2022年05月07日

5月7日 高校野球観戦記 その2

5月7日

春の高校野球花巻地区予選 花巻球場第2試合
花巻南 9−1 花北青雲

小刻みに得点を加える花巻南が、じわじわとリードを広げる展開でした。

<花巻南>
・投手
柿澤佑多 先発完投
左足を大きく上げ、上体の倒し込みとともに勢いよく腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をテンポよく投げ込む本格派タイプですね。
常に全力投球という感じではなく、ここぞの場面でズバッと投げ込む投球を見せました。
ポテンシャルの高さは今年の岩手の投手の中でもトップクラスではないでしょうか。
下半身の体重移動にややスムーズさを欠いているのを改善できれば、アマチュア超の投手になれる逸材だと思います。
速球の球速は、最速141kmの表示。

打線
上位下位切れ目がない感じで、頻繁に好機を作る展開でした。
底力のある打線だと思います。

守備
送球ミスで余計な点を与えてしまったのはもったいなかったですね。
 

<花北青雲>
・投手
高橋翔瑛 1回〜2回途中
常時セットポジションから、スムーズに体重移動しながらしなやかに腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球主体に横滑りする変化球でタイミングを外す投球を見せました。
腕の振りが鞭のようにしなやかで手首が遅れて出てくるのが特長ですね。
捕手の背番号ですが、資質のい投手だと感じました。
速球の球速は、最速133kmの表示。

糠森博斗 2回途中〜7回途中
常時セットポジションから、グラブを持つ手を高く掲げて真上から投げ下ろす右上手。
重そうな速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
変化球でストライクを取れるので、なかなか的を絞らせずにあと一本をなかなか許しませんでした。
速球の球速は、最速133kmの表示。

高橋文康 7回途中〜9回途中
常時セットポジションから力強く振りかぶり、上体の倒し込みとともに思いっきり腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をグイグイ投げ込みます。
躍動感をボールに乗せて投げていますので、球速以上に迫力を感じさせるピッチングでした。
私好みの小気味良い投手です。
速球の球速は、最速130kmの表示。

佐藤琉生 9回
コンパクトに体を回転させる右下手。
あまりじっくりとは見られませんでしたが、緩い変化球で打者のタイミングを外す投球が持ち味のようです。

打線
相手のミスからノーヒットで点を取りましたが、なかなか安打がつながらない展開でした。

守備
焦りからピンチを招く場面はありましたが、随所に好プレーも見られました。



posted by ティト at 23:04| 岩手 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月7日 高校野球観戦記 その1

5月7日

春の高校野球花巻地区予選 花巻球場第1試合
花巻東 15−0 花巻北 (5回コールド)

チャンスで一気に大量点を奪う花巻東のしたたかさが光りました。

<花巻東>
・投手
金澤秀弥 1回〜2回
ゆったりとした始動から、小さめな踏み出しとともにコンパクトに腕を振る左上手。
球威で押すタイプではありませんが、糸を引くような速球と落差のある変化球でテンポよく打たせて取る投球が持ち味のようです。
腕の振りがしなやかで資質の高さを感じましたが、蹴り足がやや不十分で、ボールにウエートがいまひとつ乗っていないのが課題でしょう。
体動の勢いを投球に生かす意識を持てば、球威は大きく増すと思います。

菊池興洋 3回
常時セットポジションから、グラブを持つ手を前に伸ばして壁を作りつつ、鋭くコンパクトに腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をストライク先行で投げ込みます。
テンポよく打者を打ち取っていて安定感がありましたが、体の開きを意識しすぎている感じで、そのかわりに体重移動がおろそかになっているのが気になりました。
期待している投手なので、さらに力強い投球を次回に見たいです。

熊谷陸 4回
スムーズに振りかぶり、素早い上体の倒し込みとともにコンパクトに力強く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球をグイグイ投げ込みます。
本職は野手ですが、投手の資質も非常に高いですね。
課題としては、速球を投げる時は胸をしっかり張って反発力を生かせているものの、変化球を投げる時には腕だけ先に出てしまうところでしょうか。
まだ線は細いですが、今後の筋力アップで素晴らしい本格派に成長する予感大の2年生です。
速球の球速は、最速133kmの表示。

吉田幸永 5回
常時セットポジションから、踏み出しを控えめにして上体の回転力で鋭く腕を振る右上手。
威力十分の速球と緩急2種類の変化球でグイグイ押す本格派タイプです。
重心がやや腰高なものの、地肩がかなり強そうで、上体の倒し込みだけで投球エネルギーを捻出できる資質の高さが見て取れました。
この資質に加えて下半身の体重移動を上乗せできれば、全国クラスの投手に成長できると思います。
速球の球速は、最速138kmの表示。

打線
がんがん打ったという印象はありませんでしたが、相手のミスを確実に得点につなげていつの間にかビックイニングにしていました。
さすがは秋の東北王者です。

小澤修 右投左打
スイングにムラがなく、どの球種でも高い精度で強振できる強打者ですね。
しっかりと芯をとらえる鋭い打球に感心しました。

宮澤圭汰 右投左打
体動のリズムでスイングするタイプの強打者ですね。
もう少しでライトスタンドという打球もありました。

金拓門 左投左打
代打の1打席でしたが、変化球にしっかりと反応して右中間フェンス直撃の見事なバッティングを見せました。

守備
問題なし。
 

<花巻北>
・投手
小原慶人 1回〜3回途中
ゆったりとした始動から、しっかりとタメを作って回転力を生かす左スリークオーター。
球威で押すタイプではありませんが、横滑りする変化球でバットの芯を外す頭脳的な投球を見せました。
左打者の外角に逃げる変化球は効果大なので、今後はシンカー系の変化球で右打者への武器を増やせば、フルスイングを容易には許さない投手に成長できると思います。

根子雄成 3回途中〜4回
ゆったりとした始動から、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と鋭い変化球をテンポよく投げ込みます。
癖のないバランスの良いフォームが持ち味なので、今後は機敏性と爆発力を意識していけば楽しみな2年生です。

打線
なかなか安打が出ない展開で、得点につなげるチャンスを作り出せなかった感じです。

守備
アウトにできる打球を逃してしまう場面が多く、思わぬ大量失点につながってしまいました。

posted by ティト at 22:56| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月01日

4月30日 高校野球観戦記 その2

4月30日

春の高校野球花巻地区予選 花巻球場第2試合
花巻南 10−1 遠野 (7回コールド)

投打がガッチリと噛み合った花巻南が、ジワジワと点差を広げていく展開でした。

<花巻南>
・投手
高橋陸 先発完投
担ぐように素早く振りかぶり、体の回転とともに鋭くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
上体の倒し込みを生かせていますし、投球間隔も短くてズバズバ三振を取りに行く小気味よい投球が持ち味ですね。
機敏性があって管理人好みの投手です。
速球の球速は、最速133kmの表示。

打線
しっかりとボールを見極めつつ、甘いコースを鋭く捕らえるバッティングができていました。
好機で安打がつながりましたね。

守備
捕れる打球を安打にしてしまったり、もったいない振り逃げがあったりで余計な失点がありました。
 

<遠野>
・投手
菊池宏之 1回〜3回、4回
常時セットポジションから、ゆったりと始動し、担ぐように振りかぶってコンパクトに腕を振る右上手。
重そうな速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
地肩が強そうですが、胸の張りをもっと意識して反発力を生かせるようになれば、ボールの力が増してくると思います。
2年生なので今後の進化を楽しみにしています。

佐々木秀太 4回
常時セットポジションからゆったりと振りかぶり、素早く踏み出してコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
少ししか見られませんでしたが、地肩の強さは確認できました。

菊池楽空 4回途中〜5回
常時セットポジションから足を大きく上げ、上体の倒し込みとともに勢い良く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と緩急2種類の変化球をテンポ良く投げ込みます。
野手が本職のようですが、投球フォームはスムーズでセンスの良さを感じさせますね。

神原大輝 6回
常時セットポジションから、素早く振りかぶって鋭く腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で1イニングをしっかりと抑えました。
下半身の体重移動がやや不十分ですが、地肩の強さを生かして軽々と重そうな速球を投げていました。

打線
じっくりとボールを見極めるスタイル。
やや待ちの姿勢が目立ち、要所での見逃し三振が多かった感じです。

守備
アウトにできる打球を処理できずに失点を許してしまうもったいない場面がありました。

posted by ティト at 12:54| 岩手 ☁| Comment(1) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4月30日 高校野球観戦記 その1

4月30日

春の高校野球花巻地区予選 花巻球場第1試合
花巻東 7−0 花北青雲 (7回コールド)

投手陣の好投にバックもガッチリと守った花巻東が、花北青雲の好機の芽を作らせない展開でした。

<花巻東>
・投手
南慧太 1回〜5回
ゆったりと振りかぶり、スムーズな体の回転とともにコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
体のバランスが良く動作はしなやかですが、もっと躍動感をボールに乗せるイメージで瞬発力を利用できるようになれば、球威はまだまだ増してくると思います。
センスの良さが見て取れましたので、今後の進化に期待いたします。
速球の球速は、最速138kmの表示。

菊池興洋 6回〜7回
常時セットポジションからゆったりと振りかぶり、バランスを確かめながらスムーズに腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と緩急2種類の変化球で的を絞らせない投球を見せました。
手首を体の後ろに隠すような投げ方をしますね。
体のバランスは良いと思いますが、機敏性と躍動感をもっと生かすべきだと思います。
今後の成長を大いに期待できる2年生です。

打線
じっくりとボールを見極めながら作戦を組み立てていくしたたかさはさすがです。
効率よく点を取れていました。
4安打でコールド勝ちというのも珍しいと思います。
課題としては、全体的にスイング時の体重移動が不十分なので、いまひとつ打球に力が伝わっていません。
後ろに重心が残ったままスイングしているような違和感がありますね。
前に強く打球を飛ばすイメージをもっと持つ必要があると感じました。

佐々木麟太郎 右投左打
凡打にはなりましたが、滞空時間の長い飛球に驚きました。
PL学園時代の清原和博選手を生で見た時の滞空時間の長い飛球を思い出した管理人です。
1年生離れしたパワーの持ち主であることは一見してわかりましたので、岩手を代表するホームランバッターに是非とも育てていただきたいです。

守備
問題なし。
 

<花北青雲>
・投手
菅原礼司 1回〜2回
ゆったりとした始動から、大きく振りかぶって綺麗に腕を振り下ろす左上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と落差のある変化球で的を絞らせない投球を見せました。
相手打線を警戒し過ぎたのか、変化球がワンバウンドになってのワイルドピッチが多くなってしまいました。

糠森博斗 3回〜5回
常時セットポジションから大きく振りかぶり、パワフルに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をグイグイ投げ込みます。
踏み出しがやや不安定で、力をボールに伝えきれていない感じはしますが、地肩がかなり強そうですね。
今後の成長が楽しみな2年生です。
速球の球速は、最速130kmの表示。

伊藤賢汰 6回
常時セットポジションから、担ぐように力強く振りかぶって鋭く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で押す投球を見せました。
下半身の体重移動が不足していますが、力感があって筋力の強そうな2年生です。

打線
なかなか安打が出ない展開で、好機を広げることができなかった感じです。

守備
初回に四球とワイルドピッチが重なってノーヒットで2点を先制されてしまったのが非常に痛かったです。

posted by ティト at 12:46| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月28日

4月28日 高校野球観戦記 その2

4月28日

春の高校野球一関地区予選 一関球場第3試合
一関一 3−0 一関工

お互いピンチを凌ぎ合う緊迫した展開。
その中でもしっかりと1点ずつもぎ取った一関一がガッチリと守り勝ちました。

<一関一>
・投手
熊谷翔斗 先発完投
常時セットポジションから、体の回転を生かしつつコンパクトに腕を振る左スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と鋭く曲がる変化球をバランス良くミックスして的を絞らせない投球を見せました。
キレの良い変化球をコーナーに決められるのは強みですね。
ピンチでもしっかりと制球できるメンタルの強さも光りました。

打線
しっかりとボールを見極めてじっくりと攻撃を組み立てていくスタイル。
各打者ともあっさりと凡退することがないので、相手にプレッシャーを与えられるしたたかさを備えていますね。

守備
問題なし。
 

<一関工>
・投手
菅原駿 先発完投
常時セットポジションから素早く始動し、体動の勢いとともに鋭く腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球をテンポ良く投げ込みます。
まだ線が細い感じはしますが、腕の振りはしなやかで体のバランスも良さそうです。
筋力アップが球威アップに直結しそうですし、今後の躍進が大いに期待できる2年生で、管理人の要チェックリストに入りました。
速球の球速は、目測で最速130km台前半〜中盤。

打線
好機はつかむものの、相手投手の変化球に最後までタイミングが合わず、あと一本を封じられてしまった印象です。

守備
捕れる打球を逃してしまうもったいないプレーなどがあり、防げる失点がありました。

posted by ティト at 22:52| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4月28日 高校野球観戦記 その1

4月28日

春の高校野球一関地区予選 一関球場第2試合
一関学院 9−4 一関高専

両チームとも塁上を頻繁に賑わせる展開。
打力で上回った一関学院が、パワーで点をもぎ取って引き離しました。

<一関学院>
・投手
岩鼻祐人 1回〜2回
常時セットポジションから、軸足で十分にタメを作ってスムーズに腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球主体に緩急2種類の変化球を交えてストライク先行の投球でした。
上体の倒し込みは生かせていますが、下半身の体重移動のパワーをもっとボールに乗せられるようになれば、球威はグンと増してくるでしょう。
速球の球速は、目測で最速130km前後。

佐々木聖海 3回〜5回
素早く投球動作に入り、思いっきり腕を振る右上手。
威力のある速球と鋭く曲がり落ちる変化球でグイグイ押す本格派タイプで す。
非常にパワフルで相当なポテンシャルの持ち主ですが、上体の力に頼っている感じで、踏み足がややふらついて安定していないのが気になり、その点でパワーロスが生じています。
捕手へ向かってまっすぐ体重移動する蹴り足をもっと意識すれば踏み足も安定してきますし、体動の勢いをボールに乗せる余地はまだまだあります。
荒削りですが、今後の成長が楽しみな逸材です。
速球の球速は、目測で最速130km台後半。

千葉華生 6回〜9回
常時セットポジションから、担ぐようにスムーズに振りかぶってしなやかに腕を振り下ろす右上手。
威力のある速球と多彩な変化球をコーナーに決めるナイスピッチングでした。
力の加減が巧みで、打たせて取る場面と三振を狙う場面を使い分けている感じですね。
キレの良い変化球でストライクを容易に取れるのも強みです。
完成度の高い好投手ですが、フォークやスプリット系の変化球を習得できれば、三振を量産できると思います。
速球の球速は、目測で最速140km前後。

打線
各打者の振りは非常に鋭く、相当振りこんできていることが見て取れました。
ただし、例年同様やはり仕掛けが早く、厳しいコースにまで早々に手を出してしまう傾向がありました。
厳しいコースを追いかけて安打にしたという結果オーライではなく、甘いコースを確実に捕らえる打撃を目指していただきたいなあと個人的には願っています。

守備
非常に素晴らしいです。
各野手の足さばき、グラブさばき、送球など言うことなしです。
送球姿勢に至るまでの過程が非常に綺麗で、ビシッとした送球につながっています。
他チームも参考にすべきでしょう。
 

<一関高専>
・投手
千葉拓海 1回〜7回
ゆったりとした始動から、勢い良く振りかぶって体の回転とともにコンパクト腕を振る右スリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がる変化球をテンポ良く投げ込みます。
胸の張りが不十分で反発力を利用できていない感じはしますが、体動の勢いを生かそうとする意識はうかがえました。

高橋亮太 8回
ゆったりと振りかぶり、体の回転を意識しながらコンパクトに腕を振る右上手。
球威で押すタイプではありませんが、持ち球をフルに使って打たせて取る投球を見せました。
スナップで投げている感じなので、もっと胸の張りを意識して反発力を利用できれば、球威がグンと増してくるはずです。

打線
しっかりとボールを見極めて甘いコースを狙おうという意識はうかがえました。
好機は再三つかみましたが、ここぞでもっと安打をまとめられればなあという展開でした。

守備
球際をモノにできずに安打を許してしまう場面が目立ちました。
コンマ何秒の反応の差にこだわって今後につなげていただきたいと思います。

posted by ティト at 22:45| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月27日

4月27日 高校野球観戦記 その2

4月27日

春の高校野球北奥地区予選 森山球場第3試合
専大北上 12−0 黒沢尻北 (5回コールド)

専大北上の強力打線が爆発。
好機に安打をまとめて大量得点につなげました。

<専大北上>
・投手
長島暖和 先発完投
ゆったりとした始動から、スムーズな体の回転とともにコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球との緩急を生かす投球を見せました。
軽々と力のあるボールを投げていますし、余力はまだまだあると思いますので、躍動感をもっと意識して体動の勢いをボールに乗せる投球ができれば、一気に才能が開花すると思います。
速球の球速は、最速136kmの表示。

打線
各打者ともボールがよく見えており、打てるポイントをしっかりと絞って鋭く捕らえるバッティングを見せました。
変化球にも崩されませんでしたし、この時期としては仕上がりが良いと思います。
上位下位切れ目がなく、どこからでも点を取れる感じですね。

守備
問題なし。
 

<黒沢尻北>
・投手
星知輝 1回〜2回途中
常時セットポジションから、ダイナミックに振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球と緩急2種類の変化球で打たせて取る投球を見せました。
うまく相手打線が合わせてきた感じですが、体全体で投げようとする意識が見て取れましたので、今後に期待です。

松本壮哉 2回途中〜4回
大きく振りかぶり、思いっきり腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球を見せました。
躍動感があるので、ボールには球速以上の力がありますね。
速球の球速は、最速132kmの表示。

打線
好機はありましたが、要所であと一本が出なかった感じです。

守備
問題なし。

posted by ティト at 22:05| 岩手 | Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4月27日 高校野球観戦記 その1

4月27日

春の高校野球北奥地区予選 森山球場第2試合
黒沢尻工 11−1 西和賀 (6回コールド)

先制したのは西和賀でしたが、黒沢尻工がすぐに反撃し、相手ミスに乗じて効率良く点を積み重ねる展開となりました。

<黒沢尻工>
・投手
藤澤主樹 先発完投
常時セットポジションからゆったりと始動し、軸足でタメを作ってコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
重そうな速球主体に押す投球を見せました。
長身でパワーもありそうですが、機敏性や躍動感をボールに乗せられていないのが気になりました。
まだまだ余力十分で、相当なポテンシャルの持ち主と見受けましたので、体動の勢いを生かす意識をもっと持てれば、素晴らしい本格派に必ず成長できると思います。
速球の球速は、最速136kmの表示。

打線
積極的に盗塁して塁を進め、コンパクトに転がす打撃で好機をモノにしていきました。

守備
飛球を捕れない凡ミスがあって余計な点は与えてしまいましたが、概ね各選手は軽快です。
 

<西和賀>
・投手
新田輝 1回〜3回途中
ゆったりとした始動から、素早く振りかぶってコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
球威で押すタイプでは在りませんが、伸びのある速球と鋭く曲がる変化球で打たせて取る投球を見せました。
高めに抜けるボールが目立ちましたが、上体の倒しこみでボールにウエートを乗せているのは好印象。
筋力が増せば楽しみな2年生です。

廣沼大河 3回途中〜6回途中
素早く体を回転させ、勢い良く投げ込む左スリークォーター。
球威で押すタイプではありませんが、伸びのある速球主体に鋭く曲がる変化球を交えて打たせて取る投球を見せました。
円盤を投げるようなイメージでボールにウエートを乗せており、動作も機敏でセンスの良さが光る2年生です。

打線
相手本格派投手の球威に押され、なかなかジャストミートできない展開でした。

守備
イージーな捕球ミスに加え、送球の遅れなどで余計な点を与える場面がありました。
野球の基本は瞬発力なので、何事も素早くという意識をもっと持つ必要があると思います。

posted by ティト at 21:55| 岩手 | Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月14日

10月14日 高校野球観戦記 その3

10月14日

秋の高校野球東北大会2回戦 石巻球場第3試合
仙台育英 7−0 湯沢翔北 (8回コールド)

好投手同士の投手戦で試合が進んでいきましたが、終盤に打力を発揮した仙台育英が、したたかに点を積み重ねました。

<仙台育英>
・投手
松田 1回〜7回
ゆったりとした始動から、タメを十分に作って上体の倒し込みとともに鋭くコンパクトに腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取れる本格派タイプです。
フォームバランスが良く、ボールにウエートをしっかり乗せて投げていますね。
投球センスの高さが一見してわかりました。
相手打線をねじ伏せるピッチングでしたね。
速球の球速は、目測で最速140km台前半〜中盤。

中村 8回
ゆったりと始動し、しっかりと踏み込んだ後に鋭くコンパクトに腕を振る見極めてスリークォーター。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で三振を取る投球を見せました。
腕が遅れて出てくる投法で、かなり打ちづらい投手だと思います。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤〜後半。

打線
振る時はしっかりと振りきっていますので、打球が速いです。
走塁も常に先を狙ってきますし、好機では一気にたたみかけるスタイルでしょう。

守備
問題なし。

渡邊 遊撃手
足さばきが軽快で守備範囲が非常に広いですね。
捕ってからすぐ投げる送球も安定しています。
 

<湯沢翔北>
・投手
佐藤創 1回〜8回途中
常時セットポジションからゆったりと振りかぶり、スムーズな体の回転とともにしなやかに腕を振る右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球で押す本格派タイプです。
胸の張りを生かせていますし、腕を鞭のようにしなやかに使えているのも好印象。
コースをビシビシ突いて相手打線に連打を許しませんでした。
投球センスが高く、筋力が増せば非常に楽しみな逸材です。
速球の球速は、目測で最速130km台後半。

武藤 8回
ゆったりと振りかぶり、担ぐように体を回転させながら力強く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球を投げ込みました。
打者一人だけの投球だったので詳細な特長はつかめませんでしたが、なかなかパワフルな投手ですね。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤。

打線
相手投手の球威にやや力負け。
得点の糸口がつかめなかった感じです。

守備
立ち上がりに浮足立ちましたが、バックホームの好返球で失点を防いだプレーは大きかったですね。
再三のピンチを凌ぐ場面はありましたが、速い打球にフリーズしてしまう場面も目立ちました。

posted by ティト at 23:29| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10月14日 高校野球観戦記 その2

10月14日

秋の高校野球東北大会2回戦 石巻球場第2試合
日大山形 7−2 聖愛

先制してペースを掴んだ聖愛に対し、じわじわと点を重ねた日大山形が中盤に逆転してそのまま逃げ切りました。

<日大山形>
・投手
小野 1回〜2回途中
ゆったりと振りかぶり、しなやかな体動からスムーズに腕を振り下ろす左上手。
伸びのある速球とキレの良い変化球をテンポ良く投げ込みます。
まだ線が細く、力感が不足していますが、フォームバランスが良いので、体力アップが球威アップに直結するタイプだと思います。

大類 2回途中〜4回途中
ゆったりと始動から担ぐように振りかぶり、コンパクトに力強く腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と鋭く曲がり落ちる変化球でグイグイ押す本格派タイプです。
細かいことは抜きに力いっぱい腕を振ってくるパワフルな投球を見せました。
速球の球速は、目測で最速130km台後半。

齋藤 4回途中〜9回
担ぐように振りかぶり、肩を回すような感じで腕を振り下ろす右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で押す本格派タイプです。
力の加減でギアチェンジできるクレバーさも備えていますね。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤〜後半。

打線
頻繁に安打が出て塁上を賑わせました。
もうひと押し足りなかった印象ですが、長打攻勢で逆転勝利をもぎ取りました。

大類 右投右打
速球に的を絞って思いっきりフルスイングして、打った瞬間にわかるレフトスタンドへの2ランホームランを放ちました。

秋葉 右投右打
ややタイミングを外されながらも、低めの変化球をうまくすくい上げてレフトスタンドへホームランを放ちました。
リストが強そうですね。

守備
問題なし。
 

<聖愛>
・投手
町田 1回〜4回途中
常時セットポジションから、スッと踏み出してコンパクトに腕を振る右上手。
伸びのある速球と落差のある変化球で打たせて取る投球が持ち味のようです。
下半身の体重移動が不足しており、胸の張りも不十分なのが気になりましたが、地肩が相当強いですね。
本職は野手のようで、体全体を使うフォームへ改良する必要がありそうですが、なかなかパワフルで今後が楽しみです。
速球の球速は、目測で最速130km台中盤。

木村 4回途中〜5回
体をややひねり、鋭く体を回転させてコンパクトに腕を振る横手気味の左スリークォーター。
伸びのある速球と横滑りする変化球で打者のタイミングを外す投球を見せました。
なかなか見ないタイプの変速フォームなので、打者目線で打ちづらい投手だと思います。

葛西 6回〜9回
常時セットポジションから、素早く振りかぶってスムーズに腕を振る右上手。
威力のある速球と落差のある変化球との緩急を生かす投球スタイルです。
体動がスムーズでセンスの高さが一見してわかりました。
鋭い変化球を習得できれば非常に楽しみです。
速球の球速は、目測で最速130km台後半。

打線
好球必打で積極的に振ってくるスタイルですね。
再三の好機がありましたが、ここぞでの安打が続かずに焦れるような展開でした。

守備
落球で気落ちした後に同点ホームランを打たれるなど、悪い流れで点を取られてしまいました。
前半に主導権を握りましたが、あれよあれよで逆転されてしまった感じです。

posted by ティト at 23:20| 岩手 ☁| Comment(0) | 高校野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする