2019年07月26日

2019 夏の県大会 優勝チーム決定

7月25日

夏の高校野球県大会決勝 県営球場
花巻東 12−2 大船渡


岩手の夏のクライマックスとなる決勝は、花巻東が見事に優勝し、2年連続の甲子園切符をつかみ取りました。

花巻東は、苦戦の連続で勝ち進んできましたが、どういう展開でもあきらめない精神力、どういうタイプの投手でも試合中に順応して攻略できるフレキシビリティ、堅い守備力、豊富な投手陣が織りなす総合力で栄冠をつかみました。
文句なしに岩手の代表として相応しいチームです。


今日の決勝は、管理人はビデオ観戦でした。
中森至投手と西舘勇陽投手は、連投の疲れで球威はいまひとつだったものの、バックを信頼して制球重視で打たせて取る投手を心がけていましたね。
打線は、機動力で相手バッテリーに揺さぶりをかけ、少ない安打で点をもぎ取るしたたかさを発揮していました。
向久保怜央選手のライトスタンドへのホームランも見事でした。
守備は、甲子園でも十分通用する軽快さを発揮していましたね。
高橋凌二塁手の守備範囲の広さは出色です。

花巻東の選手の皆さん、優勝おめでとうございます。
甲子園での活躍も楽しみにいたします。


惜しくも敗れた大船渡ですが、今大会は、ファンの記憶に残る激闘を数々繰り広げました。
甲子園には1チームしか出すことができないことを本当に残念に思います。
日本一の剛腕佐々木朗希投手を擁して全国から注目される中、一人の力だけに頼らない全員野球で勝ち進んできました。
決勝で佐々木投手を出場させなかったことについて、様々な意見があるのだろうと思います。

160km以上の速球を投げられる投手は、高いパフォーマンスを発揮することの代償として、体への負荷は当然として高いものとなってしまいます。
作用と反作用は等しいものですから。
管理人は、準決勝の観戦記で、佐々木投手が余力を残しているように見えるとコメントしました。
つまり、決勝でも出場するだろうと予想していました。
しかし、それはあくまでも部外者の考えであり、一番近くで本人を見ている指導者が、状態を鑑みて故障のリスクが高いと判断するのであれば、それが最も正しい判断だったのだろうと推察します。
全員野球で優勝を狙うチーム戦術に、一点の曇りもなかったのだと思います。
結果的に試合に勝つことはできませんでしたが、それは、花巻東の総合力が1枚上手だったということです。


ファンとして、今年の夏も完全燃焼することができました。
球児の皆さんに感謝いたします。
素晴らしい夏をありがとう。

posted by ティト at 00:55| 岩手 ☀| Comment(8) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月24日

7月24日 高校野球観戦記 その2

7月24日

夏の高校野球県大会準決勝 県営球場第1試合
大船渡 5−0 一関工

日本最強高校生佐々木朗希投手の快投。
3塁を踏ませない完封となりました。

<大船渡>
・投手
佐々木朗希 先発完投
特長は先日記載のとおり。
序盤に打撃の援護があり、省エネピッチングで終盤までスタミナ切れの気配がありませんでしたね。
追い込んでからの変化球のキレが半端なく、次々と三振積み重ねていきました。
最終回でも速球は150km台の球速が出ており、完投しながらも余力を残しているように見えました。
このような素晴らしい投手を間近で見られることに幸せを感じている管理人です。
速球の球速は、最速157kmの表示。

打線
序盤に相手のミスをうまく点につなげました。
中盤以降、難しいコースを強引に打ちに行く傾向が見られ、好機をモノにできない展開が続いたのは反省材料でしょう。

守備
問題なし。


<一関工>
・投手
平野拓夢 1回〜6回
特長は先日記載のとおり。
序盤に際どいコースが外れて四球を出し、うまく安打をまとめられてしまった感じですが、全球種を駆使して相手にジャストミートは許さない投球を見せました。
4回以降はあと1本を許さないナイスピッチングだったと思います。

金子慎吾 7回〜8回
特長は先日記載のとおり。
本来の球威はない感じで、連投の疲れはあるように見えましたが、ボールの抑えが効いており、コースを突いて打たせて取りました。
持てる力を残さずに発揮していたように思います。
速球の球速は、最速134kmの表示。

打線
全国屈指の相手本格派の球威にやや力負けしてしまい、三振を多く取られてしまいました。
なかなか点を奪う雰囲気に持っていくことができなかった印象です。

守備
強い打球にフリーズして打球を弾いてしまう場面がありました。
序盤の失点が重くのしかかる試合となってしまった感じです。

posted by ティト at 23:16| 岩手 ☁| Comment(2) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月24日 高校野球観戦記 その1

7月24日

夏の高校野球県大会準決勝 県営球場第1試合
花巻東 11−5 黒沢尻工

逆転の応酬となった壮絶な打撃戦。
投手交代のタイミングでたたみかけた花巻東が、4点のビハインドをはね返して勝利をつかみました。

<花巻東>
・投手
中森至 1回〜4回途中
特長は先日記載のとおり。
球威で圧倒する感じではありませんが、あらゆる球種を駆使してバットの芯を外す投球を見せました。
クリーンヒットを連発されたわけではありませんが、内野の頭を越えるしぶとい安打を集められてしまった感じでした。
速球の球速は、最速134kmの表示。

西舘勇陽 4回途中〜9回
特長は先日記載のとおり。
球威抜群のボールがビシビシと決まっていました。
リードされた場面での登板で、1点もやれない緊張感があったと思いますが、完璧とも言えるナイスピッチングでしたね。
甲子園基準でも素晴らしい投手に成長していて嬉しくなりました。
速球の球速は、最速149kmの表示。

打線
幸先よく先制したものの、その後はなかなかミートできず、一時は4点差を追いかける苦しい展開となり、焦りがありありと見える負けパターンにハマりかけていたように思います。
思わぬ投手交代があり、そこで一気に安打をまとめてビッグイニングを作る集中力で勝利を引き寄せました。

守備
問題なし。


<黒沢尻工>
・投手
石塚綜一郎 1回〜7回途中
特長は先日記載のとおり。
連投続きで相当疲れているはずですが、力のあるボールがビシビシと決まっていました。
馬力とスタミナは素晴らしいですね。
しかし、6回にアクシデントが発生して指先を負傷したようで、その後はボールの抑えが効かずに苦しい投球になりました。
ユニフォームを血で染めながら力投しましたが、無念の途中交代となりました。
本人にとって本当に悔しいアクシデントだったと思います。
本職は野手ですが、今大会、投打で素晴らしい活躍を見せてくれました。
文句なしの逸材ですので、卒業後も野球を是非とも続けていただきたいです。 
というか、プロ志望届を提出してください。
速球の球速は、最速141kmの表示。

土屋義吾 7回途中〜8回途中
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶって鋭くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
常時セットポジションから、担ぐように振りかぶって鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
変化球のキレが非常に良く、これがコーナーに決まれば、相当打ちづらい投手だと思います。
速球の球速は、最速134kmの表示。

田澤潤 8回
素早く振りかぶり、勢い良く腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がる変化球をテンポ良く投げ込みます。
キレの良いボールを投げていましたが、押せ押せムードの相手打線の勢いが止まらなかった感じです。
速球の球速は、最速132kmの表示。

小田島一輝 8回
軸足でタメを作り、スムーズに振りかぶって投げ下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
コールドが頭をよぎる中で、粘りの投球だったように思います。
速球の球速は、最速131kmの表示。

小野寺前 9回
ゆったりとした始動から、軸足で充分にタメを作りつつスムーズに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球主体に打たせて取る投球を見せました。
力を振り絞って腕を振りましたね。
今後楽しみな2年生です。
速球の球速は、最速132kmの表示。

打線
序盤はタイミングの合わない凡退が目立ちましたが、4回に一挙に安打をまとめて5点を奪った集中力は見事でした。

守備
問題なし。

posted by ティト at 23:04| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月22日

7月21日 高校野球観戦記 その2

7月21日

夏の高校野球県大会4回戦 県営球場第2試合
大船渡 4−2 盛岡四 (延長11回)

実力チーム同士のレベルの高い息詰まる接戦。
延長11回に2ランホームランで勝ち越した大船渡が、近年稀に見る死闘を制しました。

<大船渡>
・投手
佐々木朗希 先発完投
特長は先日記載のとおり。
省エネ投法がしっかりと確立されており、バランスが崩れる場面はありませんでしたね。
キャッチャーが構えているところにビシビシと力のあるボールが決まっていました。
これでもまだまだ余力を残していることがうかがえますので、本当に末恐ろしい投手だと思います。
速球の球速は、最速160kmの表示。
8回に、大谷翔平投手の高校時代最速に並ぶ160kmが出ましたが、これでもまだ体のバランスが崩れていません。
一球入魂で力いっぱい投げるとすれば、さらに球速が出ることは間違いないです。
ただし、延長12回を投げ抜いたダメージは大きいでしょう。
次戦の登板は、管理人的には控えるべきだと考えます。

打線
好機でなかなかあと1本が出ない展開。
終盤に安打をまとめての先制点は見事です。

佐々木朗希 右投右打
延長に入って膠着した展開の中、勝負を決めるライトスタンドへの2ランホームラン。
千両役者としか言いようがありません。

守備
焦って弾いてしまう場面がありましたが、概ねよく守ってていたと思います。
厳しい試合を制し、また一段レベルがアップしたのではないでしょうか。


<盛岡四>
・投手
菊地芳 1回〜7回
常時セットポジションから、担ぐようにダイナミックに振りかぶって力強く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と多彩な変化球で容易にはフルスイングを許さない投球を見せました。
持てる球種をフル稼働して四隅を突くナイスピッチングでしたね。
まだまだパワーアップする余地が見られますので、卒業後も野球を続けていただければファンとして嬉しいです。
速球の球速は、最速138kmの表示。

山ア諒 8回〜12回
ゆったりとした始動から、やや上体をひねってタメを作りつつ鋭く腕を振る左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で押す本格派タイプです。
下半身の体重移動がやや不足していますが、腕をしなやかに思いっきり振れるのが特長ですね。
資質が高く、将来有望な2年生です。
速球の球速は、最速136kmの表示。

打線
高校生最強の相手投手の球威にやや力負けの展開が続きましたが、9回に連打で追いつく執念を見せました。
敗れはしたものの、後々まで語り継がれる試合であることは間違いないでしょう。

守備
問題なし。

posted by ティト at 00:12| 岩手 ☁| Comment(3) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月21日

7月21日 高校野球観戦記 その1

7月21日

夏の高校野球県大会4回戦 県営球場第1試合
一関工 6−3 花泉

取っては取られる互角の接戦。
終盤に安打をまとめた一関工が、緊迫する同地区対決を制しました。

<一関工>
・投手
金子慎吾 1回〜7回
常時セットポジションから、ゆったりと振りかぶってスムーズに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
スムーズに体重移動していますので、安定して力のあるボールを投げられるのが特長ですね。
速球の球速は、最速135kmの表示。

平野拓夢 8回〜9回
ゆったりとした始動から、軸足で十分にタメを作りつつ手首を体の後ろに隠すように捻ってコンパクトに腕を振る左足上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた伸びのある速球と落差のある変化球をコーナーに投げ分けます。
手首をこねているように見える変速フォームですが、フォロースルーはしっかりと効いており、指先感覚にも優れていますね。
盛大附属打線を抑えた実力をなるほどと納得した管理人です。

打線
先制した後、なかなか好機をモノにできない焦れる展開が続きました。
終盤に安打をまとめて勝ち越して勝負を決めましたね。

守備
野手の動き自体は軽快ですが、もったいない悪送球でピンチを招く場面がありました。
挟殺プレーのミスでの失点ももったいなかったですね。


<花泉>
・投手
千葉聖也 1回〜7回
ゆったりとした始動から、軸足でタメを作りつつ体の回転とともに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と横滑りする変化球で打たせて取る投球を見せました。
四隅をしっかりと投げ分けて相手打線になかなかフルスイングを許さないナイスピッチングでした。

千葉唯斗 8回〜9回
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶって鋭くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
力感はやや不足していますが、上体の倒し込みを利用してボールにウエートを乗せているのが好印象です。
今後楽しみな2年生ですね。

打線
好機は何度もありましたが、もうひと押しができなかった感じでしょう。

守備
問題なし。

posted by ティト at 23:58| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月20日 高校野球観戦記 その2

7月20日

夏の高校野球県大会4回戦 県営球場第2試合
黒沢尻工 10−3 千厩 (7回コールド)

好機を着実にモノにした黒沢尻工が、注目の好投手対決を制しました。

<黒沢尻工>
・投手
石塚綜一郎 先発完投
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶって鋭くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球を丁寧にコースへ決める投球を見せました。
本来の球威はなかった感じですが、要所はしっかりと締める安定感がありましたね。
速球の球速は、最速136kmの表示。

打線
バワフルな打者が多く、鋭い安打も多かったですね。
好機を着実に得点に結びつける効率の良さを発揮していました。

守備
もったいない悪送球で失点する場面はありましたが、野手の動きは非常に軽快です。


<千厩>
・投手
千葉哲太 1回〜5回
ゆったりとした始動から、体全体をいっぱいに使って爆発的に腕を振る右スリークォーター。
威力のある速球と鋭く曲がる変化球をテンポ良く投げ込みます。
それほど調子が悪いようには見えませんでしたが、際どいコースがストライクとならずに出してしまった四死球が失点に結びついてしまった感じです。
機敏で投打ともに素晴らしい野球センスの持ち主ですので、卒業後も野球を是非とも続けていただきたいです。
速球の球速は、最速142kmの表示。

千葉楽斗 6回〜7回
常時セットポジションから、軸足でタメを作りつつ担ぐように振りかぶって真上から腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
守備の乱れで失点しましたが、粘り強いピッチングだったと思います。

打線
好機は何度もつかみましたが、ここぞの一打で点を取りきることができなかった感じです。

小林飛翔 右投右打
速球をドンピシャで捕らえ、レフトスタンドへ先頭打者ホームランを放ちました。

守備
もったいない捕球ミスが目立ち、思わぬ大量失点を喫してしまいました。
普段では考えられない緊張感が選手を包む夏の怖さが表れた試合だったように思います。

posted by ティト at 02:55| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月20日 高校野球観戦記 その1

7月20日

夏の高校野球県大会4回戦 県営球場第1試合
花巻東 8−3 水沢

終盤まで凌ぎ合う展開でしたが、9回に花巻東が一気に突き放して勝負を決めました。

<花巻東>
・投手
中森至 1回〜6回途中
ゆったりとした始動から、軸足でタメを作りつつ体の回転を生かして投げる左スリークォーター。
伸びのある速球と多彩な変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
右打者の外側に逃げる変化球が有効で、要所で三振を取れましたね。
速球の球速は、最速132kmの表示。

西舘勇陽 6回途中〜9回
常時セットポジションから、軸足でタメを作りつつスムーズに力強く腕を振る右上手。
威力のある速球と多彩な変化球で三振を取れる本格派タイプです。
体重移動がスムーズになり、安定して威力のあるボールが決まっていますね。
1年時からずっと期待している投手ですが、素晴らしい投手に成長していて嬉しくなりました。
速球の球速は、最速149kmの表示。

打線
盗塁失敗やバント失敗など、無理に動いて好機をつぶしてしまう場面が目立ちました。
なかなかビッグチャンスにつなげられなかった印象です。
最終回に安打をまとめたのは見事でしたね。

田村陽大 右投左打
低めの変化球を完璧に捕らえてレフトスタンドへホームランを放ちました。

守備
問題なし。


<水沢>
・投手
新沼祐希 先発完投
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶって鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と緩急二種類の変化球で押す本格派タイプです。
本来の球威は発揮できなかった感じですが、コースをしっかりと突いて要所を締める投球を見せました。
投打ともに資質の高い選手なので、卒業後も野球を続けていただければ嬉しいです。
速球の球速は、最速136kmの表示。

打線
頻繁に好機がありましたが、ここぞでたたみかけられなった感じです。
じっくりとボールを見極める戦術だったものの、追い込まれてからの三振が目立ってしまいました。

守備
問題なし。

小野寺陽紀 二塁手
守備範囲が広くボディバランスが非常に良いですね。
楽しみな1年生です。

posted by ティト at 02:39| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月17日

7月16日 高校野球観戦記 その2

7月16日

夏の高校野球県大会2回戦 花巻球場第3試合
岩手 16−0 一関修紅 (5回コールド)

好機で一気に安打をまとめた岩手が、あれよあれよと点を積み重ねていく展開でした。

<岩手>
・投手
佐々木聖也 1回〜5回
上体を大きくひねり、その回転力とともに力強く腕を振る右スリークォーター。
重そうな速球と落差のある変化球で的を絞らせない投球が持ち味です。
トルネード投法に似た独特のフォームですが、地球儀のような斜め回転なので、地球儀を英語に言い直して「グローブ投法」と管理人は名付けました。
リリースポイントが見づらく、相当打ちづらい投手だと思います。
セットポジションになるとオーソドックスなフォームになりますが、ギアが一段上がる感じなので、あと1本を許さないタイプでしょうね。
速球の球速は、最速134kmの表示。

打線
要所で長打が飛び出し、効率良く点を重ねていきました。
各打者とも鋭くミートしていましたね。
面白いように点が積み重なる展開で、岩手打線の良いところだけが際立つ試合になりました。

吉田光希 右投右打
低めの速球をドンピシャで捕らえ、ライナー性の鋭い当たりでレフトスタンドへ先制ホームランを放ちました。

守備
打球を安易に弾いてしまう場面はありましたが、前に出て捕球する意識はうかがえましたので、大きな心配はないと思います。


<一関修紅>
・投手
佐藤翔太 1回
常時セットポジションからゆったりと振りかぶり、体の回転とともに腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
まだ1年生なので、力感が不足していますが、機敏な動作を見せていますので、今後の進化が楽しみです。

青木麦 2回〜5回途中
常時セットポジションから、やや上体をひねって反発力とともに鋭くコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をテンポ良く投げ込みます。
ピンチで粘りきれなかった感じですが、緩急をうまく使う持ち味は出していたように思います。

佐藤李音 5回
素早く担ぐように振りかぶり、鋭く腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外す投球が持ち味です。
ピンチでのスクランブル登板で、勢いに乗った相手打線を抑えるのはなかなか厳しい展開になってしまいました。

打線
相手のミスなどで好機は作りましたが、ここぞで安打がつながらなかった印象です。

守備
立ち上がり、ライナーの目測誤りやバッテリーエラーなどが重なり、先制点を許してしまったのが非常に痛かったですね。
振り逃げやワイルドピッチなど、もったいないプレーが目立ってしまいました。

posted by ティト at 02:06| 岩手 ☀| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月16日 高校野球観戦記 その1

7月16日

夏の高校野球県大会2回戦 花巻球場第2試合
大船渡 14−0 遠野緑峰 (5回コールド)

大船渡打線が序盤から爆発。
一気呵成に攻め、ガッチリと守って勝負を決めました。

<大船渡>
・投手
佐々木朗希 1回〜2回
常時セットポジションから、勢いよく左足を上げて体動のエネルギーを作ってから力強く腕を振る右上手。
威力抜群の速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を量産する投球でした。
完投や連投を視野に入れているようで、マックスの力感から比べると、おそらく6割位の出力で投げているように見えました。
それでも、管理人が感心したのは、出力を調整しているのはあくまで腕の振りのみで、体動の勢いは維持していたところです。
前に、省エネ投法を志向するにしても、体動の勢いを緩めるのは悪手であると記事でコメントしましたが、それを見ていてくれたのかもと嬉しくなりました。
出力を調整しながらも生きたボールが決まっていました。
指先感覚の狂いもなかったですね。
こういう投球スタイルであれば、スタミナ切れのリスクはそれほど心配ないように見えました。
例えば、菊池雄星投手と大谷翔平投手は、高校時代にこのように出力を調整する投球はできていなかったはずです。
佐々木投手の完成度の高さは、高校生としてはずば抜けていると思います。
速球の球速は、最速147kmの表示。

大和田健人 3回〜5回
常時セットポジションからゆったりと振りかぶり、体の回転とともに勢いよくコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
体動の勢いがボールに乗っていますので、ビシビシと捕手のミットにボールが吸い込まれるような球質ですね。
速球の球速は、最速131kmの表示。

打線
緩急に崩されす、緩いボールにもしっかりと合わせてきました。
序盤から安打を積み重ねて押せ押せムードを作れていましたね。

佐々木朗希 右投右打
緩いボールを待って合わせた打球がライトオーバー。
この1打だけでも、並外れたセンスの煌きが凝縮されていました。

守備
問題なし。


<遠野緑峰>
・投手
菊池優雅 1回〜2回途中
ゆったりとした始動から、素早く体を回転させてコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、抑えの効いた速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
うまく緩急は生かせてジャストミートは防ぎましたが、相手打線にしぶとく合わされてしまった感じです。
機敏でセンスの良さそうな1年生です。

佐々木康成 2回途中〜5回
ゆったりと始動し、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外す投球が持ち味のようです。
まだ1年生で力感が不足していますが、腕の振りがしなやかでセンスの良さか見て取れました。

打線
とにかくファーストストライクを狙うスタイルで威力のあるボールに食らいつく姿勢を見せましたが、ややねじ伏せられてしまった感じです。

守備
打球を見てから動く傾向があり、アウトにできる打球を逃してしまう場面が目立ちました。

posted by ティト at 01:59| 岩手 ☀| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月11日

7月11日 高校野球観戦記 その2

7月11日

夏の高校野球県大会1回戦 県営球場第2試合
大槌 9−3 盛岡農

中盤以降に安打をまとめて一気に逆転した大槌が、粘る盛岡農を振りきりました。

<大槌>
・投手
柏ア一馬 先発完投
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶって力強く腕を振り下ろす右上手。
長身からの重そうな速球と落差のある変化球には角度がありますね。
下半身の体重移動が不足していますが、身体的なポテンシャルの高さで球威を捻出している感じです。
フォームをしっかりと作り上げていけば、素晴らしい本格派に成長できると思います。
管理人の要チェックリストに入った今後楽しみな2年生です。
速球の球速は、最速131kmの表示。

打線
序盤は、アンダースローの相手先発にタイミングが合いませんでしたが、中盤の好機にうまくたたみ込むことができたのが大きかったですね。

古川真愛 右投左打
ボールを待つ姿勢が良く、綺麗に体が回転するスイングですね。
長打3連発は見事でした。
今後が楽しみな2年生です。

守備
焦っての悪送球から失点してしまう場面がありましたし、イージーな捕球ミスもありました。
全体的には打球を待つのではなく、前に出る意識がうかがえたのは好印象です。

武田侑弥 三塁手
難しい打球を再三さばき、ピンチの目を摘みました。
反応も捕球も送球も素晴らしかったですね。


<盛岡農>
・投手
大畑次元 1回〜5回
ゆったりと振りかぶり、体の回転を生かしながらスムーズに腕を振る右下手。
球威で押すタイプではありませんが、浮き上がるような速球と横滑りする変化球で打たせて取る投球を見せました。
四隅をしっかりと突けており、相当打ちづらい投手だと思います。

松原俊樹 6回〜8回途中
常時セットポジションからゆったりと始動し、体の回転とともにコンパクトに腕を振る左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。

工藤柊也 8回途中〜9回
素早く振りかぶり、コンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
ピンチでのスクランブル登板でしたが、思いっきり腕を振って投げていました。

打線
先制した後、なかなか安打がつながらない展開が続きました。
終盤に好機がありましたが、もうひと押しできなかった感じです。

守備
概ね問題なし。
外野の難しいゴロ打球を後ろに逸らしてしまったのはもったいなかったですね。

posted by ティト at 20:50| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする