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではないようですが、抑えの効いた伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
地肩が強そうですが、もっと下半身の体重移動と胸の張りを意識できれば、ボールにウエートが乗って球威が増してくると思います。

佐々木慶喜 4回〜7回
軸足で十分にタメを作りつつ、ギリギリまで体の開きを抑えてから鋭く上体を回転させる右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球とキレの良い変化球を低めに集めて打たせて取る投球を見せました。
手首が遅れて出てくる投法で、リリースポイントが見づらいのが特長です。

佐々木純一 8回
ゆったりとした始動から、鋭く体を回転させながらコンパクトに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、速球と落差のある変化球とのコンビネーションで打者のタイミングを外します。

・打線
取られたら取り返す気迫は十分に見て取れました。
ここぞの場面で見逃し三振を喫してしまったのは反省材料でしょう。

・守備
捕球ミスからの失点で先行を許してしまったのが痛かったですね。
大事な場面でのファインプレーは見事でした。

志田一茂 中堅手
守備範囲が広く、打球への反応も良いですね。

posted by ティト at 23:16| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会人野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月16日 社会人野球観戦記 その1

5月16日

都市対抗野球岩手予選 花巻球場第2試合
一戸桜陵クラブ 9−2 矢巾硬式クラブ (8回コールド)

5回からの観戦です。
小刻みに得点を積み重ねた一戸桜陵クラブが、矢巾硬式クラブをじりじりと引き離す展開でした。


<一戸桜陵クラブ>
・投手
深田峻之 〜8回
常時セットポジションから、柔軟性のある体動で腕をしなやかに振る左上手。
球威で押すタイプではありませんが、腕が遅れて出てくるフォームが特長で、タイミングの合わせづらい投手だと思います。

・打線
相手守備の乱れに乗じて安打を積み重ねる効率の良い攻撃を見せました。

・守備
普段高校野球を見慣れているからかもしれませんが、やっぱり選手の動きが緩慢に見えました。
送球の鋭さも物足りなく思いました。


<矢巾硬式クラブ>
・投手
広田淳 〜5回途中
やや担ぐように振りかぶり、体の回転を生かして投げる右スリークォーター。
速球主体の投球でした。

大道純人 5回
1球で交代したため、詳細観察できず。
オーソドックスな右上手です。

山本亮太 5回途中〜8回途中
機敏に体を回転させて鋭く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く横滑りする変化球を投げ込みます。

・打線
走者は出しましたが、一気に畳み込むことができなかった感じです。

・守備
イージーな捕球ミスや悪送球で無駄な点を与えてしまいました。
野手の動き全般が緩慢だったように思います。

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2016年05月12日

第87回都市対抗野球第1次予選岩手県大会 組み合わせ

今年の都市対抗野球岩手予選が今週末から開幕します。
社会人野球最大のイベントで、管理人も毎年楽しみにしています。
多くの元岩手球児が出場しますので、高校野球ファンも必見の大会ですよ。
都合の良い方は、球場へぜひ足をお運びくださいませ。

組み合わせ表は、下記リンクを確認願います。

2016都市対抗野球岩手予選 組み合わせこちらをクリック


※毎年思いますが、社会人野球と高校野球の大会日程がかぶるのは、両方見たいファンとしてはできれば避けてもらいたいです。それぞれ事情はあるとは思いますが・・・。

posted by ティト at 19:01| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会人野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月09日

5月9日 高校野球観戦記 その2

5月9日

春の高校野球北奥地区予選 森山球場第2試合
水沢一 7−6 水沢商 (延長13回サヨナラ)

先制、中押し、ダメ押しの展開で理想的に得点を積み重ねたかに見えた水沢商に対し、水沢一が終盤に猛反撃。
あれよあれよと点が入ってついに延長戦へ突入。
壮絶なシーソーゲームの末に県大会切符を掴んだのは、水沢一でした。


<水沢一>
・投手
千田正輝 1回〜9回
機敏な体動から、スムーズに体重移動してコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではないようですが、伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外す投球が持ち味ですね。
脇の締めが甘く、ボールにウエートがいまひとつ乗っていないのが課題でしょうか。
動作は機敏で野球センスの良さは見て取れました。

加藤駿大 10回〜13回
ゆったりとした始動から、担ぐように大きく振りかぶって力強く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差との緩急を生かす投球スタイルですね。
機敏性が不足し、下半身の体重移動を利用できていないのが気になりますが、地肩は相当強そうです。
まだ2年生ですので、今後の進化に期待します。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

・打線
好機をなかなかモノにできない展開が続きました。
8、9回に安打がつながって一挙同点に追いついた爆発力は見事で、負けパターンの試合を底力で引っくり返しましたね。

・守備
初回に捕球ミスと悪送球なとで失った失点が非常に痛かったです。
その後もリズムに乗れず、後手に回る試合展開となってしまいました。
最終的に勝ったものの、反省材料の多い内容だったように思います。


<水沢商>
・投手
遠藤魁斗 1回〜8回、13回
機敏な始動から、下半身でしっかりと体重移動しつつ勢い良く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と曲がりの大きい変化球をテンポ良く投げ込みます。
躍動感があって体重移動の勢いをボールに伝えられているのが好印象です。
胸の張りと脇の締めをもっと意識できれば、素晴らしい投手に成長できると思います。
まだ荒削りですが、素材の良さに興味を持ちました。
今後の進化を追跡チェックしてみたい投手です。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

菅原佑斗 9回〜13回途中
ゆったりとした始動から、体の開きを抑えつつスムーズに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではないようですが、抑えの効いた速球主体に打たせて取る投球を見せました。
下半身の体重移動と機敏性が不足し、ボールにいまひとつウエートが乗っていないのが課題だと思います。
本職が野手のようで、地肩の強さはありますね。

・打線
それほど打ち込んだ感じではありませんが、しぶとく安打コースに運んで二桁安打を積み重ねました。
バンドも決まって展開としては理想的な試合運びだったように思います。

・守備
全体的に大きな乱れはありませんでしたが、待って捕球しようとしてのミスがあり、相手に突破口を与えてしまいました。
一つのミスが致命傷につながる野球の怖さを実感する試合だったように思います。

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5月9日 高校野球観戦記 その1

5月9日

春の高校野球北奥地区予選 森山球場第1試合
黒沢尻工 4−2 水沢

小刻みに得点を積み重ねてペースを握った黒沢尻工が、最終回の水沢の反撃を凌いで逃げ切りました。


<黒沢尻工>
・投手
柳澤隆大 先発完投
ゆったりとした始動から、体の回転を生かしながらスムーズに腕を振る右横手。
伸びのある速球とキレの良い変化球をコーナーに投げ分けます。
前に見た時よりフォームが滑らかになり、パワーロスなく円盤を投げるようなイメージでボールに力を伝えられていますね。
機敏性が増して体動の勢いを利用できるようになれば、球威はもっと増してくるはずです。

・打線
なかなか連打は出ませんでしたが、ボールの見極めがしっかりと出来ており、簡単にはイニングを終えない粘りがありました。

遠藤幸翼 右投左打
逆風をものともしないライトスタンドへのホームラン。
9番打者ながら、速球を完璧に捕えた完璧な当たりは見事です。

菅原大夢 右投右打
選球眼が良く、厳しいコースでも容易に空振りしないバットコントロールの良さも光ります。
粘りに粘っての四球は、相手投手にダメージを与えていました。
まだ1年生ということですが、素晴らしい野球センスの持ち主ですね。

・守備
問題なし。

佐藤一真 三塁手
軽快な足さばきと柔らかいグラブタッチ、スムーズな送球と、非常に安定した守備を見せました。


<水沢>
・投手
高橋蓮 1回〜7回
常時セットポジションから、機敏に体を動かしてコンパクトに鋭く腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
ボールにしっかりと抑えが効いており、低めにビシビシ決まるのが長所だと思います。
けん制も機敏ですし、トータルとしての総合力の高い投手でしょう。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

千葉拓海 8回
ゆったりとした始動から、やや上体を捻って勢いをつけて力強く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と曲がりの大きい変化球との緩急を生かす投球スタイルですね。
肩関節が柔らかそうで、腕が後方から鞭のように振られてくるのが特長です。
ポテンシャルの高さは十分にうかがえました。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

・打線
終盤までなかなか安打が出ない展開でしたが、最終回に連打が出て2点をもぎ取った粘りは見事です。

・守備
イージーな捕球ミスや内野ゴロの判断ミスが失点となり、負けにつながりました。
強風で目測を誤ってのもったいない捕り逃しもありましたね。
県大会への良い教訓になったと思います。

posted by ティト at 18:55| 岩手 | Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月08日

5月8日 高校野球観戦記 その2

5月8日

春の高校野球盛岡地区予選 県営球場第2試合
盛岡工 8−3 不来方

先制してじわじわと得点を積み重ねる盛岡工業が、中盤以降の不来方の反撃を凌いで逃げ切りました。


<盛岡工>
・投手
安保成 1回〜5回
常時セットポジションから、左足を大きく上げて振りかぶった後に勢い良く腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良くグイグイ投げ込みます。
全身を使うダイナミックなフォームが特長で、管理人好みの力投派ですね。
ボールにウエートが乗っていますので、速球は打者の手元でグンと伸びてきますし、変化球も抜群の切れ味です。
三振を量産できそうな投手だと思います。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

和久井侑 6回〜9回
常時セットポジションから、重心を落としつつスムーズに投げ込む右上手。
球威で押すタイプではないようですが、伸びのある速球と緩急二種類の変化球をバランス良くミックスする投球を見せました。
速球が指にかかりすぎて制球に苦しんでいた印象ですが、変化球がコーナーに決まっていたのは良かったと思います。
フォームバランスは良いので、今後の進化に期待したい2年生です。

・打線
ボールをしっかりと見極めて四球を選び、大量点につなげましたね。
センター中心に弾き返す確実性の高い打撃も見せていました。
積極的に盗塁を仕掛ける戦術も有効だったと思います。

・守備
問題なし。
内野は軽快で外野は強肩揃いですね


<不来方>
・投手
内藤史門 1回〜2回
ゆったりとした始動から、柔らかく体を使ってスムーズに腕を振る右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、しっかりと抑えの効いた速球とキレの良い変化球をバランス良くミックスして的を絞らせない投球が持ち味のようです。
フォロースルーを意識できているのは好印象ですが、もっと躍動感も意識し、体動の勢いをボールに乗せられるようになれば、球威がグンと増してくると思います。

小原大輝 3回〜4回
ゆったりとした始動から、上体の倒し込みとともに鋭く腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
腕の振りは鋭いですが、下半身の体重移動が不十分で、ボールにいまひとつウエートが乗っていないのが気になりました。
蹴り足をもっと意識できるようになれば、球威はまだまだ増してくると思います。

小比類巻圭汰 5回〜9回途中
ゆったりと始動した後、機敏に体を動かしてコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、糸を引くような速球と鋭く曲がり落ちる変化球を低めに集める投球が持ち味のようです。
胸の張りが不十分で、反発力がやや不足しているように見えましたが、動作が機敏で野球センスの良さを感じさせる楽しみな2年生です。

・打線
安打は頻繁に出ましたが、要所で相手投手の鋭い変化球にバランスを崩されてしまった感じです。
全体的にはスイングに力感があり、底力はある打線だと思いました。

・守備
捕球ミスと悪送球なとで余計な失点につながってしまいました。
県大会までの課題としてもらいたいです。

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5月8日 高校野球観戦記 その1

5月8日

春の高校野球盛岡地区予選 県営球場第1試合
盛大附属 8−1 盛岡南 (7回コールド)

5回からの観戦です。
盛大附属の強力打線が威力を発揮し、じわじわと得点を積み重ねる展開でした。


<盛大附属>
・投手
坪田伸祐 〜5回
大きく振りかぶり、体の開きを最小限に抑えつつ力強く腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球を投げ込む本格派タイプです。
左腕でしっかりとリードを取るフォームは、ソフトバンクの松本裕樹投手の高校時代に似ていると思いました。
課題としては、高校時代の松本投手同様、体動の勢いをボールに乗せる部分が不足していることでしょうか。
相当高いポテンシャルの持ち主であることは間違いありません。
速球の球速は、目測で最速130km台後半。

臼井春貴 6回〜7回
ゆったりとした始動から、上体の倒し込みを生かしつつ力強く腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
腕をしっかりと振れていますし、地肩が相当強そうですね。
踏み足を丁寧に意識していることがうかがえますが、下半身の体重移動が滞ってしまっているのが改善ポイントだと思います。
今後の飛躍が楽しみな管理人期待の2年生です。
速球の球速は、目測で最速130km台後半。

・打線
ボールの見極めがしっかりと出来ており、変化球で攻められてもバランスが崩れませんね。
底力を十分に感じさせる強力打線だと思いました。
積極的に盗塁を仕掛けたり、隙あらば先の塁を狙うしたたかさもあり、相手に与える機動力のプレッシャーも相当なものでしょう。

塩谷洋樹 右投右打
変化球を思いっきり引っ張ってのレフトスタンドへのホームラン。
蹴り足の強いスイングが特長です。

石橋泰成 右投左打
軸足にあらかじめウエートを乗せてから鋭く体を回転させるスイング。
弓を十分に引き絞ってから放つイメージができている感じです。

植田拓 右投右打
全身を使った豪快なスイングが特長。
それでいてバランスは崩れないので、体幹が相当強い選手と推察します。
楽しみな2年生ですね。

・守備
問題なし。


<盛岡南>
・投手
及川景介 〜5回
常時セットポジションから、機敏な動作で鋭く腕を振る右上手。
球威で押すタイプではないようですが、伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球変化球とのコンビネーションを意識する投球でした。
スライダーの切れ味が抜群で、なかなか打ちづらそうですね。

山崎魁人 6回
ゆったりとした始動から、全身をバランス良く使ってスムーズに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではないようですが、伸びのある速球と緩急二種類の変化球で的を絞らせない投球が持ち味のようです。
フォームバランスが良く、筋力アップな直結する投手だと思います。
今後楽しみな2年生です。

長尾紳平 7回〜7回途中
ゆったりとした始動から、やや担ぐように振りかぶって力強く腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではないようですが、伸びのある速球と落差のある変化球を思いっきり投げ込む小気味良さが持ち主ですね。

福山飛翔 7回途中〜
体の回転を生かしながらしなやかに腕を振るサイド気味の右スリークォーター。
球威で押すタイプではないようですが、小さく変化する癖球でバットの芯を外す投球を見せました。

・打線
試合前半は見ていませんが、クリーンヒットはありませんでした。
相手投手の球威あるボールにもしっかりと振り切っていたのは良かったと思います。

・守備
悪送球で余計な点を与えてしまう場面がありました。
全体的な動き自体は軽快だったと思います。

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2016年05月07日

5月6日 高校野球観戦記 その2

5月6日

春の高校野球一関地区予選 一関球場第2試合
大東 8−2 一関高専

中盤まで互角の展開でしたが、終盤に打力を発揮した大東が一気に得点を積み重ねました。


<大東>
・投手
藤原りょうへい?(パンフレットに名前が載っていませんでした) 1回〜3回
重心を落とし、蹴り足を生かして力いっぱい投げ込む右上手。
球威で圧倒するタイプではないようですが、伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をうまく交えて打たせて取る投球を見せました。
まだ1年生のようなので筋力は不足している感じですが、全身を使う小気味良さは好印象です。

芳賀ゆう?(パンフレットに名前が載っていませんでした) 4回〜5回途中
大きく振りかぶり、体をしなやかに使ってスムーズに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で空振りを取れる本格派タイプですね。
小さく鋭く曲がるスライダーの切れ味が抜群で、容易には的を絞れない感じです。
まだ1年生のようですが、フォームバランスが良く、非常に有望な投手だと思いました。

菊地洸太 5回途中〜8回
ゆったりとした始動から、やや担ぐように上体を捻りつつ力強く腕を振り下ろす右上手。
管理人が期待している投手の一人です。
長身から投げ下ろす重そうな速球と落差のある変化球には角度がありますね。
もっと蹴り足と上体の倒し込みを生かせるようになれば、さらに素晴らしい投手に成長できると思います。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

千葉優貴 9回
ゆったりとした始動から、上体をややトルネード気味に捻った後に勢い良く腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球でグイグイ押す本格派タイプです。
長身を躍動的に使っていますので、威圧感を打者に与えられていると思います。
荒々しい感じですが、ポテンシャルは十分で、今後も要注目の投手でしょう。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤。

・打線
強い打球が多く、底力を感じさせる打線です。

菊地大智 右投左打
重厚なスイングで威圧感十分。
コースに逆らわずに流し打つ柔軟性もありますね。
強打者のオーラを感じました。

・守備
問題なし。

金野睦生 三塁手
打球への反応、柔らかいグラブタッチ、滑らかな送球にセンスの良さを感じました。


<一関高専>
・投手
三上航平 1回〜7回
非常にゆったりとした始動から、軸足で十分にタメを作った後にしなやかに腕を振り下ろすいい上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球とのコンビネーションで打たせて取る投球が持ち味のようです。
フォームに癖はありませんが、機敏性が不足し、体動の勢いをボールに伝えられていないのが課題でしょうか。

千田一輝 8回
ゆったりとした始動から、程よくリラックスしてスムーズに腕を振る左上手。
球威で押すタイプではありませんが、内外角をうまく突いて打たせて取る投球が持ち味のようです。
まだ1年生で力感は不足していますが、マウンドはさばきは落ち着いていました。

鈴木潤季 9回
機敏性のある体動から、担ぐように勢い良く腕を振る右上手。
球威で押すタイプではないようですが、速球を低めに集めて打たせて取る投球が持ち味のようです。

・打線
好球必打で思い切りよくスイングしてくる打線ですね。
頻繁に安打が出てもなかなか得点に結びつかなかった感じですが、状況に応じた打撃を気にし過ぎるよりは、とにかく振り切って安打という結果につなげることが上達への近道だと管理人は思っています。

三浦瑛太 右投左打
体重移動が非常に滑らかで、バットコントロールも抜群です。
野球センスの良さが一見してわかりました。

・守備
送球に緩慢さが見られました。
動いて捕ってビシッと投げる癖をつけてもらいたいと思います。

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5月6日 高校野球観戦記 その1

5月6日

春の高校野球一関地区予選 一関球場第1試合
一関二 9−5 一関一

一関一が先行してまずはペースをつかみましたが、一関二が徐々に反撃。
8回に一挙6得点のビッグイニングを作った一関二の見事な逆転勝利となりました。


<一関二>
・投手
菅原唯斗 1回〜6回
リラックスした始動から、上体の捻りとともにスナップを効かせて投げる右スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と緩急二種類の変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
制球が良く、大崩れしそうにない安定感が光りました。
力感が不足していることと、脇の締めが甘く力がボールにうまく伝わっていないことが改善ポイントだと思います。

及川一輝 7回〜9回
ゆったりとした始動から、やや担ぐように振りかぶって腕を振り下ろす右上手。
球威で圧倒する感じではないものの、伸びのある速球とブレーキの効いた変化球を投げ分けて打たせて取る投球を見せました。
上体の倒し込みを意識できているのは良いですが、もっと脇の締めを意識してパワーロスを防げれば、地肩は強そうですし球威はグンと増してくると思います。

・打線
序盤は相手投手にタイミングが合わない感じでなかなかクリーンヒットが出ませんでしたが、しぶとく内野の頭を越す安打でじわじわと得点をもぎ取りました。
積極的に盗塁を仕掛ける戦術も効果的でしたね。
8回の好機を一気にモノにした決定力も見事です。

・守備
好プレーはありましたが、全体的に待って捕っていることと、ボールから早く目を切ってしまっているのが気になりました。
捕球〜送球のリズムが今後の課題でしょう。

青木郁弥 捕手
盗塁を再三刺してピンチの芽を摘みました。
強肩と送球精度の高さが光りましたね。


<一関一>
・投手
高橋麟太朗 1回〜6回
スムーズに始動し、やや担ぐように腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではないようですが、糸を引くような伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球の制球が良いですね。
安定感のある失点を計算できる投手だと思います。
打球への反応が良く、フィールディングの軽快さも長所ですね。

坂本寛太朗 7回〜9回
ゆったりと振りかぶった後、機敏な動作で鋭く腕を振る右上手。
伸びのある速球とキレの良い変化球をテンポ良くグイグイ投げ込む本格派タイプですね。
管理人の要チェックリストに入っている有望な2年生で、前に見た時よりも進化していて嬉しくなりました。
程よくリラックスしながらも機敏ですし、リリース時の躍動感も備わってきました。
パワーロスの少ないバランスの良いフォームが特長なので、筋力アップが球威アップに直結していくはずです。
ピンチで粘ることができなかった今日の悔しさを糧に、さらなる成長につなげてもらいたいと思います。
速球の球速は、目測で最速130km台前半。

・打線
全体的にボールをしっかりと引き付けてコンパクトに捕える打撃が徹底されていました。
相手を上回る安打数で押せ押せムードは作れていましたが、再三の盗塁死や先の塁を狙ってのタッチアウトなどでいまひとつ押し切れなかった感じです。

・守備
慌てて悪送球という場面が目立ちました。
ピンチで粘り切れずにミスが続き、大量失点につながってしまいました。

posted by ティト at 00:55| 岩手 | Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月03日

5月3日 高校野球観戦記 その3

5月3日

春の高校野球北奥地区予選 森山球場第3試合
水沢工 9−1 西和賀 (7回コールド)

強風が吹き荒れる悪コンディション。
ガッチリ守った水沢工と、ミスを連発した西和賀との守備力の差が点差に表れた試合内容だったように思います。


<水沢工>
・投手
加藤大輔 1回〜3回
ゆったりとした始動から、鋭く振りかぶって力強く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外します。
フォロースルーを意識できているのは良いと思いますが、変化球投球時に力が抜けてしまう傾向がありますので、そこは要修正でしょう。
ポテンシャルの高さは十分にうかがえました。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

千葉太一 4回〜7回
ゆったりとした始動から、上体の捻りとスナップを効かせて勢いよく腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
リストがかなり強そうで、スナップだけでも強いボールを投げられるようですが、脇の締めが甘く、手投げになってしまっているのが課題でしょう。
ボールにウエートを乗せる感覚をつかめたら楽しみな2年生です。

・打線
それほど打ち込んだ感じではありませんでしたが、相手守備のミスに乗じてあれよあれよと得点を積み重ねました。
センター中心に弾き返す確実性の高い打撃は好印象です。

・守備
問題なし。


<西和賀>
・投手
小松雄飛 1回〜3回
広いスタンスから、グッと体を沈めて回転力を利用して投げる右下手。
球威で押すタイプではありませんが、アンダースロー特有の読みづらい軌道でバットの芯を外す投球が持ち味ですね。
円盤を投げるイメージの動作はできていますが、体動の勢いが不足し、球威に結びついていないのが課題だと思います。

内海颯太 4回〜5回
常時セットポジションから、素早く体を回転させて勢いよく腕を振る右上手。
球威で押すタイプではないようですが、速球を低めに集めて打たせて取る投球が持ち味のようです。
ややアーム式の投法が気になりますが、本職が野手のようで、動作が機敏で野球センスの良さは見て取れました。

中村航大 6回
程よくリラックスした体動から、スムーズに体を沈めてしなやかに腕を振る右下手。
あまりじっくりとは見られませんでしたが、アンダースロー特有の浮き上がるようなボールを効かせて打たせて取る投球が持ち味のようです。

・打線
連打がなかなか出ず、ビッグチャンスをつかめませんでした。
各打者が思い切りよく振っていたのは良かったと思います。
7回にもぎ取った執念の1点は、夏に必ずつながると思います。

・守備
捕球ミスと悪送球を連発し、大量失点を喫してしまいました。
風が強かったせいもありますが、フライの落球は非常にもったいなかったです。

posted by ティト at 18:42| 岩手 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする